フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月19日(土) 晴れ

2018-05-20 11:55:51 | Weblog

9時、起床。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

昨日の夕刊の記事。星由里子が亡くなった。加山雄三主演の「若大将シリーズ」でシリーズ前半のマドンナ「澄子」役だった人だ(後半のマドンナ「節子」役は酒井和歌子)。合掌。

今日の『半分、青い』。ネームはなんと捨てられた居なかった。秋風が電子レンジの中にしまってそのことを忘れていたのだ。「やってもうた」とつぶやく秋風。まさかそういう展開とは思わなかった。やっぱりプロの脚本家の考えることはすごいです。

昼から大学へ。

12時半から早稲田社会学会の理事会。

昼食は理事会と後の研究会との間の隙間時間に研究室でおにぎり2個(鮭と梅干)。

2時半から早稲田社会学会と三田(慶応)社会学会の合同研究例会。初めての試みだが盛会だった(第7会議室が満席だった)。慶応からは有末先生、浜先生、岡原先生が来られた。

有末先生からご本を3冊と論文抜刷などをいただいた。ありがとうございます。

澤井敦・有末賢編『死別の社会学』(青弓社)

浜日出夫・有末賢・竹村英樹編『被爆者調査を読むーヒロシマ・ナガサキの継承』(慶応義塾大学出版会)

山田富秋・好井裕明編『語りが拓く地平』(せりか書房)

研究例会は予定していた時間を30分ほどオーバーして5時半に終了。

研究室で雑用を片付けて6時半にが大学を出る。スロープで夕暮れの雲の写真を撮っていたら、何かの企画でいらしていたのだろう、ご婦人の集団がスロープを下りてきて、「これは何の木でしょうか?」と私に聞いた。私が木の写真を撮っていると思ったらしい。「メタセコイヤです」と答えると、「ああ、メタセコイヤですか」とみなさんびっくりされる。「はい、普通のメタセコイヤは枝が末広がりで三角形をしているのですが、ここのメタセコイヤたちは建物の工事の妨げになるというので枝を切られてしまったんです。それでこんなプードルの足みたいになってしまったんです」と説明する。

さて、夕食はどこで食べてかえろうか。

お隣の神楽坂で地下鉄を降りる。

久しぶりに「トンボロ」に顔を出す。

タラコのスパゲティ、ブレンドコーヒー(深煎り)、あんぱんを注文。

注文したものが出てくるまでの間、「あゆみブックス」で購入したNHK俳句のテキスト(6月号)に目を通す。いつも最初に開くのは「巻頭名句」(片山由美子選)だ。10句の中から5句を選ぶ。孫引きならぬ孫選だ。

 田を植ゑていちにち光る飛騨の国  日下部宵三

 むらさきも濃し白も濃し花菖蒲  京極杜藻

 さみだれや船がおくるる電話など  中村汀女

 樹も草もしずかにて梅雨はじまりぬ  日野草城

 教会の木の扉から夏の蝶  熊谷愛子

タラコスパゲッティが出来上がった。

食後にコーヒーとあんぱん。

あんぱんはブラックコーヒーと合う。

以前、ここでアルバイトをしていたダルビッシュ君は土浦の実家でカフェ「ヴェルデ」を開店したが、その後どうしてますかと波鈴(ハレー)さんに尋ねると、「元気にやってますよ」とのこと。カフェは続いているらしい。それはよかった。

1時間ほど滞在して、店を出る。

隣りの「SKIPA」に明かりが灯っている。もしかして宙太さんが来ているのかと窓から中を覗いてみたが誰もいなかった。締めっぱなしにしておくと湿気が溜まるということもあるのだろう。前を通りかかった男女が中を覗いていた。「その店はもうやっていなんですよ」と教えてやろうかとも思ったが、まぁ、見ればわかるだろう。

急に風が冷たくなった。「梅花亭」に寄って行く。

夏の和菓子が並んでいる。麩饅頭(つぶとこし)、雫梅、みたらし団子を買って帰る。

8時半、帰宅。さっそくお茶を淹れて、お土産の和菓子を食べる。

麩饅頭はつぶあんとこしあんを買ってきたが、妻はつぶあん派である。つぶあん絶対主義といってもいい。あんみつも、大福も、お汁粉も粒あんである。私はもう少し柔軟である。

雫梅。梅の実がまるまる一個入っている。半分個して食べる。

みたらし団子。私が2個、妻が1個。

 一服してウォーキング&ジョギングに出掛ける。なんと三夜連続だ。踏み込むねぇ。昨日一昨日は南風が吹いていたが、今夜は北風だ。同じ1時間でも、汗をかく量が少ない。

風呂を浴びてから、日記を付ける。

2時、就寝。

 

この記事についてブログを書く
« 5月18日(金) 晴れ | トップ | 5月20日(日) 晴れ »