フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月19日(月) 晴れのち曇り、夜に雨

2024-08-20 12:52:18 | Weblog

8時半、起床。

一階の雨戸を開けると目の前に百日紅(サルスベリ)の花がたわわである。名前の通り花の期間は長い(7月~9月)。同じ花が咲き続けるわけではなく、散っては咲き、散っては咲くのである。桜とは好対照だ。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

今日の朝ドラ。寅子の再婚や轟のパートナーの件が中心に話が進んでいるが、どうもいまひとつ頭に入って来ないのは、美佐江がどんな形で再登場するのが気になってしかたないからである。直接、寅子の前に現れるならよいが、寅子の子ども、花江の子ども、航一の子どもに接近してくると、サイコ・ホラーになってくる。

昨日のブログを書いてアップする。

原稿(論文)を書く。このところ滞っている。3章構成だが、最初の章がまだ終わらない。

3時頃、昼食を食べに出る。

4時までに「ベイクマン」に取り置きをお願いした食パンを受け取りに行くので、食事は大森でとろう

大森駅の山王北口にパン屋がある。蒲田の駅ビルにも同じパン屋があり、ときどきイートインで利用する。ここもイートインができるといいのにと思ったら、奥にあった(何度も前を通っているのに今日初めて気づいた)。

蒲田の駅ビルのパン屋に較べるとずっと空いている。

海老と大葉のホットサンド(366円)、ご当地あんパン(255円)、アイス珈琲(340円)、計961円。パン屋のイートインでもパン2個とドリンクで千円くらいかかるようになったか。

ご当地あんパンは「山王」の焼き印が入っているだけのただの小倉あんパンかと思ったら・・・

生クリームが入っていた。知らずに食べたので、サプライズ感がある。でも、普通のあんパンでよかったのだが。

キンドル・スクライブをテーブルの上に置いて、『村上春樹 雑文集』を読む。

「僕は他人から「先生」づけで呼ばれることはまずないし、またこちらから「先生」づけで呼ぶ人もまずいないのだけど、河合隼雄さんだけはなぜかつい自然に「河合先生」と呼んでしまう。」という書き出しで始まって、話はその理由をめぐって展開するのだが、その展開の傍らに立って、自分は「大久保先生」と呼ばれることが多いし、「〇〇先生」と呼ぶ相手も多いことを改めて感じた。学生や卒業生、大学の同僚や事務所の人たちからだけでなく、いきつけのカフェの店主さんや常連客からも「先生」と呼ばれることが多いのだ。社会学者オルデンバーグはサードプレイスとしてのカフェを論じるときに、カフェの客たちはカフェの外での社会的地位から解放されると言っているが、理念としてはそうでも、実際はそうともいえないのではないかと思うのである。

「ベイクマン」に行く途中、「ちえちゃん食堂」の前を通る。ランチタイムは2時までなので、いまは中休みの時間で、「準備中」の札が出ている。

定食は復活したが、まだメニューは限定的である。親子丼そうめんセット(1000円)というのを食べてみたいかな。

「ベイクマン」は店内に客が3名いたので、しばらく外で待った。食パン2斤(6枚切り)を購入。

「本の庭」へ顔を出す。

月曜日は定休日なのだが、21日(水)まで銅板作家の白川順子さんの作品展をやっているのだ。

簡単なドリンクメニューからリンゴジュースを注文する。

作家さんが在廊されていて、お話を伺うことが出来た。大小の作品が展示されていて、3匹の猫を描いた小さな作品(額なしで一万円ほど)を購入しようかと思ったが、財布に千円札が3枚しか入っていなかった。あらま。カードは一応持っているのだが(早稲田カード)、私は原則として現金主義で、カードはめったに使わない。なので今回はご縁がなかったのだと考えることにした。

5時頃、帰宅。

今日は王座戦7番勝負第4局の一日目である。アメバTVに接続すると、こういう局面になっていた。先手の渡辺が矢倉を志向して、それに追従した後手の藤井が途中で飛車を5筋に転じたという展開だろう。この局面になる少し前、渡辺が4六にあった角を5七に引いて、藤井の6五桂(角銀両取り)を誘ったのだが(駒損だが、桂馬を持てばいろいろと攻め筋が出てくる)、藤井は誘いに乗らず銀を中央に繰り出して、5六歩と角取に打った局面だ。

先手は8四角の一手に見えるが、なんとここで渡辺は2時間37分の大長考の末、封じ手にした。何か誤算があったのだろう。渡辺はここまで1勝2敗。負けられない一戦である。

気づくと雨になっていた。

夕食はシシャモのアヒージョ、冷奴、味噌汁、ごはん。

シシャモのアヒージョは、『晩酌の流儀』で知った料理で、二度目である。

今日も原稿(論文)はあまり進まなかった。明日も大きな進展は期待できそうにない(王位戦第4局の二日目だし)。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。