フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

2月24日(土) 晴れ

2007-02-25 02:13:25 | Weblog
  10時、起床。朝食は自家製コロッケパン。トーストに千切りキャベツを敷き、マヨネーズを掛け、その上に熱々のコロッケを置き、トンカツソースを掛け、オープンサンドで食べる。
  昼から大学へ。科研費に続いて、特別研究費も本日で残額0円になる。研究費というのは基本的に1年単位で、翌年への繰り越しはできないことになっている。年度末までにきちんと消化しなければならないのだ。残額をきちんと0円にするためには、多少の工夫がいる。残額よりも多少高めの本とか消耗品を現金で購入して、その領収証を提出すれば、残額相当のお金が戻ってきて(足りない分は自費で補ったということになる)、残額0円となる。ただし、この方法は残額が1万円未満のときでないと使えない。たとえば残額が2万円のときに、2万5千円の本を購入して、オーバーした5千円は自腹で、という使い方は認めてもらえない。だから、研究費の支出の最後の段階では、2つのことに気を付けなくてはならない。第一に、とりあえず残額を1万円未満にすること。第二に、その1万円未満の残額を少しばかり上回る金額の本や消耗品を購入すること。さて、後は個人研究費が1万円弱残っているのみである。
  1時から教授会。本日の主役は英文学の小田島先生。難題を、コロンブスの卵というか、コペルニクス的発想の転換によって、明快に解いてみせてくれた。よし、それでいきましょう。目の前の席に長谷先生が座っていたので、昨日の車中での会話をフィールドノートで使わせていただきましたと告げると、頭を掻きむしって喜んでいただけた。そのフィールドノートを書いているときに、長谷先生が奥さんのことを「嫁さん」と言ったか、「カミさん」と言ったか記憶があいまいだったので(とりあえず「嫁さん」としておいた)、その点を確認したところ、「カミさんです」とのことだったので、会議が終わってから、研究室のPCからその箇所を訂正した。かようにフィールドノートは実証的なのである。『刑事コロンボ』がヒットしてから「カミさん」派が増えたという印象があるのだが、実際はどうなのだろう。関西のお笑い芸人は「嫁」という言い方を好んでするようだが、あれはなぜなのだろう。私自身は、「嫁さん」でも「カミさん」でもなく、「妻」を使う。こうした呼称の違いは何と関係しているのであろう。
  7時、帰宅。夕食はミックスフライ(ヒレ、鶏モモ、ウィンナー、玉葱、ジャガイモ)、なめこの味噌汁、御飯。9時頃、川越から妹がやってくる。明日、母と河津に日帰りのバスツアーに行くのだ。桜が見頃を迎えているそうだが、今日明日はこの冬にしては冷え込みがきつい。あまり寒いようだったらバスの中にいた方がよいと言っておく。
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