9時半、起床。土日の疲れが出たのだろう。
チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、牛乳、珈琲の朝食。
昨日のブログを書く。句会ブログなので時間がかかった。
昼食を食べに出る。池上の「ハナコーヒー」へ行こう。「ベニースパー通り」と自分で勝手に呼んでいる道を行く。
「7119」。救急車を呼ぶ(119に電話する)べきかどうか迷ったときにかける番号である。覚えておこう。
昔、工務店であったらしいことが腐食した看板からかろうじてわかる。
「喫茶マキ」。入ったことはないが(この角を曲がると「ハナコーヒー」がある)、そのスナックのような店名から昭和の喫茶店であろう(後でネットで調べたらやはりそうだった)。「ハナコーヒー」が臨時休業だったときに入ってみようかしら。
「ハナコーヒー」には月曜に来ることが多い(火曜・水曜は定休日)。週末と定休日の間のエアポケットのような曜日で、空いているのである。
先客は一人だけだった。やっぱり。しかし、その人は私のお気に入りの席に座っていた。
座る席が違うと、店内の風景も違って見える。
チーズとトマトとソーセージのオリーブオイル焼き(トースト付き)。最近はこればかり注文している(その前はたまごサンドばかり注文していた)。
とにかく美味しい。トーストによく合う。
この大きな時計は飾り物かと思っていたが、ちゃんと正しく時を刻んでいた。「5年前(開業時)に買ってから一度も電池を交換してません」とマダム。ほんとですか? 忘れてるだけじゃないですか?(笑)
ヴィクトリアケーキと紅茶(アールグレー)。
1時間ちょっと滞在して店を出る。「よい休日を!」月曜だけどね。
帰りも歩く。
昨日は「花くるま」+本門寺参拝で8000歩だったが、今日はシンプルに自宅と「ハナコーヒー」の往復だけだったので5000歩弱。
ちょっと横になってから、シュッツの『生活世界の構成』を読む。
「私は、レリヴァンス問題に関する考えをいくつか書きとめておこうと思って、夏用の別荘の庭に在るテーブルの上に筆記用具を並べた。ひと筆ペンを走らせたときの私の視野には、この白い紙面、書いている私の手、白い背景の上になぞられて文字になっているインクの跡が入っている。私の前には緑色をしたテーブルが在り、その上にはいくつかの物体―鉛筆、二冊の本、その他の物―が置かれている。さらに前方には、木、庭の芝生、ボートの浮かんだ湖、そして山が在り、その背景には雲が漂っている。ポーチのある家や私の部屋の窓などを見ようと思えば、私はただ振り返りさえすればよい。私はモーターボートのうなる音、隣の家から聞えてくる子供たちの声、小鳥のさえずりを聞いている。私は、書いている私の手の筋運動的動きを体験し、暖かいという感覚をもち、書いている私の腕を支えているテーブルを感じている。これらのことはすべて、私の知覚領域内に存在している。(中略)だが、知覚されているそれらのことがらはいずれも、当面、私にとって主題ではない。私はきわめて個別的な課題(レリヴァンス問題の分析)に注意を集中している。それゆえ私があれこれの環境のもとでいまこれを書いているというのは、私がレリヴァンス問題の分析というこの目標を成し遂げ、そして自分の考えを他の人たちに伝える、そのための手段のひとつにすぎない。」(31‐32頁)
いかにもシュッツらしい文章である。それは一部の人たちを夢中にさせるに十分な魅力を備えている。
夕食は豚肉と玉ねぎの甘辛炒め、柚子大根、茄子の味噌汁、ごはん。
食事をしながら『プライベートバンカー』第2話(録画)を見る。
レビューシートのチェック。
風呂から出て、浴槽の栓を抜くと、お湯が減っていく様子をチャイが眺めている(さっきまで一緒に風呂場にいたのだ)。
「お湯、なくなっちゃいました」
しばらく空になった浴槽の中にたたずむ。掃除をするからどいてね。
今日は「ライフストーリーの社会学」の期末レポートの提出締切日。24時を過ぎたので、提出されたレポートのチェック。提出されたレポートは325本。ファイルに問題があり、私のパソコンでは開けないものが2本あった。当該の学生にメールで連絡し、対処して、再提出するように指示する。
2時、就寝。