フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月4日(月) 晴れ

2019-11-05 18:47:08 | Weblog

9時、起床。

居間に妻が作ったクリスマスリースが飾られていた。

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

先週の『スカーレット』は切ない別れの場面が続いたが、今週は久しぶりに信楽が舞台だ。でも、いろいろありそうな雰囲気だ。主人公にホッと一息つく間を与えない朝ドラである。 

午後、どこかで昼食を食べようと、妻と散歩に出る。

家を出たとたんにご近所のIさんに呼び止められる。お庭の桜が花をつけたというので拝見する。あらまあ、確かに、咲いていますね。このところの暖かな陽気に「狂い咲き」でしょうか。いや、日本の桜は亜熱帯のネパールが原産でかの地では桜は秋に咲いていたが、日本の気候に適応して(冬眠するようになり)春に咲くようになったのだから、「狂い咲き」ではなく「先祖返り」というべきだという説があります。本来の自分を思い出したのだと。でも、決してワッと満開になるわけではない。本来の自分を思い出したのはあくまでも一部のつぼみたち。目覚めし前衛なんですね。 

呑川の川端の桜の名所を通ったが、ここの桜は咲いてはいない。Iさんの家の桜だけの現象のようである。 

本門寺の門前に来た。 

「花ぐるま」でおにぎりとお稲荷さんとすいとんでもと思っていたのだが、今日は月曜日であることをうっかりしていた。「花くるま」は土日のみの営業だった。その向かいのカフェ「蓮月」は外に並んでいる人がいる。 

というわけで「池田屋」に入る。

奥の「鶴の間」(と私が勝手に呼んでいる)に案内される。 

茶飯とミニおでんのセットを注文。 

ここのおでんはなかなか美味しい。 

お吸いものは永谷園の松茸のお吸い物の味がする。「茶飯は半分くらい食べた後に残りをお茶漬けで召し上がってください」と言われる。小さな容器に入っているのは永谷園のお茶漬けの素ですね。 

元々のお茶とは別にお茶漬け用のお茶の土瓶が運ばれてきた。でも、中のお茶は同じように思える(熱々をもってきてくれたということだろうか)

食事の後に葛餅を一皿頼んで、妻と食べる。 

帰りに「ノザワBAKE」の前を通ると、行列ができていた。今日は最後の営業日(テイクアウトのみ)なのだ。また後で来ようと私はいったん家に帰る。妻はそのままクリーニングを取りに行ったが、しばらくして妻から電話がかかってきて「いま行列は数人になったわよ。私が並んで順番をとっておくから」とのこと。行ってみると、会計事務所のクサマさんや「ティースプーン」のシマダさん(妹)も並んでいた。外に並んでいるのは確かに数人だったが、店内にもレジの順番を待っている人がその倍はいた。商品はあらかたなくなり、メープルのパウンドケーキとビスケットを2個購入。 

支払いのときみんなご主人と言葉を交わしている。惜しまれつつの閉店(休業)である。また、どこかでお会いしましょう。 

夕食はカレーライス。 

デザートは「ノザワBAKE」のパウンドケーキ。 

 食事をしながら『ミス・ジコチョー』の第三話(録画)を観る。「ジコチュー」(自己中)ではなく「ジコチョー」(自己調)、事故の原因を調査する委員会のメンバーの一人(松雪泰子演じる大学教授)が主人公のドラマである。

深夜、近所の専門学校のキャンパスの周りをウォーキング&ジョギング(5周=2キロ)。 

2時、就寝。