フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月15日(金) 晴れ

2019-11-17 18:38:09 | Weblog

9時、起床。

パン、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

10時半に予約している近所の整骨院へ。 

11時半に卒業生のマユミさん(一文、2000年卒)と待ち合わせて、「ランチは軽めで」という彼女の希望で、「テラスドルチェ」にカフェご飯を食べに行く。 

彼女は10月末で在宅勤務の仕事を辞め、たっぷりの自由時間を手に入れた。いまはその自由時間を満喫中だが、終日自由というわけではなく、小学生の下のお子さんが学校から帰ってくるまで(午後3時半ごろ)までという限定はついている。今日は蒲田に2時半ごろまで滞在できる。 

お土産に紅茶をいただく。「奥様が甘いものを控えていらっしゃるとブログに書かれていたので」とのこと。そうなんです。ですから甘いものをいただくと私一人で食べることになるのです。それでも日持ちのするものの場合はよいのですが、「本日中にお召し上がりください」と書かれいたりすると大変なんです。 

私はハンバーグライス。肉のぎっしり詰まったハードタイプのハンバーグである。 

彼女はタラコのパスタ。 

セットのコーヒーもちゃんとサイホンで淹れてくれる。 

彼女はアイスコーヒー。 

「美味しいアイスコーヒーですね!」と彼女が言った。はい、サイホンで淹れたコーヒーを氷のぎっしり入ったグラスに注いで作りますからね。

彼女が「ランチは軽めで」と言ったのは、この後、東口の「スリック」でシフォンケーキを食べることになっているかれである。 

彼女は「スリック」は初めて。でも、ブログでは旧知の場所である。 

6種類のシフォンケーキの中から彼女はチョコレートシフォン,私はほうじ茶シフォンをチョイス。 

紅茶は彼女はイングリッシュブレックファースト、私はキームンをチョイス。 

お茶の支度ができるまでテラス席でポートレイトを撮る。 

お茶の支度ができました。 

そろそろポットカヴァーが必要な季節が来ますね。 

ほうじ茶シフォン。 

チョコレートシフォン。 

駅まで歩く時間(5分ほど)を考えて、2時半ちょっと前に店を出る。マユミさんと同期のアリさんが6月にSGSの最長達成記録(卒業後19年と3カ月)を達成したが、マユミさんはSGSまで後2つ(「トンボロ」と「ノチハレ珈琲店」)である。最長記録更新は間違いなく、かつ、それをどのタイミングでするかも任意である。「もうあえて更新せずに行くのも面白いですね」と彼女は言った。でもね、いつでもできると思わない方がいいですよ。私もいつまでも健康というわけではありませんからね。突然「カフェめぐりリタイア宣言」を出すかもしれない。何事も、「いつでもできる」「そのうちやろう」ではなくて、できるうちにしておくことですよ。 

彼女とは東京駅までご一緒に、彼女は丸の内線に乗り換え、私は東西線に乗り換えた。

個人研究費からの支出を申請した領収証の一部にミスがあった。お手数をおかけします。

来年度、久しぶりに担当する必修基礎演習(1年生)曜限はまだ決まっていないらしい。 論系と大学院の時間割はすでに固まっているので、希望通りの曜限でありますように。

5限・6限はゼミ。

5限は3年生のグループ発表。今日のグループは映画『リバーズエッジ』(行方勲監督、2017年)を使っての発表。

私はこの作品は未見だが、土井隆義さん(筑波大学)が『「宿命」を生きる若者たたち』(岩波ブックレット、2019年)の中でこの作品について言及していたのが印象に残っている。

2時間ほどの作品なので、その一部を観ただけだが、興味深く観た。興行的にはうまくいかなかったようだが、エンターテイメントな作品ではないから、それはしかたあるまい。観客動員数=作品の質の指標ではない。

来週の5限も今日のディスカッションの続きをしたい。 それまでに個人的に全編を観ておこう。

休み時間のスイーツは焼き菓子。

6限は学年に分かれてのゼミ。私は3年生のクラスに出て、進行中のライフストーリー・インタビュー調査について調査が終了た学生から話を聞く。インタビューが終わってやれやれと思うのはよいが、間を置かずに文字起こしの作業に取り掛かること。

8時15分に早稲田駅で仕事終わりの娘と待ち合わせ「すぎうら」に行く。今度の土曜日に予定していた句会が流れたので、そのとき渡そうと思っていた誕生日のプレゼントを渡すためである。私は昨夜に続いての来店である。お店の方に「今夜は実の娘を連れてきました」と言い訳(?)をする。

 海鮮サラダ。

フライ盛り合わせ(私は海老とヒレ肉、娘はカキとホタテ)。ここは和食の店だが、フライも美味しいのだ。 

鴨鍋。この店で鍋を注文したのは初めて。ふぐ鍋とかカキ鍋とか各種あったが、鴨鍋(一人前1800円)をチョイスした。写真は二人前。 銀杏や星形に細工されたシイタケや人参が紅葉狩りを連想させる。鴨肉ではなくて鹿やイノシシなら花札(猪鹿蝶)の世界だ。鴨は早く食べないと硬くなる。最初に鍋から皿に出しておいて、食べるときにしゃぶしゃぶのようにして食べると美味しいだろう。

あれこれおしゃべりしながら食べるのに鍋は最適。 

〆は雑炊。鍋はこれがある。娘はお腹一杯だったので、もっぱら私が食べる。  

私がカバンの中に入れてある歳時記(冬)をめくりながら、俳句の話。隣の席では大学の教員(本部キャンパスの学部)らしき3人組が大いに盛り上がっていた。「みなさんお元気ですね」と娘が言った。

9時半頃、店を出る。お店の方が「お父様によく似ておられますね」と娘に話しかけている。

高田馬場から西武新宿線に乗り換えて帰る娘とは改札のところで別れた。

10時半、帰宅。

2時半、就寝。