フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

11月1日(金) 晴れ

2019-11-02 21:15:12 | Weblog

8時、起床。

今日から11月。今年も残すところ2カ月となったか。「十一月」は冬の季語だが、ようやく安定した秋日和となったのだから、もうしばらく秋の気分でいさせてほしい。

 白湯をつぐ湯呑に十一月の昼 桂信子

トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

11時半に家を出る。12時に鹿島田駅で都立大(ともうすぐかつての名称に戻る)の安藤藍さんと待ち合わせて「パン日和あをや」へ行く。彼女とは8月下旬に「まやんち」でピーチメルバをご一緒したが、そのとき秋カフェの約束をした。2カ月なんてあっという間である。 

二階の畳席に上がる。初めて来たのに懐かしを感じる空間でしょ。

本日のおススメの書かれたボードを奥様が持って来てくれる。さて、何を注文しましょうか。

まずは冷たいドリンクをということで、アップルタイザー。を注文。

彼女は今年の春先に結婚(入籍)されたのだが、来月に結婚披露宴をされるとのこと。改めて、おめでとうございます!

本日のスープは鶏肉とさつま芋の入ったタイカレー。彼女が一口飲んで、「美味しいです!」と言った。そうでしょう。こ奥様はパン職人であり、料理人でもあるんです。 

おじいちゃんのハチミツトースト。バターとオリーブオイルがあるが、今日はオリーブオイルを塗ってもらう。スープと一一緒にいただくのにぴったりの一品。 

彼女はカフェ好きで、学生時代、将来は喫茶店をやりたいと思っていたが、そのことをご両親に話したら、お父様に真面目に反対されたそうである。「甘く考えてはいけないと叱られました」。

結局、研究者の道に進まれたわけですが、いつの日か、店主が大学生のレポートや卒論の相談に乗ることもできるインテリジェントなカフェなんていうのもいいかもしれない。 

サーモン、アボカド、クリームチーズのサンドウィッチ。 

フランスコッペ。 

リンゴにはハチミツをかけて。 

食事の〆はほうじ茶ミルクティー。ほっとするやさしい甘さだ。 

もともと髪の長い方だが、2か月前にお会いした時より、さらに伸びましたね。結婚披露宴に向けてということですか?「はい、そうなんですが、乾かすのに時間がかかって大変です・・・」。それは私にはわからない苦労ですね(笑)・

 

会計のとき、奥様としばしカフェ談義。奥様も「カフェを始めるのは勧めません」と言っていた(笑)。

「カフェ・スリック」に移動する。ここも彼女にとっては初めてのカフェ。

注文をすませて、お茶の支度ができるまでテラス席でポートレイトを撮りましょう。

素敵な笑顔です。

「ピースサインが自然にできる世代なんですね」と私が言うと、「えっ? ピースサインが自然にできない方っているんですか?」と彼女が驚いた。「はい、40代以上の世代だとピースサインがぎこちなくなるんです」「なんででしょう?」「若い頃にまだピースサインが広まっていなかったんですね」。 

セルフタイマーを使ってのツーショット。 

お茶の用意ができました。 

私はほうじ茶のシフォンケーキ。白玉とあずきを添えて。 紅茶はキームン。

彼女はプレインのシフォンケーキ。三種のベリーを添えて。 紅茶はヌワラエリア(リプトン)。

奥様に撮っていただいた写真。 

「パン日和あをやの奥様もスリックの奥様も気さくで感じのよい方ですね」と彼女が言った。はい、私の馴染みのカフェの店主さんはみんなそうですよ。メニューの魅力、店内の雰囲気(食器も含む)、そして店主さんの人柄、この三拍子がそろってはじめて馴染みのカフェになります。

彼女はこれから結婚披露宴のためのヘアメイクの相談に行くそうだ。よい披露宴になりますように。私は彼女の結婚披露宴日、卒業生のナツキさん(論系ゼミ5期生)の結婚披露宴に出ている。場所は違うが、同じ東京に空の下、「おめでとうございます」のメッセージを送らせていただきます。 

今日は早稲田祭の前日ということで、通常のゼミはないが、卒研の指導を行う。いま来年度のゼミ選考が進んでいるが、ゼミというのは必ずどこかに所属しなくてはならないというものではなく、ゼミに所属せず、教員から個人指導を受けて卒業研究をするという方法もある。私は今年度は2名の卒研の指導を担当している。

今日はゼミはないということを妻に伝えていなかった。ラインで「今日は家で夕食を食べます」と送ってから大学を出たが、蒲田に着いても既読がついていない(妻はスマホを手元に置いていないことが多いのだ)。このまま帰宅しても妻を慌てさせるだけなので、どこかで食べて帰ろう。

「吉野家」の 牛すき鍋膳にしよう。

先日、新中野に芝居を芝居(インプロショー)を観に行ったときに「松屋」の牛鍋膳を食べたが、両者を比べてみたかった。 

吉野家の方が高い(648円+税)にもかかわらず、松屋の方(590円+税)より肉の量が少ない。これは大きなマイナスポイントである。 また、豆腐が1つしか入っていない(松屋は2つ)。ただし、豆腐は温かい。「松屋」の豆腐は冷たかった(客に出す直前に入れているからだろう。煮込まなきゃ)。白菜はたくさん入っているが、すき焼きに白菜というのはどうなのだろう。割り下が水っぽくなるからいらないのではないか。お新香が白菜だからかぶっている。葱は入っているが、小さい。ざるそばの薬味みたいだ。もっとざっくり大きく切らなくちゃ。うどんが入っているのは嬉しいが、量が不足だ。味噌汁は付いていないが、なくていい。「松屋」は付いているが、薄くて美味しくない。

トータルでいえば、「松屋」の勝ち。

 2時、就寝。