おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

働かないということ

2011-04-12 20:27:42 | Weblog
月曜日、高校の同窓会の小さな集まりに出かけた。
この回では、食事の後、仲間の誰かが1時間ほどのスピーチ
をすることになっている。

この日は、同期生が「ギニア高地」に出かけた話をするとい
うので、めったに出席しないオジサンも誘われて出かけた。

南米、ヴェネズエラのテーブルマウンテンで有名なギアナの
地形的な話はともかく、彼の話で興味をひかれたことを紹介
しましょう。

1つは、そのギアナに住むわずか2万人ほどの或る部族の言
語には「働く」という意味の言葉がないそうだ。 つまり、
自然の恵みを必要なときに、必要なだけ採集して生きている。
彼らには、身体を動かす、活動するという意識はあっても、
働くという負担や義務は感じないのだろう。

もう1つ、ヒマラヤ山中、ブータンには幸福という意味の言
葉がないとか。 発展とか、成長とかを望まず、あるがまま
に生きることがその国の基本で、そのことがとても心地よい
ようだ。 何かと比べて幸福という考え方がないのでしょう。

友人がギアナで感じたことは、縄文的採集生活への回帰願望
だったのでしょうか?

オジサンの人生も、勉強することと遊ぶこと、働くことと遊
ぶことがゴッタになったようなもの、いまのおひるねオジサ
ンもほんまにお気楽な心地よい毎日です。

日曜日はとても暖かく、藤棚の下のテラスで飲んだビールの
美味しかったこと、写真はオジサンの連れ合い、彼女は予約
があるときに手伝いに来てくれるだけで、何もないときには
来ないのだけれど、この日は付き合ってくれました。
ほんとうに心地よい1日でした。



ふじの蕾がもうこんなになってます。 1~2週間で見ごろ
になりそうです。



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