おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

夏休の終わりは

2017-09-17 15:19:33 | Weblog
オジサンは寝る前の30分、ボーッとテレビを見ることにしている。
昨日は、簡単なおでんとサムゲタンなどを目の前で作ってくれて、それを肴にソムリエが選んでくれたお酒を飲むという、かなり贅沢な番組だ。

料理を作る大原さんは、その料理も、お姿も、語り口も、オジサンの「タイプ」である。とても美味しそうに見えたせいか、夜中に目が覚めるたびに食べたいという思いが頭のなかを駆け巡る。別に眠れないわけではないけれど、半覚半醒(普通に変換すると半角半生になる?ひどい!)のまま、どうしても食べるぞと心に決めたらしい。


早速、材料を買いに行って、今日のお昼は写真のようにはんぺんときのこのおでん。オジサンの好みで大根を加えた。そして、鶏ではなく豚バラを使ったサムゲタンをでっち上げた。残念ながら、映像で見るほど美味しそうでない。それでも、愛するナニが美味しい、ちょっと贅沢などとほめてくれるのでオジサンは大満足である。



大原さんは「京都人のひそかな楽しみ」のなかでも、松尾アナと楽しそうに料理を作っている。オジサンとナニは青春のひとときを京都で過ごしたせいか、こんな番組が大好きで、まさにひそかに楽しんでいる。

さて、長ーい夏休みもとうとう終わる。来週木曜日(21日)からは何とか再開しようと庭の草取りを始めたが、まだまだ玄関廻りさえかたづいていない。それなのに、明日からは軽井沢へ遊びに行く。台風もなんとか通りすぎそうなのでほっとしている。家族と会い、友達と遊び、辻のゆかりの場所も訪ねる我が家の恒例行事である。

おひるね茶家では写真のように萩が咲き始め、畑にはほうれん草、小松菜、カブ、大根のタネを蒔き、ジャガイモを植えつけ、キャベツや白菜を植えている。ようやく芽を出したばかりで、早いものでも11月にならないと・・・・待ち遠しいことである。





たった1つだけ、もうじき食べられるのは冬瓜くらいかな。
冬瓜汁も美味しいよね。




それでは、またお目にかかります。






オジサンの夏休み

2017-09-06 20:24:06 | Weblog
オジサンは夏休みでも2~3日に1回、おひるね茶家に通っている。
この前までは、夏野菜の収穫が中心だったけれど、今は草取りや畑の畝起こしが中心である。
今日もその予定だったけれど、朝からしょぼしょと雨が降っている。もともとサボリっこのオジサンはこれ幸いと中止を決め込んだ。

ナニが街に出かけて、本など買いたいと言う。これはきっと美味しいお昼をゴチになれるに違いない。オジサンはいそいそとお供するのである。
今日はお寿司を食べた。10貫ほどのお寿司とコロッケ、やっこ、味噌汁がついて「700円」である。ああびっくりした。大盛りは100円増しで3貫プラスである。消費税も込みである。こういう時、オジサンはついビールが飲みたくなる。ビールを飲んだら自腹という厳しいルールが今日も適用された。



アチコチ買い物をした中で、オジサンの最大の収穫は、写真の靴下である。左と右の模様が違うし、ものすごく派手だし、こんなの履いてたら楽しいでしょ?3年ほど前にナニが買ってくれてから、大のお気に入りなのだが、なかなか見つけられない。ようやく去年1足だけ見つけただけ。それが今日は3足もあったの。
もう嬉しいのなんのって。
ところで、この靴下、どこに売ってるかご存知?
あんまり教えたくないけど、100均です。もうびっくりだよね。
コットンが入っているので伸びないけど、しっかりして履き心地はとてもいいよ。

さて、暑さのなかあまり外に出かけるのもおっくうで、昨日はこんな本を読んでみました。
「暮らしのなかのニセ科学」(佐巻健男)、そんななかで面白かったことをご紹介しましょう。
まず脳の話、人間の記憶というのは過去を巡るストーリーの集積だとか、脳は重要でないと思うことを省略したり、都合の悪いことを削除したり、別の過去を混ぜ込んだり、まったく架空の出来事をつなぎ合わせたり、事実や人物をシャッフルするなど、ストーリーを編集しながら、記憶としてしまいこむのだそうだ。

歴史をヒストリーというようにストリーの仲間に違いない。(語源は知らないが)
そんなことで、過去の思い出したくない出来事を消し去ろうとする、歴史を書き換えようとする人たちが、この頃目立ちます。
最近も、関東大震災のときの朝鮮人虐殺のことが話題になっていました。もうこの時代のことを直接知っている人はいませんが、前回お話した加賀乙彦さんの「永遠の都」でも、皆で匿っていた仲間の朝鮮人が同じ職場仲間の告げ口で虐殺されてしまう話が語られています。これもストーリーには違いないのですが、きちんと読んでおきたいと思います。

この本は、他にもあらゆるサプリメント、ダイエット食品・方法、水ビジネス(ミネラルウォーター)、マイナスイオン、除菌・抗菌など徹底的に否定しています。オジサンもほとんど信じないのですが、たまには気になって、筋膜ストレッチとか、血液サラサラなんて信じたりします。血中酸素が少ないので鉄分の入ったヨーグルトなんかも飲んでみました。これもかかりつけのお医者様に意味なしと言われてしまいました。
(ただし、私の症状の場合はという前提で)
さらにかつてとても気になった、EMも全否定されてしまいました。

きっと、これをお読みになる皆さんも、いろいろな健康法をお持ちだと思います。この本の著者が正しいかどうかはわかりませんが、少なくとも「個人の感想です」と小さく書いてある広告は信じないほうがいいみたいですね。