おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

2つの誕生日

2016-02-29 20:24:55 | Weblog
明日、3月1日はわが愛するポッキーの誕生日です。2001年生まれの
15才です。人間の年齢では75才くらいとか、この頃はオジサンともあ
まり遊んではくれず、昼間のほとんどの時間はベッドで日向ぼっこしたり、
このソファーでうたた寝したりしています。
それでも食欲もあって元気にしています。少しでも長く一緒に暮らせるよ
うに願うばかりです。

いつものソファーで


お気に入りの膝に乗って


お日さま大好きです。



もう1つ、おひるね茶家も満10年になります。なんとか3年くらいは続
けたいと思って始めたものが、いつの間にやらこうなりました。
おかげで第2の人生は楽しく、豊かなものになりました。サラリーマン時
代とはまるで違う方たちと出会い、楽しいお話も交わすことができました。

いきなりお客様にお食事を差し上げるなんて無謀なことを・・・と思いま
したが、困ったときにはナニにも助けられて、なんとか少しは安心できる
ようになりました。
むしろ、お客様に喜んでいただくだけでなく、自分が好き嫌いなく何でも
食べられるようになったことが一番の収穫かもしれません。
ほとんど食べることのなかったイモ類、豆類、青い魚、酢の物など美味し
く食べられるのはとても嬉しいことです。

ほとんどのお客様が、残さずきれいに召し上がってくださることが何より
嬉しいことです。女性のお昼としては、かなりしっかりしたボリュームだ
と思うのですが、「完食よ」と言っていただくのは最大の喜びです。

畑仕事や庭仕事も大変ですが、収穫の喜びも、変わらず咲いてくれる花たち
との出会いも限りない喜びです。

こんなおひるね茶家ですが、オジサンの体力の問題もあり、引き継いだ家
や畑を次につなぐ問題もあり、そろそろ終わり方を考えなければならない
タイミングのようです。
これまでは1年のサイクルで考えられたものが、これからはもっと短いサ
イクルで考えなければならないでしょう。
取り敢えず、3月は頑張ります。どうぞよろしく。

私たちには、もう1つ本当に嬉しい誕生がありました。
いずれ親権者の許可を得て写真もアップしようかな。





冒険譚を思い出して

2016-02-07 10:53:35 | Weblog
おひるね茶家再開後も静かな毎日である。
庭や畑も春の訪れを待つ静かなとき、天敵の雑草たちもまだ静かに
している。咲き始めの早かった水仙も、今年は花が少なく、ちょっ
と寂しい。次の少し花弁のとがったタイプの日本水仙は元気に咲
き始めている。



暖かな日差しのサンンルームで作業などしている。今週は傷みがひど
い工芸館の看板の修理をした。萩の枝を切って貼り付けただけのもの
だが、以前の時ほど丁寧にしないせいか、出来栄えは劣るな。



空いた時間には「絶えず書く人 辻邦生と暮らして」を読んでいる。
「背教者ユリアヌス」の項を読んでいて、昔読んだ冒険小説のことを
思い出した。小学校の高学年だっただろう、父がなぜか「少年少女文
学全集」を買ってくれた。なかでも「15少年漂流記」や「ハックル
ベリーフィン」を読んだ時のわくわく感が懐かしい。
ユリアヌスにもそんな少年小説のわくわく感が溢れている。
ちょうど、大河ドラマで「真田丸」が始まって、「真田十勇士」や「
南総里見八犬伝」なども読み返してみたくなったところである。

これらの本は手元になく、とりあえず何かと思っていたら、邦生の「
天使の鼓笛隊」を思い出した。大人向きの童話といえば似ていないこと
はないので、読み始めている。以前に読んでいるはずだが、まるで内容
の記憶はなく、それこそわくわくしながら読めそうだ。

3月になれば、ジャガイモの植え付けなどもはじまり、忙しくなるだろ
う。ピロリ菌退治の後遺症(?)とオジサンが勝手に思っている味覚の
おかしいのもすっかり回復して、オジサンはご飯が美味しくて、美味し
くて・・・・。元気いっぱいであるぞ。