おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

ニュースキャスター

2012-05-29 20:21:09 | Weblog
NHKの夜のニュースのキャスター、大越さんの本を読んでいる。
彼が政治部の記者からこの番組の担当になって、もう2年くらいに
なるのだろうか。最初に見た時から何となく好感を持っている。

言葉が聞き取りやすく、記者出身とは思えない。そして、何よりも
その声音は優しい人柄を感じさせる。もちろん、コメントのすみず
みにも人柄がにじみでる。

ご承知かもしれないが、彼は新潟高校から東大までずっと野球漬け
の生活を送り、あの東大で彼は8勝(27敗)もしている。春夏の
2シーズンで1度も勝たないことも珍しくない東大としてはすごい
実績である。

尖閣諸島で中国漁船の船長が逮捕され、その後釈放された事件では
「日本外交の根幹が問われる」というかなり踏み込んだコメントを
している。手を尽くした取材と議論の結果の発言ではあるけれど、
彼の立ち位置や姿勢をよく表している。

彼が尊敬するのが、大先輩の磯村尚徳さん、ヨーロッパ総局長から
キャスターとなり、その後都知事選にも出馬したひとである。
邦生の「夏の光満ちて・・・パリの時」にも登場し、いろいろお世
話になったようである。

そんなわけで、その人に好感を持つかどうかの分かれ目がどこにあ
るかわからないが、オジサンの場合は声音に「優しさ」がこもって
いるかどうかみたいである。仕事で話すときにもできるだけ言葉に
「優しさ」をにじませたいと思ってきたし、部下にもそうなってほ
しいと願ってきた。

残念ながら、どうしても好感を持てないキャスターもいる。そうい
う時は見ない・聞かないほうが無難かなとも思うが、いつもおひる
ね茶家に通う時間のラジオは避けがたいので、なんとか好きになれ
ないものかと思っている。

おひるね茶家では立ち葵が咲き始めました。アジサイはもう1週間
で開花するでしょう。






面白くない人だなー!

2012-05-23 14:34:48 | Weblog
月曜日、オジサンは先週の総合健診に続いて、大腸検査である。
前日は指定食しか食べてはいけない、と考えるだけでも耐え難い
試練である。それでも、指定のおかゆやスープはちょっと化学調
味料風ではあるが、なかなかの味である。おまけに、おやつやジ
ュースまでついている。とはいえ、やっぱり腹減るな!

10時前には検査も終わり、昔に比べれば随分簡単で楽になった。
すぐにも食べていいとのこと、まだお店は開いてないし、どうし
よう?そうだ、ハンバーガーを食べよう。オジサンはMCは食べ
ないけれど、MSは大好きである。

特に、タレがいっぱいかかったテリヤキバーガーが大の好物であ
る。むかし、息子がまだ小学生のころ、第2次?のプロレスブー
ムで、テリヤキバーガーをかじりながら、夢中でタイガーマスク
を応援したものである。

そして、今日のお昼は、八事にできたラーメン屋さんへ、甘辛く
炒めたバラ肉をどっさり乗せた太麺はこってりして、美味しかっ
た。「名古屋一ご飯のうまいラーメン」というショルダーはウソ
ではないみたい。帰りに、スーパーの特設コーナーでMDのドー
ナツを売っており、つい買ってしまう。

というわけで、身体に良くなさそうなものをいっぱい食べて、指
定食の復讐をした次第である。

ところで、皆さんはプロレスってのは「ショウ」とか「筋書き」
があることにいつごろ気づきましたか?オジサンは脳みそが完全
にストレートなので、ついこの前まで知らなかったのです。タイ
ガーマスクが負けそうになると息子と二人で声をからして応援し、
アンドレザジャイアントが客席まで襲い掛かってくると必死に逃
げたものです。

小説を読んでも、特に歴史小説などではまるっきり事実と信じて
しまうのです。「坂の上のの雲で」司馬さんが乃木将軍のことを
ぼろくそに書くとオジサンも乃木さんが嫌いになってしまう。

「のちの思いに」で邦生が語ることも」そのまま信じてしまう。
あとがきで、佐保子が「エッセイとしてではなく小説として読ん
でほしい」と書いているのを見て、ようやく「なるほど」と思う。

こんな風な脳みそなのでオジサンの話はちっとも膨らまないどこ
ろか、むしろはしょることのほうが多い。人と話しても、話題が
広がらないと反省はするがどうにもならない。

自分で慰めるとすれば、それだけ正直でいい人なのです。



高輪から持ってきたデンドロイウムが咲きました。
とても清楚で、カワイイです。セカンドラブという名がついている
のはなぜでしょう?

1ヶ月前に切戻したビオラも見事に再生しました。スゴイ!











新緑たくましく

2012-05-15 19:37:00 | Weblog
オジサンは1週間前から風邪をひき、まだ治りきらない。
のどの弱いオジサンは、ちょっとしたことで風邪をひき、
そして長引く。 乾布摩擦を始めるべきか!!

日本の閉塞感冒もすでに20年になろうとしている。閉塞
感とは問題が自分の解決能力を超えて、すべてを投げ出し
たくなるような無力感のことをいうとか。

バブル崩壊から関西での震災、東北の地震と原子炉崩壊、
増えるばかりの国と地方の債権、保険年金問題、沖縄基地
問題、まったく八方ふさがりだ。

バス事故やホテル火災に見る役所の管理能力の低下、製造
工場の火災や事故など企業の管理レベルも下がっている。
現場の人の力量や責任感も低下しているのでしょう。

いずれの国も、いずれの時代も、こういう時代には強さを
求める「英雄待望論」が強くなる。そして、不幸にして(?)
英雄が生まれた国は滅びる。ドイツも日本も、最近のアラ
ブの国々も・・・。

東京のジイサンが尖閣を買うとか、名古屋のおっさんが南京
大虐殺はなかったとか、大阪のオニイチャンが君が代条例
とか、大声で強がってみせる。八方ふさがりのウサ晴らし
にこれをもてはやすバカがいる。

昔から大きな 声を出すヤツは弱いと決まっている。やく
ざも政治家も会社の上司も同じである。大きな声が尊敬さ
れるのは競り人とボウズだけかな?

じゃ?どうする?
とたんに声が小さくなるオジサンです。
少しなら自分の既得権を捨てるくらいの気持ちはあるんだ
けど、それぐらいじゃダメかな?
国中にたまった贅肉をそぎ落として、よほど軽くならない
と前には進めませんね。



それに比べて、5月の新緑は素晴らしいですね。
1年に1度、リセットして1からやり直すできる植物を見
習いたいものです。
おひるね茶家のアジサイはいっぱいつぼみをつけています。
立ち葵ももうすぐ咲きます。柿もポポーもたくさん実をつ
けそうです。



もう1つは、ペチュニアの写真、去年のものが冬を越しま
した。オジサンには初めてのこと、びっくりするやら嬉し
いやら・・・・。