6月26日 火曜日
いよいよ後半、今日は早起きしてエーゲ海のクルーズです。
それにしても、このホテルではモーニングコールが一度も鳴らない。建物は立派だし、立地もいいのに
評価のランクが低いのは食事やサービスの質のせいでしょう。昨年のクロアチアでも同名のホテルに泊
まったとき、立地はいいのに設備はひどかった。
これはホテルだけではなく、空港でさえも、トイレには必ずゴミ箱が置いてある。どうやらペーパーが
水に溶けにくいからか。水不足のためか、原則としてペーパーはトイレに流すなということらしい。
アテネの港から乗船、しかし雲行きがあやしい。寒気団が上空にあるのか、ギリシャには珍しく太陽が
顔を出さない。おかげで涼しいけれど・・・・。船に乗っている間も、上陸しているときもしばしば、
にわか雨が降ってきた。幸いにしてオジサンはハレ何とやらと一緒なので安心です。
イドラ島・ポロス島・エギナ島とまわるが、湾内なので波は静か、しかしお天気のせいで風景を楽しむ
ことはできない。島に上陸しても、同じようなお土産屋さんやレストランがあるくらいで、ほとんどま
る一日かけたクルーズとしては<?>かな。ただ、お昼の船上ブッフェは品数も量も多く、味もしっか
りして美味しかった。
そして、最後のエギナ島はピスタチオが特産とか、農協の売店がお薦めとか、ナニも少し買いました。
この島で、街をぶらぶらしているとき、八百屋さんでナニがプラム:0.96と表示されているので
1つとって1ユーロを渡し「釣りはいらねーよ」とカッコよく言ったらしい(英語で?)。するとお店
の人がびっくり・・・・「ノー!ノー!ノー!!」、いっぱいお釣りをくれました。どうやら1KG単位ら
しい。
そして、レストランで美味しそうなスパゲッティを見つけました。「エビ・タコ・イカあるよ」なんて
呼び込みをしています。もちろん、トマトソース味です。この旅行中、一番美味しく感じられました。
お値段は1500円ほどですから、日本とほぼ同じですね。
そしてラッキーなことに私たちが食べている間だけ、土砂降りでした。
ホテルに帰るのがずいぶん遅くなりましたが、おかげでオジサンたちは夕食いらずでした。
6月27日 水曜日
もう帰らなくてはなりません。最後はいよいよパルテノンです。
出発までの数時間、いわゆるアテネの市内観光です。
ギリシャは基本的に車社会のようで、アテネ市内は渋滞が当たり前のようです。それでも、トラム・ト
ロリーバス・連結バスなどたくさん走っています。地下鉄もあります。
写真は市内観光専用の2階建てバス、いずれもきれいなカラーリング、オジサンも乗ってみたかった。
ゼウス神殿、国立考古学博物館そして古代オリンピア競技の行われたパナシナイコ・スタジアムなどをチェック、写真は戦没慰霊碑の前で衛兵の交代式の様子。
いよしよ、アクロポリスの丘へ、オジサンの下手な解説よりもどうぞ写真を見てください。
いわゆる山門のような入口です。かなりの勾配を登ります。
丘の上から円形劇場ごしにアテネ市内を望みます。
4人の女神が支えるエレクティオンです。
さあ、私たちの旅の最終目標、パルテノン神殿です。少し明るい陽ざしのあるものと雲の間からわずかに
光の漏れるものと2枚の写真をアップしておきます。
辻邦生はその生涯で最高の啓示をこの地で受けたと書いています。ひょっとしたら下の写真のようなパル
テノンだったかもしれません。幸か不幸かオジサンには啓示は訪れませんでしたので、今も平和にこのブ
ログを書いている次第・・・・。
この夏も、学習院大学の史料館では「辻邦生展」が開かれます。今年のテーマは「背教者ユリアヌス」、
他の存在を許さない偏狭なキリスト教を国教と定めたローマを、ギリシャの神々の国に戻そうとするユ
リアヌスの治世を描く大長編です。少年の、男のロマンをくすぐります。
世界に偏狭な一国主義がひろまる今、彼(ユリアヌス?邦生?)が何を思うのか?
夕方、アテネを発ち、またドバイと関西空港を経て、翌日深夜名古屋に帰りました。
ちょっと疲れました。
明日から涼しい軽井沢で遊んできます。
いよいよ後半、今日は早起きしてエーゲ海のクルーズです。
それにしても、このホテルではモーニングコールが一度も鳴らない。建物は立派だし、立地もいいのに
評価のランクが低いのは食事やサービスの質のせいでしょう。昨年のクロアチアでも同名のホテルに泊
まったとき、立地はいいのに設備はひどかった。
これはホテルだけではなく、空港でさえも、トイレには必ずゴミ箱が置いてある。どうやらペーパーが
水に溶けにくいからか。水不足のためか、原則としてペーパーはトイレに流すなということらしい。
アテネの港から乗船、しかし雲行きがあやしい。寒気団が上空にあるのか、ギリシャには珍しく太陽が
顔を出さない。おかげで涼しいけれど・・・・。船に乗っている間も、上陸しているときもしばしば、
にわか雨が降ってきた。幸いにしてオジサンはハレ何とやらと一緒なので安心です。
イドラ島・ポロス島・エギナ島とまわるが、湾内なので波は静か、しかしお天気のせいで風景を楽しむ
ことはできない。島に上陸しても、同じようなお土産屋さんやレストランがあるくらいで、ほとんどま
る一日かけたクルーズとしては<?>かな。ただ、お昼の船上ブッフェは品数も量も多く、味もしっか
りして美味しかった。
そして、最後のエギナ島はピスタチオが特産とか、農協の売店がお薦めとか、ナニも少し買いました。
この島で、街をぶらぶらしているとき、八百屋さんでナニがプラム:0.96と表示されているので
1つとって1ユーロを渡し「釣りはいらねーよ」とカッコよく言ったらしい(英語で?)。するとお店
の人がびっくり・・・・「ノー!ノー!ノー!!」、いっぱいお釣りをくれました。どうやら1KG単位ら
しい。
そして、レストランで美味しそうなスパゲッティを見つけました。「エビ・タコ・イカあるよ」なんて
呼び込みをしています。もちろん、トマトソース味です。この旅行中、一番美味しく感じられました。
お値段は1500円ほどですから、日本とほぼ同じですね。
そしてラッキーなことに私たちが食べている間だけ、土砂降りでした。
ホテルに帰るのがずいぶん遅くなりましたが、おかげでオジサンたちは夕食いらずでした。
6月27日 水曜日
もう帰らなくてはなりません。最後はいよいよパルテノンです。
出発までの数時間、いわゆるアテネの市内観光です。
ギリシャは基本的に車社会のようで、アテネ市内は渋滞が当たり前のようです。それでも、トラム・ト
ロリーバス・連結バスなどたくさん走っています。地下鉄もあります。
写真は市内観光専用の2階建てバス、いずれもきれいなカラーリング、オジサンも乗ってみたかった。
ゼウス神殿、国立考古学博物館そして古代オリンピア競技の行われたパナシナイコ・スタジアムなどをチェック、写真は戦没慰霊碑の前で衛兵の交代式の様子。
いよしよ、アクロポリスの丘へ、オジサンの下手な解説よりもどうぞ写真を見てください。
いわゆる山門のような入口です。かなりの勾配を登ります。
丘の上から円形劇場ごしにアテネ市内を望みます。
4人の女神が支えるエレクティオンです。
さあ、私たちの旅の最終目標、パルテノン神殿です。少し明るい陽ざしのあるものと雲の間からわずかに
光の漏れるものと2枚の写真をアップしておきます。
辻邦生はその生涯で最高の啓示をこの地で受けたと書いています。ひょっとしたら下の写真のようなパル
テノンだったかもしれません。幸か不幸かオジサンには啓示は訪れませんでしたので、今も平和にこのブ
ログを書いている次第・・・・。
この夏も、学習院大学の史料館では「辻邦生展」が開かれます。今年のテーマは「背教者ユリアヌス」、
他の存在を許さない偏狭なキリスト教を国教と定めたローマを、ギリシャの神々の国に戻そうとするユ
リアヌスの治世を描く大長編です。少年の、男のロマンをくすぐります。
世界に偏狭な一国主義がひろまる今、彼(ユリアヌス?邦生?)が何を思うのか?
夕方、アテネを発ち、またドバイと関西空港を経て、翌日深夜名古屋に帰りました。
ちょっと疲れました。
明日から涼しい軽井沢で遊んできます。