おひるね茶家だより

おひるね茶家は終わっちゃいましたが、もうしばらく「たより」は続けたいと思います。
どうぞおつきあいください。

初めて?の奈良

2019-11-12 20:11:48 | Weblog
ほんとにおひさしぶりです。
おじさん、ますますボーっとしてきましたがとりあえず元気に生きています。

さて、この土曜日と日曜日、奈良に行ってきました。
なんと、オジサンは奈良に行ったことがありません。
あんまり、お寺に興味がないから???

奈良って行きにくいですね。近鉄もJRも乗り換えが多いし、直行バスは満席だし、
しかたなく新幹線で京都へ、大和路快速で48分です。京都駅で超満員にはびっ
くり。奈良ってすごいんだと思ったら、たくさんの人が伏見稲荷で降りちゃいま
した。

それでも「正倉院展」が終わりに近く、よく混んでいるようです。
JR駅前からぶらぶら歩いて猿沢の池と興福寺へ、特に興味が持てなかったので、
飛ばして、これは「奈良国立博物館」、正倉院展には長蛇の列です。いったいど
れほど待つのでしょうか?



ということで、正倉院展もパスして、東大寺へ。

山門に向かう人たちがいっぱいです。



日曜日にも前を通りましたが、もっとすごい人でしたよ。
そして、大仏様にも、広目天や多聞天にもお目にかかりました。
オジサンは何となくこういう像のほうが好きかな。
仏さまが寝ています。努力しましたが起きてくれません。







そして、今回の目的の1つだった奈良ホテルへ。



素敵ですね。
残念ながら、ここには泊まれません。
お茶だけしてきました。
大きな声では言えませんが、ホテルブレンドのコーヒーは止めといたほうがいいです。

ここから「ならまち」(古い町並みが残る)を少し歩いてみました。
これもあんまりです。

日曜日は、バスで唐招提寺へ。
オジサンには特に好きなお坊さんがいるわけではありませんが、鑑真和上だけはすごいと
思います。御影だけはきちんと拝んできました。



平成の大修理の後ですが、ピカピカになっておらず良かったです。
そして、この苔のお庭が素敵でした。紅葉の始まった木々と木漏れ日が美しい。



庭守の方が丁寧に一礼して山門を出て行かれる姿にも感激して、僕たちも頭を下げました。

奈良市内にもどって、唐招提寺は行きと帰りでバス乗り場が違います。・・・と教えてくだ
さる方があり、ぶじに帰れました。

最後に尋ねたのは、「志賀直哉邸」。彼自身のアイディアを生かして設計した家とか。



自分の書斎はもちろん、子供部屋やサロン風のスペースもたっぷりあって、とても明治の
個人住宅とは思えません。たくさんの文人仲間が集ったのが理解できます。
春日大社の南側のこのあたりは立派な個人住宅がたくさんあるようです。

帰りは、バスの席もとれて、ゆっくり帰ってきました。よく歩いて疲れましたが、まあ
まあ楽しい旅でした。

この街、大きなお寺はたくさんありますが、街そのものはあまり魅力がありません。
ちょっと残念ですね。

追伸 実は10月にチェコに行ってきました。
レポートにはまだ手が付けられません。何時になることか?