働かないということ

月曜日、高校の同窓会の小さな集まりに出かけた。
この回では、食事の後、仲間の誰かが１時間ほどのスピーチ
をすることになっている。

この日は、同期生が「ギニア高地」に出かけた話をするとい
うので、めったに出席しないオジサンも誘われて出かけた。

南米、ヴェネズエラのテーブルマウンテンで有名なギアナの
地形的な話はともかく、彼の話で興味をひかれたことを紹介
しましょう。

１つは、そのギアナに住むわずか２万人ほどの或る部族の言
語には「働く」という意味の言葉がないそうだ。　つまり、
自然の恵みを必要なときに、必要なだけ採集して生きている。
彼らには、身体を動かす、活動するという意識はあっても、
働くという負担や義務は感じないのだろう。

もう１つ、ヒマラヤ山中、ブータンには幸福という意味の言
葉がないとか。　発展とか、成長とかを望まず、あるがまま
に生きることがその国の基本で、そのことがとても心地よい
ようだ。　何かと比べて幸福という考え方がないのでしょう。

友人がギアナで感じたことは、縄文的採集生活への回帰願望
だったのでしょうか？

オジサンの人生も、勉強することと遊ぶこと、働くことと遊
ぶことがゴッタになったようなもの、いまのおひるねオジサ
ンもほんまにお気楽な心地よい毎日です。

日曜日はとても暖かく、藤棚の下のテラスで飲んだビールの
美味しかったこと、写真はオジサンの連れ合い、彼女は予約
があるときに手伝いに来てくれるだけで、何もないときには
来ないのだけれど、この日は付き合ってくれました。
ほんとうに心地よい１日でした。



ふじの蕾がもうこんなになってます。　１～２週間で見ごろ
になりそうです。

久しぶりの外ごはんでした

オクサンに臨時収入（税金の還付）があったので、久しぶりに
外ごはんしました。

以前大好きだったローストビーフのお店がクローズした後にオ
ープンしたイタリアンのお店です。　八事に古くからあるパン
屋さんの系列とか、いい雰囲気のお店です。

もちろん、パンは美味しいし、お味もサービスもなかなかです
が、オジサンのような大飯喰らいにはちょっとボリュームが足
りません。　パンはお代わり自由ですが、そうパンばっかりで
は？？

オジサンとオクサンは、食べ物の好みがまったく違います。
ラーメン・焼肉・トンカツ・味噌煮込みが大好き、そして雰囲
気よりも味のオジサン、寿司・カレー・豆腐が大好き、そして
なによりきれいなお店が大好きなオクサン。　唯一の共通点が
イタリアンです。

そんなオクサンですが、オジサンの料理はだいたい美味しいと
言ってくれます。　この４月のメインディッシュの１つ、鶏の
ふわふわ蒸しも褒めてくれました。　ただ、盛り付けがあまり
素敵ではないと指摘されました。

オジサンはどうもこれが苦手です。　日本料理やフレンチは盛
り付けがイノチみたいなところがありますが、何となく「うま
けりゃいいじゃん」みたいなところがあります。　そして、つ
まるところはどうしていいのかわからないのです。

明日はどうしようかな！！？？？？

今日、６日、あちこちで入学式でした。　そして、名古屋の桜
も満開になりました。　被災地も春の訪れとともに少しずつ元
気が出てきたようです。

写真のサイズが大きくできたので、おひるね茶家の雪柳を紹介
します。　例年は２～３週間ずれて咲く２本の雪柳が今年はほ
とんど同時に咲いています。


玄関前のもの、いつもはもっと早く咲きます。


お座敷前の雪柳です。