壬生の政局やいかに…

真の民主主義町政を求めて…

小さな市と大きな町…

2013-11-13 20:54:42 | Weblog

連合栃木議員懇談会・2013年度「首長講演会」・「第2回地域交流会(那須地域)」で、那須塩原市を訪れました。同市は平成17年、旧烏山町と旧南那須町の合併により誕生しました。

旧那須町の町長から初代同市長になり、先の選挙で3選目の当選を果たされた大谷範雄氏の講演の前に、まず同教育委員会の担当課の方から、市長肝いりの「サタデースク―ル」の取り組みについて説明戴きました。

そして大谷市長からは、選挙、そして「栃木県で最も小さい、人口3万人に満たない本町を研修先に選んで戴き」との、お礼の言葉を頂戴しました。

合併後にまず取り組んだ、職員数の適正化――336人から256人と20%の削減、小中学校の全教室エアコンの設置、2名の死者を出した東日本大震災の被害への対応、未整備交付金55億円を投じたライフライン&インフラ整備…。

大谷市長はこれらのまちづくりを、「合併の恩恵」と位置付け、さらに、地元の県立烏山高校の存続を強く要望されました。

思い出すのは、玉川大学文学部英米文科科の、烏山女子高出身のMさん。色白の美人で、男子学生から大変人気がありました。同郷のよしみを感じながら、クラスが違うこともあり、卒業間近にわずかに言葉を交わしただけ。烏女(からじょ)は確か数年前、烏高(からこう)に併合されたはずです…。

人口3万人を切った那須烏山市と人口4人万弱の壬生町。優劣をつけるのはゲスの極みというものの、どうすれば市民に多くを還元することができるかに自身の情熱を傾ける、大谷市長の思いを感じ得た、そんなひとときでした。