弘法、歯ブラシを選ばず(爆)

Amazonから「以前にジョン ル・カレの本をチェックされた方に、このご案内をお送りしています」と、デニス・ルヘインの『運命の日 上 (1) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ) (ハヤカワ・ノヴェルズ)』の広告メールが届きました。

今までも、こういうメールは定期的に届いていたはずなんですが、あまり頓着して見ていなかったんですよね。でも、今回はふと目に止まって、「ル・カレとデニス・ルヘインねぇ～」と、面白く感じたのでありました(^^)。

それにしても、このお仕事、面白そうですよね。作家や作品を分類して関連付けして、「あれが好きな貴方なら、これもお好きなのでは？」という提案に至らせるわけでしょ。仕組みは分かりませんが・・・プログラムは最先端だけど、根っこは超アナログかつマニアックな感じで・・・すごく楽しそうに思ってしまいました(^^)。まっ、目的が販促ですから、相当幅広く関連付けてるんだとは思うんですけどね。

ところで、一気に話は変わりますが・・・自宅で使っている歯ブラシは、市販の歯ブラシの中から良さそうなのを選んだもので、山猫軒に置いているのは、歯医者さんで歯みがき指導を受ける時に歯医者さんから支給された歯ブラシなんですね。

だとすると、歯医者さんの歯ブラシである山猫軒歯ブラシが、さぞかし立派なのだろうと思われるでしょうが、さにあらず・・・その歯ブラシは、子ども用みたいにヘッドも持つところも小さくて、均等にザックリ毛が植えてあるだけのオモチャみたいな歯ブラシなんです。でも・・・確実に、この歯ブラシの方が磨き残しが少ないんです。少なくても、わたしの場合は、そうなんです。ふむ・・・どうしてなんだ・・・ものすごく不思議です。

それで思ったんですけど・・・歯ブラシにも、用途別に何種類も使うよう設定されている、まるでゴルフのクラブセットのようなものもあり・・・オールマイティーを目指した完全体歯ブラシもあり・・・いろいろなわけですが・・・そういうの、みんな虚しいかもって(^^;。

オールマイティーって凄そうですが、言い換えれば中途半端な器用貧乏なんですよね。用途別のチーム構成は、大袈裟すぎて小回りがきかないでしょ。結局、目指すは「弘法筆を選ばず」ってことなのかなと・・・歯を磨きながら、そんなことを思ったのでありました(^^;。