子供の頃の楽しみの一つは、母に連れられて映画を見に行くことだった。
大映系の映画館だったら大怪獣ガメラだし、東映系ならばゴジラである。ただし妹たちも満足できるようにアニメ映画も同時上映される子供映画祭りのようなイベント開催時に行くことが多かった。
ただ、当時の風潮としてガメラもゴジラも何故だか人類の味方面していることが多かった。ガメラに至っては子供の友達面していやがった。だから私は敵役の怪獣のほうを応援していた。デパートの玩具売り場で怪獣の玩具を母に買ってもらうときも、ガメラやゴジラではなくギャオスやキングギドラを欲しがる子供が私だった。
だから原点回帰で、ゴジラが人類の敵として再登場したことは大歓迎であった。なかでも2016年公開の「シン・ゴジラ」は大人が大人向けに描いたゴジラ映画として高く評価している。ただ私の中のガキンチョ根性が、いささか物足りなさを訴えていた。
未知の怪獣に遭遇した日本政府の混乱と立ち直りを描いたドラマを悪いとは言わない。でも・・・でも、おいらはもっとゴジラが暴れる場面を観たかったんだぁ~~~
そんな不満を吹き飛ばしてくれたのが、表題の映画です。目の疾患から映画館での鑑賞を控えていた私にとって、ほぼ5年ぶりの映画館でしたぞ。感想は書きません。見て頂ければそれで十分、ちゅうか観ろ~~~~
ちなみに海外でも大ヒットの模様。そりゃ、そうだろうと思う。人類の敵である本来のゴジラが帰ってきたのだからね。
ゴジラ万歳、である。なお、絶対に映画館で観ること。あの映像と音の迫力は自宅では無理ですぜ。
お~、ヌマンタさん、無事にゴジラが鑑賞出来て良かったです!
久しぶりの劇場での鑑賞、楽しかったのではないですか。
今回のゴジラは、海外でもかなりヒットしてるみたいで、嬉しい驚きです。
やっぱり怪獣映画はこうあるべきなんでしょうね。1作目ゴジラの素晴らしさを再確認出来た感じですよね。
この映画、予告編を見た時はまた過去編かよと思ったのですが、皆さんの評価が高いので見に行くべき?と悩みが生じています。
まだ劇場でやってるかしら?
鑑賞されたんですね。
ゴジラ-1.0は2023年の映画で一番良かったと思っています。
私も本作は高く評価しています。面白かったあ…人間ドラマとしても見応えがありました。
昔、美大で受講した「映像学」の講師は黒澤明監督の下で「隠し砦の三悪人」の助監督を務め、「ゴジラ対ヘドラ」の監督をされた坂野義光(ばんのよしみつ)氏でした。監督は生前「ゴジラ作品で唯一環境問題を扱ったものだ」と自負されていました。
子どもの頃見て面白かった記憶はないのですが、最初のゴジラが水爆実験を皮肉ったものだったと考えれば、ゴジラ作品のその時々の時代に対する批判精神に適った作品だったのかなと再評価出来るでしょうか?
美大では他に、原節子を筆頭に時代を彩った有名俳優の肖像写真を数多く手がけた有名写真家から「写真」の演習でご指導いただき、首都圏の大学は超一流の講師から直接指導を受けられるのが凄いなと思いました。
現在、本作はモノクローム版が特別上映されているようですね。
そう言えば先日本作のメイキング紹介で、20代前半の天才CG映像クリエイターが紹介されていました。せっかくの才能が人材流出にならないよう、収入や待遇で報いて欲しいですね。
ゴジラのテーマ音楽が絶妙なタイミングで流れるのも、気分を高揚させて良かったです。ベタでも、ここぞと言う時はあの曲❗️
一方、あの「トップガン マーヴェリック」ではDanger Zoneが冒頭で少しだけしか流れなくて、往年のファンとしては後半の戦闘シーンでも流して欲しかったんですよね。権利関係の問題なのか、昔の作品の焼き直しをトムが良しとしないのか、理由は不明だけれど。
学生の頃は単位を取るだけで満足していましたが、今はじっくりと大学で勉強した気持ちはあります。現実には仕事に追われて無理なのが無念です。
映画音楽は使い方次第で映画の魅力を大きく左右しますから上手に使って欲しいですね。アメリカだと権利関係がうるさそうですが。