しばしば話題に上がるのが、公務員の天下り問題。批判する人は多い。でもねえ・・・
お子さんをお持ちの方は、よくよく考えて「天下り批判」をしたほうがいいと思う。子を持つ母親たちの多くは、子供の進学問題に熱心だ。よく勉強して、いい学校に入って、上級公務員(いわゆるキャリア官僚)を目指すことを、子供の頃から仕込まれる。どの家庭でもとは言わない。でも教育熱心な家庭では、数多く見られる傾向だと思う。
日頃、公務員の天下りを批判している当人の家族の話を聞くと、けっこう進学熱心な家庭が多い。つまり天下りできるような公務員に子供をさせたいのかい、と話を向けると、それは子供自身の問題だと逃げる。察するところ、奥さんの意向は安定した就職先である公務員にあるようだ。しかも一般職ではなく、あきらかに上級職(キャリア)狙いのようだ。
民間企業の中間管理職である父親の「天下り批判」とはうらはらに、その子供には安定した人生を求める母親の気持ちも分からないではない。多分、わりと良くある話なのだろうと思う。
これまでも、散々叩かれてきた「天下り問題」だが、このような世情を思うと、この先も当分安泰なのだろうと予想せざる得ない。本音と建前の乖離とまでは言わないが、世の民が求めている以上、なくなるはずはないわな。
まずは、お誕生日、おめでとうございます。
>公務員の天下りを批判している当人の家族の話を聞くと、けっこう進学熱心な家庭が多い
そうなんですね~。
天下りして頂くのは、良いとして、
その仕事内容をしっかり勉強してからにして欲しいです。
つい最近、異にした部署からの天下りをした方に
迷惑を被りました。。
また、公務員ではないですが、新聞社。。
某新聞社の社会部を定年になった人が、
関連新聞の地方紙のスメ[ツ部の部長になっていた話すですが、
体操世界選手権の新聞の記事写真で、
「平行棒で演技する富田」と載っていたのです。
それは、どう見ても鉄棒で棒は1本、
選手も富田選手ではありませんでした。
新聞社に電話して、そのスメ[ツ部の部長さんに変ってもらったら、
「平行棒も角度によっては1本に見える」と確認する前に真っ向から否定。
「どう見ても、選手も違いますし、棒の太さが違うので、確認して下さい」とお願いしても、
高圧的に否定されました。
仕方がないので、電話をかけなおし、写真部に変って頂いたら、
やはり、平行棒ではなくて、選手も間違いでした。
スメ[ツ部の部長さんは、天下り?とは言わないかも
しれないですが、
親にあたる新聞社の偉い立場の人が定年になって
地方紙に来た人でした。
スメ[ツ部に来るなら、勉強してよ・・・と私が最近思った一例です。
すみません。愚痴になっちゃいました。
良いお誕生日、そして、ヌマンタさんにとって、
充実された良い一年と、なられますように。。
組織というものは、目的を遂行するための手段として作られたはずですが、次第に組織そのものを維持することを目的にしてしまいます。「天下り」で無能な人材が配置されるのも、組織の維持が優先され、組織の機能がなおざりにされた結果だと思います。
ただね、本当に優秀な天下りの人は、自分の限界と他人にまかせることを知っています。機能ではなく権威のみに固執するタイプは、けっこう多いのですが、私も御免こうむりたいですねえ~