ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

子育てに不向きな町

2024-07-04 09:10:11 | 社会・政治・一般

>2021年、北海道旭川市で凍死した中学2年(当時)の女子生徒がいじめを受けていた問題で、市教委の第三者委員会が“黒塗り”で非公表にしていたとみられる文書がインターネット上に流出していることがわかりました。

今頃になって良心がうずいたのか、はたまた隠し通せないと思ったのか爆弾文章が密かに公開された。被害者家族の心情を思いやり、敢えて黒塗りにしたそうだが、やはり本音は犯人の隠匿と事件の矮小化であろう。

そもそもね、凍死に追いやるような暴挙を「いじめ」で済ませること自体おかしい。本来なら殺人事件として警察が動くべき事件だと思う。しかし、旭川市は左派系の労働組合が強い影響力を持ち、その筆頭である教職員組合が率先して事件の隠蔽を図る異常な地域である。

教育委員会は当初は「いじめ事件」はなかったものとしようとした。しかし、あまりに陰惨な事件に隠し通すことが出来ず、やむなく「いじめ事件」として事実を矮小化して隠蔽を図っていた。目的は教職員、特に組合員の保護である。冬に冷たい川に飛び込むように強要された女生徒のことなどまったく考えず、ひたすらに教職関係者を守ることしか考えていない。

教育委員会?

ちゃんちゃら笑わせる。「教職員保護隠蔽委員会」に名称を変更すべきであろう。それだけではない。本来、教育とは子供を教えて育てることである。いじめ事件を隠蔽したり矮小化することで、加害者たちに免罪符を与えてしまった。

こんなことをやっているから、旭川市周辺の子供たち、特にいじめっ子たちは、虐めて死に追いやっても大人が守ってくれる、大事にはされないと思い込む。だから橋の上から「いじめ被害者」を落として死なせても罪悪感の欠片もない子供を育つ。教育を放棄した必然の結果である。

私が子の親ならば、旭川市では絶対に子育てはしたくないですね。

コメント (4)
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