ヌマンタの書斎

読書ブログが基本ですが、時事問題やら食事やら雑食性の記事を書いています。

報道の不自由さ

2024-05-09 11:52:39 | 社会・政治・一般

G7を始め先進国の中で、日本の報道の自由は最下位だそうである。

まぁ、誰の情報をもとに判定したのかは知らないが、民主党時代にはもっと上位にいたので、自ずと分かろうというものだ。

それはさておき、私も日本の報道はかなり歪だと考えています。なんといっても、その筆頭は記者クラブで官僚にコントロールされた情報の垂れ流し。呆れるほどに、新聞TVといった大マスコミ様は官僚にコントロールされています。

まぁ霞が関の中央官僚の記者クラブに所属することは、記者様にとって約束された出世コースです。サラリーマン記者に、出世を危うくしてまで報道を自由にやろうなんて幼稚な気概はないでしょう。これは分からなくもない。

また特定の外国への「ご配慮尽くされた可笑しな報道」に関しては、情報工作の一端を担っていらっしゃるとしか言いようがない情けなさ。小さな漁船で生活を賭けた漁に出る日本国民よりも、調査船と称する大型武装船舶の航行を見てみぬふりするマスコミ様は、そう遠くない将来に人民日報日本支社に転職予定ですかと言いたくなる。

さらにおかしいのは、奇妙なほどに特定の宗教団体を慮る生やさしき報道の数々。安倍首相暗殺の背景にあった統一教会を批判するのだって暗殺という事件があってからである。統一教会が信教の自由を濫用して日本から半島に資金を流しているなんて、なにを今更である。信教の自由を前にすると、怯えてなにも報道したくなくなるのは、日本の大マスコミ様に相共通する悪癖である。

ついでだら書いておくが、自民党の政治資金不正を必死で追及する一方、公明党と創価学会の関係に触れないのは、どういうことでしょうかね。なにを忖度なされているのかは知りませんがね。

日本の報道の自由度が低いとされるのは、マスコミ様が報道したくない自由を行使していることが大きく影響していると思いますよ。偉そうに「だから日本はダメなんだ」と云わんばかりの間抜けな報道を読んでいると、天に唾する愚か者にしか見えませんね。

コメント (2)
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