のと鉄道運転士 「のとてつ5828」の乗務日誌

能登半島を走る第三セクター鉄道「のと鉄道」
のとてつ5828運転士の公私の乗務日誌

立山に来てます

2009-04-20 | インポート

立山
今日は非番、明日は休みなので立山黒部アルペンルートの室堂に来ています!

目的は、雷鳥の撮影と温泉・酒です。

17日にアルペンルートが全線開通したばっかり。下界では考えられない白一色の世界。この時期の名物「雪の大谷 散策」も行われており大勢の観光客でにぎわっていました。初めて見る人がほとんどなようで皆さんすごく感激していましたが、私はもう「見慣れすぎた」ため感動もありませんが、プログの写真アップのため久々に行ってきました。「やっぱり どうってことない・・・」が感想です。

雷鳥の写真のほうは、まだ冬の羽の状態の雷鳥が多く、バッチリ写真撮れました。近いうち列車の車内ギャラリーで公開予定です。

これから、ここに来たら泊まる常宿、名前と雰囲気がお気に入りの「雷鳥荘」に行きます。室堂ではバッチシ携帯使えますが、雷鳥荘の部屋では携帯は通じない、テレビはない、談話室にテレビあるけど「喫煙室」と化しているので行きたくない・・・、いわゆる宿でありながら、実際は「山小屋」みたいなもの。

だから「温泉&酒」を満喫するしかないのです。

携帯使えなくなるので時間的に早いブログのアップですが、「別世界」に行ってきます。


レンタサイクル

2009-04-19 | インポート

4月から再開したレンタサイクル。

今年は、ネットやパンフレットで浸透したのか利用者が多いような気がします。女性一人で借りて、途中駅で下車していくのもよく出会います。

これから、天気も安定し、気温も上がって暖かくなっていくと、さらに快適なサイクリングが楽しめます。ぜひ皆さんも利用して下さいね。

P5210080


懐中時計

2009-04-18 | インポート

運転士には会社から「懐中時計」が「貸与」されています。

列車の運行には欠かせないアイテムの一つ?で、多分、他の鉄道会社でも会社から社員に「貸与」されていると思いますが、最近では「電波時計」に押されて貸与していない会社もあると聞きます。

私の貸与されていた懐中時計も、運転士になった時に貸与されたものですが、先日、針の動きが2秒ごとに進むようになったので、おかしいと会社に申し出たところ、「電池切れ警告」の動きだったんですね。懐中時計が電池切れ近くなると、2秒づつ進むという事をはじめて知りました。

免許取得とともに貸与されて約8年。しっかりと時を伝えてくれた懐中時計。愛着はあったのですが、新しい別な懐中時計と交換いたしました。

新しくなった懐中時計と共に、気持ちもリフレッシュして仕事頑張っていきたいと思います。

F1000277


55555

2009-04-17 | インポート

愛車ホンダ「エアウェイブ」が走行距離55555キロ達成いたしました!

それがどうした・・・と言われそうですが、わが石川県が生んだスーパーヒーローのニューヨークヤンキースの松井秀喜選手の背番号55が並んでいるから、一人で勝手に喜んでいるだけです。

私は、わが社にもとても多い誰かさんみたいな「7」が並んで喜んでいる「パチンカー」じゃないので、「ラッキー7」とか「スリー7」とか言うのを聞くと腹がたちますね。

個人的には「5」と「8」が好きな数字ですね。

ちなみに愛車ホンダ「エアウェイブ」のナンバーは「58-28」です。

P3220001


珠洲の桜は今が満開

2009-04-16 | インポート

能登鹿島の桜はもう散り始めていますが、奥能登・珠洲の桜は今が満開

天気はあいにくの雨でしたが、友達から市内の桜を見に行こう!との誘いがあったので車で市内の有名?な所を見てきました。

珠洲市内の桜の名所といえば、学校か駅・・・とだれもが言うくらい市内の学校や駅には桜の木が植えられていますね。

能登線があったころは、運転しながらでも各駅で花見ができて楽しかったのですが、廃止となってからはそれも出来ず気になって見てきました。

「蛸島駅」はバリケードと物々しい看板で駅に入ることすら出来ず、せっかくの「遺産」が台無しですね。駅が市議会議員が中心となって活動しているNPO法人の所有物となっているので仕方ありませんが、われわれの税金からも支払われている議員報酬をもらっている「健全な市議会議員」なら満開の時くらいは市民に感謝の気持ちをこめて「無料解放」してもいいんじゃないですかね

「正院駅」は枯れた木もあって、華(花)やかさがなく、まさに「ゴーストステーション」って感じになっていました。昔は駅でしょっちゅう花見が行われていましたが、いまではそれもできないみたいですね。

あとの駅は、いままでどおり咲いていましたが、荒れた線路のない駅に桜だけが咲いている光景は、けっして「綺麗」とは言えませんね。でもこの「遺産」だけは何とか守っていかなくてはなりませんね。

「花より団子」ならぬ「花より酒」で、そのあと友達と飲んだのは言うまでもありません。


予備も半分過ぎました

2009-04-15 | インポート

「予備」も半分過ぎました。

今回は、32遅出日勤・31泊・31非番・34遅出日勤と四日間勤務が続く、まさに「予備」の仕事でもある本領発揮というところでしょうか?

一年以上、要員不足なため「予備」という仕事そのものがなかったため、同じメンバーで同じまわりの仕事だったので変化がなかったのですが、「予備」を再開して、いろんな同僚との組み合わせとなり変化があっていいと思います。

運転士それぞれに、運転の方法にも個性が出ており、それを感じるのが列車行き違いの時ですね。基準運転を行って時間通りに運転するのが原則なんですが、時間通りに運転すると自分の列車は定時運行を続けれてそれでいいのですが、反対列車は信号・踏切・ポイントの切り替わりのシステム上などでどうしても遅れて到着・発車してしまう事が多いんですよね。

わずか15秒から30秒のことなのですが、それでも「遅れ」は「遅れ」なんですよね。

わずかながら早い運転士、定時キッカリの運転士、いつも遅れてくる運転士・・・・・それぞれ三者三様を実感できるのが、いろんな運転士との組み合わせがある「予備」でもありますね。

でも、私ってどっちなんだろう?自分的には反対列車があれば若干早めに到着して、反対列車に迷惑をかけないようにしているつもりだけど・・・


早くも散り始めた桜

2009-04-14 | インポート

今年の「能登鹿島」の桜やっぱりちょっとおかしいですね。

開花前から花のつきがあまりよくない・・・と、このブログでも紹介していましたが、「満開」になる前にもう花が散り始めました。

昨年咲き過ぎた反動がきたのかもしれませんが、朝の運転した二番列車が通る風圧でチラチラと散っていく花と、「さくら祭り」にはあれほどいたギャラリーが早朝とはいえ誰一人いない駅にどこかしら、かなしく思えてきました。


見習い運転士

2009-04-13 | インポート

3月の国家試験で「甲種動力車」のペーパー試験に合格したOが、机上訓練を終え今度は実地試験合格に向けて、「見習い運転士」として現車訓練を開始いたしました。

教導が隣に付きっ切りで指導しながら、定期列車での運転訓練となります。けっこう厳しい教導とマンツーマンで行っております。見ていて「私にもあんな時があったんだな・・・」と8年前を思い出します。

彼が合格したら、「のと鉄道」では私と一緒にとった3名以来約8年ぶりの「運転士」誕生ということになり、.私たち同期にも「運転士」の後輩がやっとできることになります。Oには厳しくて大変だろうけど、合格目指して頑張ってほしいですね。


さくら祭り

2009-04-12 | インポート

今日は「能登鹿島」にて「さくら祭り」が行われました。

私的に正直言って、一年のうちで最も「仕事したくない日」なんです。

日頃は一般乗降客や駅に来る人の少ない「のと鉄道」ですが、この日ばかりは別。「さくら祭り」にドッと人が押し寄せるのです。押し寄せて運賃収入や関連事業収入が上がることは大変良いのですが、何せ日ごろ利用しない方が集中するので大変なんです。

まずは「無札乗車」。原則「のと鉄道」は車内集札なのですが、大半は乗車券を持たずに乗車される「無札」の方が多いんですよね。それに加えて「両替」もされていなくて、いきなり下車の時にお札出されたりするんです。お客様のお金は原則「さわってはいけない」ので両替も「お客様でしていただく」事になっているので、その要領がわからずに手間取るんですよね。両替が必要な方はあらかじめ両替をお済ませ下さい・・・と何度も何度も放送はしているのですが「全く聞いていない」お客様がほとんど。

で、駅に到着しても、なかなか下りれないと今度は乗務員にむかって「何やっているんだ・・・」あげくの果てに「だから赤字なんだ・・・」と怒るパターンが多いんですよね。

本音を言わしてもらうと「いつも乗っていないからでしょう」「だから何度も放送しているでしょう」となるのですが、それも言えませんからね。

あとは「カメラでの撮影者のマナーの悪さ」も困ります。ホーム以外の危険な場所での撮影や列車が接近しているのに身を乗り出して必死に撮影しようとしている方が多いんですよね。事故を起こしてはならないと、警笛を鳴らして運転士は運転しているのですが、ほんと神経がピリピリしますね。「いい写真を残したい」との思いはだれも同じですが、最低のマナーたけは守ってほしいですね。

早出日勤の仕事でしたが、とても疲れた一日でした。


畑も再開

2009-04-11 | インポート

秋以降、そのままになっていた家庭菜園を再開いたしました。

今日は、スキー・登山・トライアスロン・無線といろいろな悪趣味?を教えてくれて、地主さんでもあるYさんから「トラクター」をお借りして、まずは耕地整理。

約300坪の畑は自分が運転するトラクターによってきれいにならされました。「何でも自分でやってみろ!」が口癖の地主さん。トラクターも最初はデコボコの穴だらけだったのですが、最近では慣れたみたいで、「いつ会社首になっても畑でやっていけるぞ・・・」と冗談ともいえない冷やかしに戸惑っています。

もともとは荒地で、そのままの荒地にしておくくらいなら、畑として何でも作ってくれ・・・とタダ同然でお借りしています。都会の関心のある方が聞くとうらやましがるでしょうね。つくっている本人も「大変だ・・・」と口では言っていますが、結構楽しんでいます。

ちなみに栽培しているのは、アスパラガス・さつまいも・じゃがいも・葱・ニラ・チンゲン菜・ラッキョウ・ごぼう・ニンジン・イチゴ・ソラマメ・エンドウ・落花生・ニンニク・とうもろこし・ナス・ピーマン・きゅうり・ししとうなどがメインで、あとはそのつど作っております。

このブログでもいろいろ紹介していきたいと思います。