恩師のM下さんの葬儀に参列してきました。昨夜はいろいろ思い出してほとんど寝付けずに何とか朝の一往復の乗務を終えて、車で一時間強かけて葬儀会場まで直行しました。
正午からの葬儀でしたが、30分前に到着した葬儀会場はたくさんの参列者でいっぱいでした。会場に入ってまず涙したのは、遺影を見た時でした。何と「のと鉄道」の制服制帽の写真だった事です。独特の帽子の被り方で「M下流被り」といわれていたままの被り方でお気にいりのネクタイ。鉄道一筋40年のM下さんらしい姿に思わす・・・・・
今までいろんな方の葬儀に参列したことがありますが、今回のM下さんの葬儀ほど涙したことがはありませんでした。珠洲までのお召し列車や最後の急行「能登路」の運転など運転士として輝かしい功績を残した方との弔辞を聞いていても自然に涙あふれてくるし、焼香しても・・・・・
最後のお別れに棺の中のM下さんとお会いした時はもう・・・・・。棺の中に制服制帽と、車好きのM下さんらしく車の雑誌まで入っていたのを見て・・・
安らかなお顔を見て、昨夜のお通夜も出て同期でとっても仲がよかったという元区長と一緒に「ありがとうございました」と声をかけて献花してお別れしました。・・・
ほんとM下さんには公私ともにお世話になり感謝いたしております。運転士になる時の指導運転士としてずっとつきっきりで指導して下さった「師匠」でもあります。温厚な人柄で穏やかな方でしたが、基準運転をなかなか覚えられなかった自分をよく叱ってくれました、。突っ込みブレーキや機関ブレーキの操作方法や緊急時の対応の仕方など、時にはいろんな「マニュアル」を作って「これをきちんと覚えるように・・・」と渡してくれた紙はたくさんあります。
私的な面でも、今の車(エアウェイブ)を購入する時も、車が大好きで一緒に泊まりの時は車の話をしだすと日付がかわるまで延々と話し出す方でしたから相談に行ったら、第一候補のクロスロードは燃費が悪いからCR-Vを替えるというのにこれじゃ意味がない。これからの車は燃費かよくないと駄目だろうからエアウェイブでいいんじゃないか・・・との助言で第二候補だった今の車(エアウェイブ)にしたという経緯もあります。
M下さんの思い出をブログに綴ったらきりがないくらいなので、このへんで終わりにしておきますが、ほんとM下さんには感謝いたします。貴方のことはいつまでもいつまでも忘れません。ありがとうございました。