のと鉄道運転士 「のとてつ5828」の乗務日誌

能登半島を走る第三セクター鉄道「のと鉄道」
のとてつ5828運転士の公私の乗務日誌

訓練会

2007-03-14 | インポート

 昨日朝の高知龍馬空港での大阪伊丹発の全日空1603便の胴体着陸すごかったですね。ちょうど非番で家へ帰ったらテレビで生中継してましたね。思わず見入ってしまいました。でも最悪の状況ながら無事けが人もなくて良かったです。

 報道によると機内では客室乗務員の対応が完璧で「日ごろ【訓練】でやってますから大丈夫ですから安心を・・・」と冷静沈着であって、「決められた通りにやりました」前輪が出なかった全日空の機長(36)は、着陸後、会社に対しこう冷静に報告したという。機長は2003年から機長を務め、総飛行時間は約78000時間、事故を起こしたDHC8-400型機での飛行時間は900時間弱で、「十分な経験」(関係者)を備えていた。機長を知る人によれば「冷静沈着な人物」という。

 今回の全日空の客室乗務員・機長の対応に拍手をおくりたいし、見習いたいと思います。

 われわれ鉄道にもこういった予期せぬ異常事態が起こりうる可能性がある。その時のためにも異常時の対応の【訓練】は欠かせない。

 わが社にも二ヶ月に一度【訓練会】なるものがある。これは法的に乗務員に課せられた決められた義務?であるようで、2~3日間にわたり(全員が一斉に参加するのは不可能なので日をわけて都合のよい日に出席する)、勤務時間以外(ほとんどが非番の時に出席)に二時間ほど乗務員数名が集まって、こういった異常時の対応とか、ダイヤ改正の説明、などいろんな分野にわたってのいわゆる勉強会の【訓練会】があるわけです。

 今日はその訓練会が行われるため、本来なら遅日勤で10時までに出社すればいいのですが、出勤前に訓練会に出席するために早く家を出ました。仕方ないことです・・・。

 内容は、社長・常務の挨拶のあと、運転課長から運転関係の伝達事項、検修助役から車両関係の報告他、運輸区助役から18日からのダイヤ改正にともなう運転・車両運用・乗務員行路・作業の変更などの説明がありました。

 非番の人は時折睡魔が襲うことしばしばですが、疲れているから仕方ないかな・・・。何とか3月の訓練も終わりました。今日は遅日勤終わってから、悪友?の誘いに断りきれずまたまた白馬にスキーに行きます。天気期待できそうです。