時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

水墨美術館・琳派展

2010-04-28 11:24:42 | 文化・芸術
昨日の出かけ先は富山県水墨美術館。
(キモノ画像は昨日の日記にて)
京都・細見美術館所蔵品より「琳派・若冲と雅の世界」☆

大学で「一応」専攻が東洋美術史だったので、琳派についての知識は当時頭に入れたモノ。
酒井抱一や中村芳中は当時から好き♪
若冲はまださほど注目されていなかったから?
それともリアル鶏があまり好きになれず、眼中にしようとしなかったのか?
社会人になってから知った。
神坂雪佳はホントに最近になるまで名前を知らなかった。
バブル期にありがちな、「専攻=体育会系」・授業出てません学生だったしね・・・
年とってからでは頭になかなか入らない。
もうちょっと時間をかけて勉強したかった。
観るのは好きなのだが、じっくり時間をかけて観ないところからすると、ホントに美術が好きといえるのかどうか?
(教授や研究室の先輩方は一つの仏像を何十分も眺めてはった。実に楽しそうに!)
自分でもようわかりません。

絵葉書3枚購入。

左:中村芳中 「花卉図画貼 八月 芙蓉」
右上:神坂雪佳「狗児」 カタツムリをみつめる仔犬可愛い♪
右下:神坂雪佳「朝顔」 芳中の「朝顔」が好きなのだが絵葉書なかった。雪佳もいいナ。

水墨美術館はお茶室があり、妊娠中に来たときはお茶する方々数名の着物姿を見かけた。
(冒頭画像はお茶室前からのお庭)
ココはそこそこちゃんとしたキモノで来たい。
富山でキモノが似合う場所といえばココ。
そう思って着たのだが。
折からの悪天候、残念ながら皆さん洋服。
雨草履を初おろし。

東京や大阪と違い、人が多くなくて静かに琳派を楽しめた。地方の良いところですワ☆