時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

役に立ったイヤゲモノ~みにくいあひるの子

2010-04-24 14:07:23 | 
「いやげもの」
みうらじゅんの造語。
「観光地で「誰がこんなもん買うわけ?」と思わせたり、贈られた相手が喜ぶどころか突き返されそうな、貰っても全然うれしくない20世紀の愛すべき土産物の総称のことをさす。」

実家には父が世界各国でもとめてきた「いやげもの」がウジャウジャ。

パリとかNYとかよりも(←たぶん行ったことはあるのだろうが)パタゴニアとかタンザニアとかが好みらしき父。
ペンギンやシマウマやら動物の素人写真のアルバムが何十冊?百冊越えてる?
いや、動物はいい。
「数打ちゃ当たる」で、たまにはいいカンジの写真もあるし(←もちろん引き伸ばして額に入れて飾られている)。
水パイプとか・・・太鼓とか・・・
どうしようもないアクセサリーとか(帯留にできそうなモノは皆無)・・・
お面ズとか・・・

収納しておく場所にも困るらしくあちこちに飾られていて、実に気持ちの悪い、もとい、エキゾチックな家に成り果てている。


何年か前に海外から国内旅行にシフトしてくれて、ようやく増殖ストップ。
(国内の土産物には興味ないらしい)
この大量にあるいやげもの、父が死んだらどうしてくれようか?
アジアンショップとかでけっこうな値段で売ってるモノもあるのだろうか?


なんの役にも立たないモンばかりとあきれはてていたが、母を見習って自分も活路を見出しつつある。
庭の香り水仙(水仙なんですヨ、これ)を活けたコレ。

中にガラスのビンを入れたら、それなりに花が活けられた。
一番いい音がしたベル(スイスのモノか?)は、小鞠が具合が悪いときに枕元で鳴らすと飛んでいく合図用に。
なんとかなるモンやワ。
しかしお面ズはいらん。絶対にいらん。


昨日のコーデ
キモノ:ぼかし縞伊勢木綿
帯:あひる(勝手にあひる認定)柄紬名古屋
帯留:豆千代モダン:アトリエイボヤギの白鳥
「みにくいあひるの子は、実は白鳥だったのです」がテーマです(なんのこっちゃ!)。