時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

台所の続きの話~シルクウールに蔓花帯

2010-02-16 11:54:16 | コドモ
キモノ:シルクウール(「しゃなり」でお仕立て)
帯:蔓花柄紬帯(ヤフオク)
帯留:ガラス(くるり)
後ろ半襟、なんとか及第点?

この後はコドモネタ。長くなるのでご興味ない方はとばしてください。

2つ前の「台所に子供入るべからず」記事。
このブログは「基本」キモノブログなので、あまり細かく綴るのもどうかと端折って書いた。
結果、言葉足らずで誤解を招いたのか。
非公開希望のコメント等で、「かわいそう」など非難&反論の声が寄せられた。
通りすがりさんの暖かいコメントなどもあったが、「は?」な内容も・・・
「子供嫌いならどうして産んだんですか?」
「やりたがってるのに禁じるなんて母親失格」
色々な考え方があるのは承知しているし、言論の自由なのだが、人を真っ向から非難するときはHNぐらい書いてください。
なぜ「子供嫌い」まで話を飛躍させるのか、はなはだ疑問。
子供の希望をすべてかなえてあげることが親の義務ではなかろう。

子供を台所に立たせるのは正直面倒。子供を持つ親なら理解していただけるだろう。
しかし、それはあたりまえのこと。親は我慢強くなくてはならない(←自分に言い聞かせる)。
「台所入るべからず」というのは、「子供が希望したときにいつでも対応してあげるのではなく、いつ何をどういう風に手伝ってもらうかは私が決める」というコト!
バタバタしているときに
「ニンジン切りた~い」「ジャガイモの皮をむく~」
と言われてもね、というコト。
遊び半分の「オテツダイ」「オリョウリ」がいつもできるわけではない。
台所は母の仕事場だから。遊びじゃないから。


子供包丁なるものを買ってまで、3歳とか幼い頃からモノを切らせなくてはいけないのか?
上の子がいて、下の子も真似したがるときに、子供包丁は確かに便利かもしれないが。
本物の包丁が使える年齢になってからでも充分では?
子供は教えれば親が思うよりも早くなんでもできるのはわかっている。
しかし今の時代、何事も早くて驚く。
自転車の補助輪外すのは、自分の頃は小学生になってからだった。早い子で1年生、2年生からの子も多かった。いまは幼稚園年中ぐらいから。
包丁も、幼稚園から使っている子なんて周りにいなかった。
小学生になってからじゃ何故いけない?
もっとゆっくりでもいいのではないのか?
不安が広がる。小学生になってからではできないぐらい、今の小学生は勉強で忙しいのか?

そう思っているとき、園から持ち帰ってきたPTA新聞で、料理研究家の(非常に著名な方の息子さんで、ご自身も著名な方だったと記憶)の文章を読んだ。
小さいうちから包丁を持たせたりしなくてもよい。
親が働いているところに遊び半分で入らせるのはかえってよくない。
まずは食べた食器を自分で片付けるとか、そういうところから。
そういう内容だったと思う(1年近く前のことなのでウロ覚え)。
ホッとした。
本当にうなずける内容だった。

☆小鞠がうちで今しているコト。
・玉ネギの皮をむく
・卵をわる・ゆでタマゴの殻をむく
・ホットケーキの材料をかきまぜる
・クッキーやチョコを一緒に作る
・餃子を作る
・お箸や食器の用意、後片付け
・季節のイベントの準備の手伝い(月見団子、お雛様のちらし寿司など)
☆うちの外でしているコト
・スーパーで買い物するときの野菜の選び方・見分け方
・道の途中の畑にある野菜等の観察(稲・大根・白菜・茄子・トマト・ネギなど)
☆いままで経験したコト(幼稚園は除外)
・オニギリ作り
・トマトとハツカダイコンの栽培
・土筆とり&ハカマむき

6歳ならこれぐらいで充分だと思うのだが。
本物の包丁も去年の春には使っているし(ちらし寿司のタマゴ刻み)。
もちろん小学生になったら、徐々に、もっと本格的に手伝ってもらう。
「アラモード♪」じゃなくって、もっと実用的なコトを。
アラモードは作れなくても生きていけるが、リンゴの皮はむけないといかんっ

あくまでこれは私の考えであって、「子供と一緒にいっぱいお菓子作りたい♪お料理も」なママさんに反対しているわけではない。
うちはうち。よそはよそ。
みんな横並びの必要もなかろう。
「やらせていない」訳じゃないんですヨ。









































14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (aco)
2010-02-16 12:36:49
うわ~~~!
この帯に帯留めもステキですね~~~♪
2月はキモノ離れが加速中ですが、
こちらで気分だけでもキモノに浸らせて頂いてます♪

コドモのお料理、いろいろだよねぇ・・・。
ワタシも包丁はまだ先でいいかな、と思ってます。
お料理教室では、二人の時間をたっぷりもてるのと、
いかに包丁を使わない、野菜の料理を手伝ってもらうか!
を教えてもらってますヨ~~ww。
きのこやキャベツや白菜、ちぎってもらうとすっごく準備も楽になりました♪
こんにゃくだって手でちぎれるしね(大好物)。
それに食器の準備や片付け、下の子の面倒みてくれたら大助かりよ!!
本格的な調理をしてもらう余裕はありません・・・。

食育ってなんだろうねぇ。
いただきます、ごちそうさま、がちゃんと言えて、
ありがたく、おいしくゴハンをしっかり食べれる・・・。
幼稚園児、それだけでも充分よ~~~、
と思うワタシは甘いのかしらww!?
返信する
食育って (鞠花)
2010-02-16 13:29:15
acoさん、入学したら当分キモノどころじゃないかもしれないから、いまのうちに着ておきますよ。
って今晩からまた雪らしいですが。

子供料理教室や子供包丁の存在意義を考えてみて、acoさんちみたいに下の子がいるとなかなか一緒に料理どころじゃなかったりするだろうから、はるばる通う意味も大きいかな~と。
来年あたり、小ぽちちゃんが「する!する!」って包丁持ちたがったときに子供包丁があれば納得してくれるかもしれないし。
うちはもう包丁が使える分、そこそこ本格的なコトを要求されます。
今の園では本物の包丁使って豚汁とか作ってるの~~~
早くない?なんでそんなにお料理させることを急ぐんだろう今の世の中。

食育については、acoさんとまったく同感!!
大きくなったら包丁なんて嫌でも使うことになるんだし、小学生になったらボチボチでいいのにね。









返信する
わかります (Aki)
2010-02-16 14:08:35
ほんと、子供の「お料理のお手伝いしたい」は本音は「邪魔…」なんですよねぇ。うちも園からもらってくるペーパーやら、幼稚園児向けの本に料理の手伝わせ方が載っているからやりたがります。
まったくやらせないわけじゃなくって、時を選んでこっちも準備万端にした時じゃないと、やらせられません。
それよりは自分で食べた物のお皿を下げることや挨拶がいつでもきちんとできる(いただきます&ごちそうさま)など諸々のお行儀のほうを徹底していきたいものです。
うちは「お手伝いは自分のやりたいことだけが手伝いじゃないの。他の人が手伝ってほしいことが、自分のやりたくないことだってあるよ」と教えてますが、そんな教え方でいいのだろうかと躾について心ゆれ動く日々です

よそはよそ。うちはうち。すごくいい言葉ですよね。私も小さい頃何度も母から言われた言葉です
返信する
同感 (miwa)
2010-02-16 16:59:28
たいへんご無沙汰です。
忘れられちゃってるかも・・ですが、昨年一度西荻の「きものなかむら」の催事会場でお会いしましたmiwaです。
毎日ブログにお邪魔してま~す。
新しい生活、すっかり馴染んでいらっしゃる様子、小鞠ちゃん春から小学生なんですね♪
おめでとうございます。

ところで、、ブログの記事に今まで書き込みの無い方から「えぇっ?」と思うようなコメントが入ること、ありますよね。

私、子供の頃、台所=子供にはキケンと言われまして、(多分台所が狭かったせいもあると思うのですが)母と一緒に料理をした思い出は
とくに無いです。

でも今はそこそこ料理好きの大人になってるし、親の思うとおりで良いと思います。
妹の家には小鞠ちゃんと同じ年の男の子がいますが、パンをこねたり、卵まぜたり位はしたがるかな、、でもナイフを持たせている所は見たことがありませんね。

私自身は、スーパーで野菜の選び方なんて教わったこともないです~。(どんな親?笑)
でも食事の前に食器を並べたり、使い終わった食器を片付けたりはしてました。
あ、そうそう大根をおろすのは私の仕事でした。

何でも早いうちに・・・って、甥っ子二人を見てると感じます。
勉強も習い事も昭和40年代は今よりのんびりだったなぁ~と。(我が家だけかもですが。苦笑)

返信する
難しいですよね (鞠花)
2010-02-16 18:38:46
Akiさん、園からのペーパーやらに載ってますよね、クッキング。
幼児のうちからこんなコトしなくても、今の私たち世代、それなりにお料理できるようになってるのに・・・なぜ?って思います。
それでも時代の流れなのかと、自分で色々考えて手伝わせるようにしてます。

お手伝いについて、うちも同じようなコト言ってますよ。「自分のしたいときにしたいことをするのはお手伝いじゃないのヨ」って。
幼児の善意はわかりますが、気まぐれでもありますからね。

子育て。しつけ。入ってくる情報にふりまわされてもいけないし、かたくなすぎてもいけない。迷って考えてばかりです。


返信する
その気になれば (鞠花)
2010-02-16 18:50:38
miwaさん、何をおっしゃいますやら、いつもブログ楽しみに拝見してます!
変わらずご覧いただいていると伺ってうれしいです。

コメント、他の方が読まれて不愉快になられたり、物議をかもしそうなモノは消去するようにしています。あまりにも、な内容のもありますので。

私も「危ないから」とほとんど台所には入らせてもらえませんでした。
3歳ごろ、母が油の鍋をひっくりかえして足に大火傷を負ったので。油やお湯、ちょうど幼児の顔の位置ですからね。
小学生になって、基本的なこと(包丁の使い方など)は特訓させられましたが、あとは
「大人になったら嫌でもせなあかんから、子供は料理なんてせんでもええ。やらなあかんようになったらできる」。
→本当にその通り。結婚して必要にせまられたらちゃんとできました。
米を洗剤で洗う、なんてコトもしてませんし(笑)。
そうそう、大根おろしやカツオブシ削りはやってました。
見るともなく見ていれば大きくなればちゃんとできるのに、今はどうして幼児のうちから包丁を持たせたりするのか・・・食育、食育って何でしょう。疑問です。

情報がいろいろ入ってくるし、女の子なのでやりたがるので、少しづつやらせてはいるのですが。
そんなに急いでどうするんでしょうね、平成の子供たち。






返信する
誤解 (ふゆ)
2010-02-16 22:22:46
わりとストレートな感じで書かれてるので
誤解されやすいのかも知れませんね。
顔を見ながら話せば全然問題にならないことなのかも?
それにしてもいろんな意見の人がいますよね。
オリンピックの腰パン君の事も「出場させるな!」
と激高される方もあり「別に大したことじゃない」
とシラッと言われる方あり(笑)
無視を決め込まず、はっきり意見を述べる鞠花さんは
とても芯の強い方なのかな~?と想像しています。
返信する
Unknown (♪うらら)
2010-02-17 00:03:22
こんばんは!
自分のブログはすっかり更新ご無沙汰ですが、こちらにはいつも寄らせていただいています。

雪国にも負けず、お着物を着てらして素敵です。
私、今日はどっさり積もって雪かきいたしました。へろへろ~。

お台所の件。
幼稚園から積極的に包丁握らせななくても、いいんじゃないですかね。
娘の園で、「カレークッキング」があり、まな板の前でお手伝いのママがいて、子供一列に並び順番が来たら、「チョッキン」と野菜を数回切らせ、はい終わり~で次の子へ。
これで何を学ぶんだろう???って思いましたよ。

小さいうちは食べ物に感謝して、おいしく頂くことを教えるべきで、台所仕事を一緒にやるのは年相応になってからでいいのではと思います。

鞠花さんは ちゃんと小鞠ちゃんに愛情たっぷりなのは、このブログを見れば分かります

一年生楽しみですね~!
返信する
確かに (まりちゃん)
2010-02-17 00:46:00
自分本位なコメントを入れる人に限って、挨拶無し、HN無しって事が多いですよね、私も、早々に削除してます。
子供のお手伝いについては、うちはホントに小さい頃は、母子家庭ということもアリ日々の時間に追われていたので、ついつい母がサクサク済ませてしまうことが多く「やらせてあげる」っていうゆとりがありませんでしたねぇ・・・
お蔭様で、いまだに母が動くはめに・・・
それはそれで、シンドイ

私も、『やらせて』と言われて手伝って貰うのではなく、本当に必要な時に手伝って貰う
もしくは、いずれは本人にとって必要であろう事をやらせるのが親としての勤めではないかと・・・
個人的には思っています。
返信する
面とむかって (鞠花)
2010-02-17 11:02:47
ふゆさん、文章は人によっても受け取り方が違うでしょうから何とも言えません。
面とむかって話すとなんてことないコトでも、文章にしたり、ネットの世界だと誤解を招くことは多々ありますね。
「面とむかってはこんなコトはいえないだろう」というような内容を匿名で書けてしまうこともありますし。
よくあるんですヨ。
「仕事しろ。ごくつぶし」とか「着物にうつつをぬかして最低の母親」とか色々。
長きにわたって度重なると、アホらしすぎて気にしなくなりましたが、たまにははっきり言うのもいいかな~と思いまして。
どうなんでしょうねー

返信する
ホントに (鞠花)
2010-02-17 11:10:40
♪うららさん、こんにちは☆
雪かき大変ですよねー 
昨日今日もまた降り積もり、こちらも頑張ってます。だいぶ要領覚えてきましたヨ。

園のクッキング。うちもそんなカンジでした!
ホントに、おっしゃるとおり、年相応になってからでも遅くないと思うんですヨ。
小学生になってからだと、
「お母さんは毎日こうやってお料理つくってくれてるんだ。」と感謝の気持ちを感じてくれる、とかありそうですが(笑)、いまだと遊び半分なんですよね。

1年生、楽しみではありますが、帰ってくるまで不安でもあります。ドキドキです。









返信する
コメント (鞠花)
2010-02-17 11:21:00
挨拶なし、HNなし、いきなりの批判・非難コメありますよね。
はじめは色々考えこんだこともありました。
いまではもうアホらしくなって、さっさと削除してます。

子供の希望をすべてかなえてあげられるはずもないですよね。
それをやってしまうと、うちなんか一人っ子でただでさえ「女王様」なのに、わがまま放題に育ってしまうかも。
まあ、小学生になったら宿題と習い事で忙しくて、「ニンジン切る~」どころではなくなるかもしれません。いまのうちでしょうか?
返信する
Unknown (汐香)
2010-02-18 17:47:49
もしかして、今年初コメ?
とりあえず・・・あけましておめでとうございます(今更^^;)

家は、4歳児よりも2歳になったばっかりの息子が台所に立ちたがります。
洗い物は率先してやります。(--#)
辺りはびしょびしょ、洋服もびしょびしょ、泡だらけで水切りカゴへ。
はっきり言ってイライラします。勘弁してよー!!!
食育だ、なんだかんだと騒がれてる世の中。
人様の家のことをとやかく言うなー!ってのが本音です。
返信する
2歳児は (鞠花)
2010-02-18 18:19:54
汐香さん、こちらこそ今年もよろしくお願いしますね。

2~3歳ぐらいはホントお手伝いしたがりましたね~ とにかく母と同じコトするのがうれしいのか、なんやかややってくれました。
洗濯物たたむ・雑巾がけも一生懸命。
台所に立ちたがる6歳児に言いたいですワ。
「それはいいから自分の机の周りを自分で掃除しなさい」って(笑)。

びしょびしょ・・・聞いてるだけでこっちまで泣きそう。怒れないですしね。
手伝ってほしい年齢になると、きっと見向きもしないんですヨ。ままならぬは子育てなり。とほほ。

返信する