時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

晩秋の能登半島その5・追い風参考記録のヤセの断崖~デコ帯とブタ

2009-11-26 23:19:02 | レジャー
能登日記最終回。

輪島朝市を後にして、旅の最後の(鞠花的)ハイライト。
能登金剛!
「ザ・荒れ狂う日本海と断崖ゾーン」!


松本清張「ゼロの焦点」の舞台、「ヤセの断崖」。
ものすごい風が海から吹いてきて、なかなか前に進めない。
危険。危険すぎる。
カメラを出している隙にとばされそうな突風。洒落にならない。
ヤセの断崖は、断崖のかなり手前に柵がある。
その柵を越えて断崖の真上まで行ってのぞきこまないと実際どれぐらいのモノかわからないので、柵越えする人が多いらしい。
(とにかく危なすぎるのでやめてほしい、と地元観光局が言ってはるらしい)
柵を越える以前の問題だった。
身動きがやっと・・・
万が一越えたとしたら絶対落ちる。そんなヤバさ。
「とにかくカメラ出して何か撮ってみる」
「気をつけろー」
ダンナは小鞠を抱えて先に車に戻り、一人必死で撮った画像。

注)「ヤセの断崖の『隣の』崖」(爆)。
画像見る限り、なだらかな斜面。とても断崖には見えない。
実際は「隣の崖」も相当なモノだったのだが。うーむおかしい。

車までの帰り道、風に後押しされてものすごく速く走れた。
「うわ~~~ すごぉ~~~~っ 追い風参考記録や~~~~っ」
アホなコトを叫びながらテンションあがりまくり。
誰もいないだろうと思ったのに、向こうから人が来た。ウソー
風にのって絶対聞こえたワ今の。めっちゃ怪しい女やん。
ええいっ 「旅の恥は掻き捨て」や!
あの男子たちも帰り道になって共感してくれたはず。


次は(懲りずに)「義経の船隠し」。
義経が京から奥州に逃れる途中、追っ手をのがれるべく、ココに船を隠したという伝説が残る。
48艘。
ウソや~~~ 
こーんなところに隠れられるモンなん?しかも48艘も。
船ごと崖にたたきつけられそうな波やねんけど。ドドーンッ

ココも記憶がある。遊覧船に乗って海から眺めたのかも。

長々と続いた能登日記もこれでオシマイ。
もう少し能登金剛を南にくだれば、有名な「巌門」がある。次回のお楽しみ♪

今日のコーデ
着物:滝縞の伊勢木綿(染織こだまさん)
帯:綿紬デコ帯(LUNCOさん)←好きなので、後ろ姿を左右両方からアップ
羽織:モスリン羽織(染織こだまさん
帯留:ブタ(小沢さんのネットショップ)
半襟は無地の生成色ポリ縮緬。
羽織モンの季節は柄半襟と羽織の兼ね合いにも頭を悩まされるので、やっぱり無地半襟は便利です。