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時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

柳亭市馬独演会☆母娘de落語☆(春霞紬に鳥柄名古屋)

2014-04-20 19:13:57 | 文化・芸術
4月19日、柳亭市馬独演会へ。

小鞠は塾のテストだったので、駅で待ち合わせ。
片貝木綿のアンサンブル着せるのにいい季節なので残念。



☆演目☆

前座 柳亭市丸「たらちね」

柳亭市楽「四段目」

柳亭市馬「猫の災難」

仲入り

青空たのし ハーモニカ漫談

柳亭市馬「三十石」



たしか落語は7回目の小鞠。
「四段目」は二回目なので、枕の部分から「!」とうなずいていた。



前に軍歌のガーコンを聴いた時も思ったのだが。
ハーモニカ漫談の曲が古すぎて、申し訳ないけれどついていけない・・・
客席は60代~70代のご年配の方々がほとんどだったので、客層を考慮すれば正しい選択なのだろうか。
(それでも古すぎると思う。「高校三年生」や「王将」ぐらいからでダメなんですかね?)
「岡晴夫の付き人をやっていた」
と言われても、岡晴夫がわからない(泣)。
バタヤンは新聞の広告で見知っていても、歌は聞いたことない。
けっこう懐メロ知っていると思うのだが、さすがに戦前になると・・・
テネシーワルツが流れた時には「やっと知ってるよ」とホッ
できれば昭和後半でお願いしたいものだ、と我儘なつぶやき。
小鞠は「知らないのばっかり」と居眠りを決め込み、前の席の小学生男子も首をひねっていた。




お歌上手の市馬さんはこの日もいいお声。
「三十石」は上方落語なので、中書島やらの地名が懐かしい。
朝刊に、落語協会の会長さん就任内定の記事が出ていた。
おめでとうございます。



☆この日のコーデ☆
キモノ:「春霞」紬
帯:鳥の入った柄の名古屋帯

帯揚はあまり見えていないけれど、甘くなりすぎないように濃紺に。
「春霞」を着るには少々寒いような一日でした。












親子で落語~「渋谷に福来たる」☆

2014-03-05 01:16:27 | 文化・芸術
3月1日、2日の両日は、渋谷区文化総合センターは昼から夜まで落語一色。
「渋谷に福来たる」
サブタイトルは「二人会フェスティバル的な」。
一公演二人づつ、計16名の落語家がそろい踏み。まさにお祭り。

我が家がききにいったのは、公演名=「古典モダニズム」。
立川志らくと桃月庵白酒の二人。

☆演目☆

オープニングトーク(さほど親しくないらしい二人が、相手の師匠とのからみ等をトーク)
「喧嘩長屋」(桃月庵白酒)
「やかん」(立川志らく)
仲入り
「明烏」(白酒)
「親子酒」(志らく)



「喧嘩長屋」のビンタの応酬で笑い、「やかん」の知ったかぶりに笑い。
実に楽しそうな小鞠。
しかし仲入り後は「明烏」・・・うーむ。
取り急ぎ、
「男の人が女の人とお酒飲んで遊ぶところに行く話だよ」
と耳打ちすると、わかった風にうなずく。
吉原大門や見返り柳は知るはずもないだろうが、なんとなくは理解できているらしい。
初心な若旦那の様子にクスクス、クスクス。
「お稲荷さまのはずないよね」
それがわかれば良し。

落語の後は、同じ建物内の「こども科学センター・ハチラボ」へ。



帰りがけに和パフェ。



雨で寒く、小鞠が着る気おこさなかったのでキモノはなし。
「落語、飽きた?」
「ううん~ 面白い~」
よかった♪来月も予定あり。
次はまた親子着物で行きたいですワ。






親子で落語~座・高円寺寄席☆その1

2014-02-18 10:48:34 | 文化・芸術
2月16日。
第四回高円寺演芸まつりのイベントのひとつ、「座・高円寺寄席」。
昨年に引き続き、母娘で赴く。
今年は二日目の席。
タイトルは
「待ってました!笑いの醍醐味、たっぷりと」

会場に入る前に、橘流寄席文字展を鑑賞。



☆演目☆

前座 古今亭半輔 「元犬」
桂宮治「反対俥」
柳家はん治「皆なで老いてる唐獅子牡丹」
中入り
曲独楽(独楽をつかった曲芸) 三増紋之助
古今亭志ん輔「火事息子」

前から3列目、真ん中近くという良い席。
噺家さんと目があう、と照れる小鞠。
子ども連れ、前回よりも多い。
宮治さんが
「お子さんがいらっしゃるのはうれしいもの」
と触れてくださった。

曲独楽は、最後に独楽の綱渡り。
独楽の上にトトロのぬいぐるみを乗せて、トトロも一緒にくるくる回っている。
「となりのトトロ」のシーンそのまま。
大人も子供も大喜び♪

残念ながら、今回はじめて小鞠が居眠り。
内容がちょっと子供にはピンとこない話があった。
任侠モノ。
唐獅子牡丹といってすぐにわかる訳もない。
江戸の長屋の噺ならフツーに理解して笑っているので、リアリティのなさが原因か。
年寄りになったヤクザたち、という設定も、小学生には遠すぎたのかもしれない。
前の方でコックリしてしまってごめんなさい。






東京都伝統工芸品展☆その2~七宝製作体験☆

2014-01-27 10:26:37 | 文化・芸術
フルーツサンドで腹ごしらえした後、製作体験コーナーへ。
この日の体験は、江戸切子と東京七宝。
切子は小学校5、6年生らしき親子がチャレンジ中。
我が家は七宝。

数色の中から地色を選ぶ。
金具の上に塗る(冒頭画像)。

塗った上から選んだパーツを1~3個置く。
ん?
これは。
「ミルフィオリのだ!」
富山ガラス工房でミルフィオリ体験した時、このパーツ(下の画像の左側)を使用した。
七宝でも使う?
見本に使われていた白や黄緑の花柄は、残念ながら売り切れ。



そして800℃で焼く。
今日一番楽しかったのがコレ。
ガラス工房では実際に焼くところは見られなかった。
イベント専用の小型窯。
小さくてもパワー抜群。
仕事早い!



焼くのはたった2分!
「ここから中が見えるヨ」
職人さんは子供に優しい。


取り出した時の色が綺麗。
この色のままでいいぐらい。ずっと見ていたい。


冷やして30分で出来上がり。
小鞠はイルカのストラップ。
(「無地がよかったけれど、言えなかった」とか。目玉みたいで悪くないけどね)
ワタシはペンダント。

お世話になりました☆








東京都伝統工芸品展☆その1

2014-01-27 09:12:31 | 文化・芸術
新宿タカシマヤで開催中の東京都伝統工芸品展へ。
(~1月29日まで)

社会の授業で都のことを少し学習した4年生。
「黄八丈、習ったー」
「浅草の雷門の提灯だー」
黄八丈は前から知っているはずだと思ったけれど、親の言うことは左から右にスルーするのは子の常。
いつか稼いで鳶八買うておくれ。
「なんで~ないない~」
・・・

小鞠が釘付けになったのが、江戸つまみ簪の実演。
何度も何度も見にいっていた。
あまり見つめているからか、職人さんからつまみかんざし博物館のパンフをいただく。
花などのビラ簪はいままで正直興味なかったが(女子力に欠けている・・・)、鶴や亀、宝船などは面白い♪



お嬢さんお嬢さん。
ママはこっちの方が好きですがー。
鎧兜。一度は身に着けてみたかった。
首肩にガタがきている今ではもう無理だが。
真剣は持ったことありますよ。女子にはちと重すぎる。



タカノフルーツパーラーでフルーツサンド。


この後、製作体験コーナーへ。
つづく。




三三独演新春公演へ☆

2014-01-19 15:05:03 | 文化・芸術
1月18日(土)。
月例柳家三三独演会・新春公演へ。
霞が関のイイノホールにて。

☆演目☆

柳家市楽「四段目(よだんめ)」
柳家三三「金明竹(きんめいちく)」
川柳川柳「ガーコン」

仲入り

柳家三三「死神」

ちょうど小鞠の前が空席で、見えやすくてラッキー。
コロコロ笑いながら聴いていた。
「四段目」の芝居の話が特におかしかったらしい。
三三さんの枕は歌会始ネタ。
甘酸っぱい恋の歌かと思いきや・・・の話に大笑い。
川柳さんの軍歌は、最初は面白かったけれど、もうちょっと短くてもいいかも。
(ごめんなさい・・・)
お隣さんも途中から船をこいではりました。

「死神」は小鞠もよく知っている話。
富山の小学校で絵本を5年生に読み聞かせした。
ヨーロッパの死神伝説が下敷きになっており、グリム童話にもある話。
オチが落語家によって違うらしい。
三三さんは
「はっくしょん!」(=命のローソクの火が消える)
で終わった☆

小鞠にとって初めての夜遅く(10時以降)の帰宅。
明日も休日なので思い切ってとったチケット。
やっぱり帰りの電車ではウツラウツラ。
ワタシもこんな遅くに電車乗るのは妊娠して以来10年以上ぶりなので、眠い眠い。
「やっぱり無理だったかな?」と少々後悔したが。
11時に布団に入り、思い出し笑いしながら眠りについたのを見て、
「終わり良ければすべて良し」♪
(でもやっぱり夜の公演は当分辞めておこう)

次はキモノネタ。





お囃子☆その2~火吹き竹

2014-01-07 01:11:04 | 文化・芸術
二度目のお囃子鑑賞。
話の筋がわかっている分、一度目よりずっと楽しめた。
小鞠も、もどきの剽げた様子にクスクス笑い。

お囃子の舞台となっていた古民家。
大きいお飾り。(冒頭画像)
かまどや囲炉裏がある。
これから囲炉裏に火をおこしてくださるというので、あがりこんで囲む。



ちなみに点火はチャッカマン。
炭がしっかり燃えはじめると、火吹き竹登場。
子どもたち、交替で吹かせてもらう。





一日家ごもりした後だけに、外出できて晴れ晴れした表情の小鞠。
来年もまた来られるといいね。
お世話になりました☆


お囃子☆その1~獅子舞・大黒舞☆

2014-01-07 00:59:55 | 文化・芸術
1月5日。
着物は着られなかったが。
予定どおり、お囃子を鑑賞しに行く。

近くの公園の駐車場(有料)に車を置き、小鞠をおんぶして数百メートル歩く。
昨年の教訓を生かし、開始時間30分前に到着。
いい席をキープ♪(一番のり)



以下、郷土芸能保存会のチラシより抜粋。
「獅子舞・大黒舞」

獅子を先頭に大黒様の一行が福授けにお出でになる。
獅子は霊力を持った獣で、悪を祓いながら大黒様の通り道を清めている。


ひと休みして毛繕いをしていると、獲物を見つける。


獲物を捕らえ、食べて満腹になった獅子は、そのままそこで寝込んでしまう。


そこへ大黒様の家来のもどきがやってきて、獅子を見つける。


紙縒り(こより)を使って獅子を起こすことを思いつくが、怖くて近づけない。
目隠ししてやっと起こすが、眠りを邪魔された獅子は怒ってもどきを追い飛ばす。



もどきを従えて大黒様が到着。


打ち出の小槌から次々と宝を出し、人々に授け、幸福と繁栄をもたらす。


最後に獅子が四方を固め、授けた福を盤石にする。


大黒様がこうやって授けてくださるのは。


コレ!
福の豆、今年は最前列ど真ん中に座れたのでたくさんGET♪
昨年より人出が多かったからか、撒く福豆の数も多かったように思う。


パックンしてもらう。
お正月早々怪我させてしまったけれど、これできっと大丈夫!
郷土芸能保存会の皆様、今年もありがとうございました。

つづく



図書館のらくご会☆

2013-11-23 18:20:56 | 文化・芸術
近くの図書館にて落語会。
おなはし会担当しているのとは別の図書館だが、一番足を運ぶのはココ。
開館20周年記念行事、だそうです。
定員40名の予約制。

幼児&おはなし会用スペースに高座。
隣の多目的ホールが客席。
「大型えほんはここで読んでね」のPOPが見えているのは当然といえば当然。
提灯もしつらえてある。
と思いきや、赤い風船。ナイスアイディア。
(噺家さんがツイッターで軽くつっこんではりました)

☆柳家さん若 「粗忽の釘」

ググッて見ると、蜘蛛をやっつけるために釘を打つ、というのはさん若さんのオリジナルだと書いている方がいた。
蜘蛛~?!と想像して余計におかしかった。
小鞠が笑い転げていた。
夫婦の会話が我が家っぽかった気がする。


☆柳家喬之進 「そば清」

羽織を脱がないので「どうして?」とずっと気になった。
脱がない噺もあるし、必ずしも脱がなくてはいけない訳ではない、と後で調べて知る。
オチの意味がわからずキョトンとしていたが、小鞠が教えてくれた。
負うた子に物を教えられ。トホホ。
でも、後ろの老紳士も奥様に
「どういう意味じゃ?」
と尋ねていたので、少しホッ

小学生以上対象の会だったが、小学生は4、5人。
60代70代がほとんどでした。






「アートと生き物の金魚展」☆

2013-08-18 12:36:58 | 文化・芸術
サンシャイン水族館を出て、次は「アートと生き物の金魚展」へ☆

金魚絵師の深堀隆介氏の名は、着物女子さんのブログ等で語られているのをよく目にする。



夜店ですくった金魚、祖母の家で大きく育ったのを思い出す。



黒い出目金が入った甕を上からのぞく。
正直あまり好きではなかった出目金。
上から見ると「キレイだな」と初めて思った(撮影禁止ゾーン)。

人気撮影スポット♪



こんな夏帯欲しい。
あ、ポワソンドールの金魚尾ひれ浴衣洗わなくては。
まだまだ酷暑は続くものの、暦の上ではもう秋。
サヨナラ夏。
サヨナラ金魚。