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時々、キモノでお出かけ♪

かつて二日に一回キモノを着ていた主婦の、今となっては備忘録と化しているブログです。

ぼっち落語~「渋谷に福来たる~古典ムーヴ/夏一番2014」へ☆

2014-08-14 12:27:35 | 文化・芸術
ムスメがいない夜、落語へ。

☆演目☆

前座 柳亭市助 狸の札

春風亭一之輔  鰻の幇間

柳家三三    三枚起請

仲入り

桃月庵白酒   らくだ

帰宅して「白酒が『らくだ』やってんでー♪」とダンナに報告。
(大ネタが聴けてうれしい素人)
「白酒の『らくだ』かぁ。聴いてみたいなぁ。髪の毛、どうやった?」
??? !
「あー むしってはった」
むしるバージョンと剃るバージョンがあるそうですワ。

ぼっち(ひとりぼっち)落語。
落語はいつも小鞠と一緒だったのでぼっち感がしみる、気がした。
それも最初だけ。
ぼっち気楽!

何十年も基本ぼっち。
人を誘うのが気が重いゆえ。

「待ち合わせどこで何時にしたらええん?」
「この人誘って『いいよ行こう』と言われても、ほんまはキョーミないんちゃうやろか」
「(最中に)面白いと思うてくれてるんやろか。退屈やなぁとか内心思うてへんやろか」
「この後、お茶かごはん行かなあかんやろかやっぱり」
「一人やったらサッサと帰れるのに、ごはん付き合わなあかんとか思われるんちゃうん」
「どんな店がええんやろ。好き嫌いとかほんまはあって『はぁイマイチやわぁ』とかやったらどうしよう」
「『この人とおってもほんまは楽しないんやけど、まあ誘われて断るんも何やし』とか思われとったらイヤやなぁ」

そんなこんな余計なコトをグルグル考えてしまい、ただただ面倒、億劫。
一人で行動すれば何も悩まずにすむ。
だから「ぼっち」。
誘われたらついて行きますよ、だいたい、たぶん。
お隣の席の男性も一人、前のほうの浴衣の若い女性も一人。
落語は「ぼっち」の人が多いようで、ちょっと安心しました。



立川志らく独演会☆~赤とんぼ

2014-07-20 07:41:05 | 文化・芸術
7月19日、立川志らく独演会。
昼の部は満員御礼!
前から3列目、真ん中。
良い席がとれた。

☆演目☆

立川志庵  天狗裁き

立川志らく 桃太郎

立川志らく 花見小僧

仲入り

立川志らく 藪入り



「天狗裁き」は、オチは初めから予想つくのだが、それでも笑ってしまう。
横で小鞠がゲラゲラ ゲラゲラ

志らくさんは、子どもネタ3連発。
小鞠は小学5年生。
艶話もそろそろ、なんとなくわかってきて良さげな年頃ではあるが、やはり子どもネタだと親は安心。
小鞠も屈託なく楽しめるだろうし。
「桃太郎」の可愛げのない小僧が面白い。

午前中は塾のテストだったので、小鞠は洋服。


帰りは駅まで歩いてみる。
商店街で三木露風(「赤とんぼ」の作詞で知られる)のモニュメント発見♪
三木露風=龍野(兵庫県)の印象しかなかった。
(ところで、龍野市が現在は「たつの市」であることを初めて知った。漢字のままがよかったな・・・)
39歳から亡くなるまで、三鷹市で暮らしていたそうである。

夕やけこやけの 赤とんぼ
負われてみたのは いつの日か






子ども寄席☆『林家たい平さんの落語で大笑いするのだ!!』(ひさびさ子ども浴衣)

2014-07-13 19:26:44 | 文化・芸術
学校説明会:1校
塾主宰の学校説明会:3回(5校)
オープンキャンパス:1校
先週末から今週は中学受験関係のオデカケ多し。
小鞠の第一志望は昨年から変わらず。
ただいま1月校(埼玉)も含め、併願パターンを検討中。

親子ともに息抜きになるかと、子ども寄席へ。
2週間ぶりのキモノ!
ひさしぶりの母娘浴衣☆


生の落語、生の芸に子どもの時から触れることが大事だと、たい平さんが子ども向きに楽しくアレンジ。



子どもたちの笑い声がほぼ絶え間なく響く。
ふくろこうじさんのパントマイムも楽しかった。

実はワタシは最後の最後で居眠り。
子どもたちが飽きないように、興味を持ってくれるように、たい平さんが解説含め、ずっとハイテンションで頑張ってくださっていたのだが。
そのテンションに、大人は少々疲れたのかもしれない。
たい平さん、ワタシより3つ年上なのにお若い!
子どもたちのためにありがとうございます♪

小学生の着物男子一名(かっこいい!)。
夏着物ママ&浴衣女子(小学高学年?)&甚平男子(小学生)の一組。
浴衣女子(小学生)1名、甚平男子(チビっ子)一名。
自分たち以外の母娘着物、めちゃくちゃひさしぶりに見ましたワ。



小鞠の兵児帯。
絞りが上にくるように結びました。









台北 故宮博物院☆神品至宝展へ☆

2014-07-07 19:42:40 | 文化・芸術
4時間待ちという情報を耳にしたので、日曜の開館前に行ってみた。
甘かった。
すでに2時間待ち。

「翠玉白菜」の展示されている本館はあきらめる。
小鞠が見たければ、いつか台北に自分で行ってもらおう。
「目前まで来たのに見ることができなかった物」は、印象に残るはず。
私にとって、大乗寺(兵庫県)の丸山応挙の障壁画がそうだった。
拝観は中学生以上(←現在は知りません。昭和54年当時)。
「この子6年生で、とてもおとなしいんです。静かに観るので、入れていただけませんか」
母がお願いするが拒否され、両親が出てくるまで、妹と外で待っていた。
特に障壁画を見たいとは全く思わなかったが、母の馬鹿正直さとともに、一年違いで鑑賞できなかったことが強く記憶に残っている。
(「中一です」と言えば断られなかっただろうに)



平成館へ。
こちらは10分待ち。

青磁や玉器をじっくり鑑賞。
入ってすぐぐらいのところに展示されていた、青銅のこの子♪


うちにいる子に似ている♪
小鞠も親しみをもてた様子。


二重構造で、窓の中の金魚が泳ぐようにみえる「藍地描金粉彩遊漁文回転瓶」や、人気モノの「人と熊」は平成館に展示。
「人と熊」観られてよかった!


大満足!


普段は絵葉書しか買わないが、今回ばかりはフンパツ!
可愛すぎる「ぶんちゃっちゃ♪」(←踊ってるように見えますよね)
アチラの方にもそう見えるらしい(絵葉書↓をご覧ください)


小鞠にねだられたキーホルダー。


初めて図録を見た時の衝撃は、白菜よりも肉形石の方が大きかった。
「酔狂な・・・」が第一印象(笑)。
いつか肉も拝むことができるだろうか。


マスキングテープ、超クール!


中学生の頃、家にあった「世界の美術館全集」(?)を眺めるのが好きだった。
一番好きだったのはエルミタージュ美術館の巻だが、北京の故宮博物館の巻も楽しかった。
30年以上経て、ようやく目の当りにすることができた皇帝のコレクション。

外に出ると、平成館も70分待ちの行列ができていました。



桂米團治独演会へ☆

2014-07-01 11:15:44 | 文化・芸術
6月29日。
朝、ヤフーニュースを開き、驚いた。
桂米朝さんの奥さんの訃報!
なんというめぐり合わせ。
今日は銀座で米團治さん独演会を聴きに行くのである。
(落語詳しくない方に説明しますと、米團治さんは米朝さんのご子息です)

何があろうと舞台優先。それが芸人さん。
中止になることなぞあるまい。
むしろネタにしはるに違いない。
わかってはいても、聴きにいく方はちょっとドキドキ。

やってきました銀座ブロッサム。


☆演目☆

桂米輝 「七度狐」

桂米團治 「地獄八景亡者戯(前半)」

桂ひろば 「上燗屋」

桂米團治 「鹿政談」

仲入り

桂米團治 「三十石 夢の通い路」



当初の予定では米團治さんの登場は二度だったが、急遽変更された模様。
東京ではまだ訃報を知らない人が多いだろうが、知っている人もいるのに触れないのは不自然であろう話題。
お葬式(6月28日)にいたるまでの経緯。
お葬式後にすぐ岸和田で一門会があったこと。
和やかな笑顔で話してくださり、
「次回はスムーズに段取りできます」。
次回。
そう、誰しもがわかっている。
「次回」は、そう遠くはないであろうことを。


そして始まった「地獄八景亡者戯(前半)」。
サゲ前に、ラインダンスとともにお母様(元大阪松竹少女歌劇団(現OSK))登場。
「おかあさーん!」
呼んではりました。

「三十石」は4月に柳亭市馬さんの独演会で聴いたばかり。
京都の地名やら、鴻池さんやら住友さんやらの名前も懐かしいし、船唄が風情があって楽しい。

昔、ようテレビで見た米團治(当時は小米朝)さん。
朝ドラ「心はいつもラムネ色」にも、ミヤコ蝶々さんのダンナさんの南都雄二さんモデルの役で出演されていた。
朝ドラ見てから自転車ダッシュ。
チャイムと同時に高校の門に走りこんでいた頃を思い出しました。







一欅庵*和の暮らし展へ☆その3☆古民家の二階~お買いもの

2014-05-23 20:53:20 | 文化・芸術
一欅庵さんの二階へ上がる。
一番広いお座敷に、ガラス、つまみ細工、着物や帯、石鹸等の展示。

大きなつまみ細工をとりつけた足袋(参考品、販売なし)。
かっこいい。
つまみ細工、女の子限定のイメージがあるが、こういう使い方もあるのか。
しかし洗濯はできまい。
洗う前にいちいちとり外し、また縫い付ける?
オシャレだが無精者には無理。

お座敷の周囲のお部屋。
主の書斎。


窓のこの鍵。
実家もコレだった。懐かしい!昭和テイスト!


子供部屋。


襖(ふすま)紙が可愛らしい。


さて、本日のお買いもの。
一條朋子さんの帯留。



小さな小さなガラス。
爪の大きさと比べるとよくわかる小ささ。


そしてペタコさんのミニミニ帯留金具。
何か良い素材が見つかれば、ひさしぶりに作ってみよう。

続く☆


一欅庵*和の暮らし展へ☆その2☆和キッチュさん~古民家の続き☆

2014-05-23 17:29:48 | 文化・芸術
一欅庵さん一階、お庭に面したお部屋。
一部屋では帯結び講習会が開催中。
皆さん、半幅の変わり結びにTRYされていたご様子。

そのお隣の部屋には、和キッチュさんの作品。
冒頭画像、涼しげな朝顔の帯留。

小鞠が画像を見て「タコノマクラ(スカシカパン)だ~♪」
どこからどう見ても朝顔にしか見えないにもかかわらず、実はワタシも一目見て
「スカシカパン!」
デザイン化した朝顔と似ているのかタコノマクラ。
今日初めて気が付いた真実。

落雁も朝顔。


そしてペタコさんといえばカエル♪
(昨年カエルコーデで伺えば、ペタコさんからカエルのプレゼントがいただけたので)
今年もいたいた!


カエルクリップ。
一匹だけよりもたくさん揃えた方が断然楽しそう。
決められませんね、この中から一匹だけとか。


ずっと気になっていたミニミニ帯留金具。
デコレーションに目が釘付け。


和キッチュさんコーナーからそのまま奥の廊下に出る。
その奥は女中部屋。
3人寝たこともあったとか。
ここに3人・・・
そういえば「花子とアン」の修和女学校の寮の部屋も、そう広くない部屋にギュギュッと4人は寝ていた。
寝相の悪い真夜中スーパー大回転の小鞠には無理な話だ。


寝相の悪い子はコチラに↓。


階段。
改装前の実家の階段にソックリ。懐かしい。

続く☆


一欅庵*和の暮らし展へ☆その1☆古民家拝見☆

2014-05-23 17:01:44 | 文化・芸術
5月23日。
西荻窪の古民家「一欅庵」へ。
コチラも)

約一年ぶりの一欅庵さん。
昨年は小鞠と同行
今年は一人で少し寂しい。
『和の暮らし展~夏を寄せる~』、本日~明日5月24日、18時まで。

五日市街道から少し入ると、大きな大きな欅(けやき)が迎えてくれる。


横の車庫(実際にお住まいです)側から眺める。


お玄関。




左手に進み、すぐ左に入ると、暖炉がある応接間。


いたいた、ビクター犬。


クッションカバーが昭和テイスト。


玄関との間の小窓。


出ると廊下。


この廊下から昨年は浴衣姿の小鞠がお庭をのぞいていた。
いないと寂しい。

お庭のあちこちに、確かウサギのオブジェが見え隠れに設置されていた。


おや。
今年はウサギにあらず。

次は和キッチュさんコーナーへ。
続く☆





青山へ☆その1☆根津美術館~屏風と庭園の燕子花(懐かしのキモノ姫画像あり)

2014-05-05 19:10:02 | 文化・芸術
5月4日、南青山の根津美術館へ。
尾形光琳の「燕子花(かきつばた)図屏風」(国宝)と、丸山応挙の「藤花図屏風」(重要文化財)が美の競演。
着物姿がチラホラ。
カップルde着物もお見かけした。

前日、HPに
「庭園の燕子花が見ごろになりました」
と掲載されていた。
グッドタイミング♪

若葉のトンネルをくぐり抜けて。


根津美術館八景「弘仁亭の燕子花」


色々な角度から楽しめる。


この庭園は8年ぶり。
足元を見つめて一生懸命に段差を降りる、2歳半過ぎの小鞠。


今ではスタコラサッサと、母を置いて進んでいく(別人・・・)。


ついでに、8年前のワタシのイデタチ。


続く☆


「のぞいてびっくり江戸絵画」~サントリー美術館と東京ミッドタウン☆その1

2014-05-04 12:22:44 | 文化・芸術
5月3日夕方。
六本木・東京ミッドタウンへ。

サントリー美術館の「のぞいてびっくり江戸絵画~科学の目、視覚のふしぎ」展。
歌川国芳の寄せ絵に小鞠がまんまと興味を示してくれた。

ミッドタウン内の不思議オブジェ。
中に入れるので子供に大人気。
満員御礼につき、あきらめる小鞠。


さあ行ってみよう♪


遠近法を駆使した絵画。
望遠鏡や顕微鏡の展示。
縮んだりおデブに見えたりする鏡には、大人も子供も小さな歓声。
(内部は撮影禁止)

「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」はコチラ(チラシより)。


「くしゃおじさん」(←そうとしか思えない・・・)こと「人をバカにした人だ」も観たかった。
イタリアのジュゼッペ・アルチンボルトの果物や野菜が人の顔になっているだまし絵と並んで、二大顔面トリックアート♪

美術館を後にしてミッドタウン散策。
「このチョコ全部食べれない・・」(誰も食べろとは言うてへん)


「やっと入れた!」
ツルッツル。
滑ってなかなか外に出られないお隣の女の子。


次はキモノ編。