ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

箸休め4

2016-02-23 10:09:42 | 日記
前々回、今クールのドラマについて少し触れた際に
もしかしたら「あれ?」と思われた方もおられるかも知れませんが(笑)
我が家のイチオシは、ナンと言っても「女くどき飯season2」です♪

前作にかなりハマって、このブログでも熱く語らせて頂いたんだけど
待望の新シリーズも期待以上に面白くて
日曜深夜(関東圏は火曜深夜)が待ち遠し~い!(笑)

簡単におさらいしますと…
主演の貫地谷しほりさん演じる神林恵は、31歳独身で
食べ歩きが趣味のフリーライター

安藤玉恵さん演じる編集者から依頼された企画「女くどき飯」
…応募男性が選んだお店でご飯デートをして「口説いて貰う」…を連載中

安藤さんから「本当に口説かれちゃダメだからね!」とクギを刺されるも
毎回、別れ際に自分から男性を口説いては撃沈するという展開(笑)

食レポ部分の恵さんの心の声は
「孤独のグルメ」の井の頭さんに通じるものがあるんですが
我が家のツボは、男性に対する恵さんの秀逸なツッコミ(笑)

MBS毎日放送制作ということで?
まあ~見事な関西弁が、絶妙なタイミングで炸裂し(笑)
お笑いにキビシイ奥さんも爆笑することしばしば(笑)

甲斐さんもご覧になってないみたいだし
世間でも話題にならなかったけど「イイんだもんね(笑)」って思ってたら
DVDが発売され、再放送が始まり
まさかまさかのシーズン2♪
奥ゆかしい隠れファンの方が多いのかも知れません(笑)
その内「フライング・くどき飯」なる現象が起こったりして…?(笑)

シーズン2もコンセプトは同じなんですが
初回いきなり、安藤さんが「結婚する!」ことになっていて
その理由が「アフロディーテ・艶子(あでこ)の占いに従ったから」らしく
恵さんが毎回、艶子の「今週の運勢」をチェックするシーンが加わってます

その占いがドラマの内容とリンクするんだけど
我が家では「艶子」の正体は安藤さんなんじゃ?説が浮上中(笑)

ちなみに、艶子の占いによると…
恵さんはこの先3ヶ月、仕事も恋も入れ食い状態
人生のゴールデンタイムに突入するんだとか…(笑)
でも、このチャンスを逃せば
この先30年間、恋愛成就は望めないらしい(笑)

ともあれ、第4話「男やもめの定年男子と浅草雷門で鹿肉しゃぶしゃぶ」では
「ファザコン熱が急上昇」との艶子の占いに
「急上昇も何も私は日本で5本の指に入るファザコンだよ」と恵さん(笑)

この日の応募者のプロフィールを見て「広澤伸介、定年退職済み、65歳?!
もはや、おじいちゃんじゃないですか?!
このシリーズ、どんだけ年齢層広げるんですか⁉」と安藤さんに噛みつき(笑)

「どうせ、老眼鏡かけて、ループタイした
1:9分けのバーコードじいさんが来んだろ」と呟きつつ
待ち合わせのお店に到着すると
井上順さん演じる「定年男子」が待っていて【ダ…ダンディ…】(笑)

乾杯のビールを一気飲みする井上さんに
【おっ、じいさん飛ばすねぇ】と心の声(笑)
「今夜は酔っぱらってもいいように
近くのホテルを取ってますから」との言葉には
【ホテル!いや、そこドキッとするトコちゃうわ!】(笑)

15年前に妻と死別し、娘が嫁にいって、一人暮らしだという井上さんと
自分の父親を重ねてしまい
【ダメだ!このままでは里帰りしたくなるだけで
全く口説かれずに終わってしまう
よし、この人をハリソン・フォードか何かだと思おう】(笑)

そのハリソンが(笑)
「私が一人だと娘が安心して嫁にいけないから婚活を始めた」と話すと
「何人くらいの方とお会いしたんですか?」と恵さん
「この前にお会いした方で、ちょうど100人目でした
恵さんが、101人目です」との返事に

【私もカウントされるんかい】とツッコミながら(笑)
「(101って)ドラマみたいですね」と言うと
「あれは良いドラマでしたね」…って、他局のドラマなんじゃ…(笑)
「私も大好きでした」【私が見てたのは再放送だけど…】(笑)

「日本人男性の平均寿命が80歳
老いさき短い身ですから」との言葉に
【リアクションに困るわ】と呟きつつ
【そうか…万が一、この人を好きになって結婚したとしても
たったの15年しか一緒にいられないんだ…】

…と、ここでお約束の妄想シーンの始まり始まり(笑)
大方の予想通り「101回目のプロポーズ」のあのシーン(笑)
が、これが予想以上の完成度で(笑)

貫地谷さんは「ロングのワンレン」ウィッグを着けられ
浅野温子さんよろしく、涙ながらに「怖いの…」と本編以上の熱演ぶり…(笑)

「あなたを失って、また一人ぼっちになってしまうのが怖いの!怖いの!」
…というセリフの「怖いの!」と「怖いの!」の間に
斜め上を見上げて「はあ…」と息継ぎなさる表情は絶品でした(笑)
もっとも、浅野さんがどう思われるかはワカリマセンが…(笑)

井上さんがトラックの前に飛び出され
「私は死にませぇん!恵さんのことが好きだから!私は死にませぇん!」
…と、おっしゃるトコで現実に戻り
【イヤ、死ぬ死ぬ(笑)
私のことが好きだろうが何だろうが
寿命が来たら死ぬ】(笑)(笑)(笑)

ジェネレーション・ギャップは埋まらず
【結局、口説かれないまま終わってしまった
今回の記事はフィクションでお届けします】と恵さん
でも【やっぱり無理、嘘は書けない】と井上さんを追いかけ

「私のことをチャンと口説いて下さい!
私はあなたと、あっさりしていながら噛めば噛むほど深い旨味が出る
鹿肉しゃぶしゃぶみたいな恋がしたい!」と、いつもの逆口説き(笑)

が、井上さんの返事は「あなたは魅力的な人です
だから、50年後の君も変わらず愛してくれる男を選びなさい」
【さすが65歳男子、言葉が重い…】

この日の恵さんの記事には…
「男子諸君!結婚を躊躇う理由が[面倒くさい]なら
今からすぐに婚約指輪を買いに行け!
どうやら結婚には様々な[面倒くさい]を補って余りある
幸せや喜びがあるようだから」…と書かれてました(笑)

関東圏では今夜放送される(ネタバレにご注意下さい)
第6話「ゼネコン男子と向島ですっぽん鍋」では…

カミュの「異邦人」を読んでた恵さんいわく…
殺人の動機が、太陽が眩しかったからって…アンタ…(笑)

奥さんはいつもこの「異邦人」の海辺のシーンと
甲斐さん大絶賛の「郵便配達は2度ベルを鳴らす」の海辺のシーンが
ゴッチャになるみたいですが(苦笑)

この日の艶子の占いに「殺意が高まる予感…犯罪者にならないように」と
書かれていたこととは別に
この「異邦人」の冒頭に登場する有名な一文が
今回のストーリーの伏線になっていることに、いたく感じ入ったようで(笑)
改めて、脚本家の北川亜矢子さんに敬意を表しておりました

ご飯デートの相手のプロフィール
…勅使河原雅貴、38歳、大手建設会社勤務…を見て
「どうせ地味なスーツを着た
エリート育ちの堅物リーマンが来るんだろ」と恵さん(笑)

待ち合わせのお店で、律儀に名刺を差し出す勅使河原さんに
奥さんは「ひょうきん族」で一番好きだった
さんまさんの「サラリーマン」を思い出したらしい(笑)

恵さんの第一印象は
【この人、外国映画に出て来る日本人ビジネスマンそのものだな】…(笑)
「何故、この企画に応募を?」と訊ねると

菅原永二さん演じる勅使河原さんいわく…母が勝手に応募したんです
この店も母が選んでくれたんですよ
【まさかのママセレクト…】(笑)

「このスーツも母が仕立ててくれたんです」→【今、その情報いる?】
「よくお似合いです」と言いつつ
【ゼネコンの上にマザコンって訳か】

料理が運ばれて来て…「気に入って頂けると思いますよ
美食家の母も絶賛する逸品なので」との言葉に
【へえー、ママンのこと美食家とか言っちゃう訳ね】と、引き気味の恵さん

ゼネコンのマザコン男に「おつきあいしてる方は?」と訊かれ
「5~6年ほど一人です」
「どうして?」と更に質問され
「出会いがないから…っていうのは言い訳で
単純にモテないんです」と答えると
「どうしてモテないんですか?」
「どうしてでしょうねぇ」【こっちが訊きたいわ!】(笑)

「色気がないからじゃないですかね
私も31歳になるので、そろそろ色気が欲しいと…」
【アマゾンに色気が売ってたら、確実に買う】(笑)

「実は、うちの母が…」と話し始めた途端
【ママンの話は、もうお腹いっぱいだわ!】(笑)
「…恵さんのことを気に入っていて
僕には恵さんのような賢くてユーモアのある人が必要だと…」と
結婚前提のおつきあいをしたい旨を伝えられ
【まさか口説かれる前に真剣交際を提案されるとは…】

【こんなマザコン男と結婚したら
嫁姑問題で超苦労しそうだな】と妄想シーンになり…(笑)
和服姿の菅原さん演じる(笑)母が
指で家具に残っていたホコリを拭っていわく…
こんな汚れた部屋じゃ、まー君が病気になっちゃうわね

恵さんの淹れたお茶を飲んで
「熱っ!熱っ!100万℃くらいあるんじゃないの?
わざとね?わざとよ!この鬼嫁!」などとイビリまくられ
恵さんが、こらえきれずに姑を殴り殺してしまうトコで現実に戻って

恵さんいわく…【ダダダ、ダダダ、ダダ~!(火サスのジングル)】(笑)
またもや、他局のドラマをパロって
マジで、ここでCMが入りました(笑)

「勅使河原さんはどうして独身を…?」と質問しながら
【大体は想像つくけど一応ね】(笑)
「結婚したいほどの女性に出会わなかったんです
母以上の女性は、まずいなかったので…」という予想通りの返事に

「私もお父さんみたいな人と結婚したいと思ってました」と恵さん
「でも、それはお父さんみたいに無条件で
私を受け入れて愛してくれる男の人と結婚したいんだって気づいたんです
今、目の前に私と同じ年くらいの父本人が、赤の他人として現れても
見た目も中身も好みじゃありませんし(笑)」と話すと

「僕は母の見た目も中身も理想そのものです
見た目も中身もイマイチなお宅のお父さんと一緒にしないで頂きたい!」

「お母さんっていう理想の女性がそばにいてくれるんだから
結婚なんかしなくても一生ママンと一緒に暮らせばいいじゃないですか!」
と、売り言葉に買い言葉が飛び交ったかと思うと

突然、菅原さんが「冬彦さん」みたいに「うう~っ…」と唸り出し
「出来ることだあ…そうしたかったでふ…」と
まさかの号泣…【泣いた~!】(笑)

【ママンが死んだ…ハンカチがクシャクシャだ
ママンが死んだからアイロンかけて貰えないんだね
マザコンって言うと聞こえが悪いけど
家族を深く愛せる人ってことだもんね】と見る目が変わった恵さん(笑)

「初対面の女性の前で、こんなに自分をさらけ出せるなんて…」と見つめられ
【ナンか雅貴が急に男らしく見えて来た】(笑)

彼は、キンキの煮付けに白飯を注文していたようで
【まさかのごはん イン ナ ハウス!】と高まり(笑)
「母には行儀が悪いって叱られましたけど、どうしても食べたくて…」との言葉に
【もはや、お行儀なんてどうでもええわ!
白ごはん優勝!日本に生まれてよかった~!】(笑)

生活を共にする上で大切なのは
味覚と羞恥心だという開高健さんの言葉には
甲斐さんも全面的に賛成なさってましたよね(笑)

彼のシャツのボタンが取れてしまい
「ボタンつけくらい自分で出来るようになりたくて…でも玉どめが苦手で…」
【ああ、もうイチイチ不器用で切なくて、母性本能刺激されてまうわ】(笑)

亡くなる前に「くどき飯」を見て、恵さんを息子の嫁に…と望んだ
「母の判断は正しかった
あなたは僕にとって必要な人なのかも知れません」

そして、例によって別れ際の逆口説きシーンでは
「私のことを必要としてくれませんか?
私はあなたと、甘くまろやかな煮汁が染み込み
その旨味とコクが深い母の愛を彷彿とさせる
キンキの煮付けのような恋がしたい」(笑)

菅原さんいわく…このスーツ、ホントは全然気に入ってないんです
母は僕の好みを全然わかってないんですよね
ようやく、母の意見を拒否する勇気が出ました(笑)

【えっ、要は私が好みじゃないってこと?】(笑)
自宅に帰って来て「異邦人」を手に取り
「太陽沈んだけど、殺意覚えたわ!」(笑)

ちなみに、この日の記事は…
女性の前で他の女性を褒めちぎることが好ましくないことは
男性の誰もが知っていることだろう
特に相手があなたに好意を寄せている場合
女性芸能人ですら、気分を害する人がいる
それは血の繋がった家族でもしかり

男子諸君!女性は非常に嫉妬深い生き物である
あなたが褒めるべきは、その場にいない女性ではなく
目の前にいる彼女なのだ…と書かれていたんですが

自慢じゃないけど「嫉妬」とは無縁の奥さんには
あまり効果がなさそうです(苦笑)
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