ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

映画といえば…

2015-02-28 09:46:33 | 日記
今日は、今年初の生・甲斐バンド♪
奥さん、甲斐始めの日でこざいます(笑)

仕事も寒さも先週あんなに大騒ぎしていた藤原竜也さんもナンのその(笑)
ウキウキと旅立って行きました(笑)

そして2月も逃げて行きます(汗)ホントに早い!!
今年になってから、ほとんど『バンド』しか書いていないので
余計にそう感じるのかも知れません(苦笑)

ともあれ、今月も読んで下さった皆さま、有難うございました!m(_ _)m

ただ、あの『バンド』ネタはどこで終わればいいんでしょう?(笑)
現在のスタイルまで?と思ってる内に5月になっちゃいそうだし…(爆)
その後にもきっと楽し気な企みがありそうだし…(笑)

甲斐さんの変化について行くのは大変ですねぇ(苦笑)
…って、誰に強要された訳でもないんだけど(笑)
日本史の授業みたいに近代に入ったら『かけ足』状態かな?(笑)

それはさておき…
『良質なヘビーリスナー』の甲斐さんですが
映画に関してもかなりの博覧強記でいらっしゃいます

テレビやラジオで話されたり、本に書かれたり
映画紹介の連載を担当なさっていたこともありましたが

第一ソロ期のツアーパンフにも
『KAIに映画についてのクエスチョンをぶつけてみた』
『Aは、AnswerのAである以上に、ActのA、そう思って読んで欲しい』というQ&Aが…!?

例えば、Q:いちばん好きな映画音楽作家とそのベスト作品は?
A:エンリオ・モリコーネ
『続・荒野の用心棒』のテーマ【さすらいのジャンゴ】
…というオーソドックスなものから

Q:ハリソン・フォードの口の上のうっすらとした傷は何で出来たのか?
A:大工仕事だ…とか

Q:松方弘樹が自分のオヤジよりも若い時の鶴田浩二に似てるのは何故?
A:探偵社を使って調べた方がいいかも知れない
家庭の秘密があるかも知れない…とか(笑)

いったいどなたが質問されてるんだろう?と思うようなQと
一筋縄では行かない(笑)Aの応酬が繰り広げられてます

Q:スターウォーズに出てくるレーザーサーベルのシュワン!って何のタイミングに似てる?
A:友人の西岡文彦いわく、ジャンプ傘のスピードだ、あれは
かくのごとく十年一日、人間は進歩し創造し食べ尽くし排泄する

Q:エミリオ・エステベスとチャーリー・シーン、兄弟なのに全然似てないのは何故?
A:エミリオはファッキンでグッドだ。弟の方はU2のボーノに会って涙を流すくらいだからノーグッドだ

Q:裕次郎って何だったんでしょう?
A:慎太郎の弟

Q:キングコングの新作が旧作よりツマラナイ最大の理由は?
A:ジェシカ・ラングのせいだ
彼女は猛獣の手の中で眠るより、キッチンのテーブルの上に横たわる方が似合ってる

Q:ジェームス・スチュワートって、シリアス?コミカル?
A:ネガティブなのさ

Q:キューブリックは何故『三白眼』が好きなのか?
A:気配のない視線が好きなのだ
2001年のモノリスのように

Q:みつばちのささやきとかホントの『少女』が滅多に出て来なくなったのは何故?
A:リトルロマンスのダイアン・レインを見よ!今のダイアン・レインを見よ!
皆はその時すべてを理解したのだ

Q:デ・パルマはロック・オペラをもう1本撮るか?
A:ぜひ撮って欲しい
あのケン・ラッセルに撮らせるよりは、ずっと世の中のためになる

Q:シルベスター・スタローンってホントに人気ある?
A:ドヌーブよりは、ある

Q:スタローンとシュワルツェネッガーの違いは?
A:スタローンの筋肉はシリアスで、シュワルツェネッガーのはユーモラスだ

Q:ウォルター・ヒルがストリート・オブ・ファイアー以降、ずいぶん変わったのは?
A:KYONx2と一緒だ。企画が勝負だ
やりたい事が見えている内は光ってるが、見えなくなったら最後だ

Q:ダンボでピンクの象がゾロゾロ出て来るシーンはアブナイ感じでは?
A:娘達(かのじょら)が今、そのシーンを観ている
答えに5分待ってくれ

Q:ティンカーベルもアブナイ感じがするんですが…?
A:残酷な子供は子供らしい。優しくない大人も信用できる
ウェンディは母性で、ティンカーベルは魔性だ
世の中は常に両刃を必要とす

Q:ディーバの主人公の少年のテレコって何だったのか?
A:典型的な潜在的母性回帰願望だ
KAIは1週間で5Km泳ぐ。そのようなことだ

Q:個人教授のルノー・ベルレーの自転車バイクのようなものなのか?
A:それは違う。あのバイクは黒のクルーネックセーターのアクセサリーだ
(ナタリー・ドロンの愛人が乗っているスポーツカーとの図式的対比だ
貧乏人は金持ちになりたがり、金持ちは死にたがる)

Q:汽車のシーンが『撮れる』ための監督の条件とは?
A:黒澤明が天国と地獄の時に
汽車の窓から見えたジャマな一軒家を、助監督に即刻取り除くように言った
そのバカバカしいくらいの真剣さと勇気だ

Q:オルフェとか、いい意味で『動く写真』としての美学を追求したベスト映画は?
A:真夏の夜のジャズ
忘れかけている全てのシンプルなセオリーがそこにある

いつかどこかで甲斐さんが話されていた数々の映画のカルトクイズみたいで
含蓄のある言葉に思わずニヤリとしてしまいますね(笑)

…でも、これって質問も甲斐さんが考えられたんじゃ?という気も…(笑)

最後にボクがイチバン笑ったやり取りを…
Q:チャンスのピーター・セラーズ、仁義のブールヴィル
大コメディアンがシリアスな名演をすると死んでしまうのは偶然?
A:それじゃ『アブナイ』ではないか、伊東四朗もイッセイ尾形も…(爆)

では、今夜の上映会楽しんで下さいね♪
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Movie Walker

2015-02-27 15:31:13 | メディア
甲斐バンドの曲の中から【らせん階段】をチョイスされ
『オヤジファイト』を撮られた三島有紀子監督と
甲斐さんのインタビュー面白かったです♪

『よろめきながら生きている』というフレーズが好きですと三島さん
『ただ落ちていくだけ』というのも、まさに人生を表していると話されてますが

甲斐さんにとっては『その選曲が新鮮だった』んですね
そういえば、カバーやトリビュートで取り上げられてないみたいだし…?

『ROCKSⅡ』の視聴会で…
『20代に入る時に幼い目で見ていた社会の過酷な部分』が
実際に年齢を重ねられると

『その頃に思い描いていたよりも、もっともっと過酷なんだ』と判って
『サビのフレーズが滲みるなあ』と話されてましたよね

以前にも触れましたけど…
この曲…というより、この曲が収録されている『ガラスの動物園』は
ひとりの女性に捧げたアルバムで

甲斐さんは『自分の失った恋まで金にしたいのか』と悩まれ
何度も止めてしまおうと思われたという

でも、これを歌にしなければいけないんだと1年間苦しんで
自分の心の傷をさらけ出し、心から歌うことが出来るようになったと甲斐さん
『その時ようやく本当のプロになった』と思われたそうだ

このインタビューでも…
やっぱり若い時は格好をつけてるようなところがあって
ちょっと悩んでいたんです

でも、あの曲は全部赤裸々に表現しようと決めた瞬間に作った曲

自分の体を切って赤い血を出すことが表現だとしたら
どこまでやったらベストなのかと話され

三島さんも『どれだけケツの穴まで見せられるかってことですね』
…とおっしゃってますけど、お顔と『ケツ』が一致しません(笑)

でも、これまでの作品のイメージとは違って
『実はボクシング好きで男前』な方だそうで

今回の映画で『妻に見放された中年男が復縁を願い
アマチュアボクシングのリングに立つ』という脚本を書かれたのも
ご自身のボクシング経験が反映してるのかも知れませんね

それにしても甲斐さんから
『ボクササイズといったような甘っちょろい感じがしない』とか
『相手のつま先を踏んででも倒すという感じ』って言われて(笑)

『あれやるとカチンと来ます』とか(笑)
『闘争本能が呼び起こされる』と三島さん(笑)

ボクもボクシングをかじったことがあるんだけど
三島さんとはファイトしたくないです(笑)

ホントに『繕い裁つ人』を撮られた監督!?って感じですけど
『人間は多面的です』という言葉は

甲斐さんのおっしゃる『表現の降り幅』と通じるものがありますね

お二人とも主演のマキタスポーツさんの演技を絶賛されたそうですが

三島さんいわく…
生き樣が見えてしまうから、キャスティングは大事
どういう風に生きて来た人なのかという歴史をどれだけ表現できるか

これも甲斐さんがよく話されてる『変化する過程を見せる』こととか
『甲斐の正体を探る』ことと同じですよね

ちなみに、泉谷しげるさんも
レコードにはカッコいいとこだけ詰め込むことが出来るけど

ステージってのは、カッコいいとこも
カッコ悪いとこもみんな見えちゃうとおっしゃってました(笑)

今回、三島さんが描いたマキタスポーツさんを見て
世間の絶対評価は変わると甲斐さん

我が家では『大川端探偵社』の『忘れないで~♪(笑)』以来
マキタさんを全力で応援しております!
おかげでアノ歌が頭から離れませんけど…(笑)

マキタさんが撮影中に酔っ払いに絡まれた際
片岡正道役として対応なさったと知って
ますます好きになりました♪

ともあれ、甲斐さんが脚本を読まれて『ジンときて』
『非常にドキドキ、ワクワクするような映画に仕上がって』

『映像美も含めて、特にラストシーンが素晴らしい』と話されてて
期待が高まりますね♪
奥さんからネタバレ聴くのは控えようかな?(笑)

余談ですが、三島さんは
スタッフみんなで手作りで作った映画で
最後のシーンはものすごい集中力で撮ってたと話されてますが

『繕い裁つ人』も予算の関係で撮影日程が限られていたらしく
その間にこの映画のキモになるシーン…
(中谷美紀さんが窓からの光を浴びてミシンをがける)…が
撮れるのか?という状況だったそうだ

他のシーンの撮影中に突然、陽がさして来て
三島さんと中谷さんは目を見合わせただけで
そのシーンを中断して、ミシンのシーンの準備をなさったという

三島さんが『手作り』される作品には奇跡が起こるんですね

本当の自然光が印象的なあのシーンは
その後、スポットCMでも流されてました
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バンドやろうぜ!その38

2015-02-26 16:44:07 | 日記
最近、仕事の疲れが取れてないのか?
時間を見つけては、つらつら書き連ねたブログを保存し忘れたり(汗)
泣く泣く書き直したら全然違う内容になってたり(苦笑)

で、昨日アップした分も最後がキレてることに気づき
今朝慌てて編集し直しました(汗)
お暇があればお読み下さいねm(_ _)m

さっ、気をとり直して(笑)甲斐さんいわく…
今回、色んな曲を書いた訳だけど
それらの曲の着地点って、やっぱりライブをやってみて
生きているオーディエンスの反応を見てから
初めて見えてくると思うんですよ

ただ、リスナーが10万人いたとして、10万人の声が聞ける訳じゃないし
アンケートも読まないし、読んだとしても
その意見を聞いて、自分の方向性を変える訳でもないんだけどね(笑)

そのパートナー・ツアーについては…
甲斐バンドの再結成が、カーニバル的で社交的だとしたら
今回はある種、内面的っていうところがすごくある
内面的な部分は、逆にすごくポップで
エンターテイメントに飛ばないと聴いてくれないじゃない

【100万$ナイト】の照明に表れてるように
甲斐バンドは『点』をどうやって広げていくかって感じだと思うんですよ

きら星の如く輝いてるように見えて、実は発してるポイントは『点』で
『点』から放射してるっていう感じが甲斐バンドなのね

今回のツアーは『点』じゃなくて『面』だということです
取りあえず、どれだけ人に正体を掴ませないようにして

でもすごく一つのハッキリした、でっかい強力なパワーのある『面』を突きつけるか
だから、エンターテイメントということを心がけてる

このアルバムは、僕が今一番ロックだと考えてるものを作り込んでるんですよ
すごく多彩でバラエティに富んでるんだけど

実は流れてるものは一つで、音数を少なくして
それぞれの楽器を太くして、隙間を空けて
太いグルーヴ感があるものにした

【LOVE is No.1】も【は・だ・か】もドラム、ベース、ギターの3つだけだからね
その太いグルーヴがプレイできる人間じゃないといけないんだけど

ドラムは青山純、ベースは荻原メッケン基文、ギターは鎌田ジョージだから
僕が考えられる最高のメンツですよ

共同プロデューサーを務められた鎌田さんも
『ホントに凄いメンツ、素晴らしいのね』とおっしゃってます

『例えば今、甲斐さんが、ちょっと曲浮かんだから
明日レコーディングしようって言っても
このメンツが集まれば、もう明日にはすぐ良いものが出来る』んだとか…

甲斐バンドで言うと『マイ・ジェネレーション』と『破れた…』の辺りって
本当にそんな感じだったと甲斐さん

でもね、今の俺たちは
その頃の甲斐バンドが集まってやってた時の
泣きたいくらい切ない突き詰め方のエネルギーとは
もうエネルギーの種類が違う

もっと磨きをかけた奴らが
自分の芸風はそれぞれ個人が突き詰めてて
突き詰めた芸風を集めて発散させるにはどうしようかってことだから

刀師がさ、刀磨いててこれは凄いだろって言ってるような感じじゃないのね

個人練習は120%出来てるような奴が
『電話?甲斐さんから?じゃ行く、明日行く』って言って
解放するためにプレイしに来てるって雰囲気なのね

厚年だろうが、フェスティバルだろうが、ライブハウスだろうが
最後はやってるメンバーの顔しか見えて来ないっていうのが一番いいと思うのね

それくらい熱中させることが一番いい
で、よくよく思い起こしてみれば
照明もスゴかったねって帰り道に滲みてくるような…

甲斐バンドって、ある種システムとシフトじゃない
今回はシステムとシフトに守られてるんじゃなくて
赤裸々にメンバーの実力だけでやっていくツアーだから

ツアーが終わる頃には曲目変わってる可能性もある訳ですよ
気持ちのまま行くから、流動的でいいじゃない

今、考えてるのは
まず、初日は挨拶代りにR&Rナンバーで押しまくり
ツアーはもう全く変えて甲斐の王道をきっちりと見せて
キーボードレスの所は、アレンジとメニューを考えてる

スタッフにも何が行くか判らないってふれ込みをしてるから
俺たち以上に大変かも知れないな(笑)

今回は、オーディエンス全部を歓喜させるステージをやりたい
黙らせるのはヒット曲だけど、唸らせるには
更なるエネルギーがいるじゃない
大きな街から小さい町まで行く訳だし…

オーディエンス全部に歌わせる
更なる切り口があって、その上でヒット曲をやる
決められてないところで、僕が手を上げてブレイクして歌わせる

…と話されてますが
フルバンドと松藤甲斐とアコギスタイルがあったという
シリドリ・ツアーの原形みたいな感じでしょうか?

そういえば、前野さんもこのツアーのメンバーなんですよね♪
青山さんは、甲斐さんの第一次ソロ以来みたいだけど

甲斐さんによると、ツアー先の打ち上げで
そのお店にいらした女性の方々が、きゃぴきゃぴ騒がれていたらしく
それは『青純』のうるんだ瞳にヤラレた』からだそうです(笑)

ともあれ、松藤さんのレビューによると…
ここ数年、甲斐さんの歌は歌詞が非常に聞き取りやすくなっていて
今回のバンドが最も聞き取りやすいのは
歌に集中できる要素が多い演奏をしてるからだろうと…

ジョージさんだけでなく、メンバー全員
大きな目で見れば、ツアークルーや観客も
みんな甲斐よしひろにとってのパートナーに違いないんだとか…
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バンドやろうぜ!その37

2015-02-25 17:25:23 | 日記
甲斐バンド再結成の際の新曲【ティーンエイジ・ラスト】が
『パートナー』に収録され、なおかつアノ位置に置かれたことには
『非常に意味があった』と甲斐さん

1曲目に何を持って来るかってことよりも先に決まっていた、大前提と言うかね

あの曲は、甲斐バンドをやる時に書き下ろしたんだけど
バンドに対してだけでなく、僕が家族に対して言ってることがリンクしてて

当然のように僕の暮らしぶり、今の生活から発熱してるものだから
アルバム・コンセプトを考えれば
『ビッグナイト』より『パートナー』に入ってる方が相応しい曲なんですよね

このコンセプトを端的に言い表せた時に
ジャケットのデザインになったあのビジュアルがくっついて来た

自分の頭の中では、あのビジュアルから入っていったフシもある
詞と曲が一緒に出来たみたいな感じで
あのビジュアルと精神っていうのは、ピッタリ一致してたんですよね

『虜』の時もジャケットは、女性が半裸で手首に紐を巻き付けられて
ぶら下げられているっていうのが最初からあったんです

だから、ビジュアルと一緒になった
アルバム・コンセプトっていうのも時々あるんですよと話されてますが
奥さんいわく…時々『緊縛』のビジュアルが頭に浮かぶってこと!?(爆)

ビジュアルといえば…【LOVE is No.1】のビデオ・クリップは
出来映えがスゴすぎて、ただ笑うばかりだったと甲斐さん(笑)

『プレイヤーという生き物は、ショックなものを見たり聞いたりすると
必ずアハ・アハ・アハハハとだらしなく反応してしまうという習性がある』からなんだとか…(笑)

ちなみに、このPV監督の植田さんは甲斐バンド時代からのファンだそうで

甲斐さんの新曲が出るたびに『何か』…たぶん『甲斐バンド』を
期待してしまっていたご自身を恥ずかしく思ったと話されてますが

『この曲は1フレーズ聴いただけで
こういうビジュアルにしようとすぐに固まったくらい
ストレートなロックとして耳に飛び込んで来た』らしい

そうそう、甲斐さんが『スマ・スマ』にご出演になった時に
香取慎吾さんがこの曲を気に入っていらっしゃいましたよね♪

奥さんは、いつも通り(笑)このアルバムも結構聴き込んでたんだけど
最後の曲だけは受け入れ難かったようです(苦笑)

甲斐さんいわく…
ニール・ヤングの【AFTER THE GOLDRUSH】みたいなアプローチで書こうとしたら
ピンク・フロイドの【WALL】みたいになって来たんで
それだったら子供たちと一緒にコーラスした方がいいと思ったんですよ

詞のシュールさを救うというより、シュールさをさらにネジ巻く時に
判りやすいピュアなものをぶつけた方が過激にネジ巻くことになると思ったのね

『ポンキッキーズ』を見てても
『これはメッセージソングだ』っていうのがある(笑)
ヘタな歌番組を見るよりドキッとする時あるもん
…って、甲斐さんの意図は理解しつつも(笑)

『4歳児6人と中学2、3年を3人みつくろって(笑)
いつも家に遊びに来てる奴らをまんまと(笑)』

『まあ、要するに子供のガヤが欲しかったんだけど
スタジオに招いても雰囲気を作るのに時間がかかるし
リラックスした良いテイクを録れるかどうか判らない』

『それなら、4歳児たちをだましだまし遊ばせながら…僕、仲いいんですよ(笑)
お母さん達には、お茶菓子でご機嫌を伺いながら…(笑)
きっちり2時間で録り終えた…という裏話を知った奥さん

甲斐さんのご家族の話は、いつも楽し気に聴いてるんだけど
やはり、アルバムの中にモロに『家庭』を持ち込まれると

頭の中に【ビューティフル・ネーム】を歌われるタケカワ・ユキヒデさんのお姿が…!?(爆)
このビジュアルだけは、カンベンしてください!って感じだったんだとか…(笑)

『パートナー』というアルバムの最後が『壁を壊せ』っていうのは良いかなと甲斐さん

個人的なのが良いと思ってるんですよ
やっぱり一人で生きていくより家族で生きていく方が
大変だけど楽しみも倍増する
そういうことだと思うんです、音楽も…と話されてるんだけど

一方で、このアルバムのコンセプトも含め
『小難しく考えたもの』が作品に出てはマズイともおっしゃってます(笑)

テーマを掘り下げて、人とコラボした
でも、作品自体は明解に判りやすくしないと
聴き手はそうした高いハードルを越すために聴く訳じゃないからさ
まあ、判りやすくするために、これだけ考えたんだけど(笑)

今のリスナーは、昔のアナログ盤の頃とは違って
コンビニで雑誌を買うみたいにCDを買うでしょ
『自分の人生を変えて欲しい』と思って買ってる奴はほとんどいない(笑)

今回コラボした人たちは
アルバムのために無理矢理作りあげた人間関係じゃないんですよ
知らない人を呼んで来ても、すぐに反映されないじゃない?

そういう意味でも、僕の日常を反映したアルバムなんですよ
そうでないと絶対に人の心には届かないからね

アナログ世代の奥さん(笑)には
昔ながらの甲斐さんのやり方のはずなんだけどなあ(笑)
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3甲斐目の行列その2

2015-02-24 02:17:35 | メディア
『他のメンバーは思いきりジャンプしてたんでしょう?』
『足並みそろえましょう(笑)』と言われて

『お前、そんな簡単に跳んでる!?(笑)』と
そんなとこもムカムカしてたと甲斐さん(笑)

でも奥さんは、以前からこのエピソードを聞くたびに
『荒馬のように』に書いてあることと違ってると言ってます(笑)

その箇所を読んでみると…
最初に『よろしくお願いします』と挨拶したら
『うるさいな、座ってろよ』と言われてムッとなさったものの

『しようがないな、早く終えて帰ろう』と思いながら
最初に撮影されたのは甲斐さんで(爆)

『後ろ向いて、パッと振り返る』といった
『あまり似合わないポーズ』を取らされた後

『ジャンプしろ』と言われて
『えっ?ジャンプですか?』とふてくされてジャンプなさったそうだ(笑)

次に大森さん、それから松藤さんが
『横に跳んで』とか『バンザイしながら』とか
次第にポーズが『どうにもならなく』なって

最後の長岡さんが『マラソンの格好をさせられ』
ガマン出来なくなったと書かれてました(笑)

奥さんによると…昔のラジオでも
長岡さんの格好と取らされたポーズに耐え切れずケンカしたと話されていたという

ちなみに『襟首を掴んだ』のは、カメラマンの方だったみたいです(笑)

ところで、その時の写真はどうなったんでしょうね?
もちろん撮影中止だから、掲載はされなかったんだろうけど(苦笑)

写真集『Blood in the Street』に
若き日の甲斐バンドの皆さんが『ジャンプ』してる写真があったんですよねぇ(笑)

それはさておき…
『5年後どっちが生き残ってるか、勝負してやろうじゃねぇか!』という言葉は

『カメラマンに対してではなく、自分自身に言ってたんだな
今なら謝れるなあ』と思われた甲斐さん

大川さんがすでに他界されていたこともさることながら
『同じ血潮が沸き立つ』九州男児ということをお知りになって

余計に『もう一度会って話したかった』という気持ちが募られたように見えました

『伝えたい思いがあるなら、その時に伝えないと更に後悔する』
この甲斐さんの言葉は、中村昌也さんだけじゃなく(笑)
ボクにも突き刺さって来ました(汗)

東野幸治さんに『今だったら、跳べる?』と訊かれて
『そうだねぇ』と答えておられたけど

前回のVTRの後にも、東野さんに
『今だったら、思いきりジャンプできるでしょ?(笑)』と振られて『ちょっとね♪』と笑っていらっしゃいました(笑)

『人間同士の相性もあるから
宮迫君が言ってくれたら跳びますよ』って言われても

宮迫さんは『僕はどのタイミングでジャンプしてって…』と困るしかないですよね(笑)

それにしても、新旧取り混ぜた
甲斐さんのライブ映像が流れるたびに

必ず一緒に口ずさまれていた宮迫さんと
若い頃の甲斐さんを見てキャアキャア言ってた奥さん

もう飽きるほど見聞きしてるはずなのに、このテンションの高さ(笑)
ほとんど無意識の条件反射なんでしょうね♪

映画の告知の際は、お約束通り(笑)渡部さんのナイスアシストがありましたが

その前の『クレーマー』のコーナーから、1日『限定』が引っ張られていて
いいオチがつきましたね(笑)

映画のワンシーンがチラッと見れたのも良かったけど
奥さんは、何気に映ってたリハーサル?風景の上綱さんに食いついてました(笑)

口で言ってる以上にファンなのかも知れません(笑)
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