番外編は、賛否両論、毀誉褒貶が飛び交う(苦笑)大河ドラマ「いだてん」
歴史に興味がない奥さんにとっては「軍師官兵衛」以来の視聴となるんだけど(笑)
クドカンさんが脚本を担当なさることはもちろん
甲斐さんの思い入れが深くていらっしゃるらしい「1964年」
…の東京オリンピック誘致にまつわるエピソードや
毎年欠かさずに観ている箱根駅伝の創設に奔走された
「日本マラソンの父」金栗四三さんの半生が楽しみで
「西郷どん」が終わるのを待ちかねておりました(苦笑)
出演者の顔ぶれも「クドカン組(笑)」とでもいうべき、お馴染みの皆さんがズラリで
特に、後半の主人公・田畑政治さん役の阿部サダヲさんは
制作発表会見で「いま放送中の大河に出ているので
まさかないだろうと思っていた」と驚かれてましたが
同じNHKで、クドカンさんが手がけられた「あまちゃん」の時は
「いつ声をかけて貰えるか?と待っていた(笑)」とか
「急にオファーされても絶対出演するつもりだった」と
他の「クドカン組」メンバーの皆さんが軒並み出演なさっているのを
羨ましく思っていらしたそうです(笑)
そうそう!金栗さんの友人・美川くん役の前髪クネオさんを拝見した後
「原島浩美がモノ申す」を観て「あっ!ロミオが出てる!(笑)」と奥さん
クドカン版「ロミジュリ」を観賞して以来
三宅弘城さんが、どんな役柄を演じておられても
舞台でジュリエットと一夜を共にした後の
「おっさんロミオの全裸姿(笑)」が目に浮かぶらしく
そういう意味では、三宅さんが「いだてん」に出演されていないのは
幸いだったのかも知れません(笑)
ともあれ、以前にも少し触れましたけど
国営放送が、大河ドラマで「オリムピック噺」を取り上げると聞けば
どうしても、2020年の東京オリンピックにおける「国威発揚」やら
「国家的プロパガンダ」といったニオイが漂う気がしてしまいますが
初回から既に、杉本哲太さん演じる永井教授が
ロンドンオリンピックでの「ドランドの悲劇」…
暑さと疲労のせいで、4度も意識を失ったマラソン選手を
関係者が無理やり起こし、死に体でゴールさせた…を「壮絶な光景でした」と説明し
「走る意思のない者に国家の名誉を背負わせ無理やりゴールさせる」など論外であり
強靭な肉体を持つ欧米人ですら、勝利へのプレッシャーに押し潰されるのに
「欧米人より体格が劣っている日本人が参加したら死人が出ます」と猛反対
日本体育会の加納会長(辻萬長さん)は
「技を競い合うだけのスポーツなどくだらない
オリンピックに参加して日本選手が勝つ可能性があるのか?」とか
「勝つ保証のないものに金は出せない」と、けんもほろろな態度
「柔道の父」であり、日本のオリンピック初参加の立役者
嘉納治五郎先生(役所広司さん)は「参加することに意義があるんだ
国を背負ってだの、負けたら切腹だの、違うんだよ!
相手を憎むのではなくて、認めた上で勝とうとする、相互理解だよ
それがオリンピックの精神であり、日本の武道の精神だ
それが判らんとは、君たちは全くもってスポーツマンじゃないな」と切り返し
この一連のやり取りで、オリンピックは「平和のための真剣勝負」であり
決して、国の威信を誇示するものではないと明言されているんじゃないかと…?
もっとも、奥さんはこのシーンを観て
沢木耕太郎さんの「敗れざる者たち」の円谷選手の遺書を思い出したらしく
フクザツな顔をしておりましたが…(汗)
それはさておき…古今亭志ん生役のビートたけしさんと
若き日の志ん生役の森山未來さんが「語り」を務められていて
「落語的なお遊び」がチラホラしたり(笑)
各回のタイトルには「夜明け前」「坊っちゃん」「小便小僧」
「雨ニモ負ケズ」と文芸作品の名前がズラリ
金栗さん役の中村勘九郎さんの初登場シーンでは…
雨の中の「いだてん探し」マラソン大会は、脱落者が続出
ただひとり、ゴールにたどり着いた選手の顔は血まみれ!?(汗)…と思いきや
紅白帽子の生地から流れ落ちた紅い染料(苦笑)
それが歌舞伎の「隈取」になっていたり(笑)
金栗さんに向かって、嘉納先生が言った
「君こそ、不可能をカノウにする選手だ!」との言葉に
「おあとがよろしいようで(笑)」ツイートが拡散したり…(笑)
と、安定の小ネタ満載ぶりです(笑)
前回は、ピエール瀧さん演じる播磨屋・黒坂さんが登場♪
これから、金栗さんのための「マラソン足袋」開発の始まり始まり~!
「陸王」の元祖みたいで高まりますねぇ(笑)
そういえば、光石研さんは、禁煙なさってから
「自分に負荷をかけるのも良いかな」とランニングを始められ
ロケ地にもランニングシューズを持っていかれるそうだけど
ホノルルマラソンに出場なさった際
「WATER」という表示をご覧になって「給水所だ!」と喜ばれたのに
「いつまで走っても全く見当たらなかった」とブチ切れられたらしい(苦笑)
「陸王」では、役所さんに「ミッドフット着地」を説明する役を務められましたが
マラソン解説者の金哲彦さんから
「光石さんの走り方は、フツーのおじさん走り」とバッサリだったんだとか…(苦笑)
でも「義務感で走らないこと」とのアドバイスを頂いて
来月の北九州マラソン出場に向けて
「モチベーションが上がった」とおっしゃってました
余談ですが…今回の大河ドラマは
4K・8Kでの放送が実施され、映像が精細になったため
従来の「ハリボテ」では簡単に見抜かれてしまうとして
木造建築で使う木材に、バーナーで焦げ目をつけたり
銅製の雨どいに、青い錆で経年劣化を表現したり…と
細部までこだわった仕上がりになっている
「ワープステーション江戸」に新設された「近現代エリア」で撮影されているようだけど
スポーツ中継で、選手の汗や細かな表情の動きがくっきり見えるみたいに
女優さんの肌感がイヤでも目に入ってしまうのって、どうなんでしょ?(苦笑)
まあ、このドラマのメイン出演者でいらっしゃる綾瀬はるかさんや杉咲花さんには
余計なお世話かも知れませんが…(笑)
歴史に興味がない奥さんにとっては「軍師官兵衛」以来の視聴となるんだけど(笑)
クドカンさんが脚本を担当なさることはもちろん
甲斐さんの思い入れが深くていらっしゃるらしい「1964年」
…の東京オリンピック誘致にまつわるエピソードや
毎年欠かさずに観ている箱根駅伝の創設に奔走された
「日本マラソンの父」金栗四三さんの半生が楽しみで
「西郷どん」が終わるのを待ちかねておりました(苦笑)
出演者の顔ぶれも「クドカン組(笑)」とでもいうべき、お馴染みの皆さんがズラリで
特に、後半の主人公・田畑政治さん役の阿部サダヲさんは
制作発表会見で「いま放送中の大河に出ているので
まさかないだろうと思っていた」と驚かれてましたが
同じNHKで、クドカンさんが手がけられた「あまちゃん」の時は
「いつ声をかけて貰えるか?と待っていた(笑)」とか
「急にオファーされても絶対出演するつもりだった」と
他の「クドカン組」メンバーの皆さんが軒並み出演なさっているのを
羨ましく思っていらしたそうです(笑)
そうそう!金栗さんの友人・美川くん役の前髪クネオさんを拝見した後
「原島浩美がモノ申す」を観て「あっ!ロミオが出てる!(笑)」と奥さん
クドカン版「ロミジュリ」を観賞して以来
三宅弘城さんが、どんな役柄を演じておられても
舞台でジュリエットと一夜を共にした後の
「おっさんロミオの全裸姿(笑)」が目に浮かぶらしく
そういう意味では、三宅さんが「いだてん」に出演されていないのは
幸いだったのかも知れません(笑)
ともあれ、以前にも少し触れましたけど
国営放送が、大河ドラマで「オリムピック噺」を取り上げると聞けば
どうしても、2020年の東京オリンピックにおける「国威発揚」やら
「国家的プロパガンダ」といったニオイが漂う気がしてしまいますが
初回から既に、杉本哲太さん演じる永井教授が
ロンドンオリンピックでの「ドランドの悲劇」…
暑さと疲労のせいで、4度も意識を失ったマラソン選手を
関係者が無理やり起こし、死に体でゴールさせた…を「壮絶な光景でした」と説明し
「走る意思のない者に国家の名誉を背負わせ無理やりゴールさせる」など論外であり
強靭な肉体を持つ欧米人ですら、勝利へのプレッシャーに押し潰されるのに
「欧米人より体格が劣っている日本人が参加したら死人が出ます」と猛反対
日本体育会の加納会長(辻萬長さん)は
「技を競い合うだけのスポーツなどくだらない
オリンピックに参加して日本選手が勝つ可能性があるのか?」とか
「勝つ保証のないものに金は出せない」と、けんもほろろな態度
「柔道の父」であり、日本のオリンピック初参加の立役者
嘉納治五郎先生(役所広司さん)は「参加することに意義があるんだ
国を背負ってだの、負けたら切腹だの、違うんだよ!
相手を憎むのではなくて、認めた上で勝とうとする、相互理解だよ
それがオリンピックの精神であり、日本の武道の精神だ
それが判らんとは、君たちは全くもってスポーツマンじゃないな」と切り返し
この一連のやり取りで、オリンピックは「平和のための真剣勝負」であり
決して、国の威信を誇示するものではないと明言されているんじゃないかと…?
もっとも、奥さんはこのシーンを観て
沢木耕太郎さんの「敗れざる者たち」の円谷選手の遺書を思い出したらしく
フクザツな顔をしておりましたが…(汗)
それはさておき…古今亭志ん生役のビートたけしさんと
若き日の志ん生役の森山未來さんが「語り」を務められていて
「落語的なお遊び」がチラホラしたり(笑)
各回のタイトルには「夜明け前」「坊っちゃん」「小便小僧」
「雨ニモ負ケズ」と文芸作品の名前がズラリ
金栗さん役の中村勘九郎さんの初登場シーンでは…
雨の中の「いだてん探し」マラソン大会は、脱落者が続出
ただひとり、ゴールにたどり着いた選手の顔は血まみれ!?(汗)…と思いきや
紅白帽子の生地から流れ落ちた紅い染料(苦笑)
それが歌舞伎の「隈取」になっていたり(笑)
金栗さんに向かって、嘉納先生が言った
「君こそ、不可能をカノウにする選手だ!」との言葉に
「おあとがよろしいようで(笑)」ツイートが拡散したり…(笑)
と、安定の小ネタ満載ぶりです(笑)
前回は、ピエール瀧さん演じる播磨屋・黒坂さんが登場♪
これから、金栗さんのための「マラソン足袋」開発の始まり始まり~!
「陸王」の元祖みたいで高まりますねぇ(笑)
そういえば、光石研さんは、禁煙なさってから
「自分に負荷をかけるのも良いかな」とランニングを始められ
ロケ地にもランニングシューズを持っていかれるそうだけど
ホノルルマラソンに出場なさった際
「WATER」という表示をご覧になって「給水所だ!」と喜ばれたのに
「いつまで走っても全く見当たらなかった」とブチ切れられたらしい(苦笑)
「陸王」では、役所さんに「ミッドフット着地」を説明する役を務められましたが
マラソン解説者の金哲彦さんから
「光石さんの走り方は、フツーのおじさん走り」とバッサリだったんだとか…(苦笑)
でも「義務感で走らないこと」とのアドバイスを頂いて
来月の北九州マラソン出場に向けて
「モチベーションが上がった」とおっしゃってました
余談ですが…今回の大河ドラマは
4K・8Kでの放送が実施され、映像が精細になったため
従来の「ハリボテ」では簡単に見抜かれてしまうとして
木造建築で使う木材に、バーナーで焦げ目をつけたり
銅製の雨どいに、青い錆で経年劣化を表現したり…と
細部までこだわった仕上がりになっている
「ワープステーション江戸」に新設された「近現代エリア」で撮影されているようだけど
スポーツ中継で、選手の汗や細かな表情の動きがくっきり見えるみたいに
女優さんの肌感がイヤでも目に入ってしまうのって、どうなんでしょ?(苦笑)
まあ、このドラマのメイン出演者でいらっしゃる綾瀬はるかさんや杉咲花さんには
余計なお世話かも知れませんが…(笑)