ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐バンド日比谷野音ライブ(7/1)3

2023-07-31 18:45:00 | ライブ
奥さんは、とりあえず着席して爪先に食い込んだパンストを調整したあとに
次の曲が「ブルー・レター」だと思い当たって
ちょっと「立ちにくくね?(苦笑)」と考えていたら

一旦、下がられていたメンバーの皆さんが、ステージに戻って来られ
「サンキュー!メンバーの紹介をしましょう!やるよー!」と甲斐さん
もちろん、奥さんは、ここぞとばかりにスタンダップ(笑)

「ベースギター、岡沢茂!O.S!」に始まり
「たぶん、彼は、一緒に俺たちがやり始めた最初は
野音だったんじゃないかと思うんですけども…えー、ギター、稲葉政裕!拍手ー!」…って
稲葉さんは、その「甲斐バンドメンバーデビュー」のライブで
「漂泊者」の出だしをトチられたんですよね?(苦笑)

そして…「ヤクザなジェントルマン、マック清水!拍手を!」と「聞こえた」と奥さん(笑)
映像で観ると「山羊座のジェントルマン」っておっしゃってるみたいだけど
「マックさん、牡牛座だよね?」と首を傾げておりました(笑)
「OK!クールガイ、ドラムス、佐藤強一!拍手を!YEAH!」
…と、ここで、甲斐さんは水をひと口お飲みになり

「次は、ミスター・キーボード、前野知常!拍手を!OH YEAH!
ねぇ?ホントに『100万$ナイト』がなくて、おめでとう!(笑)」…って
前野さんは、そんなにあの曲を負担に思っておられるんでしょうか?(笑)

「OK!ドラムスでありギター、松藤英男!拍手を!OH YEAH!」
まあ、松藤さんは、この時、アコギを手になさっていたし
45周年ツアーから、本格的にドラマーに復帰されて以来
甲斐さんが「ドラムス…なんだか、ギターなんだか…(笑)」
…みたいな紹介をなさることは無くなりましたよね?

最後に「リードギター、田中一郎!OH YEAH!」とコールされ「ブルー・レター」へ
…で、この時に「えっ!?雨?気のせい?」というくらいの小雨が降り出したものの
奥さんは「空が明るいし…」と大して気にしていなかったのが

次の「ラブ・マイナス・ゼロ」が始まると、ガサゴソと合羽を取り出され
着用なさる方が、そこそこいらしてビックリ!
「ミスト代わりみたいなもんでしょ」と思っていた自分が変なのか?と心配になったんだとか…(笑)

それはともかく…この曲から「若いイケメン(笑)」のサックス奏者の方が登場され
「あっ、前野さんが吹くんじゃないんだ?」
「徳広さんでも鈴木(明男)さんでもなくて…?
誰だろ?洗足(学園)関係の人?」と、奥さんの頭の中は「?」でいっぱい(笑)

まあ、最後の部分は「HEROES」ツアーのファイナルや赤レンガ倉庫ライブで
「嵐の季節」のコーラスを担当して下さった皆さんが
「洗足関係」の方々でいらしたからみたいです(笑)

ボクは、甲斐さんが「色彩のブルース」を初めてライブで歌われた際に
ゲストに招かれていらしたという中村哲さんの演奏が聴いてみたかったです♪
ナンせ甲斐さんが「やっぱり、一郎じゃなくて
中村くんを甲斐バンドに入れれば良かった(笑)」とおっしゃったくらいの方だし…(笑)

ちなみに…中村さんは、甲斐さんからスカウトを受けられた時
「甲斐バンドはツアーの(ライブ)本数が多過ぎる!」とお断りになったんだとか…(笑)

ともあれ…この日の「ラブ・マイナス・ゼロ」は、本編半ばでの登場ということで
お約束の「サンキュー!じゃあね!」ではなく(笑)
「ありがとう!最高の気分さ!サンキュー!」と甲斐さん(笑)

ただ、奥さんは、この一言で盛大な拍手が起こると
「まだメンバーが演奏してる途中でしょうが?」と心の中でツッコミ(笑)
相変わらず、曲の途中での拍手には馴染めない模様…(苦笑)

その演奏が終わり…「サキソフォン、セイジ・タンザワ!拍手を!」という
甲斐さんのコールをしっかり胸に刻み、終演後にググってみたら
丹澤誠二さんは、役者さんとしても活動なさっていると知り「さもありなん」とナットク(笑)
「強一さんと一緒に、甲斐バンドの『ビジュアル』担当になって欲しい♪」と熱望(笑)

そういえば、これまで甲斐さんが、その「ビジュアル」に触れられたミュージシャンの方々…
「ピンナップスアイドル」の強一さんを始め、その強一さんの師匠でいらした青山純さん
後藤次利さん、土屋公平さん…って、皆さん色気のある方ばかりですよね?(笑)

ステージングの参考になさっていたというミックやボウイもそうだし
「クリエイティブなことをやろうと思ったら
男はどっか精神的にホモの部分をね、持ってないとダメだね」とのご発言もあったし…って
こちらは「野郎同士がグッと来る、俗に言う『男が男に惚れる』訳だけど
俺はね、こういう部分を大切にしたい訳ね

野郎同士だと、それが(男と女の色恋みたいに肉体っていうもんが介入し)ないぶん
『判り合えた』時には、ピッタシ本質的なことまで『判り合え』てたりするわけ
人間同士が、そういう骨にしみるような関わり合い方が出来て、判り合えた時ってのは
ホント、すごい人間関係が築けたっていうことだからさ

それは、クリエイティブなことにも通じることであってね
ある種、ピシッと来る手応えを感じられる人間でないと、物作りっていう作業は難しい訳でさ
俺は元々、精神的にホモっぽいところがあるんだけど…」との意味でおっしゃったものですが
その「ホモっぽい」部分で、無意識に心惹かれるタイプ(笑)がおありなのかなあと…?

ちなみに…サックス奏者としての丹澤さんは
近年では永ちゃんのバックを務められているようで
「ジャズ畑ばかりじゃないんだね」と思った奥さん
お若い頃に「世界のナベサダ」さんと共演なさっているとの記述を見つけ
「おおっ!スゴイ!かなり本格的な二刀流なんだ!?」とビックリ!…って
甲斐さんは、腕の良い方としかお仕事なさいませんもんね?(笑)

それはさておき…続く「Try」は、ホントに「久しぶり!」というか
奥さんは「ビルボツアーでやらないかなあ?」と、ずっと願っていた曲なので
「まさか、甲斐バンドで聴ける日が来るとは…!」と大いに高まり(笑)
「両隣がもう少し離れてたら『Try!』のトコで絶対ジャンプしてた(笑)」んだとか…(笑)

そうそう!申し遅れましたが…奥さんの右斜め前の席の女性が、ライブの盛り上がりで
客席が前後左右にシェイクされたために、視界不良になられたらしく
その左隣…奥さんの目の前…の席の男性が、その女性がまたステージを見られるようにと
少し立ち位置を変えられたので、今度は奥さんが視界不良に…(苦笑)

右隣の方に近づくと、またコツンコツンとなるやも知れず(苦笑)
甲斐さんのお姿を探しながら、左側へ身体を傾けると
左隣の男性に寄り添うような体勢になってしまい(苦笑)
「あっ、スミマセン!」と告げると、その男性は、少し左側にズレて下さり
おかげ様で「最後まで甲斐さんがバッチリ見えた♪」と喜んでおりました

終演後に、その左隣の男性に「ありがとうございました!助かりました!」と声をかけると
「イヤ、隣が空いてたから…」と返され、開演前に気になっていた空席が
とうとう最後まで埋まらなかったことに気づき
その通路際を含むセンター寄りの4席をお買い求めになった皆さんに
どんな支障が生じられたんだろう?と考えてしまったみたいです(苦笑)

さて、次の「デッド・ライン」も、アコギライブやビルボードツアーなど
アンプラグドでの演奏を拝聴する機会はあったとはいえ
フルバンドでの演奏は久しぶりということで、奥さんが楽しみにしていた曲の1つ

ただ…「Try」にしても、この「デッド・ライン」にしても
歌詞の主人公の男性の持つ「一発逆転」「乾坤一擲」みたいな気質…って
かつて自分を捨てた男の「懇願」や、負けるかも知れないと思いつつ自らを煽るために
「自信満々」を装って勝負に挑む姿…いわゆる「ハードボイルド」的な描き方
当時は、1ミリも心を動かされることはなかったそうだけど…(笑)

まあ「無法者の愛」や「ブルー・レター」が出た時も
後に、甲斐さんのソロアルバムで「イエローキャブ」を聴いた時も
「身勝手な男!」と、女性に対するその態度に憤りを感じたみたいだし(苦笑)
甲斐さんの真意(と思われるもの)を理解するには、少し時間が必要だったようです(笑)

そうそう!イチローさんが「強豪校が初戦敗退!」というタイトルのブログで…
「勝負はやるまで判らないんです。地力がある方が必ず勝つのなら大会なんて不要ですもんね
世界の大谷選手だって、勝つ日もあれば、負ける日だってある
打てる日もあれば、打てない日だってある
すべてがそうだから、世の中は面白いんです

そんな世の中の、ある意味、不確実と言いますか、そこは誰も断言できない世界
そこを駆け抜けていきたいと思います」…と綴られたあと、数行の改行を挟まれ
「7/1の野音『デッド・ライン』って素晴らしい曲だと思いました」
…と書き添えられていたのを拝見して「この文章の流れからすると
曲のことっていうより、歌詞のこと言ってるよね?」と申しておりました

そして…14曲目は、横浜赤レンガ倉庫でのライブで、まさかのオープニングを飾った「冷血」
奥さんは、この曲がライブで演奏されたのをリアルタイムで拝見した1人として
「スウィングスピナーなしには語れない曲」を
白昼堂々(笑)というか、照明要らずの時間帯に披露なさったことにビックリしたことや

そのリアタイ当時のライブでは、全てのスピナーが上手く連動することが、かなり稀で
「今日は2号機が途中で止まっちゃった」とか「3号機が全く動かなかったなあ」とか
「照明に気を取られる瞬間がよくあった(笑)」ことを思い出していたらしい(笑)

確か、このスウィングスピナーを使った「冷血」のライブ映像を編集される際に
「音」的にベストなものと「映像」的にOKなものの組み合わせに苦労なさった
…っていう話を、何かで見聞きしたような気が…?(笑)
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甲斐バンド日比谷野音ライブ(7/1)2

2023-07-29 15:04:00 | ライブ
さて、ここからは、奥さんから聴いた話に加え
奥さんの弟くんが送ってくれたWOWOW生中継の録画映像も参考にご紹介して参ります♪

その映像は、一応?(笑)ライブの開演時間から始まってはいるものの
客席の様子やステージ上にセッティングされた楽器などが映るばかりで
いつも通り「甲斐時間」の真っ最中(笑)…って
「THE BIG GIG AGAIN」の時だったか?
甲斐さんが、生中継があることを失念なさっていて、慌ててステージに向かったと明かされ
ずいぶん反省なさっていたような気が…?(笑)

およそ5分ほど経った頃「まもなく『甲斐バンドBEATNIK2023 in 日比谷野外大音楽堂』が
開演します。もうしばらくお待ちください」とのテロップが出て
引き続き、場内の様子が映し出される中、このライブのグッズではない
「KAI」のロゴ入りTシャツが目についたんだけど
奥さんも当日にこのTシャツをお召しになった方に気づいたらしく
「私と同じ発想で買ったのかな?(笑)」とクスクス(笑)

というのも、画面ではカットされていたものの
「KAI」というロゴの下の部分に「10」の数字が大きく刻まれたこのTシャツは
そのロゴに心惹かれた(笑)奥さんがチェックした
WBCの甲斐拓也選手の公式応援グッズの1つだったからみたいです(笑)
よく見ると「KAI」のロゴの上に、WBC2023のエンブレムマークが…(笑)

それはともかく…今回は、弟くんにライブに行くことを予め伝えてあったので
仮に、奥さんの姿が画面に映り込んでいた場合
弟くんが、円盤作成の際にそれを発見しても気まずい思いをする心配はなく(笑)
そもそも、ブロック最前列でも、通路際でもない席なら大丈夫だろうと思っていたトコへ

自宅でWOWOWを観ていた甲斐友さんから
画面越しに見つけた甲斐友さん達に関する報告があり
その中に自分の名前がなかったことに安心しきって、終演後にホテルでオンデマンドを観たら
「さあ!いよいよライブが始まる!」と嬉々として立ち上がって拍手している自分を発見(笑)

更に、そのあと、別の甲斐友さんから「◯分◯秒に映ってました!」と
その場面の写真付きLINEが届いたらしい(笑)
まあ、公式円盤になる時には、開演前の模様は編集されるだろうし
オンデマンド期間が終われば…と胸を擦ったんだとか…(笑)

そうそう!この開演前の映像の中に、ステージ下手側の脇の辺りから
客席ではない外側の通路を三々五々歩いて行かれる人々が映ってましたが
あの皆さんは、甲斐さんのお身内の方々ですよね?

ライブ中の映像には、その下手側の脇に、8月7日の野音の使用権をゲットなさった
ディスクガレージのKさんのお姿もチラリ…
イベンターの方は、ご自身が仕切られた公演を
チャンとご覧になることがナカナカ出来ないと聞きますし
この日はサイドからとはいえ、ご覧になれて良かったですね♪

ともあれ…奥さんの勇姿?(笑)が映ったあと、しばらくして
前野さん、強一さん、マックさん、松藤さんがステージに出て来られ
ちょっと間を置いて、岡沢さん、イナピーさん、イチローさんがご登場になり
岡沢さんとイチローさんの「儀式(笑)」…今回は「キュンマーク」(笑)…を経て
SEがフェードアウトすると、大きな歓声と拍手の中、オープニング曲「野獣」がスタート♪

ただ、今にも甲斐さんが、ステージ中央奥から出て来られようというタイミングで
小走りに客席通路を移動なさっている方々が映った途端「この人たちだよ(笑)」と奥さん(笑)
ステージに目を奪われていた時に、いきなり肩に衝撃を受けたという瞬間は見えなかったけど
確かに、このタイミングはビックリするかも知れません(苦笑)

今回のライブは、新国技館のこけら落としライブのセットリストを再現するとのことでしたが
元々は、アルバム「ラブ・マイナス・ゼロ」のお披露目ツアーのファイナルライブみたいで
選曲の中心となっているのは、当のアルバムは元より、それに繋がることになった
ボブ・クリアマウンテンがミックスを手掛けた2枚…いわゆるニューヨーク三部作な訳だし

「HERO」や「安奈」「裏切りの街角」など
昨今の甲斐バンドライブでは必ず演奏されていたヒット曲はリストから外されていたので
ボクが「ずいぶんと新鮮な感じだったんじゃないの?」と訊いたら
「まあ、そうなんだけど、最近のライブでも結構やってる曲が多かったし…」と奥さん(苦笑)
そう言われれば、ホントに「久しぶり!」って曲は数えるほどかなあ?

…とはいえ、直近のライブとはアレンジが変わっていたり
奥さんが「前野さんの掛け持ちでしょ?」と思っていたサックス演奏は
若いイケメン(笑)奏者の方が担当なさっていたり…
新たな装いで披露されたことは嬉しかったみたいです(笑)

ただ、このオープニング曲から、三好さんが、ステージのあちらこちらで
シールド捌きに奔走なさっているのを拝見して
演者の皆さんの人数というか、楽器の数に比べて、ステージが狭いんじゃないかと…?(苦笑)
もっとも、当日の奥さんは、お忙しそうな三好さんより、甲斐さんに釘付けで(笑)

上手側の客席の方をご覧になったり、近くまで歩いて来られたりするたび「目が合った♪」と主張(笑)
2曲目の「ランデヴー」に入っても「こっちを指差した♪」と妄想は止まらず…(笑)
まあ、そう思えるくらい、ステージが近く感じられたんでしょう(笑)

ここで、短いMC…「ありがとー!今夜も最後まで目いっぱいやるからね!
最後まで楽しんでって欲しい、OH YEAH!」
…を挟んで「キラーストリート」か~ら~の「ダイナマイトが150屯」
三好さんが交換なさった「蹴られる用(笑)」のマイクスタンドをブン回される甲斐さんは
とても古希を迎えられたとは思えないくらいパワフルで

奥さんは、前半にアゲ曲が続くセトリを見て
「甲斐さん大丈夫かなあ?」と心配していたのが「バカみたい(笑)」とクスクス(笑)
逆に、自分たち観客の方が「ヤバいんじゃない?」と思ったんだとか…(笑)
…って、奥さんと同年代の強一さんが、最年少(笑)でいらっしゃるくらいだから
他のメンバーの皆さんも「アラ古希(笑)」世代ってことですし
この「甲斐バンド」の皆さん全員が、トンでもなくエネルギッシュなんですよねぇ?(笑)

そうそう!オリジナルに因んで、8月7日に開催された「THE BIG GIG AGAIN」の時は
強一さんが、お誕生日を迎えられたあとで、イナピーさんと1歳違いになられたんだけど
イナピーさんが落ち着いておられるというより
「強一さんが異常に若い!」とビックリしていたような記憶が…?(笑)

それはともかく…5曲目は、最近の甲斐バンドライブで定番となった感のある「フェアリー」
続いて、ジェンダーレスの時代にマッチした?「ボーイッシュガール」
そして、甲斐さんが「OK!田中一郎が歌ってくれる!歌おうぜ!オーメン!」…と振られ
松藤さんのドラムセットの裏へ下がられたあと
イチローさんがセンターにお立ちになるのかと思いきや、本来の立ち位置で演奏スタート

この曲は、元々イチローさんがリードボーカルを担当なさった曲ですし
これまでにも何度か、ライブで聴いたことがあった奥さん
座席の位置的には、ほぼイチローさんの正面にあたる所にいながら
甲斐さんの陰になって、あまりよく見えなかった強一さんを、ここぞとばかりガン見(笑)

イチローさん、イチローさんのファンの方には大変失礼なんですが
奥さんは、この曲のセクシャルな歌詞を、甲斐さん以外の方がお歌いになると
「生々しい感じが半端ない!」と感じるらしく
今回も「エアロビクスダンシング」「煽情のダンシング」という歌詞の
「『ダンシング』の歌い方が…以下省略(笑)」だったようで
最後に甲斐さんが出て来られた時には「ホントにホッとした(笑)」みたいです(苦笑)

続く8曲目は「ナイト・ウェイヴ」…って、甲斐バンドの野外ライブでは
甲斐さんがお調べになった日没時刻に合わせて演奏されることが多い曲だけど
この日は、夏至からまだ1週間ほどしか経っておらず、日没には程遠い感じ(苦笑)

いつも奥さんは「この曲で観客が盛り上がると
甲斐さんのご機嫌が麗しくなる(笑)」説を唱えておりますが(笑)
それと同時に「♪ナ~イウェ~♪」の部分に差し掛かる直前に
甲斐さんから「判ってるだろうな?」光線が飛んで来ると主張するのもヤメません(笑)
今回もキッチリ、その「光線」を受け止めたと申しておりました(笑)

そうそう!このWOWOWの映像には映っていないんだけど
間奏に入って、岡沢さん→イナピーさん→前野さん→イチローさんと
それぞれのパートをリレー演奏なさる際に、甲斐さんは一旦ドラムセット裏へ下がられ
イチローさんの演奏が終わる頃に再びステージ中央へと戻って来られるはずが
前野さんのパートが終わった辺りで、ひょっこりはん(笑)
「あっ!」というお顔をなさったものの、ドラムセット裏にいらっしゃるとおぼしき
三好さんに何か声をおかけになり、そのままフツーにマイクへ向かわれたそうです(笑)

ここで、前野さんと松藤さん以外のメンバーの皆さんは、一旦ステージを降りられ
「荒野をくだって」が始まると、自発的に着席なさる方がチラホラ…
いつもは、甲斐さんの「着席勧告」にイヤイヤ従っている(笑)奥さんも
前方の席の皆さんがお座りになったことで、着席しても「甲斐さんが見える♪」と
足元がスロープ状のため、先ほどからずっと気になっていた
爪先に食い込んだパンストを直そうと着席(笑)

ただ、前野さんのお隣で、キーボードを弾いておられる松藤さんを拝見していて
以前は、佐藤英二さんが「助手」を務めていらしたことを思い出し
「英二さん、早く戻って来てくれないかなあ…」と、ボンヤリ考えていたらしい
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甲斐バンド日比谷野音ライブ(7/1)1

2023-07-25 14:37:00 | ライブ
もう3週間以上も前のことになってしまいましたが(汗)
甲斐バンドのデビュー50周年に向けての第1弾ライブということで
甲斐さんのソロ活動恒例のビルボードツアー開催中から
こちらを楽しみになさっていた方も少なくなかったんじゃないかと…?(笑)

もちろん、奥さんもご多分に漏れず…と言いたいトコだけど、前回までの記事でお察しの通り
6月は、ず~っとWBCドキュメンタリー映画にドップリ(笑)…って
3週間限定上映の予定が、1週間延長となり、結局6回も劇場に足を運び(笑)
ついに最終日を迎えて「さあ!野音だ!」と思った途端に、アマプラで配信スタート(笑)
早々にダウンロードして、リピート三昧(笑)

ちなみに…その6回の内、最初と2回目は、同じシネコンで上映されていた
「岸辺露伴 ルーブルへ行く」「東京MER」それぞれと2本立て(笑)
露伴先生の方は、WBCの感動を新たにした直後だったせいか?
イマイチ内容が入って来なかったみたいですが(汗)

喜多見先生の方は、ドラマシリーズからほぼ全て「水戸黄門」的安心感(笑)と言うか
どんな窮地に陥っても、最後は絶対ハッピーエンドっていう流れが
WBC優勝という結果を踏まえて、再び初戦から振り返るドキュメンタリーに重なり
「テレビで放送されるまで待ってもいいんだけど、まっ、一応観ておくか」(失礼!)
…くらいの気持ちだったのに、思いっきり号泣したらしい(笑)

ただ、喜多見先生と元サヤ、臨月の妊婦となった喜多見夫人が
最後の最後に命をとりとめたのは、脚本通りのお望みの結末というよりは
喜多見夫人役を務められた仲里依紗さん個人の
「パワフルな生命力のおかげだったような気がする(笑)
『残念ながら助かりませんでした』じゃ、説得力ゼロだもん(笑)」と申しておりました(笑)

そうそう!この2本立て敢行の初日、WBCドキュメンタリーの方は特別料金だったものの
露伴先生の方は、人生初のシニア割引を利用した奥さん(笑)
ネットでチケットを予約し、当日は自動発券機で発券したので
「年齢がわかる身分証」の提示を求められるとしたら、スクリーンへの入場口だろう

…と身構えていたのに、全くのフリーパスだったそうで
「こんなことなら、4~5年前からイケたんじゃない?(笑)」と良からぬことを考えつつ
映画を観終えて、帰りの電車に乗った途端に
20代半ばくらいの若い男性が慌てたように立ち上がられ
「スミマセン!ここ、どうぞ!」と席を譲って下さったらしく
「完全にシニアに見えてるってこと?」と動揺を隠し切れなかったんだとか…(笑)

それはさておき…岡沢茂さんやイナピーさんが
ツイッターにリハーサル写真をアップなさっているのを横目に
夏の野外ライブということで、熱中症対策にばかり気を取られていたら
さすがに「国内連勝中」の甲斐さんの晴れ男パワーを持ってしても
「少々キビシイのでは?」といった怪しい雲行き(汗)…って

降水確率90%、しかも午後から夕方にかけて…とあって
合羽やビニール袋などの雨対策に追われながら
ビルボードツアー最終日のような交通機関の麻痺がないかとドキドキ(苦笑)
でも、東京に到着した時は、まだ傘が必要なくらいの降りだったのが
少し早めに日比谷公園に移動すると、曇り空ながら雨は上がり
「あっ!そうか!強一さんも晴れ男だっけ?(笑)」とニンマリ(笑)

会場前には、14時からのグッズ販売のための行列が出来かけていたみたいで
その最後尾に並ぶと、当の強一さんのドラムが「観覧車'82」を奏でていらしたらしく
メンバーの皆さんのリハーサルを聴きながら、グッズ販売開始を待っている間には
時折、雨足が強くなる時間があり、傘を出してはしまい、しまっては出しの繰り返し(苦笑)
ライブ中に邪魔にならないよう折り畳み傘にしたもんだから、それこそ邪魔くさかったそうです(苦笑)

その内、楽器や機材のフォローをなさっているのか?全く何も聴こえて来なくなり
「やっぱり、合羽を着て観なきゃいけないのかなあ…?」と思っていたら、リハ再開
イチローさんの「ランデヴー」のギター音の大きさに飛び上がったり(苦笑)
「曲順バラバラにやるんだ」「『きんぽうげ』ずいぶん念入りじゃね?」などと思いつつ
ライブの予習をしていると、甲斐さんの歌声が聴こえ始めた途端に
だんだん空が明るくなって来てビックリ!(笑)
その後、見事に晴れ上がり、日陰でないと肌がジリジリするほどにまで快復(笑)

花園ラグビー場、薬師寺、以前の日比谷野音、横浜赤レンガ倉庫
そして「ライジングサン」なども全て前日まで大雨だったにも関わらず
当日はピーカンだったみたいだし(笑)…って
「ライジングサン」は、奥さんが参加した野外ライブ史上最大級の雨だったようで
公共交通機関はもちろん、会場への道路も封鎖されてしまったため
甲斐さんのご出演が、このフェスの2日目じゃなかったら
「ナンのために北海道まで行ったか判らなくなるトコだった」んだとか…(苦笑)

ともあれ…今回のライブは、かつての新国技館こけら落としライブと同じセットリストと知り
奥さんは、すぐにおぼろ気な記憶と当時の資料を頼りにセトリを調べて
大人の事情の「ダイナマイトが150屯」以外は
全部、ライブBOX「熱狂」に収録されているライブCDと同じと判ったものの
「ナンで、このCDあんまり聴いてなかったんだろ?」との疑問が…?

改めて聴き直してみたら、甲斐さんの声が嗄れておられる(失礼!)のと
全体的に後奏部分が長く感じられたためと判明(苦笑)
まあ、ライブ映像なら、当日のコーフンが甦りやすいでしょうし
何より、甲斐さんに目が釘付けで(笑)声の調子や後奏の長さなど気にならない…というより
それが、かえって臨場感に繋がるのかも知れないけど
平常な状態で、声や演奏だけ耳にすると、気になる部分が出て来るのかなあと…?(苦笑)

それはともかく…グッズ販売が始まり、エントランス部分に設けられた売り場に近づくと
甲斐さんのレギュラーラジオ番組の放送局2局と、萩尾望都さんからのお祝い花がデーン!
ひと通り、今回のライブのグッズを眺めて、キャップ以外を全部購入(笑)
エンゼルス・トラウタニの写真入りエコバッグに詰め込み
ついでに、VIP席のグッズも引き換えたかったそうですが、こちらはまだ受付開始時間前…

奥さんは、去年秋の甲斐さんソロツアーのVIPグッズが「ランタン」だったので
今回は、A席が寝袋、B席がケトルといった
「キャンプ用品が続くんじゃない?(笑)」と笑ってたんだけど(笑)
実際は、軽くて嵩張らないものばかりで、ホッとしたみたいです(笑)
ただ、50周年記念らしく、大森さんのお写真も入れて欲しかったとブツブツ…(苦笑)
オリジナル甲斐バンドに対する思い入れは健在の模様(笑)

開場時刻が近づき、入場待ちの行列がどんどん長くなって行くのを眺めながら
約1ヶ月ぶりの再会となった甲斐友さん達とお喋り…って
前日にコロナ感染が発覚した甲斐友さんがいたそうで
「セイヤング」の投稿者の方みたいに「もう少し早く罹っていたら間に合ったのに…」とか
「まだまだ油断は出来ないね」と話していて、ふと周りを見ると
結構、マスクなしで話されてる方や不織布ではないマスクの方がいらっしゃることに気づき
「野外とは言っても、声出しには要マスクって注意書きあったよね?」とビックリ!(汗)

奥さんの職場は、3月の「個人の判断」にも
5月の「5類に引き下げ」にも全く触れることさえなく、全員が「今まで通り」らしく
通勤時はもちろん、家を1歩でも出る時や玄関先で応対する際にもマスクを着用してます
職場で唯一変わったのは「ハンドドライヤーが復活したことくらい」みたいで
「それなら、喫煙ルームの人数制限を緩めて欲しい」とボヤきまくり(笑)

立ち見席の方々の行列が、場内に吸い込まれて行き
指定席の行列も短くなって来たトコで、ゆるゆると最後尾に並び、自分の席に着くと…って
実は、足元がフラットなAブロックではなく
ホントの第一希望だったBブロックの最前列…とまでは行かなかったものの
十分に前方列で、更に、記憶にあったよりもステージが近く
ちょうど甲斐さんの目線と同じくらいの高さだったみたいだし

ビルボードツアーは、ほとんど下手側の席だったのが
甲斐バンドライブになった途端に「上手側って…」とブーたれていたのに…って
これは、ベースやパーカッションなどリズム隊の皆さんが下手側にいらっしゃるのと
エレキギターを手にされた甲斐さんが、ステージ際へ出て来られるため
甲斐バンドライブでは、下手側希望らしい(笑)
…思っていたよりセンターブロックに近かったようで「イイんでないかい♪」とニンマリ(笑)

もっとも、足元がスロープ状になっていて
前回の野音ライブで、爪先が痛かったのを思い出したことや
前方に体格の良い男性が多いように思ったこと
扇状に広がったベンチ型の指定席では、ベンチの後ろに席番が表示されているため
同じ席番でも列によって座る位置が違うのに
前列の方の席番をご覧になって、その真後ろにお掛けになる方が大勢いらしたこと
甲斐時間に突入しても、右隣2席と左隣の男性より中央寄りの席が空席のままだったこと
多少の不安材料ではあったみたいだけど(苦笑)

右隣の2席に関しては、開始直前のSEが流れ出し、多くの観客の方々が立ち上がられ
メンバーの皆さんのご登場を拍手や歓声でお迎えしているタイミングで駆け込んで来られ
勢い余ってか?いきなり奥さんの右肩にドン!とぶつかられたことに驚きつつも
ライブが始まってから、ゴソゴソされる心配がなくなってホッとしたんだとか…(苦笑)

ただ、オープニングの「野獣」から、3曲目の「キラーストリート」までの間
右隣の方が、体をねじりながら、体の両脇で手拍子なさるたびに、肩がコツンコツン
肩にお掛けになったライブグッズのタオルが肩から外れ、肩に掛け直されるたびに肘がコンコン
オーバーヘッドで手拍子なさると、奥さんの顔の前に腕がワサワサ…(汗)

奥さんは、少し左側に避けたり、体の向きを変えたりしながら対応していたものの
お相手の方も左に寄って来られたり、スペースを埋めて来られたらしく(苦笑)
ライブに集中できないので、演奏が終わるのを待って
「すみませんが…」と声をかけさせて頂いたそうです(苦笑)
奥さんが「隣近所は大事」というライブの慣用句?を思い浮かべたのは間違いないでしょう(笑)
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憧れを超えた侍たち9(ネタバレあり)

2023-07-19 18:20:00 | 日記
あいみょんさんがお歌いになった、この映画の主題歌「さよならの今日に」をバックに
まずは、祝勝会のシーンが映り、栗山監督の…「えー、みんな、お疲れ様でした!
次の世代、子供たちのためにも、ぜひ伝えて行って下さい
イヤな思いをした選手には申し訳ない!勘弁して下さい
またみんなで、元気に会いましょう!」…との言葉に
選手、コーチ、スタッフの皆さんが「ありがとうございました!」と返されてましたが

ただ「イヤな思い」といっても、栗山監督は毎試合どころか
その都度その都度、皆さんそれぞれに声をおかけになったり
ねぎらいの言葉や感謝の言葉を口になさっていたようで
映画の中では、宇田川選手の「マウンド度胸」に触れられた際に
そばにいらした宮城選手や甲斐選手にも話しかけておられたシーンと

メキシコ戦に先発なさった佐々木選手の肩をポンポンされたあと
山本由伸選手に「ゴメンな!イヤな流れで投げさせて…」とおっしゃったシーンくらいでしたけど
「代表の監督は、大切な宝物を預かったという感じ」をお持ちだったそうですし
カメラが回っていないところでのお気遣いは、多々おありだったんじゃないかと…?

「特番」では、宮崎キャンプ初日に、各選手やコーチの皆さんの宿泊部屋に
監督からの手書きのお手紙が置かれていたことが明かされ
それをお読みになった皆さんが感想を述べられる映像が流れたんですが

伊藤選手が「監督のためなら、どんな使い方をされても
そこを全うしようという気持ちに、すごくなって来て
『よし、やってやろう!』という気持ちになりました」と話されると、ニッコリ微笑まれ
ヌートバー選手が「栗山さん、ありがとうございます!
私を受け入れてくれて、本当に感謝しています」とおっしゃった時には
グッと来られたのか?泣き出しそうな表情を見せられ

日ハム時代からの「監督付きマネージャー」でいらっしゃる岸さんが、当の手紙を手に
「もう、字の雰囲気で、読む前に涙が出ました
『自分の最後のユニフォーム姿を一緒に戦えるっていうことは幸せだ』って…
監督には感謝しかない!まだまだ頑張って下さい!」と返された時には
「チームが日本代表なんではなく、あなたが日本代表なんです!という覚悟を持った時に
全員の良さが出るのかなあって、ふと思っただけなんで…」と照れておられました(笑)

ともあれ、映画は終盤に入り…「野球が繋いだ夢の時間」「ようやく戻って来た野球のある日常」
…というテロップに続き、宮崎キャンプスタートから優勝までの様々な場面を
選手の皆さんのコメントで振り返るカットが流れ始め…

ダルビッシュ選手が、宮崎キャンプでバッティング投手を務められた際に
村上選手にホームランを打たれた(汗)あとの記者会見で
「公開処刑されて、僕としてはちょっと悲しいです(笑)」とおっしゃったシーンや
その村上選手が「一生の思い出になりました(笑)」と笑顔で話されるシーンでは

栗山監督が、実戦登板の機会がなかったダルビッシュ選手のために
中日との壮行試合の練習の時に、ほぼ実戦形式のシート打撃を組んで貰えるよう
立浪監督に願い出られたという話を思い出し

「誰もが愛した史上初のSAMURAI」というテロップと共に
たっちゃんの「ガンバリマッサー!さあ行こう!」のカットや
たっちゃんうちわを手にした観客、ユニフォームのポケットにペッパーミルを入れた選手たち
ペッパーミルにサインをお願いしているアメリカの少女が映ったり

「僕にとっても、母にとっても、ジャパンのユニフォームには特別な思いがある」
…というヌートバー選手のコメントをバックに
ヒットを放ったり、ファインプレーを見せたりする我が子をスタンドでご覧になって
大喜びなさっている久美子お母さんのお姿が見えたり

韓国戦のヒーローインタビューでの「みんな、ありがとー!」の映像にグッと来て
「さわやかなペッパーの香りが日本中を駆け抜けた」とのテロップに思わず頷きつつ
ベンチから身を乗り出して、ペッパーミルパフォーマンスをなさってるジャパンの選手たちに
「皆さん、コショウかけ過ぎです!」とツイートされた方がいらしたなあとクスクス(笑)

「世代を越え、国籍も越えて、一人でも多くの人に伝えたい思い…野球は楽しい」
…とのテロップのあとには、右手小指を骨折され、テーピング治療を受けながら
「最悪…」と呟かれていた時の源田選手の映像
「右手小指を骨折、それでも守り続ける」というテロップと守備練習をなさってる映像に続き

栗山監督が「えっと…今からスタメン発表します!
…源ちゃん、手は大丈夫ね?」とお訊ねになるシーンと
そのあと、源田選手が「『手、大丈夫?』って訊かれて
(スタメン)あるなと思いました(笑)」とおっしゃってるシーン(笑)があり
トレーナーの方に特殊ネットでテーピングして貰って
ヒットをお打ちになった源田選手の映像のあとに

「選ばれた者の魂がそこにある」というテロップが出て
村上選手の「ここまで長く打てずに、色々言われたり…」というコメント
「村上くんが落ち込んでるんで…(笑)」と話されている鈴木誠也選手の映像が挟まれ
「受け継いだ最強打者の誇り」か~ら~のメキシコ戦サヨナラヒットのシーンへ…
そして再び、村上選手の「更に目標を高く設定させられる大会になりました」とのコメント

決勝戦のクローザーとして、ブルペンからマウンドへ向かわれる大谷選手を
ブルペン捕手やコーチ、スタッフの皆さんが、拍手で送り出されるシーンを拝見して
大谷選手が、名古屋でジャパンに合流なさった際、一番に再会の握手をお求めになった
「梶さん」こと梶原有司さんへのインタビューを思い浮かべました

日ハム時代からの「気心の知れたパートナー」の方へ
大谷選手は「梶さん、僕はゲームの日に、こういう流れで動きますので
サポートよろしくお願いします」と、二刀流ならではの分刻みで慌ただしい
試合前の準備に協力を願い出られたそうですが

梶原さんは「代表のスタッフは人数が少ないので、僕も含めて
コーチやスタッフも打撃投手を務めることもあります
翔平にも『梶さん、お願いします』と言われてました
結局、翔平の打撃練習は、僕が投げることが多かったです

アメリカと日本とでは、打撃投手の投げ方や間の取り方が結構違います
翔平には前もって『どんな感じで投げたらいい?』と訊いて
彼が打ちやすいような球を投げることを意識していました

翔平が、試合前の打撃練習を始めると、みんなの視線が集中する
彼がバットを構えると、球場がシーンとなって、その中で僕が投げる
みんなが、すごい打撃を見たいと思ってるのに、僕が変な球を投げたら成立しない
4万人もの日本のファンが詰めかけた前で、打撃投手を務めることもないので
本当に良い経験が出来たと思います」と話された一方で

本職でいらっしゃるブルペン捕手として、大谷選手の球を受けられたのは、1度だけ…って
代表チームでは、短期間で初めて組むバッテリーの息を合わせるために
試合前から、その日マスクを被る捕手が、先発投手の球を受けるのが通例らしい
ただ、その1度というのが「泥だらけのクローザー」として登板なさる直前…
大谷選手が渡米される前の2017年以来、6年ぶりでいらしたそうで

「ブルペン捕手は、投手に影響を及ぼしてはいけない、波を作ってはいけないんです
いつ、どんな投手に対しても、常に同じように球を受ける
あの時も邪念は捨て、平常心で、ただただ翔平の球を
一球一球しっかり捕ることだけを考えました

今にして思えば『翔平の球を受けるのは、これが最後かも知れない』
…という気持ちもあったように思います
先発の時とは違って、1イニングだけの抑えとしての登板でしたから
翔平は、ブルペンの時から力が入ってました
スプリットもスライダーも最高の球でしたよ
最後は、みんなで『ハイ、頑張って!行ってらっしゃい!』と送り出しました

『野球人生で、こんな光景は、二度と見られないだろう』と
ブルペンにいた投手陣やスタッフと一緒に翔平を見つめていました
あのゲッツーで、ブルペンもすごく盛り上がっていたんです『これは行ける!』と…
あとは、勝利の瞬間に走って行く準備をしておこう、みたいな感じでした」と振り返られてました

ちなみに…この梶原さんのインタビュー記事に添えられた「観客席の写真」に
ロッチ中岡さんが、バッチリ映っておられるのを拝見して
思わず、甲斐さんのお姿を探してしまいました(笑)

それはさておき…大谷選手の「第1回大会から
色んな先輩たちが素晴らしいゲームをして貰って、僕らが観て来て
そこで『WBCでやりたいな』って気持ちにさせて貰ったのが
一番大きいことじゃないかなと…」というコメントをバックに
歴代の日本代表の皆さんのお写真が映ったあと

トラウト選手から三振を奪い、世界一になった瞬間の映像が流れ
再び、大谷選手の「まあ、今回こうやって優勝さして貰って
そういう子供たちが、また増えて来てくれたら
本当に素晴らしいことだなと思います」とのコメントと表彰台での映像

そして…栗山監督の「世界一の侍、最高~!」の言葉で、シャンパンファイトがスタート♪
カメラもシャンパンを浴びたみたいで(笑)水滴の跡らしき?白い曇りが残る中
大谷選手が「締め!締め!」と周りをキョロキョロされ
源田選手が「近ちゃん?近ちゃん?」と近藤選手を探しておられたと思ったら
腰にバスタオルをお巻きになった近藤選手がひょっこりはん(笑)

「オイオイオイ!」やら「ブーッ!」やらとブーイングが起こったシーンの片隅には
「真っ先にシャワーを浴びてしまった近藤選手…
とダルビッシュ選手」というテロップが…(笑)
そのダルビッシュ選手が「えー、お疲れ様でした!えー、宮崎から始まって1ヶ月以上
ホントに最高のチーム!みんなのこと、ホントに大好きです!

えーと…嬉しい…もちろん喜ぶ気持ちもあると思いますけど
また3年後、みんなでまた金メダルを獲りに行きましょう!
ホントにおめでとうございます!」と締めの挨拶をなさって、記念撮影のあと
ヌートバー選手の「ナニやってんの~!コンちゃ~ん!(笑)」というツッコミで映画は終了(笑)
最後の最後に、ご贔屓お二人の笑顔が見られて、奥さんニンマリ(笑)

公式アンセム「結束」と共に、エンドロールが流れ始めると、サッと席を立たれる方がちらほら…
まあ、リピーターの方が多いみたいだし…と思いつつ(苦笑)
甲斐さんの教え…「映画館で映画を観る時は
エンドロールが終わるまで、席を立っちゃいけない」…を守り(笑)エンドロールを眺めていて

「出演…侍ジャパントップチーム」に続く「監督…栗山英樹」との表記にビックリ!?
イヤ、フツーの映画を観た感覚だったらしく
「一番に監督の名前って、えっ…!?」となったようです(笑)

コーチ陣、投手、捕手、内野手、外野手…と、それぞれの皆さんのお名前だけでなく
サポートメンバー、打撃投手、ブルペン捕手、医師、トレーナー
チームスタッフの皆さんのお名前もクレジットされ
広報や運営、制作、音楽、日本プロ野球球団などの最後に
「監督・撮影…三木慎太郎」と、ホントの(笑)監督のお名前が出て

場内が明るくなると思いきや…優勝の瞬間、大谷選手が
グローブを投げられ、帽子をむしり取られる映像が映り
すぐに、優勝Tシャツ姿になられた大谷選手が
グランドでキョロキョロなさってる映像になり
「俺のグローブは?」とおっしゃったトコで、今度こそホントに終了♪(笑)
三木監督の関西人の血をひしひしと感じますねぇ(笑)
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憧れを超えた侍たち8(ネタバレあり)

2023-07-15 15:16:00 | 日記
さあ、いよいよ、栗山監督がイメージなさっていたという
「決勝戦最後のマウンドに立つ」大谷選手が、現実のものとなり
その大谷選手が、直前の打席で出塁された際に二塁ベースへとスライディングなさった時のユニフォームの汚れを指して
「泥だらけのクローザー、唯一無二、二刀流の証」という絶妙なナレーションが入り

中村捕手と投球に関する最終確認をされているらしきご様子が映ったあと
「完全アウェーの中、大会最後のショータイム」の始まり始まり~!
…が、この回の先頭打者、9番代打のマクニール選手に、フルカウントからフォアボール(汗)

アメリカの観客たちが、期待を込めてどよめき
打席に入る準備をするトラウト選手の背中をカメラが捉える中
日本のファンの皆さんの胸に一抹の不安がよぎ
るも(汗)
続くムーキー・ベッツ選手をセカンドゴロ併殺に討ち取ると
大谷選手が、腰の辺りで拳を握るガッツポーズ

「野球の神様が用意したのは、この2人の対決だった
共に代表を牽引して来たスーパースター!夢と見まごうクライマックス!」
…って、ホントに「こんな展開ってある!?」と驚いたというか
これがドラマだったら「あまりにもベタでしょ!(笑)」とツッコミたくなるほど
出来過ぎ、ドラマティック過ぎで、改めて大谷選手の「持ってる」力、恐るべし!って感じ(笑)

そして…何度も観たはずなのに、結果は知ってるはずなのに、緊迫してしまう対決シーン…
ただ、栗山監督は、Wプレーで走者なしとなり
最後のバッターとして、トラウト選手が打席に立ったのをご覧になって
「あっ、これは勝つんだな…最後の最後に、世界一を決める場面が翔平とトラウト
きっと野球の神様が、今までの苦しみ、頑張って来た翔平たちのことを認めて
用意してくれたんだろうな」と思っていらしたそうです

大谷選手がお投げになった渾身の6球…3つのストライクは全て空振り
特に最後のスイーパーは、ホームベースの幅を超えるほど横移動する「魔球」でしたが
大谷選手は、この対決について…「エンゼルスの選手たちと対戦するのは特別です
普段は仲間として戦ってますし、お互いのことを知っている中で
お互いの国を代表して戦うのは特別なこと

その中で、トラウトは、今の野球のトップにいる選手だと思う
誰よりも彼のすごさを近くで見ていて判っているだけに
自分のベストを超えないと勝てないと思っていた」とおっしゃっていて
トラウト選手は、相手の投球フォームの癖から球種を見破ることに長けているため
スライダーとストレートの見分けを難しくしようと
普段の投球フォームとは、右肘の位置を変えて投げられたことを明かされてました

まあ、この場面で、そんなことが出来るということ自体が、もうスゴ過ぎるんだけど(笑)
最後のスイーパーに関しては、当のトラウト選手も
「ショーヘイがエグい球を投げて来た(笑)」と心底ビックリしたみたいですし
そんなテクニック的なことじゃなく、魂のこもった一球だったということじゃないかと…?

ともあれ…この映画の中で、トラウト選手の三振のシーンは繰り返し流され
まずは、グローブと帽子を投げ捨てて、雄叫びを上げられる大谷選手が映り
2回目は、ジャパンのメンバーが、ベンチから飛び出すシーン…って

この時、いつもは冷静沈着な吉田正尚選手が、ベンチのフェンスを乗り越え損ねて
グランドに手を着き、横向きに倒れていらしたことを
「アメトーーク」で、ぺこぱ松陰寺さんが指摘なさっていて
それ以来ずっと、クスッと笑ってしまう我が家(笑)

3回目は、ベンチを飛び出されたジャパンのメンバーが、大谷選手の元へ駆け寄って行かれ
歓喜の輪が出来るシーンとなるんですが、甲斐さんが話されていた通り
最初に大谷選手の元に辿り着かれ、飛びつこうとなさった牧選手を
大谷選手は、同じようにジャンプされながらも
牧選手とは胸の辺りが軽く触れる程度にかわされ(笑)
その後ろにいらした中村捕手、甲斐捕手とハグなさってました(笑)

ただ、甲斐さんが、ビルボードツアーのMCで、この場面に触れられる前に
「アメトーーク」で、ぺこぱ松陰寺さんが指摘なさっていたので
奥さんは「ああ、甲斐さんも『アメトーーク』観たんだな(笑)」と思ったんだとか…(笑)
もっとも、優勝の瞬間、一番最初に抱き合うのは、やはりバッテリーが王道でしょうね?(笑)

そのあとは、トラウト選手がベンチへ引き上げる姿を除くと
大谷選手が「おっしゃ~!ムネ~!」と村上選手や
「おーし!よっしゃあ~!朗希!」と佐々木選手と次々にハグなさるご様子や
栗山監督が「たっちゃん!」とヌートバー選手をハグされ「サンキュー・ソー・マッチ!」
「頑張った!本当にありがとう!ナイスゲーム!」と、お互いにお礼の言葉を交わされたり

「ムネ~!」と抱き合われた村上選手から
「すいませんでした!色々ありがとうございました!」と告げられると
「ここからだからな!」と「日本を背負う」バッターとしての成長を促されたり
ダルビッシュ選手とは「ダル、ありがとう!」
「ありがとうございました!最後まですみませんでした、ホームラン打たれて申し訳ないです」
「ダルのおかげだ!本当にありがとう!」とおっしゃったり

源田選手が「ありがとうございます!」と頭を下げられると
「最高だ!最高!誇り!ありがとな!本当にありがとう!頑張ったな!」と
源田選手の右手を取ってご覧になったり…と、テレビで試合を観戦しただけでも
この優勝の瞬間に感激したのに、この映画や雑誌などで、その裏側のエピソードを知ったあと

改めて、この場面を観ると、リアタイで見聞きした表情や言葉が、また違う意味を帯びて来て
特に、源田選手の残留をお決めになった経緯…
栗山監督が「源ちゃんとやることで、世界一になると思ったんですよね(笑)」と
源田選手に「最後まで一緒にやるぞ!」と返されたこと…を思うと、マジでヤバかったです(汗)

ちなみに、この映画のポスターになっている…
ジャパンのベンチから見た大谷選手とトラウト選手の対決シーン…も
そのあとのジャパンの皆さんの歓喜のご様子も
前日のメキシコ戦で投げられ、この日の登板がなかった山本由伸選手が
三木監督から託された小型カメラで撮影なさったものだそうで

三木監督は「ベンチのフェンスを乗り越えてチームメイトと歓喜の渦に飛び込む、その映像は
観客が選手たちと一緒にグランドで優勝を擬似体験するかのような至高の没入感
フェンスを飛び越えてるのに、ブレてないし
ブルペンから宮城と鶴岡捕手らが走って来る画もバッチリ収めてくれた」と絶賛♪

栗山監督は「僕は、選手たちと真剣に向き合ってる時に、カメラという第三者が入ると
本音を喋れなくなってしまうんじゃないかと思ったんです
でも、侍ジャパンのメンバーは全然大丈夫でしたね」とおっしゃってましたが
三木監督兼カメラマンは、適度な距離を保たれ
また、定点カメラを活用なさるなど、工夫を凝らされたみたいです

まあ、そのご自身の撮影に関しては「ほとんど盗撮です(笑)
思い入れや感情が爆発した場面は、ブレブレだったけど(笑)
ここぞ!という場面で、その場にいるような臨場感が溢れ、感動が甦るように…」
…と話されていた通り、あえてブレブレの映像もお使いになっていて
「ライブのグルーヴ感が伝わるなら、少しくらい音がヨレてたって構わない」とおっしゃった
某ミュージシャンの方を思い出しました(笑)

それはともかく…ジャパンの皆さんが表彰台にお立ちになったシーンでは
トロフィーを掲げていらした大谷選手が「めっちゃ重たい、これ!ヤバい!」と洩らされたり
カメラを向けられた源田選手が「こっちで持とうかな(笑)」と
メダルを右手に持ち替えられ、笑顔をお見せになったり…

そのあと、グランドで栗山監督の「世界最高の男たち!ありがとう!」との言葉に続いて
村上選手の「何回?何回?」の声がして、監督の胴上げが始まり
海外メディアの皆さんが、選手たちの輪の外側から、物珍しげにカメラを向けておられたけど
監督の身体が10回宙を舞い、グランドに降ろされたあと

「ハイ、次!次!」という風に、ダルビッシュ選手が
(たぶん?大谷選手を)手招きなさるご様子が映ったかと思ったら
この映画のタイトルロゴと共に、あいみょんさんがお歌いになった主題歌が流れ始め
当のダルさんや「アンビリーバボー!」と腰の引けたたっちゃんの胴上げシーンはカット(苦笑)

そうそう!あいみょんさんと言えば、山川穂高選手が大のファンでいらっしゃるらしく
佐々木朗希選手が、あいみょんさんと対談なさった際に
「朗希、俺の許可なしに、あいみょんと会ったらしいな?」とチクリ(笑)

あと「アメトーーク」情報では、吉田正尚選手が、胃腸の具合が悪くていらした日に
練習中に流す音楽を「胃に優しそうだから、あいみょんの曲にして欲しい」とリクエスト(笑)
まあ、結局、痛みが治まらず、病院で診察を受けられたみたいですが…(笑)
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