ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐バンド ビルボードツアー横浜(5/23)3(ネタバレあり)

2021-05-31 19:10:00 | ライブ
今回のツアーでは、6曲目でほぼほぼ総立ちになるみたいですが
それでも、最前列席の方や前方席の男性はお立ちにならないことがあるそうで
先日の東京公演では、最前列ど真ん中のテーブル席が全員男性の方
(2人連れ1組と、お1人様2人)…で、皆さんどっしりと腰掛けていらした

…と思ったら、ある方は、ご自分の注文なさったドリンクのグラスを倒され
お隣の席の方を巻き込んでの水害を起こされ(苦笑)
また別の方は、徐々に体が前のめりになっていたことに気づいておられなかったのか?
振り上げた拳がアクリル板を直撃なさって、テーブル中が大騒ぎになっていたらしく(苦笑)

奥さんは「打っても響かない客だな!」とか
「どっしり座ってたらダメだよ!」と、おっしゃった甲斐さんに
「見た目はどっしり座ってても、実は熱く高ぶってる人もいるのよね」
…と、心の中でツッコんだんだとか…(笑)

さて、その6曲目「眩暈のSummer Breeze」が終わると
甲斐さんの公式サイトにアップされた「リハーサル映像」第2弾の「メモリーグラス」
この曲では、鈴木さんがバンジョーで、木村さんとご一緒にリズムセクションを担当され
イチローさんのギターを支えるという形でのツインになっていて

奥さんが、先日の東京公演で、いつもよりイチローさんのギターの音が大きくて
木村さんのバンジョーが聞こえにくく「バランスが悪い」と嘆いていたのは
せっかくのこの曲の醍醐味が薄れてしまったからなんだなあと…(苦笑)
もっとも、この日は、そんな不具合が感じられなかったことを
ピョコピョコしている姿で確認致しました(笑)

続く「ダイヤル4を廻せ」では、鈴木さんがドブロギターに持ち替えられ
甲斐さんお気に入りのツインギターAGAIN♪
イチローさんは、ライブハウスツアーの時と同様
大森さんの弾いていらしたフレーズを意識的に採り入れておられるような気が…?
まあ、ボクはオリジナル音源でしか、この曲を聴いたことがありませんが…(苦笑)

そのせいなのか?松藤さんが、キーボード担当からまたアコギ担当に戻られ
先ほどの鈴木さんと同じく、リズムセクションをお務めになっているのを拝見して
贅沢を言えば、甲斐さんとのデュオで聴きたかったなあと思ってしまいました(笑)

そして、奥さんが「今ツアーのハイライト♪」と呼んでいる「25時の追跡」
鈴木さんがアコギでイントロを奏で始められた途端
場内にまた新たな緊張感が走るというか、空気がギュッと締まるというか
画面を通して観てるボクでさえ、思わず「おおっ!」と声が出たくらいだから
現場にいらした皆さんの「鳥肌ぶり」は言わずもがなですねぇ♪

もちろん、奥さんのピョコピョコは最高潮に達していたみたいだし(笑)
このステージの甲斐さんは、いつもにも増して、オフマイクでシャウトなさっていたらしく
…って、映像ではあまり拾えてなかったけど(苦笑)
生シャウトを聴き「飛沫の刃(笑)」を浴びて、この上なくアガったんだとか…(笑)

以前に、甲斐さんと押尾コータローさんのアコギツインで演奏された時にも
「どえりゃあ迫力あるなあ!」と驚かされましたが
今回は「度肝を抜かれる」感がハンパなかったです(笑)

演奏が終わったあとの拍手が、大きく長く続く中「メンバーの紹介を!」と甲斐さん
「Wベース、木村将之!拍手を!」「ギター、鈴木健太!」とご自身も拍手なさって
「素晴らしいユーティリティプレイヤー、松藤英男!拍手を!」とコールされてたけど
確かに、去年のツアーより、キーボードへの移動や
ギターの持ち替えが煩雑になっておられるような気が…?(汗)

最後に「ギター、田中一郎!」と紹介なさって
「7月10日に赤レンガ倉庫で行われる、ね?これはもう延ばしませんから、ハイ」…って
今ツアーが始まってから「今年はやれるとイイな」→「野外ですから大丈夫でしょう」→
「赤レンガ、やります!」→「赤レンガで待ってるから!」と開催に関するお話しぶりが
徐々に力強くなっていらしたのが、ここに来て、ついに「開催宣言」♪

個人的には、この「宣言」をお聴きになったイチローさんが
満面の笑みを浮かべておられたことにツボりました(笑)
奥さんの頼りない記憶では、この日の1stステージで
騒音防止のために、ライブ会場の周りを囲う予定になっているものの
甲斐さんは「外だからね、音は聞こえる(笑)」とか「警察が…」と話されたそうです(笑)

その甲斐さんは「だって、横浜、マンボウでしょ?
えー、ねぇ?もう野外だしねぇ?えー、イイと思います
えー、ナンかあの…ここ(ビルボード横浜)でやりながら、7月10日に続く感じが、すごく…
えー、流れがね、あってイイなと思います、ハイ」
…と「横浜繋がり」に触れていらっしゃいましたが

奥さんは「イヤイヤ、まだ大阪が残ってるし!」とツッコミつつ
やはり、本来のツアー最終日の模様を生配信なさったことで
「ツアーが終わった感」を覚えられても仕方ないかなあという気持ちもあり
大阪公演でも、あの「25時の追跡」独特の緊張感が味わえますように!と願っていたらしい

もっとも、甲斐バンドのお三方は「もう気分は赤レンガ倉庫」かも知れなくとも?(苦笑)
鈴木さんと木村さんは、この横浜公演終了後に
「残すは大阪!」「あとは大阪」と呟かれていて
まだ「ビルボードツアー真っ最中」という意識を保っておられましたし
甲斐さんは、延期、再延期と日程を調整なさってまで、大阪公演開催にこだわられたんだから
きっと素晴らしいステージを見せて下さるんじゃないかと…?

甲斐さんが、木村さんに向かって頷かれ、木村さんのカウントから
本編ラスト曲「光あるうちに行け」が始まり…って
4曲目の「落下する月」のインパクトのおかげで?(笑)流してしまいそうだったけど
この曲も甲斐バンドではなく「甲斐よしひろ」名義ですよね?(笑)

奥さんは、そのKAIFIVEの「落下する月」を聴いたあとに
この「光あるうちに行け」を聴いて、甲斐さんがこの曲を提供なさった
吉岡秀隆さんを思い浮かべたためか?
甲斐さんが、KAIFIVEのメンバーの皆さんと参加され、吉岡さんもゲスト出演なさった
福岡ドームのこけら落としライブを連想したみたいで

あれから、KAIFIVEで甲斐バンドの曲を演奏する「ヒストリーライブ」が始まって
そのあと、86年の甲斐バンド解散から10年ということで、期間限定の再結成があって…
といった具合に、時ならぬ回想が頭をよぎったことに(笑)
「イヤイヤ、そんな遠い目をしてる場合じゃない!」と焦ったらしい(笑)

まあそれでも、その間も体の方は、じっとしていなかったようですが(笑)
この「ギターを弾く甲斐さん」2曲目は
予てより懸案の歌詞間違い(失礼!)に注意を払われていたのか?
ギターネックと体をツイストさせる、奥さんの大好物(笑)は少なめだった模様…

ここで、いったん楽屋に下がられる前に、メンバーの皆さん…
特に、木村さんと鈴木さんに「拍手を…」という風に、腕を伸ばして、お二人を指し示され
一番最後にステージを降りられた甲斐さんが
まだ、楽屋へ通じる場内のドアに行き着かれる前に拍手が鳴り止んだらしく
「ヒヤッとした…(汗)」と奥さん(苦笑)

ただ、角度的に、そのドアが見えない席の方もいらしたでしょうし?
ボクは、それよりも、アンコールを求める手拍子が起こるまでに
若干のインターバルがあったことの方が気になりましたけど(苦笑)
奥さんは「このアンコール待ちの間じゃないと、水分補給できなかったんだもん!」…って
マスクとフェイスシールドのW着用は、ホントに鬱陶しかったみたいです(苦笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐バンド ビルボードツアー横浜(5/23)2(ネタバレあり)

2021-05-30 18:03:00 | ライブ
4曲目を歌い終えられ「サンキュー!」と曲名を告げられた甲斐さん
「えー、ね?世間は色んな…各地方で、えー『抜けがけワクチン』ってのがどんどん…
ナントカ薬局の会長夫妻とか…なってるんで…
でも、まっ、その自治体ではね、もう膨大な…たぶん…税金とかを払ってて…
貢献してるんで…っていうことなんでしょうから
えー、ねぇ?えー、まあ打ってもしょうがない…ホントはダメなんだけどね

えー、僕も世田谷で貢献してるんで…甲斐バンドのリーダーということでですね
『抜けがけワクチン』を…(笑)出来ないかなあと思って…甘いよ(笑)
えー、ナンかこう…あの…地方の…地方だけじゃなくて
その…偉い人はもう、先に打っていいと思うけどね
もう、だってナンかやってんだから…あのー、色んなことを…
えー、だから、僕も打っていいと思ってんですけど…(笑)」と話されてましたが

ネットが使えない高齢者の方が、1日中、電話をかけ続けられても
ワクチン接種の予約を取ることがお出来にならなかった…というニュースを目にすると
いくら地域に貢献なさっている名士の方とはいっても「抜けがけ」なんて
「ちょ、待てよ!」って気分になってしまいますねぇ…(苦笑)

もっとも、奥さんにとって問題だったのは、そのあとのMCだったようで…(笑)
甲斐さんが「えー、最近あのー、もうとにかくずっと…
みんな、マスクしてる人が多いじゃないですか
だから、あのー、ナンかもう自分の…たぶんナンか人間の一部っていうか
皮膚の一部みたいになってて…」と話し始められたトコで「ん?」となり

「あの…ナンか、くしゃみする時でもこう…
思わず(マスクを)外すっていう人いるよね、バーッと…
イヤイヤ!それ、ダメだからね!って言って…街中でいるもんね、やっぱりそこは…
たぶんアレ、皮膚の一部になってるんで、マスク汚れたくないと思ってると思うんですよ」
…と続けられた時には「ちょ、待てよ!」状態(笑)

…というのも、奥さんは、このMCと同じ内容のメールを
「LEGENDS」に投稿していたかららしい(笑)
確か以前に甲斐さんは、収録日の前に、局から、ある程度集まった投稿が送られて来る
…とおっしゃっていたし、その時に目を通されたのだとしたら
この日にこのMCをなさることは可能なんだけど

例の「もとむら医院」みたいに、ラジオで紹介なさった投稿を
ライブMCで取り上げられるのは、これまでもよくあったものの
収録前に、MCで…それもライブ配信のあるステージで話されたということは
「ボツにするつもりなんじゃ…?」と奥さん苦笑い(笑)
次回の放送で採用されていなかったら、このブログに全文掲載致します(笑)

そうそう!その収録日が、最初は「5月25日締切」…
つまり、その翌日の26日に予定されていたのが
「26日締切」…27日収録に変更になったんだ?と思った矢先…
25日に「D.W.ニコルズ 現体制での活動終了のお知らせ」が発表されて
「えっ!?鈴木さん、緊急ゲスト出演するの?」と妄想を巡らせております(苦笑)

甲斐さんが、WOWOW「INVITATION」の収録や横浜赤レンガ倉庫ライブに
鈴木さんをお招きになっているのは、もちろん「今現在」の活動状況を伝えたいというか
45周年ツアーファイナルに向かわれる流れの中で
ひとつの大事なステップとなったビルボードツアーのテイストを盛り込みたい
…といった思いがおありだからだと思われますが

来年から、ソロとして活動なさるのであろう鈴木さんに
エールを送るという意味も、なきにしもあらずかなあと…?
まあ、来年のビルボードツアーは、鈴木さんがニコルズのライブより
甲斐さんのサポートを優先なさって、メンバーの皆さんやファンの方々に
ご迷惑をおかけするんじゃないかと、奥さんが心配することはなくなるんですけど…(汗)

ともあれ…「えー、僕はあの…アレですよ、トンでもなくデカイくしゃみした瞬間に
自分でビックリして外したことありますけどね、ワーッ!つって…(笑)」と甲斐さん(笑)
「ナンかこう…こういう生活をどういう…どこまで続けるか?とか、先のことはちょっと…
もう考えないで、えー、毎日、日々を生きて行く、生きのびるという、ね?
ナンかそれなりに、自分のナンか小さな目標見つけて…
毎日やれることをね、えー、見つけて行けば…

ナンかこう…あの…ある日、起きた時に全く忘れてる時あるよね、ナンか…
『えっ!?あっ!そうだ、マスクだ!』とか
出かける瞬間に…散歩に行く瞬間に忘れてる時とか、やっぱりあるんで…
アレはねぇ、ナンか…きっと昔の、あの平和な日々の時を体が覚えてて…脳がね
えー、そこにいきなり行ったりするんでしょうけども…」

…と、いつぞやkainatsuさんにご心配をおかけになったエピソードに触れられ
…って、結局、不眠症状もなく「よく眠れてる」という甲斐さんの言葉に
「大丈夫ですね、問題ありません(笑)」とおっしゃってましたが…(笑)

「えー、さあ!その赤レンガ倉庫もあるし
えー、その平和な日々の時に書いたナンバーをやりましょう
えー『ナイトウェイヴ』を…」と松藤さんの方を振り返って合図なさると
椅子に掛けられた松藤さんが、アコギでイントロを奏で始められたんだけど

「あっ!ナンか…甲斐さんが、ここでMCを挟むのは
松藤さんがチューニングする間の繋ぎ…みたいなこと言ってた!」と奥さん(笑)
もっとも、細かい話の内容は覚えておらず(苦笑)
「ナンで俺が繋がないといけないんだ!(笑)」的なご発言とは裏腹に
松藤さんが、そうやってステージの上でチューニングなさることを
喜んでいらっしゃるような感じだったんだとか…?

…で、そのイントロの演奏が始まって、まだ程ないタイミングで
松藤さんが、マイクスタンドに挟んであるピックに手を伸ばされ
「えっ!?もう?」と驚いていたら、ピックを手にされることなく(笑)
何事もなかったかのように、また演奏に戻られたのを拝見して
「今のって、シュミレーション?(笑)」とツッコませて頂きました(笑)
でも、先日の東京公演では、早めに手にされたピックを膝に置かれたそうだし…?(笑)

2度目にピックに手を伸ばされた時には、ちゃんとピックを抜き取られ
そのまま、立ち上がって演奏なさってましたが
当然(笑)既に立ち上がっていた奥さんをご覧になって「ん?」といった表情をなさったらしく
「えっ!?なに?なに?私、ナンかやらかした?」と、松藤さんの視線の先を追ったら
奥さんが着ていたTシャツ…昔のツアーで甲斐さんがお召しになっていたのと同じもの(笑)
…をご覧になっていたみたいです(笑)

それはともかく…イントロが終わるなり
立ち上がったリピーターの皆さんに驚かれた方もいらしたようだけど
奥さんは、アーカイブ映像を観て「手旗信号」の如く(笑)
両腕を水平に近いくらい開いて手拍子なさってる方がいらしたことにビックリ!(苦笑)
「肩幅より広げちゃダメでしょ」と苦笑いしてましたが
その方が隣の席におられたら、間違いなくクレームをつけていたんじゃないかと…(汗)

まあ幸い、当日はそんなトラブルもなく(笑)
ステージ上を動かれる甲斐さんが「すぐ目の前に立ち止まった♪」だの(笑)
「反対側に行ったと思ったら、視線はこっちに向いてた♪」だの(笑)と妄想全開だったようです(笑)

続く「眩暈のSummer Breeze」は
鈴木さんが、ラップスティールをドブロに持ち替えられ、イチローさんとツインギター競演♪
…が、奥さんは「ちょっと動きが激しくなる(笑)木村さん」に目を奪われるらしく
イチローさん側の席だというのに、間奏の時に皆さんがイチローさんのプレイに注目なさる中
顔の向きが違ってる約1名を想像してクスクス(笑)

もっとも、9日の横浜公演の時は、それまでで一番、木村さんに近い席だったこともあり
いつもより余分に(笑)木村さんのプレイを見つめていたみたいで
ふと気づくと「甲斐さんが、こっち睨んでた!(笑)」と笑っておりました(笑)

そうそう!木村さんは、客席からの視線をお感じになると、さりげなくお顔の向きを変えられたり
客席に向かって手を振られる時も、どこを見るでもない感じで、視線を流されるので(笑)
奥さん達は「全く目が合わない(笑)」と話していたそうですが(笑)
この日は、各ステージで1回ずつ目が合う快挙を成し遂げたと大騒ぎ(笑)

でも、確か木村さんが参加されたライブを観に行った際に
「木村さん、普段はメガネかけてるみたい」って言ってたような気が…?(笑)
目が悪い方って誤解を招きやすくていらっしゃるんですよね?(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐バンド ビルボードツアー横浜(5/23)1(ネタバレあり)

2021-05-29 20:53:00 | ライブ
本来なら、この横浜公演がツアーファイナルだったということで
昨年のツアー最終日と同様に生配信された訳ですが
残念ながら来月に延期となってしまった大阪公演で
ツアーデビューなさる方もいらっしゃるかと思われますので
まだネタバレ防止対応で進めさせて頂きます…

って、ボクは配信された2ndステージしか拝見することが出来ませんし
奥さんは、この日、両ステージ共に同じ席だったせいか?
両方の記憶が混沌としていたトコへ、配信のアーカイブを観たもんだから
1stステージでの甲斐さんのMCが「2ndでは話せないことが多かった(笑)」
…ということくらいしか思い出せないみたいなので
ほぼほぼ、配信映像の文字起こし的な内容になるんじゃないかと…(苦笑)

…で、その奥さんの席は、一般発売で確保したにも関わらず最前列のテーブル席…って
まあ、ファンクラブ先行でハズレたのは、1stステージだけだったんだけど
東京公演初日1stがハズレたのと同じ経緯をたどった結果らしい(苦笑)

9日の横浜公演の折に確認した通り、最前列テーブルは4席全てが、フェイスシールド着用対象で
フェイスシールドを着用すること自体は鬱陶しいと思いつつも
もし映像に映り込んでも「バカ面は見えない」という点では安心していたみたいです(笑)

ただ、マスクとフェイスシールドを着けた上に
各テーブルに置かれた十字型アクリル板越しとなると、かなりステージが見え難かったみたいで
お隣のテーブルの、背中合わせの席が空席だったのをいいことに、椅子を後ろに引いて
アクリル板を躱せる角度でスタンバイ(苦笑)

4月の東京公演でも思ったみたいですが、これまでビルボード側が
「ステージに背中を向けずにご覧頂ける良いお席」とプッシュして来た席よりも
いざライブが始まれば、ステージに背中を向ける席の方が、アクリル板を気にする必要がなく
「ステージから遠い方へ椅子を引かなくていい」んだとか…(苦笑)

そうそう!この日も9日と同じく、アルコール類が提供されていなかったため
1stステージは「アフタヌーンティーセット」をアイスティーで注文
2ndステージは、カレーを食すのにノンアルビールを頼んだそうだけど

2ndステージのライブ後半、喉の渇きを覚え、曲間に水分補給をしようと
フェイスシールドを少し持ち上げ、マスクをずらして、グラスを口元に運んだところ
「めちゃくちゃ飲みづらい!」とビックリ!(笑)
アイスティーにはストローが付いていたため、そこまで不自由な感じがなく
1stステージでは全く気づいていなかったらしい(苦笑)

それはさておき…この日は、やはりツアー最終日になっていたせいか?
9日よりもチケットの売れ行きが良かったようで
まあ、前方にもポツリポツリと空席があったとはいえ
前回、テーブル席への移動が指示されたというカウンター席やソファー席も埋まっていて

開演前に、控え室から場内に出て来られ、ステージに上がられるスタッフの方々は
ステージ正面後方のカウンター席の後ろをお通りになる際に
9日の時よりも若干、手間取っていらしたそうです(笑)

配信用のカメラは、そのステージ正面後方のカウンター席の1台を除いて、客席を塞ぐことはなく
ステージ下の左右の角を始め、通路やカジュアルエリアの隅に有人カメラ
ステージと最前列の間に、甲斐さんの立ち位置を挟んで、2台の固定カメラが設置され
去年のビルボード東京での生配信と同様に
1stステージが始まる前から、本番に備えてゲネプロ状態

そのためか?ビルボード側から「スタンディング」云々に関する注意は一切なく
奥さん達は「この前の東京に懲りて、甲斐さんから
ビルボードの人に何か言ったのかな?」と話していたらしい(笑)
もっとも、たとえ注意があったとしても、従うつもりは毛頭なかったみたいですが…(笑)

ちなみに…去年のビルボード東京の配信映像を観た限りでは
「この席にいる」と知って目を凝らさなければ
個人の特定は出来ないと、浮かべていた奥さん
2ndステージ開演前に、甲斐友さんから「動けばすぐ判る!(笑)
その前に、手が映っただけで判る!(笑)」と言われ(笑)多少、不安になったものの
アーカイブを観て「とりあえず友人知人以外には判別不能(笑)」と知り、それ以来、絶賛リピート中(笑)

さて、その配信映像によりますと…
2CELLOSの曲が流れ始めた途端に、手拍子が起こり
あの3基の円錐形のライトが、するすると平たくなって天井に吸い込まれて行き
やがて、下手側ステージ横のドアから、イチローさん、松藤さん
お二人から少し遅れて、甲斐さんがステージに上がられ
歓声の代わりの大きな拍手に、まずは「サンキュー!」とお応えになり…

って、奥さんによれば…1stステージで、スタッフの方が開いたドアを押さえたまま
甲斐さんが場内に入られるのを待っていらした時
甲斐さんは、そのドアの「敷居」にあたる部分で立ち止まられ
土を踏みかためるかの如く足踏み…というか床の状態を確認なさっていた?そうで
「まだ慣れてないハコで、ちょっとナーバスになってる?」と思ったんだとか…(苦笑)

ただ、それが2ndステージでの出来事だったとしても
ほとんど真っ暗と言っていい場内の様子では
「そこまで見えないんじゃないか?」とボクが言ったら
奥さんの体感的には、あんなに暗い感じではなかったみたいで
配信映像を観て、逆に驚いたそうです(笑)

ともあれ…松藤さんのカウントから「野生の馬」が始まると
とにかく、甲斐さんの声ののびやかさにビックリ!
イヤ、たとえカバー曲であっても、まるでご自身の持ち歌のように
「甲斐節」になさってしまう方ですし、以前にこの曲をカバーされたのを聴いていたし…で

油断していた訳じゃないんだけど、この曲のキーが合っておられるのか
とても気持ち良さそうに歌っていらっしゃるので、いきなりガツン!とヤられた感じ(笑)
奥さんは、いつも通り、椅子の上でピョコピョコしていたら
「甲斐さんがニヤリとしながら、こっちを見てた」と主張(笑)

ボクが余韻を噛みしめている内に、鈴木さんのカウントが聞こえたかと思ったら
照明が点いて「あの日からの便り」が始まり
木村さんと鈴木さんがステージに登場なさっていて、イチローさんは一番下手に移動され
ストゥールに腰かけられた甲斐さんが、今度はしっとりと歌い出されたんですが
2曲目にして、早くもメンバー全員集合!という絵面に気を取られてしまった次第…(笑)

奥さんが、いつも注目しているという木村さんのプレイは
「渾身の」って感じが全くないにも関わらず
その音は力強く「おお~っ!確かにスゴイ!」とナットク♪

…にしても、木村さんとイチローさんが連動なさってることや
木村さんのボウイングに、うっとりと聴き惚れるあまり
イチローさんがキーボードをお弾きになっていたのが、この曲だと気づかなかったくらい
木村さんしか目に入ってないって、どうなの?(笑)

あっ!でも、通常のビルボードライブの4人編成より、お1人多いはずなのに
イチローさんがキーボードも担当なさってるのは
甲斐さん風に言えば「役者が足りない」からなんでしょうし
我が家のような素人には判らない高度な演奏をなさってるってことだけは判りました(笑)

そして、3曲目に移る前に「えー、ねぇ、ホントに今夜、みんな…
えー、こういう中を駆けつけて貰って感謝してます!サンキュー!ありがとう!」と甲斐さん
「今日は、ね?このライブは、配信するのも横浜だということで…
えー、ね?なかなかイイんじゃないでしょうか?
7月10日になると、赤レンガ倉庫ライブも待ってるんで…やりますよ!

もう、松藤英男は大変ですからね
今回のシリーズは、キーボードと生ギターやって
えー、更に、甲斐バンドになると、ドラムやりますから、ねぇ?」とおっしゃると

松藤さんは、ちょっと照れくさそうに笑って、うつむかれましたけど
今ツアーで、甲斐さんは松藤さんをイジられるだけではなく(笑)
「素晴らしいユーティリティプレイヤー」だとか「才能がある」とか
たびたび褒め称えていらっしゃるみたいです♪

その甲斐さんの言葉一つ一つに、拍手を送る観客に対しても
「まっ、ナンか今日、すごくイイ客だな(笑)ちゃんとしてる!」とお褒めになり
「OK!最後まで楽しんでって下さい!やるよ!」と「射程距離」へ…

甲斐さんの公式サイトにアップされたリハーサル映像で
ツアー開幕前にネタバレしていた曲ですが(笑)
当然のことながら、本チャンで拝見すると全く印象が変わりますね♪

甲斐さんが、萩原健太さんのラジオ番組で、イチローさんのギターと
鈴木さんのラップスティールの「ツインがいい」と話されていたのを思い出すと
なおさら、お二人のカラミが際立って聞こえました♪

オリジナルのちょっと淫靡な感じ(笑)は、やや薄れたものの
思わず上体を揺らしてしまうような軽快さが心地よく
奥さんがピョコピョコするのもムベなるかなと…(笑)

…などと思っていたら、お次は噂の(笑)「落下する月」
今ツアーでは、奥さんの好きな「ギターを弾く甲斐さん」は
全3曲しか見られないらしく、これが、その最初の1曲
鈴木さんは引き続きラップスティール、松藤さんはキーボードを担当

…が、奥さんは「ボーカルマイクの音が良くなってない!?」と大騒ぎ(笑)
現場で聴いた時より、低音部がハッキリ聞こえたみたいで
「甲斐さんの滑舌まで良くなってる気がする(笑)」んだとか…(失礼!)

もっとも、そのぶんだけ「高音を絞り出す感」が減って
「セクシーさが物足りない…」とボヤいておりましたけど(苦笑)
…って、現場で生で観て、またアーカイブでリピート出来るなんて
ものすごく贅沢なことなんだからね!(笑)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Music Stories(5/22)4

2021-05-27 16:12:00 | メディア
去年7月に開催されるはずたった甲斐バンドの赤レンガ倉庫ライブが延期になったため
甲斐さんが「45(周年)」+「1」みたいなイメージと話されたことに
本来50周年記念アルバムである「ジョンの魂」や「デジャヴ」も
51年目となる今年にリリースされると返された萩原さん

「甲斐さんも、その…先週、話に出ましたけど…1971年に照和に出てるっていう
そこでデビューしてんですから、50周年ですよ(笑)…(『そうか!』と甲斐さん(笑))
50周年ですよ!やりましょう、弾き語り!」と「My Name is KAI」推しAGAIN(笑)

甲斐さんが「ええっ!?(笑)また…人がまた元のメンバーに戻って
ビルボードライブやりたいとか言ってるのに!(笑)」とおっしゃっても
「全曲、弾き語り、行きましょう!」と譲られず…(笑)

「でも、もう一応やったことはありますからね、1回だけ…1回だけですけど…
僕、だって、長渕くんが『もうバンドと上手く行かん!』って言って、相談しに来た時に
小川軒の2階に連れて行ったんですよ…『もう行こ』って言って…

そん時に、その…もう『ディランのロンドンツアーのドキュメンタリーがあるから
それをナンとか手に入れて見ろ!』って…(アドバイス)したら、1年くらい経ったら
武道館で1人で『俺が考えたぞ!』と言わんばかりに、長渕くん、やってましたね(笑)」
…という甲斐さんの言葉に「みんな、そういうもんですからね(笑)

いいじゃないですか!全部カバーでやるの、どうですか?また」と粘られたものの(笑)
甲斐さんが「全部カバー!?いやあ、無理!無理!
まあ、オリジナルだったら出来ますけどね」とお答えになると
「今から…確かに、歌詞をね、チェックするのも大変ですし…(笑)」と、まさかのハシゴ外し(笑)

「ヤメろ!そんなこと(笑)」とツッコまれる甲斐さんを置き去りに(笑)
「…で、まっ、この赤レンガ倉庫、これは7月に…
ちょっとね、まだ色んな意味でこう…流動的なトコがありますからね、判断がね
細かいことは全部、オフィシャルホームページの方…KAISURFの方をね
チェックして頂くということになると思いますけども…

で、そのビルボードライブで、これまでやって来た蓄積、これまでのライブの模様みたいなものをね
映像をまとめたDVD BOX…これも出るということで…」と告知に戻られ
(『そうですね、2015年から2019年までのコンプリートDVD BOXです』と甲斐さん)

「面白いんですよ!あの…甲斐さんなんかもう出来上がってる人じゃないかと思うんですけど
毎年ずっとこう…やっぱり向上して行く感じってのがね」とおっしゃると

甲斐さんは「ちょっとずつでもねぇ、ナンかやらないと、ナンかこう…進歩して…
イヤ、まあ、つまり、僕らみたいな『表現する人たち』って
実感が欲しいじゃないですか?ちょっとずつでも進んでる実感が…

だけど、みんなどっかで路頭に迷うのは
ナンか、何をやって行っていいのか?次々に…っていうのが
やっぱ、どうしてもこう…見つからないから、ちょっと…若干、路頭に迷う感が出て来る
僕はもう、こういうのやるんで、いいんですけどね」と話され
今や「春の風物詩」となった感がある(笑)ビルボードツアーが
甲斐さんの中で、かなりの比重を占めておられるご様子

「で、またその…この方をこれからも継続しようということもある訳ですか?
ちょっとね、どういう風にそれが発展して行く…」という萩原さんの言葉を遮られ(笑)
「そうだね、ナンか基本的には、もっと…
ナンか今回、甲斐バンドのメンバーと一緒にビルボードライブやったことで
またちょっと良い形で変化が生まれる感じもするし…で、たまに松藤呼ぶとか…」

…って、フィードバックだけでなく、逆フィードバックもアリ?(笑)…と喜んでいたら
萩原さんが「そうですね、一郎さんもスゴイ刺激あったみたいじゃないですか
鈴木健太くん…(とご一緒にプレイなさったことで)
(『そうです!そうです!そうです!』と甲斐さん)

最初はちょっとね…『俺、何やったらいいんだろ?』とかってね、言ってましたけど…」
…と、少し歯切れ悪く明かされたのを聴いて
去年の甲斐バンド初のビルボードツアーの際に
「ちょっとギタリスト多くね?」といった感想がチラホラあったことを思い出し(苦笑)
イチローさんも少しやり難く感じていらしたのかなあと…?

でも、甲斐さんは「ナンかやっぱり、ボトル(ネック)のアレとツインでやる感じとか
ラップ(スティール)とツインになるとか、ちょっとイイもんね、やっぱ…」
…と、新旧の盟友たちの共演によって得られた新たな展開を喜んでおられました♪
奥さんによれば、今年のツインギターは「それぞれに見せ場がある」みたいですし…

ともあれ…萩原さんが「そうですね、やっぱ、そんなこう…発見が
甲斐バンドにこう…フィードバックしてくトコもね
他のメンバーが参加することで、更に増えて来る…
これ、まあ、甲斐さん1人が何か持ち込むことになる訳だけど…」と話されると

甲斐さんは「僕、赤レンガ倉庫に、良い意味でナンかこう…化学反応がね
こう…起きる感じがしますけど…」と、もう期待しかないご発言♪(笑)
「それがね、無事に行われることを祈るばかりですね」とおっしゃる萩原さんに
「そうですねぇ、ホントに!」とハゲ同

「だけど、ホントに色んなお話を伺いましたけども、最後に1曲ですね
えー、やはりビルボードライブ…この、まあDVD BOXね、こちらの方を…
詳しいインフォメーション、KAISURF…オフィシャルホームページですね
チェックして頂ければと思います」と、そろそろクロージングタイム

「限定発売みたいな感じなんですか?」との質問に
甲斐さんが「一応、限定発売ですね…枚数じゃないか…
アレは決まってて…っていう感じなんですよ
イヤ、でも、あっという間に、それ超えちゃってるんですよ」とお答えになると
「あっ、そう!ボロ儲けじゃないですか!(笑)そんなことないか(笑)」と萩原さん(笑)

「イヤイヤ、だから逆に言うと、どれだけ生産して行かなきゃいけないかっていうの
もう1回、ね?考え直さなきゃいけないんですけど…」とお聴きになって
「やっぱ、みんな置いときたいのね、そういった…ほら、どんどん変わって行くじゃないですか
必ずこういう感じになる!っていうものとも違うんで、記録はね、家に置いときたいですもんね

(『それとね、今、その…コロナ禍においての、その…巣籠もり的な感じっていう
タイミングもあるんじゃないですかね?』と甲斐さん)
うん、あとね、やっぱりライブってものを体験した、あの感じ?
(『ハイハイ、あっ!そうか!その追体験ですね』)

そうそうそう!どうしても…配信も楽しいことは楽しいし
ちょっと離れた場所でも観られるっていうのがあるんですが
同じ空気を震わして、ここで同じ音を体験してるっていう、あの感じを
もう一度、思い出したいっていうのはありますよね?」と、ファン心理を突いたお言葉(笑)

「甲斐さんもやっぱりそうでしょ?」と訊ねられ
「そうです!そうです!だから結局、編集するんだけど、全部…
とにかく、作品として出来上がるじゃないですか
そしたら、やっぱりナンか、CDだけでも聴きたくなるもん、ふらっと…
で、もう1回、映像観たくなるみたいな…そういう繰り返しですからね

だから、そのDVD BOX5枚組、出るんですけど、CDも別に5枚組で…別にあるんですよ
で、それのセットも売ってるし、みたいなことなんですよ
DVDが3万円で、そのCDが3千円みたいな感じなんだけど
(『とりあえず、音だけだったら気軽に聴けますよってことですね』)…オプションですね」

…と、ご自身もハードリスナーでいらっしゃるだけあって
他のアーティストのライブ音源や映像をループなさってることが窺えましたが
CD5枚組は「オプション」ということが、伝わり難いっていうか
CDだけでも購入可能だと受け取られた方がおられるかも…?(苦笑)

それはともかく…「では、そこに含まれてる曲を最後に聴かして頂きたいと思います」
と、萩原さんが言い終えられる前…「聴かして」辺りで
「これ、あのー、TOKIOに書いたナンバーなんですけど
2019年ビルボードライブ…『ラン・フリー』」と前のめりな甲斐さん(笑)

「という訳で、本日もですね、ゲストとして来て頂きました!甲斐よしひろさんでした!
ありがとうございました!」で、約30分のご滞在は終了♪
「ラン・フリー」が流れたあと、こちらも先週に引き続き
東京カルチャーカルチャーから「ライブハウスの声」がリモートで届いていました

ライブやリリースに関するプロモーションのためというのはもちろん
旧知の仲の萩原さんの番組ということの他に
名古屋ブルーノートの廃業の際、何度も「力及ばず」とおっしゃっていらしたし
「ライブハウスにエールを送る」という、この番組の趣旨にも賛同なさってのご出演かなあと…?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Music Stories(5/22)3

2021-05-26 18:52:00 | メディア
曲が明けると…「イイですね、やっぱりね、新鮮です、ね?
こうやって聴くと、あのー、曲の構造がまた判りますね
あのー、聴く方にしても『あっ!この曲って、こういう構造になってたんだ!』って…」と萩原さん

甲斐さんが「やっぱり、そのー、どうしてもこう…むき出しな感じ…
あのー、編成が少ない…人数が少ないと、むき出しにしといて
そこで、一番…ナンか、骨太なヤツを差し出すみたいな…になるから」と話されると

「大事な所を強調したい訳ですもんね
やっぱり、まっ、余分なもの無しの…つまり、4つ(4人)しか要素がないんだったら
その大事な4つ全部、ここに集まっちゃう訳ですもんね」と返され

「装飾とメッキを出来るだけ剥がすみたいな方向に行きますよね
あの…肉体に近い方に…どうしても選ぶから、やっぱり…」という甲斐さんの言葉に
「うん!でも、だから強くなりますよね?面白いなあと思って…
こういうの聴けるのも、またちょっとソロのアコースティックライブの楽しみですよね

あと、やっぱりそのカラーだよなあ、楽しいのは…
これまでね、ホントさっきも、あの…色んな曲名出てましたけども
あのー、今後またあるんですよね?ソロのアコースティックライブ…」
…と、本当に今後の展開を楽しみになさってるご様子?

甲斐さんは「そうです!そうです!そうです!
あの…だから、今年、無事に赤レンガ倉庫…7月10日なんですけど
その7月10日の赤レンガ倉庫をやったら
また、もう翌年からは、晴れてまた(元のビルボードシリーズに)戻って…
『はれのひ』…みな騙されるなよ!着物で…『はれのひ』でね(笑)」…って、ナンで今?(笑)

萩原さんが「そうすると、また色んな…『こんな曲、歌ってみようかな』とかね」とおっしゃると
「そうなんですよ!あのー、やっぱ、どうしても甲斐バンドのメンバーで
ビルボードライブ(で)とはいえ、やると、やっぱりどうしても
そこ(甲斐バンド)の曲を差し出さなきゃいけない

(『カバーって訳にもいかないですもんね、あんまりね』と萩原さん)
…とは言いながらも、今年…今やってるビルボードライブの、甲斐バンドでやってるヤツ
1曲目『野生の馬』ですからね(笑)」…と、いわゆる「甲斐バンド縛り」に
風穴を開けておられることを明かされてましたが(笑)
それを言うなら、今ツアー「4曲目」の方が、更に大きな風穴じゃないかと…?(笑)

…で、萩原さんが「マジすか!?シローとブレッド&バター!」と驚かれると(笑)
「しかも、しかも(甲斐バンドの)3人だけで、もうバックなしで…
3人でバーッと(ステージに)上がって…
(『やっぱりもう、じゃ、シロー役で?(笑)』)
そう、シロー役!(笑)ナンだ!?シロー役!(笑)

そうなんですよ、ナンか3人だけで(ステージに)立つ…
っていうのから始めたいっていうのがあったんで…
(『ガロやる訳にもいかないですもんね(笑)』)
そう?やっていいですよ『一人で行くさ』…3人で歌ってんのに…(笑)

(『もう、ほとんどの人に通じてないかも知れないですね、今の話は…(笑)』)
イイんだ!イイんだ!(笑)」…って、ちょっと聴いてみたいですねぇ(笑)
そういえば、ガロの大野真澄さんは「裏切りの街角」をカバーなさってたような…?(笑)

ともあれ…萩原さんが「そうか、でもイイですね、やっぱそういう意味ではね
ソロのその自由な…だから、甲斐さんって、ソロって最初っからカバーじゃないですか
だって(初のソロアルバム)「翼あるもの」って、ナッシュビルで録音して…
それも含めて、今に繋がってるものですもんね、そのソロプロジェクトがね」と指摘なさると

甲斐さんは「そういえば、当時ナンか、周りの宣伝の人たち、言ってたなと思ったんですけど
ナッシュビルまで行って『翼あるもの』って、あのアルバム作ったじゃん?カバーの…
あれ、日本で一番最初のフルカバーアルバムなんです
『アルバム1枚(全部)カバーっていうのはないんです』って(言われて)そうなんだ!?

(『ああ、シングルヒット必ず1曲2曲は入ってるだろうと…』)
そうそう!そうそう!…っていう(アルバムで)
しかも、あれ、甲斐バンド(の契約レーベル)は東芝(EMI)だったのに
あの…ポリドールで、ワンショット契約で出したんですよ、あれ」と話されてましたが

当時は、たとえソロアルバムでも、別レーベルからリリースするなんて
「あり得ない」というより「あってはならない」ことだったみたいで(汗)
事は東芝だけに留まらず、他のレコード会社も、自社と契約しているアーティストが
他社からリリースすることが可能となるような前例を作られてはならじと猛反発するわ
甲斐さんは、業界の不文律をないがしろにする「問題児」と呼ばれるわ
週刊誌には「甲斐バンド解散か!?」と書き立てられるわで大騒ぎだったようです(苦笑)

でも、それも「バンドに喝を入れるため」に、あえてオリジナルではなくカバーで
ミュージシャンも国内の決まりきった顔ぶれではなく現地調達で…というのと同じ
「ソロシンガー・甲斐よしひろ」としてのこだわりであり
最終的には、そのソロとしての経験で得られたものを
「必ずバンドに還元する」という約束で、東芝の承諾を取りつけられ
この「自主制作」の音源は、無事にポリドールからリリースされたんですよね?

それはともかく…「しかも、ナッシュビルっていうね
まっ、森山良子さんとかね、あの…一応、海外レコーディング…
ナッシュビルで、やってらっしゃいましたけど
ナンか、ああいうガッツリした感じってね、あれもかなり早い段階でしたもんね」と萩原さん

(『やっぱね、あのレジー・ヤングとか、そういうことも…
あの…ミュージシャン、ホントに選び倒して行きましたから』と甲斐さん)
だから、スゴイですもんね、ミュージシャン達ね
そういうのも含めて、今の甲斐さんのそのソロワークにもずっと
一つの脈絡として繋がってるっていうの、ある訳ですけども

そういうのも含めてですね、ちょっと、甲斐さんが今
これから、どういうことをやるのかっていうのをね…色んなことやるから大変なんですけど(笑)
まず、先ほども話があった、甲斐バンドとしてのビルボードツアーっていうのも
まだ、ちょっと残っております」と告知のコーナーへ…

甲斐さんが「そうですね、今やってる…」と言いかけられたトコで
「配信があるって、それで…?」と先回り(笑)
「そう!そう!ラスト…最後の日ね…まあ、あの…みんなの期待を裏切らない
背信行為だけはやらないように…ああ、スイマセン(笑)」という甲斐さんのお約束(笑)には
「ダメです(笑)ダメです(笑)…えー、というのもありますし…」とバッサリ(笑)

「それで、えー、7月に、先ほどもチラッと話に出ました…
まっ、延期になってました『100万$ナイト in 横浜赤レンガ倉庫』
甲斐バンド45周年ツアーのファイナルってことになるんですか?これが…」と振られて
「そうなんですよ、結局もう2年延びちゃったんですよ
まっ、だから『45+1』みたいな意味…イメージでやる感じですよ、うん」と甲斐さん

萩原さんが「まっ、今、全部ズレ込んでますからね(笑)
『ジョンの魂』も50周年って言って、51年目の今年出ましたからね
『デジャヴ』も今年51年目ですけど、50周年で出ますから…」とおっしゃった途端
「えっ!?『デジャヴ』?」と食いつかれ(笑)
「『デジャヴ』出ますよ、8枚組くらいのが…」とお聴きになるや
「えっ!それは、ニュー…ミックスし直したんじゃなくて?」と質問なさったものの

「全部、あの…だから、元のものも出るし、未発表の音源も出るし
で、アナログも付いてて、CDが…」という萩原さんの説明の途中で
「そうか!でも、デジタルリマスタリング全部し直してるから違うもんね
CSNYの話ですね、今の…(笑)」とカブセられ(笑)
…って、きっと近い将来、甲斐さんのラジオ番組で「デジャヴ」が流れるんじゃないかと…?(笑)

更に「僕『ウッドストック』アマチュアの時、やってましたよ
イヤ、それもマシューズ・サザン・コンフォートバージョン
(『そっちバージョン?(笑)』)…そっちバージョン(笑)
(『こまけえな!(笑)』)…そう!カントリー・フルバージョン!(笑)」
…とプチ自慢?も飛び出しましたが(笑)
それは、打てば響く萩原さんがお相手だからこそなんでしょうね?(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする