ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐よしひろ語り下ろしライナーノーツ(2018年)2

2021-04-30 15:04:00 | メディア
「それから、去年、甲斐バンドでやったツアーがすごいテンションで
異様に盛り上がって、大評判だったから
もちろん、そのこともちゃんと受け止めつつのステージになります

ただ、去年のあの盛り上がりというのは
この編成で、毎回挑戦的なアプローチでやっていたことが
少なからず影響してると思ってるんですよ
しかも、その合間に『愛のろくでなし』ツアーも挟み込まれてたでしょ
その流れが大きかったんじゃないかな」と甲斐さん

まあ、そのおかげで、甲斐バンドのオールタイム・ベストと
ビルボード・ツアーの選曲が同時期に重なり
ソロとバンド両方のセットリストを考えることになって
海外逃亡(笑)なさったくらい悩まれたみたいですが…(苦笑)

…で、その2018年のセットリストについては
「語り下ろしライナーノーツ」でも触れられていて…
「1曲目『愛のもえさし』の鈴木健太は、もう自信に満ち溢れてます
2016年1曲目の『街灯』も素晴らしかったけど
ここでの彼のフィンガリングは、完全に確信がある弾き方です

次の『涙の十番街』も『これ、やるんだ!?』という驚きも含めた反応があったし
そういう風に、驚きと共に味わい深いサウンドを楽しめるというのが、一番いいと思うんです
こういうシリーズ・ライブの本領発揮という感じの演奏だと思います

3曲目『昨日鳴る鐘の音』は、甲斐バンド最初期の曲ですが
その時期の甲斐バンドに踏み込んでも、オリジナルに負けないやり方を見つけてますね
2年目、3年目を経て『解体と再構築』ということの手応えが、ここで完全に表れている
このシリーズにおける独自性が、見事に発揮されている演奏です」と話されてるんだけど

「今回のコンセプトをきっちり実現するには
先鋭的な感受性を持っている
僕がやりたいサウンドのイメージを理解できるプレイヤーが必要だった」という甲斐さん
その立ち上げから携わっておられる鈴木健太さんは

「甲斐さんとやってると『もっとオマエら、ついて来いよ!』みたいな牽引力をすごく感じるんです
こちらも、まず気持ちがしっかりついて行かないと、太刀打ちできないというか
『歌を支える役目だから控えめに』みたいな気持ちじゃダメなんです
こちらも同じくらいの気迫で臨まないと支えられないんですよ」とおっしゃっていて

これは、甲斐さんと松藤さんが「コーラス」について話されていたこと…
「近くで合わせようとするんじゃなくて」
お二人が立っておられる、その正面の「ずっと先の方で重なるのが正解」
…と同様に、全力でぶつかり合わないと
良い音楽、良いステージにはならないということでしょうね?

ちなみに…鈴木さんは、甲斐バンドのライブをご覧になった時に
「甲斐さんのお客さんは、音楽をよく知ってますよね
バンドの演奏に、お客さんは曲ごとの色に合わせて、色んな反応の仕方をしてるんですよ
すごいなあと思いました」と驚かれた一方で

「そういうお客さんが、今回も『どれどれ?』という感じで集まるんだと思いますが
『まあ、見てなさいよ』というくらいの自信はもうあります(笑)」とも話されていて
前述の甲斐さんの「語り」にあったように
「解体と再構築」に関して「独自性」を編み出されたことから来る
「自信に満ち溢れて」いらしたんじゃないかと…?

ともあれ…甲斐さんが「去年の時点でもう出来ると僕は思ってたんです」と話されたほど
この「新しい扉を開いてしまった」チームが、更なる高みを目指しておられるところへ
いきなり高いハードルを課せられた感じで、新たに加入なさった山田拓斗さんは
「1ヶ月前の打ち合わせで、しっかりとメンバーと方向性を共有しました」
…とツイートなさってましたけど、甲斐さんもスペシャルインタビュー第3回で…

「僕はどんなツアーでも始まる1ヶ月くらい前に全員で集まって、1回打ち合わせをやるんです
曲を聴きながら、必要なら譜面も見ながら、ちゃんと頭を整理して
曲ごとに『これはどういう方向性が正しいのか』という話をして
そこで全員の方向性を一致させるんです
そうしないと、曲によってはアプローチが幾つか考えられるから
やりようが判らないということになったりするんですよね

だから、その1ヶ月前の打ち合わせというのは、ものすごく大事なんですよ
そこでしっかり話しておけば、実際に楽器を持ってリハーサルに入る時には
みんなの頭の中は全ての曲に対して、すごくクリアになってますから…

ちなみに、僕の中では、そのさらに1ヶ月くらい前から、具体的な作業が始まってます
セットリストをだいたい決めて、曲ごとにどういう戦略でやればいいかということも考えて
それでみんなで集まるんですけど、僕一人で考えて決めたことは、あくまで仮の決定なんですよね

そこも大事です…というのは、みんなで集まって
そこでメンバーから出た意見にみんなの方向が合ったら、そっちの方がいいから
ハリルホジッチみたいに選手の判断を奪っていくような決め方はダメなんですよ
監督がやるべきは大きな方向性を示してあげて
それを基盤に個々の人間性やカラーを織り込んでいくということですから
それを受けて、今度は選手が自分なりに考える訳ですよね

僕らのバンドで言えば、打ち合わせからリハーサルまでの3週間くらいの間に
メンバーそれぞれがやってくる訳です
その上で、それでもまだやってみないと判らないところがあるから
それをリハーサルで決め込んでいくんです

だから、良いミュージシャンというのは、実際に音を出すまでは
完全に決め込むということをしないんです
僕の立場からすれば、メンバー個々が持ち合わせているものを上手く使わないと
そのプレイヤーも生きないし、全体のアンサンブルもつまらないものになってしまうから」

…と話されていたし、件のミーティングさえ、きちんと行われれば
古参も新規加入も関係ないんだなあと…
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甲斐よしひろ語り下ろしライナーノーツ(2018年)1

2021-04-29 14:34:00 | メディア
甲斐バンド ビルボードツアーの又聞きレポが一段落したところで
「ビルボードライブ コンプリートBOX」に関する
甲斐さんの「語り下ろし」に戻りたいと思いますが
まずは、ビルボードツアー2015~2017の3年間のおさらいから…

「4年連続でビルボード&ブルーノートのステージに立ち
更なる境地を目指すKAIに緊急インタビュー」という記事で…

「今回は、デンジャラスでフォーキーなサウンド、それをさらに推し進めようと思ってるんです
前回やった中の何曲かは非常に挑戦的なサウンド
ロックで言うとプログレッシブ的なアプローチでやったんですけど
それを今回はさらに進化させるということですね」と甲斐さん

「1回目はある意味では『試し』なんですね
プロが真剣に遊んでいる中でのいわゆる『お試し』なんですけど
それは、だからこそ原石をぶつけるようなもので、太さもあるし、だからこその迫力もある訳です

2回目は、その原石をぶつけたような太さが、細くなってしまわないように気をつけて
そのためにある種の角度をつけた斬新なアイデアや
例えば『黄昏に消えた』のようなアプローチがあった訳です
『冷血』も1回目は一人でやりましたけど
去年は『この編成では、こういう風にやるんだ』とみんな思ったでしょうね

そういう風に角度をつけたから、結果としてブルーグラス的なテイストやブルース
カントリー、あるいはソウルに通じる感覚も出て来て
1回目とはまた違った意味での太さを感じて貰えたと思うんです

3回目は、もう一つのアプローチとして
大ヒット曲をそのままフォーキーにやってみようという
当たり前のオーソドックスなパターンも入れてます
色んなアプローチで臨もうとしているので
僕の言い方で言うと『すごくデンジャラスな感じに聴こえるだろう』という…

その『デンジャラスなフォーク』で、閉塞した時代、ため息まじりの日常に暖かな火を灯す
都会のキャンプファイアーのようなステージにしたいと…
みんなが手拍子できて、すごい近い感じでストレートに伝わる曲
その演奏を聴いただけで何を言いたいのか、何を歌おうとしているのかが
聞いてる人の身体にサーッと沁みていくようなタイプの曲

例えば『吟遊詩人の唄』あるいは『10$の恋』みたいな曲ももちろん必要だし
それがフォーキーなアンサンブルでの一番わかりやすいアプローチだとは思うんです
でも、そこに『オクトーバームーン』とか『Fever』のような
非常に先鋭的で挑戦的なアプローチをやっていかないと面白くないですよね

それは、今、アメリカで『アメリカーナ』と呼ばれて注目されているパンチブラザーズの
とても先鋭的なアプローチにも通じるものでもある訳ですよね
とは言っても、パンチブラザーズのマネをする訳ではなくて
僕らなりのやり方、僕らなりのスタイルでやれるはずだと思って
実行してみせたのが、去年(2017年)のステージだった訳です

と、このシリーズの流れを総括された上で
「もっとも『今年はそういう(先鋭的で挑戦的な)曲を沢山やります』ということではないですよ
ステージの展開上『ここ!』というポイントにしか入れないけれども…
それでも、それは流れの中のアクセントというようなものでもなくて
むしろ、ひとつのクライマックスになるようなものだと思っています

もちろん、セットリストの要所ごとに
みんなが歌えるようなシーンも作りつつ、ということなんですけど
終わったら、心がポカポカポカとした感じで帰れるというのは
いつも僕らがライブをやる時のベースにあることですからね」と話されてました

また、実際にシーズン3まで終えられてみて…
「『何かが弾けた』という感覚が僕らの中に確かにあるんですよ
それは、言い換えると新しい扉を開いてしまったという感覚なんですけど
それは自分たちの『今』を信じて
その向こうにある『未来』をこじ開けたいという衝動なんですよね

去年やった挑戦的なアプローチをさらに進化させようと考えている訳ですが
その前提には『今の僕たちにはそれが出来る!』という確信があるんです
それは言ってみれば、野球のピッチャーが経験を積んで
ピッチングの幅が広がるというようなことかも知れないですね

スライダーを縦に落とすだけじゃなくて
ボールを揺らして、微妙にバットの芯を外す
ツーシームのようなことだって出来るようになるみたいな…(笑)
今や大リーグでは、大きな変化をする球よりも
微妙な変化で打ち取るという変化球の方が主流になってますよね

それと同じように僕らの進化というのも
演奏が始まった最初は『また新しいアプローチだ!』と思わせるんだけど
歌が入ると『やっぱりちゃんと甲斐よしひろのあの曲になってる!』というようなことですよね

去年の『Fever』を思い出してみてください
歌い方自体はそんなに違ってなかったでしょ
でも、今まであまり聴いたことがないような導入で
しかもサウンド感もあまり聴いたことがない感じだったから
最初は『ううっ!?』となる訳ですよね
それでも聴いていくと、しかるべきところに着地するっていう…

それは1回聴いただけですぐわかるようなアプローチは面白くないと
僕が思ってるということでもあるんです
デヴィッド・フィンチャーの映画のように、あるいは、夢の遊眠社やNODA MAPのように
1回観ただけではよくわからないだから何回も出かけてみたくなるっていう…
そういう表現こそがいちばん面白いと思うんです

それはなかなか難しいんだけど、今、ネットTVとかで見れる海外のドラマって
編集のテンポがものすごく速いじゃないですか
あのテンポ感が今の時代のテンポなんだろうし
それに、あれを作ってる連中はみんな、1回でわからせなくていいと思ってるんでしょうね
というか、むしろ1回ではわからないようにしてる

となると、導入の作り方とかアイデアがよくないと最後まで見ないですよね
デヴィッド・フィンチャーにしてもスティーブン・ソダーバーグにしても
超一流監督の大半が、今、連続ドラマを撮ってるのは、そこだろうと思うんですよ

甲斐バンドの日比谷野音の映像も実は同じで
あの時に映像制作チームを一新したんですけどその結果、全体のテンポが速くなったんです
そこに戸惑った人が、僕らの周りにもいたんですけど
それが1年経つともう『あれがいいんだよね』と言ってるんです
『ふざけんなよ』という話なんだけど…(笑)

映像のテンポが速いというのは、スイッチングの速さじゃないですから
色んなところでメリハリをつけながら
この時代の背景に流れているビートを感じさせるということなんですよね

…で、今回のバンドの話に戻ると
去年、新しい扉をこじ開けて、やり始めた表現というのは
そういう意味でのテンポの良さと着眼の良さを生かして
1回ではわかってしまわない演奏というイメージが、実は根底にあったんです

ただそれは、実際にやってみないと確信できない部分があったんだけど、でも去年ちゃんとやれたから
だから、今年はそれをさらに進化させていくということなんですよね

ただ、テイストということで言うと、去年とはまた違うものになると思うんです
なぜかというと、曲が違うから…つまり、楽曲の個性を生かしながら
アプローチはあくまで挑戦的ということですよね」と説明なさってますが
実際に、どんな曲を選ばれ、どんな風に挑まれたのか?…は、また次回に…(笑)
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甲斐バンド ビルボードツアー名古屋(4/23.24)3(ネタバレあり)

2021-04-28 20:04:00 | ライブ
マンボウ真っ只中ということで、名古屋の夜のお楽しみはお預けになり
でも、去年も名古屋メシが食べられなかったし…ということで

2日目のライブ前、甲斐さん御用達のお店で、甲斐友さん達とランチを採ることにした奥さん
以前に、甲斐さんと宮地さんのトークショーを観覧した帰りに寄って以来
日の高い内に(笑)訪れるのは久しぶりだったようです

食後にライブが控えているので、ニンニクたっぷりの青菜炒めはガマンしたものの
台湾ラーメンはもちろん、〆の杏仁豆腐までガッツリ食し大満足♪

もっとも、一口食べるたびにマスクを着けたり外したりの繰り返しで(苦笑)
甲斐さんが船越さんとお食事された時に「まあ!忙しい!(笑)」と
おっしゃっていたのを思い出し「確かに…」と実感(苦笑)

そうそう!このお店は、ボトムラインに程近いので
「もしかしたら、甲斐さん達もケータリング頼んで食べてるかもね?(笑)」と話していたそうだけど

そのあと、ライブMCで甲斐さんが「ボトムラインが手を挙げてくれたんで
来年からも(ビルボードツアー名古屋公演は)ここで…」とおっしゃった時に
「打ち上げもケータリングで済ませたりしないよね?」と不安になったんだとか…(笑)

それはさておき…「25時の追跡」が終わって
いよいよ本編ラスト曲「光あるうちに行け」に進む訳ですが
コロナが収束して「こんな日が来るようにという意味を込めて…」
選曲なさったことを明かされたステージもあれば

「もう終わりっすか?(笑)」とおっしゃったせいで?
甲斐さんが弾き始められたのが、大ラスの「嵐の季節」のイントロで
奥さん達リピーターが「あれ?曲順を変えたのかな?」と思った途端
「間違えた!(笑)」とギター演奏を止められ(笑)
「木村くん、ワルい!カウント出してくれる?(笑)」とやり直し(笑)

メンバーの皆さんも、甲斐さんがイントロを弾いていらした間
内心、驚かれていたみたいで、観客と一緒に大笑いされている中(笑)
木村さんが「1,2…3,4」とカウントなさると
再び、甲斐さんが「カウントにリバーブ要らないだろ!(笑)
『ワンン、トゥゥ…』って、ものすごくカッコ良くなってたけど…(笑)
そこまでのカウントじゃないから!(笑)」とストップをかけられたステージもあり(笑)

「さっきのメッセージも、ちょっとかすんじゃうよねぇ…(苦笑)」と奥さん(失礼!)
まあ、甲斐さんもこのハプニングで、調子が狂ってしまわれたのか?
歌詞がカミカミでいらしたらしく(汗)
「この曲も歌詞カンペ要るんじゃない?」とツッコミ(失礼!)

アンコールで、再びメンバーの皆さんが登場され
これまでは、甲斐さんが「松藤が歌ってくれる」とか「松藤のソロを…」と紹介なさって
「レイニードライブ」が始まっていたのが
2日目の1stステージでは、立ち上がって皆さんを拍手で迎えた観客をご覧になって
甲斐さんが、松藤さんに「座らせる?」とお訊ねになり

松藤さんは「イヤ、別に…」といった素振りを見せられたものの「そう…ですね」(苦笑)
奥さんは「『一堂着席!』って言わないの?(笑)」と心の中でツッコミ(笑)
しぶしぶ着席しながらも「どうせ、次の曲でまたすぐ立つけどね(笑)」とニンマリ(笑)

1コーラス目は、松藤さんのキーボード弾き語りをじっくりと聴いていらした観客の中には
2コーラス目から、鈴木さんのウクレレが入り、ハワイアン風の曲調に変わると
ちらほらと手拍子なさる方がおられたらしいんですが
演奏終了後に甲斐さんは「手拍子するんだ!?」と苦笑い(苦笑)

松藤さんのボーカルに関しても「そんなに力強く歌わなくても…(笑)
良い声してるんだから」と愛あるダメ出し(苦笑)
あっ!それで思い出しました!メンバー紹介の時だったか?何か他のタイミングでか?
甲斐さんが「一郎と松藤は愛しい仲間なんで…」とおっしゃって
イチローさんも松藤さんも「えっ!?」と驚かれるわ(笑)
観客は、クスクス笑いをこらえるわだったそうだけど
すぐに「まあ、そこまで思ってる訳じゃない(笑)」と照れ隠し?なさったらしい(笑)

ともあれ…東京公演では、松藤さんのマイクの位置問題(苦笑)でやり直しにされたあと
木村さんや鈴木さんとヒソヒソ話なさってたみたいですし(笑)
初めて?ちゃんとお聴きになったのかも知れませんけど…(苦笑)

もっとも、奥さんは、キーボードをお弾きになりながら…
つまり、お座りになったまま歌われるということに加え
高音の部分は、ちょっと苦しげに発声なさるのが
力まれているように聞こえるんじゃないか?と思ったようです

そのあとの2ndステージでは、松藤さんがソフトに歌おうとなさっているご様子や
2コーラス目から、手拍子が始まりかけて、すぐに止んだのをお聴きになって
甲斐さんがニヤリとなさったことに気を取られてしまい(笑)
「ちょっと損した気分」だったらしい(苦笑)

そして、今度こそ(笑)大ラスの「嵐の季節」
去年のツアーでは、MCを挟まれるタイミングで
「後半になったら、自分の席で立つのは良いですよ。ただ、声は出しちゃダメだからね
君たちの思いは、俺たちがシャウトしますから…」と話されていたのが

この名古屋公演では「嵐の季節」が始まる直前に
「みんなの分もシャウトしますから」とおっしゃるようになり…
あっ!一度だけ「みんなの代わりにシャウトしますから」と言い間違えられ
「『代わりに』って、当たり前じゃん!(笑)」とご自身の言葉に大笑いなさったそうです(笑)

しかも今回は「ハミングだったらイイよ(笑)」という一言がなくなったみたいで
東京に続き「去年より歌いにくい感じがした」んだとか…
もっとも、そこそこの音量で観客の歌声が響いていたらしく
名古屋ラストライブでは、しっかり歌って来たようですが
「歌う名古屋」が戻って来るのはいつになるんでしょうねぇ…

ただ、この会場のキャパで、この密接具合で、拳を突き上げるのは大変だったらしく(笑)
初日は、右隣の男性の頭を叩かないように(苦笑)
少し後ろに下がり、ほぼ真上に腕を挙げ(笑)
2日目1stは、左隣が甲斐友さんだったので、左手を挙げ
2ndでようやくフツーに拳を挙げることが出来たんだとか…(苦笑)

さて、大盛り上がりの内にライブが終了し
初日は、甲斐友さん達もそれぞれの宿に帰るだけということで
会場の外でしばし歓談し、そろそろ引き上げようと地下鉄の階段を降り始めた時
会場近くに宿を取っていた甲斐友さんに呼び止められ、階段を昇ると

会場の正面入口の前にタクシーが1台停まっていて
「えっ!?ここから出て来るの?」とビックリ!
ただ、このご時世ですので、案の定スタッフの方から
やんわりと「出待ち禁止」を言い渡されたらしい(笑)

でも、奥さん達が帰ったあと、会場近くのホテルへ向かおうとした甲斐友さんの前に
松藤さん、イチローさんとスタッフの皆さんが団体で登場され
東京初日の奥さんと同じく、自分が進みたい方へ皆さんが歩いて行かれるという
「成り行きストーカー(笑)」状態に…(笑)
幸い?(笑)皆さんと同じホテルではなかったらしく、ストーキングは途中で終了した模様(笑)

2日目は、甲斐友さん達は全員帰路につくというのに、奥さんだけ2泊の予定(笑)
…って「ハムラアキラ」のロケ地巡りに行くつもりだったみたいだけど
現在放送中の「最高のオバハン」とカブってるらしく、今回は見送り(苦笑)

近鉄電車組と名古屋駅で別れたあと、真っ直ぐホテルに帰るのもつまらないし
予約した新幹線の発車まで1時間以上あるという甲斐友さんと、ホームでお喋りすることに…
入場券を買って、ホームに上がり、喫煙ルームの近くに立つまで5分足らず…
前日は何時間も待った挙げ句に会えなかった甲斐さんが、ひょっこりはん(笑)

奥さん達が立っている方に向かって来られるので、思わず後退りすると
目の前を通り過ぎられながら、横目でチラリ…(苦笑)
そのまま喫煙ルームを背に、イベンターの方らしき男性たちと、お話されているのを眺めていると

喫煙ルームの入口の方に移動され、お顔が見えなくなったため
ホームの反対側から喫煙ルームの入口が見える辺りに場所を変え
ご尊顔に見とれている内に、甲斐さんが乗車されるとおぼしき新幹線が到着

大きなスポーツバッグを手に甲斐さんが列車に乗り込まれたあと
イベンターの方々が、車両の窓に近づいて行かれる後ろについて行き、窓から中を窺うと
甲斐さんは、バッグを網棚にしまわれ、ジャケットをお脱ぎになっても、席に着かれず
「座ってくれないと顔が見えな~い!」と思った時に、発車のベルが鳴り

すると、甲斐さんは、横に90度近く体を曲げられ、イベンターの方々に向かって
胸の辺りで小さく「バイバイ」なさったらしく、奥さん達は2人まとめてキュン死(笑)
ニコッと笑っておられるのは、自分たちに対してではないと判っていても
「超かわいい~!」と萌え~♪(笑)

きゃいきゃい言いながら、走り去る新幹線を見送ったあと、大コーフンで喫煙ルームに入り
「可愛かったね~♪」やら「あんな可愛い68歳、他にいないよ!」やらと話していて
ふと後ろを振り返ったら、松藤さんがお煙草を吸っておられたらしく
さっきとは違う意味で心臓が止まりそうだったんだとか…(笑)

松藤さんが喫煙ルームから出て行かれ、ようやく息を吹き返した(笑)トコで
喫煙ルームのガラス越しに、ホームを歩いておられるイチローさんを発見
喫煙ルームの外に出ると、鈴木さんが目の前を通って行かれたので
その後ろの方を窺うも木村さんのお姿はなく…?

しばらくして、ギタリストのお三方は「ひかり」にご乗車され
「えっ!?東京に帰らないのかな?」とか「明日、どこかでライブ?」などと話す内に
甲斐友さんの乗る新幹線が到着し、車内で席に着いた甲斐友さんに
甲斐さん式「バイバイ」を再現して(笑)名古屋遠征終了♪

1人でホテルに戻る途中、先ほどの甲斐さんを思い出し、ニマニマしてしまうのが止められず
「こんなご時世になって初めて、マスクしてて良かった!って思った(笑)」そうです(笑)
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甲斐バンド ビルボードツアー名古屋(4/23.24)2(ネタバレあり)

2021-04-27 17:40:00 | ライブ
甲斐さんの舌好調トークの続きです(笑)
4月18日の東京公演で「『明日、松藤の誕生日だから、歌ったら?』って言ったら
誰も歌わないのよ!そらそうだよね(笑)
歌ったら歌ったで『なに歌ってんだ!』って、絶対言うもん、俺…(笑)」と甲斐さん(笑)

「ビルボードライブ コンプリートBOX」の告知で
「髪の毛切り過ぎて失敗した木村くんが観られる(笑)
それから絶対、ツアーの時に髪の毛切らなくなった(笑)」とおっしゃったあとに
「イヤ、僕らも髪型とか衣装とか、後悔ばっかりですよ
その時の映像が、ずっと残って行くんだから…納得できるものはない(笑)

松藤なんて『えっ!?それで出るの?』って、振り返ってビックリしたことがある(笑)
俺と一郎は大丈夫なんだけど、松藤は独特だからね(笑)
えっ?BIG GIGの時、どんなだっけ?」と松藤さんイジリが始まり(笑)

奥さんが「BIG GIGの時は、モノクロのニットで可愛かったの♪
BIG GIG AGAINで、パンツに『IN』してるのツッコまれたの(笑)」と心の中で答えると
当の松藤さんは「帰って映像観るなよ!(笑)」と返されたそうだけど(笑)
甲斐さんは「あっ!芦の湖(畔でのライブ)!
あの映像、残しとけば良かった!ないんだよなあ!(笑)」と、別の衣装を思い出された模様(笑)

「俺がワクチンを打ったら、若いヤツに仕返しする(笑)唾ペッペッペッ!って…(笑)
イヤ、もう考え方が違うんでしょうねぇ
6人で飲んでるんだけど、誰もマスクしてないんだよ
俺と、1つ空けて向こうに座ってる知り合いは、2人ともマスクして話してるのに…
まあ、あっちは『トランプ派』俺たちは『反トランプ派』(笑)…ナンで今さらトランプ?(笑)

人の話を聞かない…僕も若い時、よく言われました(笑)
『話を聞け!』って『なに言ってんだろ?』って思ってた(笑)
40過ぎて判るようになって…人の話を聞くようになりました(笑)」…って遅くね?(失礼!)

あっ!ただ、2日目の2ndステージの時には
「俺がワクチンを打ったら、健太の顔のそばでムチャムチャ喋る!(笑)」に変わり
鈴木さんが苦笑いなさっていたらしい(苦笑)
去年、甲斐さんのラジオ番組にゲスト出演された直後に、濃厚接触者になられたという
例の件もあることですし、お顔を引きつらせていらしたというのもムベなるかなあと…(汗)

「俺、マイクスタンドの位置が悪いと機嫌が悪くなるんで…(笑)」と
スタンドを動かしながら、スタッフの方を振り返られ
「若い時なんて、マイクスタンドの位置が悪いっていうだけで、その日ずっと機嫌悪かった(笑)

イヤ、几帳面とは違う…こう…角にピッタリ合わせてとか、そんなのは全然ないんだけど
マイクスタンドの位置だけ、すごく気になるっていう…(笑)」
…って、奥さんが、いまだに甲斐さんのことを「ちょっと怖い」と思っているのは
そのお若い頃のイメージが強く残っているからじゃないかと…?(苦笑)

そうそう!初日のMCで…「ボトムラインは、1回しかやってないんだけど
ウチのスタッフが、名古屋駅からタクシーで行こうとして
『ボトムラインって判りますか?』『判りますよ』って言って
着いたのが『もとむら医院』だったっていう…(笑)

どこ?もとむら医院って…(笑)そんな有名なの?(笑)」…と自分の投稿ネタが採用され(笑)
しかも「言い方が可愛い♪」と萌えていた(笑)
「どこ?」が生で聴けて、奥さんのテンション爆上がり(笑)

更に、その投稿を読まれた際に、ラジオでも話されていた
「今度は『もとむら医院お願いします』って言ったら、ボトムラインに着くかどうか?(笑)
『3千~5千出すから試してくれない?』って言ったんだけど、誰もやってくれない(笑)

まだ誰も手挙げてくれないんですよ」と、最後の一言をおっしゃった時に
甲斐さんが奥さんの方をご覧になった(…と主張(笑))らしく
奥さんは「えっ!?投稿者だってバレてる?」とドキッ!(笑)
でも「私でよければ、試してあげるけど…(笑)」と申しておりました(笑)

さて、甲斐さんが、2日目2ndステージで
ナカナカQ出しなさらなかった(笑)3曲目は「射程距離」
あっ!申し遅れましたが、甲斐さんは、2曲目の「あの日からの便り」と
この曲は、椅子に掛けて歌われるそうです

4曲目の「甲斐バンドツアーなのにKAIFIVEの曲(笑)」である「落下する月」は
ギターを演奏なさるため、再び立って歌われるみたいだけど

奥さんは、東京公演の時、甲斐さんの足元のモニターに
セットリストと「落下する月」の歌詞が貼ってあるのを知って
「立つと見えにくいんじゃない?」とクスクス(笑)
まあ、以前に、歌詞を用意なさるのは「あくまでも保険」っておっしゃってたそうですし…(笑)

そして…「松藤の圧がスゴイ!(笑)」からと、MCを切り上げられ(笑)
5曲目「ナイト・ウェイヴ」が始まり、松藤さんの奏でられるイントロと
そのあと、ピックに手を伸ばされる松藤さんの表情を息を詰めて見聞きしてから(笑)

初日は、前方ほぼ中央の席でも「スタンディングOK!」のアナウンスを免罪符に(笑)
2日目1stは、すぐ前の席の方の頭で甲斐さんが見えなくなるストレスから(苦笑)
そして2日目2ndは、名古屋公演ラストライブということで(笑)
結局、3ステージとも、ナンのためらいも恥じらいもなくスタンディング(笑)

…が、2日目1stで、この曲の手拍子が始まった途端
「ん?」と違和感を覚え、その原因を探ると
左右からテンポの違う手拍子が聞こえることに気づき「えっ!?」(苦笑)
イヤ、これまでも「リズム感がちょっと…?」という方(失礼!)と
お隣同士になったことは何度かあったものの

同時にお二人…しかも、そのお二方のリズム感がまた異なっていらしたらしく(苦笑)
結果的に、曲の間中ずっと、途切れることなく
「パチンパチン」という手拍子が鳴っている状態だったみたいで
「ある意味、奇跡のコラボレーション(笑)」と奥さん(失礼!)
でも、ステージ上を動かれていた甲斐さんが
奥さん達のいる方へ近づいて来られ「指差し」を戴いて気分はアゲアゲ(笑)

ただ、続く「眩暈のSummer Breeze」「メモリーグラス」はもちろん
あまり手拍子なさる方が多くない「ダイヤル4を廻せ」でも
「コラボレーション」が展開されたそうで、曲に集中しにくかったんだとか…(苦笑)
まあ「メモリーグラス」と「ダイヤル4を廻せ」は
甲斐さんの歌詞もアヤしかったらしいんですけど…(汗)

ともあれ…今回のツアーのハイライト!9曲目の「25時の追跡」が始まり
スタンディングスペースの狭さもナンのその?(笑)ピョコピョコと跳ねていて
ふと気づくと、同じリズムで動いているのは、みんな甲斐友さんだったみたいで(笑)
「ナンで友達になったか判るわ(笑)」とクスクス(笑)

ここでメンバー紹介があり、これまでずっとイジって来られた松藤さんを
「ユーティリティ・プレイヤー!素晴らしい!」と大絶賛♪
「イヤ、ホントに才能あるんですよ!ナンでも出来るから…

『これ、やっといて』って言ったら、必ず間に合わせる…出来るはずないのに…(笑)
俺が言ったこと、どこまでやるのかなあって…(笑)」
…って、甲斐さんの周りには、甲斐さんのムチャぶりに(笑)
応えて下さる方が揃っておられるような気が…?(笑)
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甲斐バンド ビルボードツアー名古屋(4/23.24)1(ネタバレあり)

2021-04-26 18:55:00 | ライブ
2年ぶりの名古屋公演ということもあってか?
東京遠征から帰った時とはまた違うテンションで戻って来た奥さん(笑)
ライブはもちろん、それ以外でも色々と盛りだくさんな2日間だったみたいです(笑)

まずは、甲斐さんをお出迎えするため、この日ツアーデビューの甲斐友さんと名古屋駅で待合せ
名古屋初日は、マンボウによる開演時間繰り上げもなく、19時開演の1ステージだったので
たぶん遅めのご到着だろうと思いつつ、早々とスタンバイ(笑)

もっとも、甲斐友さんと久しぶりに再会し
積もる話がテンコ盛りで、退屈とは程遠かったようだけど
さすがにもう会場入りされているだろうという時間になっても甲斐さんは現れず…(苦笑)

会場に着くと、入場待ちの列が出来ていて、その最後尾に並び
チケットは自分でモギることと、1ドリンク代600円を用意するようにとの御触れを聞き
入口に近づいたところで、1人ずつ検温を受けてから入場

消毒を済ませ、辺りを見回すも、以前に甲斐さんのライブで訪れたことがあるはずなのに
奥さんには珍しく全く記憶が蘇って来なくて
「ハア…年かなあ…?」(苦笑)と会場である2階への階段に向かうと
その上がり口にスタンド型の灰皿が置いてあり
「おおっ!ありがたい!」とテンションアップ(笑)
まあ、今どきの喫煙者は肩身が狭いもので…(笑)

2階のカウンターで、コインとドリンクを交換し、席を探すと
初日は、座席表に表示されていたよりも真ん中寄りで、またまたテンションアップ(笑)
最前列の席には、フェイスシールドが入ったポリ袋が置かれていたものの
「任意」と記されていたらしく、マイ・シールドを持参していた奥さんも着用はパス
各ステージで装着なさる方は2~3人だったんだとか…(苦笑)

ちなみに、そのフェイスシールドは、去年の横浜公演のアンコールの時に
継ぎ目が壊れて、奥さんがテーブルに投げ捨てた(笑)のと同じ
ペラッペラの割に、めちゃくちゃ暑く、音が聞こえにくいヤツだったそうです(笑)

2日目は、平日だった初日に比べて来場者が多かったのか?
初日には座席表通り、センターブロックの左右に通路を挟んで
「L-⚪列✕番」「R-⚪列✕番」という席が
ステージに向けて斜めに設置されていたのが、2日目には真っ直ぐに並び

センターブロックの端の方だった席が、その左右のブロックに合体していたようで
奥さんは「今日が昨日の席番だったら、端のブロックだったんだ!?」と
ちょっとラッキーな気分になったみたいですが
通路際だと思っていた1stステージの席は、左ブロックに埋もれ「うわっ!狭っ!」(笑)

でも、すぐ隣の席が甲斐友さんだったらしく
おかげで、目の前の高身長の男性が動かれて、甲斐さんが見えなくなると
奥さんのことを自分の方に引き寄せたり、肩にもたれるようにしてくれたそうです(笑)
…って「ラブラブなカップル」みたいな妙齢の(笑)女性2人の姿を
甲斐さんがどう思われたかはワカリマセンけど…(笑)

…で、そのレイアウトでは、逆に通路際の席になった2ndステージが始まる前に
「また配置が変わってたら、どうしよう…」とドキドキしたようだけど
無事に(笑)通路際のままだったらしく「思いっきり動ける♪」とひと安心(笑)

…って、元々オールスタンディングで利用されることが多いライブハウスみたいだし
パイプ椅子が並べられているんだろうというのは予想通りとはいえ
このご時世、椅子と椅子の間に全く隙間がないのは想定外で
「ものすご~く密だった!」と奥さん(汗)
2日目1stの、手拍子もままならない密接度に
かなりストレスを覚えたらしい…って、そっち?(苦笑)

開演前に、スタンディングはOK、声出しはNG
終演後は規制退場を行う…といったアナウンスがあり
「じゃあ、遠慮なく立てるね(笑)」と喜んだ一方で
規制退場を含め、入場時に感染防止対策を徹底していることを思うと
「このレイアウトはどうなの?」とツッコミ(苦笑)
まあ「発熱している方は入れない」ということで、クリアになっているんでしょう

ライブハウスらしい高いステージや暗めの照明はともかく
ステージが見えなくなるくらいモワモワと漂うスモークが
コンタクトレンズを着けた目に沁みるのに閉口しながらも
開場から開演までの30分は、あっという間に過ぎ
って、ビルボードは開演まで1時間ですもんね(笑)

SEが2CELLOSの曲に変わると、大きな手拍子が起こり
ステージ下手側を見つめていると、三好さんがステージの床近くで「カチッ」とライトを点灯
それを目印にイチローさん、松藤さん、甲斐さんの順に登場され

2日目1stでは、平常時のライブのごとく「甲斐ーっ!」という掛け声や大きな歓声が上がり
「オイオイ!勘弁して下さい!」という心の呟きが
「声出すなよ!」と言葉になって口から出てしまったそうですが(苦笑)
去年は、ブルーノート廃業のため、名古屋公演だけ中止になったので
コロナ禍ライブに慣れておられない方が多かったのかなあと…?(苦笑)

ともあれ…「野生の馬」からライブスタート♪
初日は、甲斐さんが斜め下に視線を落とされるたびにドキドキ(笑)
座ったままだと少し首がツラいかも?と思ったことも忘れ、ひたすらガン見(笑)
もっとも、サビの部分が「♪ヤスエのウマさ♪(笑)」に聴こえた時だけ
イチローさんの方をチラッと窺ってしまったみたいだけど…(笑)

木村さんと鈴木さんが登場され、イチローさんが下手側に移動なさると
「あの日からの便り」が始まり…って
イチローさんがキーボードを演奏される曲というのはこの曲のことだと判明
東京公演では、木村さんの演奏にばかり気を惹かれていたので
イチローさんサイドの席になって、初めてしかと確認したようです(苦笑)

ここでMCが入り…「ついに…名古屋です!
去年、名古屋は流れちゃったんで…」と甲斐さん
「こんな厳しい時に、ライブが出来るのは幸せだし、嬉しいんだけど
呼んでくれるイベンターがいて、ボトムラインが手を挙げてくれて…
家族に止められて、ね?反対された人もきっといると思う
そんな中、来てくれるみんながいるから…誰もいなかったら意味ないんで…
…といったことをまず一番に話されたそうですが

確かに、甲斐友さん達の中にも「家族が心配し過ぎる」とか「良い顔しない」とかで
強行突破して来た人がいたらしい(苦笑)
まあ、我が家は、ボクごときが(笑)何を言おうが決心は変わらないだろうし
普段の生活で、感染防止対策を徹底してるのを見てるんで、家庭不和にはなりませんでした(笑)

『えっ!?今日、3人だけっすか?』とか…そんな地下アイドルみたいな…(笑)」
…って、奥さんは「甲斐さんがチェキ撮ってるトコなんて想像できない!(笑)」とクスクス

肩が触れそうな距離で、ぎっしりと埋まっている客席をご覧になり
「ナンか、昔の映画館みたいでイイですね(笑)
君たちも、かなりのリスクを背負って来てくれてる
でも、俺たちも安全じゃないからね?
今夜は、命懸けで最後まで楽しんでって下さい(笑)」と、3曲目に進まれる日もあれば

「甲斐よしひろと、その仲間たちです(笑)
ドリフターズみたいなもんなんで…(笑)」と挨拶なさって
松藤さんから「長さん?(笑)」と指を差されてしまわれたり(笑)

そうそう!Eテレ「みいつけた!」のアートディレクターでいらっしゃる
大塚いちおさんが「甲斐バンドファンの皆様」と告知なさっていた
「スコップさんが歌う『たからほりスコップのテーマ』」が
ボーナストラックとして収録されたCDの歌詞カードに
「コーラス:スコップさんとそのなかま」というクレジットがありました(笑)

「ようこそ、いらっしゃいました!(笑)」という挨拶に始まり(笑)
「明日からですよ!今日はギリギリ…何やってもイイ(笑)…そういうことじゃない(笑)
こんな厳しい時期だから、こう…見てると、どういう人間かってことがよく判る
人のことを考えてない人とか…愛がないなあって…
イヤ、俺に愛はないよ!(笑)」とおっしゃって
奥さんが心の中で「自己愛は強いけどね(笑)」とツッコんだり(笑)

「去年は、4月7日に…僕の誕生日なんですけど、緊急事態宣言が出て
それから『緊急事態宣言男』って呼ばれてます(笑)
今の政府がね…って、そんな講演会じゃないんだから(笑)
緊急事態宣言も3回目で、もういい加減にして欲しいですよね?
まっ、プールが閉まるっていう、個人的な理由なんですけど…(笑)」と落とされたり

こんなに喋ってるってことは、次の曲に行きたくないんですね(笑)
ウチ、仔犬が3匹生まれまして…4月20日に…
19日は松藤の誕生日なんで、良かった~!19日じゃなくて(笑)
だって、毎年お祝いするたびに、松藤のこと思い出さなきゃいけないじゃん?(笑)」と話された時は
松藤さんから「前の日、俺の誕生日だって思い出せよ!(笑)」とキツイ返しに大笑いなさったり(笑)

と、歌声だけじゃなく、トークも舌好調でいらしたみたいですが、今日はこの辺で…
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