ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

かりそめのスウィング 2017 相模大野2(ネタバレあり)

2017-10-31 13:29:00 | ライブ
さて、今回の甲斐バンドツアー中盤のハイライトである
ジャージーなセットでの【かりそめのスウィング】

「気持ちイイくらい(アルバムの)曲順通り(笑)」とはいえ
この編成での演奏が始まる直前
ステージ上には、いつも張り詰めた空気が漂うらしく
奥さんも一瞬、息を止めてしまうそうです(笑)

金沢に続き、この日も松藤さんは椅子に掛けていらしたみたいなので
どうやら、このスタイルが定着するのかなあと…?

定着といえば、稲葉さんが下手側の袖から再登場され
前野さんが、アコーディオンを置いて、キーボード席に戻られる前に
「メンバー紹介」という流れも定まって来たようだけど

この日、甲斐さんは「ドラムス、佐藤強一!」とコールなさった後
「前に出て来て」という風に強一さんを手招きされ
稲葉さんと強一さんが同郷でいらっしゃることについて
「次回は、この2人にインタビューしたい(笑)」発言(笑)

「同じ町に住んでた人間が、今ココに2人いるっていう…(笑)
いつから(お互いを)知ってるのか?とか…(笑)
まあ、それを言うなら、俺と一郎も奇跡だからね(笑)」と
ご自身とイチローさんを交互に指差されながら
「あんな小さい町でね(笑)同じ小学校に通ってました(笑)
でも、人口密度で言ったら、福岡より大分の方がね(笑)」と甲斐さん

「九州人同士って、あんまり仲よくないんで(笑)
大分の悪口めちゃくちゃ言うんですよ(笑)
『(大分県人が)歩いた後にナンにもない』とか言うんだよね(笑)
あんな狭いトコから、偉大な経営者とか学者とかいっぱい出てるんだけど
『歩いた後にはペンペン草も生えん!』って…(笑)」

…と、しっかり「九州あるある(笑)」を口になさった後
「ネットに書かないでください(笑)」とおっしゃると
「ココだけの話に…(笑)」と人差し指を口に当てられ
「しぃーっ」のポーズの松藤さん(笑)
もっとも、甲斐さんには「ドコだけの話だよ?(笑)」と
ツッコまれておられたみたいですが…(笑)
スミマセン!書いてしまいました…m(__)m

次回のツアー先は、甲斐さんのご当地・博多だし
奥さんも前々から、稲葉さんと強一さんが2歳違い
(この時点では、稲葉さんのお誕生日前で1歳違い)…ということに
並々ならぬ?興味を抱いているので(笑)
今ツアー初の長いMCを期待しておりました(笑)

ちなみに、これまでで一番短かった大阪ライブは
ほとんどMCらしいMCがなかったようだけど(笑)
まあ、ツアー前にプロモーションで出演された
テレビ・ラジオ番組やインタビュー等で、さんざん話されていたし
「30年ぶりの金沢」でさえ、そのことに触れられなかったくらい
演奏に集中なさっているということでしょうね?

それはさておき…「ギター、稲葉くん」もさりながら
「ベースギター、OS!」というコールに
「メンバーの名前が出て来なくなってる…?」と奥さん(苦笑)
アンコールの際のメンバー紹介では 「ギター…」とおっしゃったきり、しばし沈黙されたらしく
本気で心配になったんだとか…(苦笑)

岡沢さんにも前へ出るように腕を振られ
岡沢さんが頭を下げておられるそばから
「ソロアルバムが出るらしい
気には留めていいけど、買わなくていいから(笑)」と甲斐さん(笑)
ナンダカンダで、プッシュなさってますよね?(笑)

そうそう!今回の【かりそめのスウィング】みたいに
アルバムとは違うアレンジで演奏された86年の武道館ライブについて
「上綱くんがハモンドで素晴らしい演奏してくれて…ただ、長過ぎたよね(笑)
やっぱ(ライブでは)コンパクトに…(笑)コンパクトにね(笑)」と話された時

奥さんは、2回目の「コンパクト」が
あの「コンバット」の発音に似て「カンパクト」と聞こえクスクス(笑)
ただ、甲斐さんの口から上綱さんのお名前が出たことに
「ツアー最終日にゲスト出演待望」論者が、ドキッとしたのは間違いアリマセン(笑)

ともあれ…甲斐さんのストゥールが用意され
イチローさんのカウントで【安奈】のイントロが始まった途端
「一回、座って」と突然の着席勧告(笑)
密かに「しめしめ…(笑)」と思っていた奥さんいわく…
このタイミングで言うんだ!?(笑)

でも、皆さんも戸惑われつつ「曲、始まってるし…」と
急き立てられるような気分で?慌ただしく着席なさっていたそうです(笑)
次回は、メンバー紹介の後すぐに勧告されるかも知れませんね?(笑)

【安奈】では、さほど「歌って!」アピールはなかったものの
「歌ってるんだろうな?」光線は発射されたらしく(笑)
周りの方々の迷惑にならないよう口パクで歌った奥さん(苦笑)
「大阪、名古屋以外で『歌え!』はツライよ…」と申しておりました(笑)
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かりそめのスウィング 2017 相模大野1(ネタバレあり)

2017-10-30 19:24:00 | ライブ
金沢に続いて、晴れ男の甲斐さんには珍しく
今回も傘が必要…っていうか台風が迫る中、遠征した奥さん(汗)
ただ、前回、このホールに行った時も、結構な荒天だったらしい(苦笑)

その前回の記憶では、駅に直結した歩道橋みたいなトコを通って行くと
傘要らずで会場まで行けたはずが
「東口徒歩4分」というアクセスを見たせいで
どしゃ降りの中を歩く羽目に…(苦笑)
記憶通りの傘要らずの道に出た時には、深いタメ息が出たそうです(笑)

とりあえず、会場周辺をブラついていると
台風にも負けず、ハロウィン・イベントが開催されていて(汗)
びしょ濡れ&泥んこで走り回る子供たちに驚き
もし「お菓子をくれないと抱きつくぞ!」って言われたら
その近辺のコンビニのお菓子を全部買って差し出そうと思ったんだとか…(笑)

…などと、アホなことを考えながら進んで行くと
「楽屋口」という表示が2ヵ所に出ていて「えっ!?どっち?」と奥さん(笑)
車で敷地内に入って行く方か?
それとも、ロータリーになっている方か?

お天気を考えると、屋根のあるロータリーの方だけど
こちらは、他の施設と共用みたいで
やっぱり、車でビュン!と入っちゃうかな?…と決めかねた挙げ句
両方が見渡せる中間地点で立ち往生(苦笑)
どっちに来られても走って間に合う距離じゃなかったようですが…(汗)

雨足は激しさを増し、ロータリーにおられる施設のスタッフの方々に
不審な目で見られながら立ち尽くしている内に
車でビュン!の方の入口辺りにイベンターらしき?若い男性が…
ただ、こちらも施設の関係業者の車が出入りしていたらしく
甲斐さんのお出迎えという決め手に欠け…(苦笑)

結局、その若い男性が出て来られてから、たっぷり30分以上経って
ようやく甲斐車の姿が見えたかと思ったら、ロータリー入口をやり過ごし
「ビュン!」と入って行かれたみたいで
奥さんからは、甲斐さんのシルエットしか見えず…(苦笑)

その頃には、傘の生地が水分を含み過ぎて、傘の中は雨漏り状態…(汗)
もし、甲斐さんが「水もしたたるナンとやら」な自分の姿を見ていらしたら
さぞかし不気味に思われたんじゃないか?と申しておりました(笑)
…って、その前にイベンターの男性を
しっかり怖がらせてたんじゃないかと…(苦笑)

それはさておき…暖かい場所へ避難し、一休みしてから、会場に入ると
ついに、御朱印スタンプ置場が「正式に」設けられていて
2列に並んで順番にぺったんぺったん(笑)

2列というのは、赤・青それぞれのスタンプごとの列だったみたいだけど
皆さん、両方とも捺されるため(笑)
列の一番前は入れ代わり立ち代わりで
あまり整列の意味はなかったそうです(笑)

ただ、金沢までは、赤が2つ・青は1つ用意されていたので
青いスタンプ渋滞(笑)が発生していたらしく
そういう意味では良かったのかなあと…(笑)

列車の運行に若干の遅れはありつつも
開演時間までには、ほとんどの席が埋まり、ひとまずホッとしたものの
初日の戸田をご覧になったリピーターの方が多かったのか?
開演を待ち切れないといった拍手も声援もない静かな場内…(汗)

が、SEが変わった途端、一気にスイッチが入り
メンバーの皆さんのご登場と共に、ほぼ総立ち状態(笑)
【地下室のメロディ】のイントロが流れ始め
甲斐さんがステージに出て来られると
、更に盛大な拍手と歓声が起こり…

ただ、甲斐さんがステージを動かれ、近くに立たれた時だけ
両手を高く上げて拍手したり
甲斐さんが客席にマイクを向けて煽られたら声に出して歌う…っていう
「関東圏ライブあるある」は、この日も健在だったようで
奥さんは、そこまで大きくはない筈の自分の声が響くのがイヤで
自然にボリュームダウン…(苦笑)

でも「動かない甲斐さんは困る」席(笑)にも関わらず
雨の中のお出迎えが目に留まっていたのか?
甲斐さんからご褒美の?指差し確認があり(笑)
「Yモバイル」のCMよろしく「ズキューン!」状態に…(笑)

「今日を迎えられて良かった
素晴らしい夜にするために、楽しんで
一緒に歌って欲しいと思う」
…という甲斐さんの短い挨拶のおかげで?(笑)
【HERO】はかなりの大合唱♪
続く【ちんぴら】【きんぽうげ】も皆さん、しっかり歌っておられたらしい

松藤さん移動の繋ぎMC(笑)は
「甲斐バンドのベストアルバムを聴いて、来てくれたと思うんですが
気持ちイイくらい、曲順通りにやってます(笑)」と甲斐さん(笑)
ただ、ジャージーなセットの時には
「アルバムには、古い音源が入ってたりするんだけど
ライブでは、色んな仕掛けを…
巧妙に手を入れてるんで…」とおっしゃってたそうです

【裏切りの街角】では、それまで控えめに手拍子なさっていたお隣の女性が
それなりのボリュームの声で口ずさんでいらして
「何か思い入れがおありなんだろうな」と…?

2週間のブランクを感じさせず
【ダニーボーイに耳をふさいで】まで順調に進んだと思いきや
大サビで歌詞が入れ替わる甲斐さん(笑)
でも、ラストのリフレインは「いつものように」色っぽかったんだとか…(笑)

そして「松藤英男が歌ってくれる!」【ビューティフル・エネルギー】
この日は、高音がやや苦し気に見えたみたいで(汗)
「甲斐さんが生放送に出演する時と同じ気分(笑)」と奥さん
まあ、いわゆる「母親のような目で」ってことなんじゃないかと…(苦笑)
ちなみに、エンディングの稲葉さんのギターは「ずいぶん慣れた」らしい(失礼!)

【フェアリー】で、再び登場され、ステージ上を動かれる甲斐さん
サビではマイクを向けられるので、奥さんが頑張って歌っていると
「うん!」と笑って頷かれたそうで「ズキューン!」AGAIN(笑)
さすが「女の扱い 知って」らっしゃる?(笑)

更に、甲斐さんの声が場内に染み渡るような【ブルーレター】で
すっかり夢見心地の奥さんなのでした(笑)
おかげで、ロクに寝てもないのに、元気いっぱいで出勤…
第1回事情聴取は、ココで終了です…
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甲斐よしひろのジャーニー・ギター(第27〜29回)3

2017-10-29 11:25:00 | メディア
「あの…『バー キタザワ』っていう店があってね
ある日、そこに勤めてた、半分、役者やりながらね
だいたい売れない役者の人はですね、飲み屋でバイトしてることが多いんで…
シモキタ多いんですよ」と甲斐さん

「それで、僕が行ってるバーに、行きつけのバーに
その『バー キタザワ』が老朽化で古くなって、もう閉めるんで…って言って
従業員に雇われた人間がいるんですよ

それ、そういう…さっき言ったみたいに売れない役者なんですけど
タクローくんって言って『キミさ、どこにいたの?』って言ったら
『バー キタザワです』って…『えっ、バー キタザワにいたの?』って…

それで、僕をこのBAR サクラザカに連れて来た大監督が
また別なトコで飲んでたら
『甲斐さんさー[Aサイン バー]って行くよね?』
『えっ、何回も行ったことあるよ』
『あそこさ、バー キタザワやってた人と同じ人が経営してんだよね』
『ウソ!?』って言ったら、Aサイン バーって2軒(ある)?

更に、これは、しょっちゅう使ってたんですよ、2階に個室があるんで…
お好み焼き屋がある『さわ』って、鉄板焼屋でね
そこは、しょっちゅう2階の座敷を使ってたんで…」

…って、何の話かと思ったら、それらのお店はすべて
安里さんが東京で経営なさっているお店だそうで
甲斐さんは、何もご存知ないままに
沖縄のBAR サクラザカにまで足を伸ばされていたらしいんですが(笑)
それぞれのお店に通われていたってことは
よほど安里さんのお店作りが肌に合っていらしたんでしょうね?(笑)

「いやぁ、しかも全部違うからね
ただ、共通してんのは、沖縄の素材を…
沖縄の食べ物が、何となく…ナンか、みんなね…
でも、まあ、1軒はバーだし、1軒は、まあ、ちょっとコレはね
一番、沖縄色、強そうなバーで…
で、お好み…鉄板焼さわは、全然ね…まあ、海ぶとうがあったり…」

…と、これは、映画「破れたハートを売り物に」の打ち合わせの際に
「台本のことでモメてる」と甲斐さんが呼び出されたトコですね(笑)

「そういうのがあって、ビックリして
『イヤ、俺、やっぱりもう1回、絶対行く!BAR サクラザカに…』って言って
そういうね、くだりがあったんですけど…(笑)

しかも、色々、話してたら
僕、もっと昔、実は一度(安里さんと)飲み屋で会って、話したことある
スゴイです!あまり僕に話しかける人少ない(笑)」と話されると
「もう20年前にバーで、何度かお会いして…結構、気さくに…」と安里さん(笑)

「しかも…あの線路沿いにあるね
そこはまた、ナンか色んな…何て言うんですかね
アーティスト、役者、来るようなね
チャゲも来るし…チャゲがナンか役者みたいなの連れて来るし
あと、WAHAHA本舗の梅ちゃんとか…」
って、それはアノ「酔っぱらい製造工場」みたいなバーのことかな?(笑)

安里さんが「(梅ちゃんが、BAR サクラザカに)来てくれました
『沖縄料理キライなんだ』って言いながら(笑)1回だけ来てくれました」とおっしゃると
甲斐さんは「来ました?(笑)
人のバーに来て、鼻の穴にピーナッツ詰めて飛ばすっていう…ヤメろ!(笑)」と…(笑)

「それは、20何年前に、そういうのあって
まあ、その店、もうなくなってるんですけど…
そういう色んな所をこう…何となく覗いたり、通ったりしながら…
で、バー キタザワは何年くらい、おやりになった?」と訊ねられ

安里さんが「15年近くやってました
今度、来年また復活しようかと思ってるんですけど
そういう物件でないと出来ないんで…」とお答えになると

「なるほど、いわゆるちょっと古い感じのね
ちょっと、やっぱりこう…建物に味がある…
まあ、だから、判りやすく言うと、あのゴールデン街みたいな気配ね
そのシモキタ版…まあ、バー キタザワはそういう感じでしたもんね

で、そのタクローくんに訊いたら…
『キミはナンで、バー キタザワでバイトするようになったの?』って言ったら『イヤ、一応、面接あって
「ふーん、お前に決めた!名前が気に入った」って…』それだけか!?(笑)
タクローくん、不思議な不思議な…寡黙でね
でも、バイトで10年ってことは、それくらい、役者で売れないってことですよね」
…って、ちょっとツライなあ…(苦笑)

「あのー『さわ』…鉄板焼屋のね
ホントにもう、お客の層も若い人から、僕らくらいの世代までね…
そこは、表からも入れるんですけど
実は、裏木戸からですね、スーッて2階に上がることも出来るんですよね
アレはバッチリ!素晴らしい!(笑)」と甲斐さん絶賛の裏木戸は

「自分が芸能人だったら、こっから入りたいなって思ったんで」という
安里さんがお作りになったそうで
「塀を壊して、ちょっと低い扉」は
「お茶室に入るくらいの低い姿勢に…
それが、なかなかイイんですよ、イイんですよね
ホントに細かいよね(笑)

そういう、全く種類の違うお店やろうっていうのは
やっぱり、ナンかあったんですか?」との質問に
安里さんは「やりたい店のパターン
自分の好きな…やりたい店に近づいて来て
最終形っていうか、ちょっとずつ好きな店に…」と話されてましたが

個人の住宅でも、本当に気に入るものは
3回建ててみないと出来ないと言われてるし
ましてや、コンセプトの違うお店となるとナカナカ難しいでしょうねぇ

「あの…バー キタザワって、ホントにオーソドックスな感じのね
老舗っぽい感じのバーですよね」と言われ
「だから、ああいうのも作ってみて…それからですね
あ、じゃあ、こういうのも、ちょっと行こうかなって…」と安里さん

「鉄板焼の方も、もう10年近くやってますから、長いです」と話されると
甲斐さんは「僕、出来たすぐくらいから行ってるから…
そうか、そうか!だから、あそこ、チャゲとかも行ってたんだ!」と納得され

安里さんの結婚式の時に、チャゲさんから
お祝いのメッセージが贈られたとお聴きになって
「良かった!そんな時から知り合いじゃなくて(笑)」と…(笑)
「何か一曲…」ってお願いされると断れないって、おっしゃってましたね(笑)

「でも、ナンか、一つ形を作ると
だんだん、こう…見えて来るし、欲も出て来るもんね
それもまた、ビックリするくらい違うもんね」と甲斐さん
安里さんにとって「同じ経営者と思わない」と言われることは
「結構、嬉しいですね(笑)それは褒め言葉と思って」おられるんだとか…

「鉄板焼さわのこだわりは判りましたけど
Aサイン バーは何ですか?Aサインってことは沖縄のアレでしょ?
泡盛の甕…まあ、泡盛がウリなんですよ

もう、ウチの娘が行ってて…ウチの娘から教えて貰ったんですよ
『父さ…』父って(笑)『父さ、そんなに沖縄(料理の店探してるの)?』
『あるの?』『あるよ、1軒』って
嫌々、教えてくれましたよ(笑)あの3階の方…」

…って、ココが、いつかイチローさんがブログに書かれていた
「Kさんが見つけた沖縄料理の店」なのかな?と思っていたら

「…で、バー キタザワの方は、一番オーソドックスな出発点として…」
…とマトメられたトコで、安里さんから
「出発点は、2階の沖縄料理屋が…」と訂正が入り

「あ、アレ、2階の?行った、行った!
僕、実はAサイン バーって言いながら、僕、実はそこに行ってるんですよ
僕、そこに…2階行って、ちょっとチャンプル、ツマミで
それで飲んだんですよ」と明かされ「えっ、そっち?」と…(笑)

「じゃ、店の子たち、誰も甲斐さんって判ってないんですよ
『甲斐さん、来てました』って、今まで1回も聴いたことないです」と安里さん
「その後に3階行ったの」という甲斐さんの言葉に
「あ、そうですか!ああ…すいません!」と謝っていらしたけど

甲斐さんが「気配を消して」おられたのかも知れないし(笑)
甲斐さんって、意外と(失礼!)「来てやってる」風なお客じゃないような気が…?(笑)

「だんだんね、ナンかね、その正体が
だんだん判って来ると、コワイなーと思うよね
あのさ、その実体が、だんだんだんだん
神秘的な、ミステリアスな、実体が判れば判るほど

コレの後ろにいるヤツ…コレ、バックは誰なんだ?いったい…
ってことなんですよ…だったんですよ」と話されると
安里さんいわく…こんなインチキ関西人でスイマセン(笑)

「スイマセン、一番、弱点突いて(笑)まあー面白いですね(笑)
で、意外と料理をしっかりおやりになってるじゃないですか、それぞれの店で…
あれがやっぱり…僕ね、やっぱり、ちょっと出すって言ってもですね
料理しっかりしてないとダメだもんね」と甲斐さん

このBAR サクラザカは、オリジナルピザが作れるというのがウリらしく
お客さんが、ベースを決めて、多様な缶詰めの中から好きなものを選んで
トッピング出来るそうですが

甲斐さんが「美味しかったもんね
でも、どうしてコレ(缶詰め)なんですかね?」とお訊きになると
「イヤ、下ごしらえしなくていいんで…」とのお答えだったんで(笑)
「『オイ!』って、全員でツッコんだ(笑)」んだとか…

そのお話があったからでしょう
安里さんは(それぞれのお店で出されている料理の)「集大成がココにあるんですね(笑)」と…(笑)

でも、甲斐さんは「それは冗談抜きで、実は、やっぱり旨いのよ
どういうプロセスで、仕上がりがどうで、味がどう…じゃないから、客は…
イヤ、それはイイですよ、だから、ツマミがしっかりしてると
2度3度って行きたくなるのは、そこなんですよ」と、おっしゃってました

「(従業員の方が)辞めないのがスゴイですよね
辞めないこと、大事なんで…
やっぱり、人、大事にしないとダメだもんね」と甲斐さん

安里さんが「最後は独立して食えるようにしてあげたいな…」
と、思っておられることを明かされると

「僕は、マネージャーは絶対、独立して食えるようになるまで
ずっと言い続けますから…
僕、細かいトコ全部やりながら
『ナンで、こんな風にね叱るか、怒るか判る?』って、全部ポイント言うんです

もし、こうなった時には、引出しの問題とか、あるじゃないですか
放っとくと、トラブルが起きるし…
そういう引出しって、幾つもあった方が絶対良いじゃないですか
だから、そういうこと全部言うんです
その挙げ句、全部、自分で独立してメシ食えるようになれよ!っていうことなんですけど…」

奥さんは、佐藤剛さんの後に甲斐さんに就かれた若いマネージャーの方々に
甲斐さんが時折、何か注意をなさっている光景を思い出したようです

ともあれ…「ぜひ今度、東京でもし…同じトコで色々、スレ違ったら
僕の方からも連絡入れさして貰います」と約束され

「ということで、ジャーニーギター、いかがでしたでしょうか?
まあ、さっきも言ったみたいに…

(「さっき」というのは、2週目の最後に
「ぜひ皆さん、このBAR サクラザカをとにかく1回、1回覗いて貰えば
今日、僕らが話してた話が納得!と、なるほどね!っていう…
ホントにこの店に来ると、色んな玉手箱のような小さな発見がね
きっとある、すごい楽しめると思います」と話されていたことを指して)

幾つかのビックリする、ナンか玉手箱を開けると…
意外と人生は小さな奇跡の連続なんで
そういうビックリすることも含め…楽しめると…
楽しんで行ったヤツだけが、人生を胸張って語れると思うんで
色んなトコで楽しみ見つけて下さいね」と結ばれてました

もちろん、奥さんが、これらのお店を
「グルメツアー」のリストに加えたことは間違いないでしょうが(笑)
それよりも、まあ、今日の甲斐バンドライブの方が
より大きな楽しみじゃないかと…(笑)
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甲斐よしひろのジャーニー・ギター(第27〜29回)2

2017-10-28 12:31:00 | メディア
「桜坂ってのは、話聴いてたら、第二次世界大戦後
すごいいきなり急激に歓楽街になったってことなんですよね」と甲斐さん

「その中で、牧志って中にナンで桜坂っていうのがあるのかってトコが
ちょっと独特な、醸し出す文化があって
それで桜坂って呼ばれてるってことなんですよね

そこにタイムスリップしたようなこの店は
あの…僕、レトロって言葉、あんまり好きじゃないですけど
でも、めちゃめちゃレトロな…」とおっしゃってましたが

この「BAR サクラザカ」をググってみると
アメリカの50年代風というか、リーゼントとポニーテールというか(笑)
看板のイルミネーションやジュークボックスのポップな色合いが
アメリカのハイティーンのためのスコーンと突き抜けた感じじゃなくて(笑)

紫のネオンも妖しく(笑)日本の大人のウェットさも程よく感じさせる雰囲気で
甲斐さんが、このお店を作られた安里さんに関心を寄せられたのもナットクです(笑)

「18歳まで沖縄で育って、それから東京に行ったんです
東京で、一旗あげようじゃないけど、頑張ろうと思って」と安里さん

甲斐さんは「僕も博多なんで…上京組って、やっぱりナンかありますよね
若い内に出来ることを若い内にチャンとやっとこう…
まあ、好奇心が一番なんですけど
それ以上に、チャンと自分の手でクリエイティブになりたいっていうことですよね」と話されてましたが

上京なさった安里さんが「ずっと原宿の方で…
鉄板焼屋さんで11年修業させて貰って」いたとお聴きになって
「原宿まで行って、鉄板焼ってスゴくない?それ(笑)
原宿って言ったって、色々…結構、クラシカルだけど
アッパーで、シャレた店かと思ったら…」

…って、かつて、デビュー前に原宿で、食事やショッピングを楽しまれ
華やかな表通りと閑静な住宅街が共存していることに惹かれ
その後、住民になられたこともある方のイメージじゃないかと…?(笑)

「で、その流れで大阪とかも?」とお訊ねになったのは
安里さんの雰囲気が「ナンか、インチキな感じですもんねー!(笑)」と甲斐さん
「イヤ、だから、一番最初、話したら
ちょっと、一瞬『うん?』って思うよね
すいません、最初からツッコんで…(笑)」という、若干?失礼なご発言に

安里さんは「よく言われます、それは…(笑)
雰囲気がインチキっぽい関西人で…(笑)
関西人に失礼ですけどね(笑)」…って
関西人のどんなトコが、そのイメージを植えつけたんでしょうね?(笑)

ともあれ…「色んな変遷を経て、このお店をおやりになった?
ナンかね『BAR サクラザカ』っていうの、これがイイんだよねぇ
1回ね、東京のエッセンスみたいなところを入れると
何がシャレてるかっていうの…たぶん、沖縄の方とは全然違って来てるんで

僕、グッと来たんですよ『BAR サクラザカ』
その『BAR』が英語で『サクラザカ』って、それがイイじゃないですか
英語と日本語で…カタカナだけど…混じってる感じがねぇ
なかなかイイなと思って…」というのは

甲斐さんが、メロディは洋楽から影響を受けられ
でも、歌詞は日本語の歌詞に「グッと来る」方であり
それが「ニールセダカ」から「昭和歌謡」まで収められた
このお店のジュークボックスと相まって
「ピッタリ!」と思われたからじゃないかと…?

甲斐さんに「ここ(での営業)は、3〜4年みたいなことで
その前も沖縄に戻って来たっていうのは、どういうことだったんですか?」と訊ねられ
「そうですね、50歳を前にして、ちょっとまあ、やりたいことというか
まだ、やってないことがありまして
それを実現しようと…」と安里さん

「一つは、こういうちっちゃな、一人でやるバーをやりたかった
まあ、夢だったんですね
それと、まあ、もう一つは、子供を生むことですね」と明かされるや

甲斐さんは「あっ!じゃあ、戻って来て?
こっちで作った…って言ったら変ですけど、へえー!それ、スゴイねぇー!
イヤ、だって普通、出来たから、じゃあ生もうよって…ことじゃないんですね?
こっち戻って来て、期間作って生もうかって…どんだけ用心深いんだ!(笑)」
…と、授かり婚の方らしい?感想を述べられつつ(笑)

「ナンか、でも、子供が出来たら…すごく気持ち判りますね
…というか、子供が1歳で、沖縄で育てるっていう感じって…
僕、博多なんですけど、博多、やっぱスゴイ都会なんですよ

だから、僕、子供が出来て戻って…っていうことよりも
僕は、東京で、どれだけ自分が成長できるかっていうのに興味があったんで
ま、そういう感じだったんで、スゴイ気持ち判る
酸いも甘いも噛み分けて、ちょっとエセ関西人のね(笑)」とおっしゃってました

「東京って、ちょっと面白くて…あの…九州人同士ってね
それほど仲が良い訳じゃないんですよ、九州の中では…
だけど、東京で会うと『なに、鹿児島?俺、福岡福岡!』
『わあー!九州出身ね?』って言って
ナンか、パッとすぐ一つになるじゃないですか
アレねぇ、いまだにね、ホントか?って、俺、思う、あのシーン(笑)

あんな広い九州の中で、あんなデカいトコでさ、東京で会うくらいで…
博多と鹿児島なんて、ムチャクチャ離れてる訳じゃないですか
『お前、鹿児島、俺、博多たい』って
肩組んだりとかしたりとかあるじゃないですか
イヤイヤ、イヤイヤ、みたいな…(笑)」

…って、コレを関西に置き換えると…
普段は「京都が一番!」と思っておられる方が
相手が東京となると「大阪も神戸もみんな関西」って感じで
急に同盟を結んで来られるのと似てるなあと…(笑)

それはさておき…「沖縄は、そういう感じじゃないからね
沖縄って、ホントに沖縄だから、それが面白いなって思います」と甲斐さん

ただ…安里さんが「ここ、オープンしてから
東京でも何店舗か、やってまして…
月に1回、行ったり来たりしてるんですけど
ここ、オープンしてから、沖縄にいる時だけ開けてるんですよ」と説明されると

「『ここ一人でやりたい』
『沖縄でそんなバーを開きたい』って、やっときながら(笑)
東京に、ナゼか、こう…ある種の未練というか、執着心(笑)

それでまあ、沖縄で…戻って来られて、どうですか、今?
色んな意味で、ナンか良いところで着地してるイイ気分…
イイ感じで、腑に落ちてる感じがするんですか?」と質問

安里さんのお答えは「おかげさまで、月1回、東京行くんで
そういう意味では、ちょっと面倒だけど、結構イイですね
それがなくなると、30年も向こうにいたんで…」

甲斐さんが「バランス取りながらね」とおっしゃったのを聴いて
今のお仕事を続けて行かれる限り
博多に戻られることはないんでしょうけど
以前に「東京と博多、そしてNYに拠点を置いて
順番に移動しながら生活するのも良いかなって思った」
…と話されていたのを思い出しました

余談ですが…甲斐さんが、新しくお知り合いになった方になさる質問の一つ
「男兄弟ですか?」が飛び出し(笑)
安里さんが「3人兄弟の真ん中」とお知りになると

「ああー、なるほど…真ん中だよねぇ(笑)
俺も男4人だから、すっごいよく判る
まあ、真ん中は、やっぱりキチッと計算をしながらやって行くんですけど
意外と、独りよがりの計算になりやすい(笑)

…で、下は下で問題があって
上の3人の『走り』が、それぞれあるじゃないですか
長男はこんな走りするんだ…競馬で言うとね
次男はこういう、三男はこんな走りって…

それをまあ、観察して、イチバン最短距離を走ろうとするようなところが
末っ子はあるんですよ
だから、若い時は、すごいバーッと走って
イイ走りして、上手く行くんだけど

パーッと気がついたら、自分がいつの間にか30代半ばになってて
気がついたら、末っ子だって長男になってたりして
一応、ナンか軍団が出来てたりして、チームになってて

イヤイヤ、俺、そんなつもりじゃなかったんだけど…っていう(笑)
ある種、ちょっとビビリも入りつつ、責任感じて
この感じ、重いなっていうようなところがあるんですよ、末っ子って…

だから、大人のなり方が、ちょっとイビツな感じ
最短距離を走るから、結果は結構早く出て、得点も稼げるんだけど
その後の走りの方が、人生長いじゃないですか(笑)

だから、さっきスゴイなと思ったのが
その…3人兄弟の真ん中って、すごいデリケートなトコあるから
正しい、こう…ガッと行くトコもある訳ですよ、計算も出来るからね
だけど、意外と穏便で、デリケートで、用心深くて…って感じですよね

(このお店も)自分の覚悟と決意だもんね
結構、色々話してたら『現金主義なんで…』って…
現金主義っていうのは、意外と大事で
自分が、そういう現金でやり取りするための蓄積、才覚、覚悟
…っていうトコが出て来るまで
それは、やってないと思うのね、ある程度の貯えもないと…

貯えは、別にアレですよ、財産のことだけじゃなくて、人間関係もすべて…
ね?そうじゃないと、やっぱり、ナンか、そういうバックアップじゃないけど
人の助けも、やっぱり借りるところがないと、色々、決心…

だから、ナンか『そうか!』と思って、覚悟のほどっていうか
自分が、その器になるまで待ってたってこともある訳でしょ?
自分で言いにくい(だろう)から、僕が言ってあげたから(笑)」と〆ておられました(笑)
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甲斐よしひろのジャーニー・ギター(第27〜29回)1

2017-10-27 18:43:00 | メディア
ついに、radikoでFM沖縄が聴けるようになり
「日曜日も仕事」の我が家もタイムフリーの恩恵に与ることとなりました♪

10月1日からの3週分は、那覇市の牧志にある
「BAR サクラザカ」で収録されたものみたいですが
番組冒頭から「この番組がスタートしまして、7ヶ月目に入りました」と甲斐さん

「半年過ぎて、まあ、これまでの気分は
これはもう『ジャーニー・ギター』の文字通り
ミュージシャンが沖縄を旅して歩くというようなこと…ジャーニー・ギターなんで…

僕もまあ、こう…非常に、色んな街、色んなトコ、色んな場所に行って
ナンか、こう…色んな人達を見るっていうことよりも
それ以上にナンか、どんどんこの街と縁を感じるようになって来たんで

これは、ちょっとFM沖縄のプロデューサーの思った通りにハマってるかな?俺は…と
術中に…という感じが、まあ、しとりますが(笑)」と話されたのは
このバーのオーナーでいらっしゃる安里トモミツさんとの会話に秘密が…(笑)

それはともかく…「僕、このお店は…とにかくこの店はね
最初来た時、ビックリしまして…あの…ジュークボックスが3台
これ、ちゃんと60年代、70年代、80年代みたいな…
そんな感じ?ああー、区切られて…
お話聴いてたら、ジュークボックス…
それはもう趣味ですよね?(笑)」と訊ねられ

「そうですね、昔から好きで…
古いボロボロのヤツ集めてまして」と安里さん
2週目の放送では「納屋みたいなトコ」に
集められたジュークボックスを置いて、コツコツ修理なさったことや
奥様に「『あのガラクタが、こんな生き返るんだね』って言われた(笑)」ことも話されてました

甲斐さんは「まあ、アレですね
ミュージシャンがギター集めるのと一緒みたいな…」とか
「じゃあ、店イジった時に、ちょっと1台だけイイですか?(笑)」と
かなり興味を持たれているご様子(笑)

でも…「ただ、昨日(来店した時に話を)聴いてて
東京は、ジュークボックスはメンテが高いんですよ
値段が高いんですよ、ちょっとビビりましたけどね(笑)」
…って、冗談っぽい口調とは裏腹に
ホントに「ちょっと欲しい」と思っておられるのかなあと…(笑)

トム・ペティのライブの後に行かれたパブにあった
最新型のジュークボックスの話も、結構、力入っていらしたし(笑)
博多のラジオ番組で、船の上にジュークボックスがあったという話にも
食いついておられたような気が…?(笑)

ともあれ…「50年代のジュークボックス
60年代のジュークボックス2台ある…計3台あるんですけど
3台並べてる店なんて、絶対、日本でないじゃないですか?たぶん、金輪際…(笑)
アメリカでもあんまりないと思うんですけど

よっぽどジュークボックスを、展覧会じゃないけど
そういう感じで見せたいという人以外はサ
なかなか考えないことだと思うんですけど…

しかも、そこの中身はですね
50年代のジュークボックスの方は、ホントに日本の昔の歌謡曲
まあ、もしくは歌謡ポップス…そういうのが全部入ってて

で、60年代の2台の方に洋楽が入ってて
これがまたですね、50年代のロックから…それからずっと
60年代、70年代、80年代っていうようなところまで
ニール・セダカからイーグルスまで、みたいなことですよね?

選曲がね、何て言うんですかね、こう…偏ってないし、これがまたシブイ!
『おお!』って誰もが言うようなポイントもチャンと押さえつつ
でも、チャンと売れたナンバーみたいな…

僕、一番最初にここに来た時、5〜6人で来たんですけど
最後は、もう帰る頃には【ミスター・マンデー】を大合唱してましたもんね(笑)
【ミスター・マンデー】なんて俺たちの世代しか知らないだろ(笑)
50歳、60歳しか知らないもんね
みんなそういう年齢だったんで、大合唱したんですけど…」
…と、ジュークボックスの中の曲揃えに感心なさったり

「ナンか、こういうジュークボックス3台、ドンドンと
そんな広くない中で、3台置いて
で、いっつも来てるお客さんが、まあー楽しそうじゃないですか(笑)
昨日、僕が来たら、あの…1人、イイ感じの
50代後半から60代前半みたいな方がですね、来られてて

まず、70年代ロックっていうか
ドゥービー(ブラザーズ)の【チャイナ・グローブ】(笑)
おいおい、ドゥービーかい?(笑)イイじゃないですか!
アレ一発で、その人となりが判るもんね(笑)

【チャイナ・グローブ】を選ぶ…
【リッスン・トゥ・ザ・ミュージック】じゃないんだ…みたいな感じがちょっとあったりして…
その後、今度、急に昭和歌謡に…(笑)

でも、みんな楽しそうじゃないですか、ここに来るお客さんが…
昭和歌謡もあれば、洋楽もあって
好きなものかけて、聴いた人が『来たか!』って…(笑)」
…と、その充実のジュークボックスを間に挟んで
お客さん同士、暗黙のやり取りが出来ることを楽しんでおられたり…

「だから、僕は、ここで…100曲くらいの曲を選んで置いてます
あと、使うのは、あなた達の自由です!っていうようなことですよね」
…って、お引っ越しの際に「人にあげたりした」とおっしゃっていた
大量のレコードの一部がこのお店に…?(笑)

「みんな、あんな楽しそうだっていうのを見てて
やっぱり、ちょっと狙い通りな感じですか?」と甲斐さん
安里さんが「そうですね、ここに来て楽しかったって帰って貰う
こんな嬉しいことはないですね」とお答えになると

「それがね、実は『この店、好きだなあ』っていうのは
『あの店、好きなんだよね、やってるアノ人も…』って
人間って、なる訳じゃないですか
そういうのって、ずっと、こう…回り回って行くもんで

その内、ここに来て…観光で…
(そういう方々が)大阪帰る、東京帰る、色んなトコ帰る
『ここ、あるよ』って(話す)ことになるんですよ
僕、今、なってるんですよ(笑)これ、もう冗談抜きで…

まず、ディスクガレージって
東京の一番デカいイベンター、その社長がいるんですよ、そいつ
えー、それから、まあ、ものすごいデカいプロダクション…って
力のあるプロダクションの常務ね

最近、話題になってる…コレ、奥さんで話題になってるんですけど
あの…まあ、俳優で『F』さん(笑)まあ、船越さんなんですけど…
みんな、ここに来たがってるんですよ
僕が、ペラペラ言っちゃったんですよ(笑)

やっぱりね、ジュークボックスが…しかも3台あるっていうのが
みんな、そこに惹かれるらしい」
…と、どうやら仲の良い飲み友達の皆さんに
かなり、おみやげ話をなさってるみたいですね(笑)

「僕もこの店で飲みたい(笑)」と安里さん
「ホントに、自分が飲みたい店を作ったんですよ」とおっしゃると

「そうだよね!あの…ミュージシャンもそうなんですよ
自分がまず、やりたい曲をやらないと…
しかも、その曲の一行でも良いから…
ま、例えば、何百曲作ってるとしますわね
したら、22曲、ツアーのために選ぶとするじゃないですか

そしたらね、何選ぶか?っていうと
今、その時代、その時代のタイミングで
一行でも良いから、グッと来る曲をやっぱり選ぶんですよ
で、その時代に自分で書いてるにも関わらず
『来ない』曲って、やっぱりあるから
それは選ばないっていうのがあるんですよね

だから、やっぱり自分で歌いたい曲を歌って
特に最初の3曲をバーッて、観客っていうか、オーディエンスに向けて
まず、やってるヤツが楽しまないと
客は絶対、反応して来ないんで…っていうようなこととか
たぶん、相当似てる感じだと思うんです」と、まくし立てられる甲斐さん(笑)

この言葉に関しては、甲斐さんが、20代の頃から変わらないようで
それこそ、ライブに限らず、他のミュージシャンの方の曲でも
映画や小説、ご自身のラジオ番組に届いたリスナーからのハガキでさえ
「この一行」「この一言」に「グッと来た」ものにしか
興味をお持ちじゃなかったみたいだし(笑)

年間100本以上もライブをなさっていた頃には
セットリストも変動が激しかったらしく
奥さんに言わせれば「甲斐さんの歌いたい曲」を
「甲斐さんの歌いたい時」に歌われるって感じだったようだし(笑)

何より「ステージの上にいる人が
楽しそうなライブは良いライブ」が持論の奥さんには
「さもありなん」な言葉なんですが
「22曲、ツアーのために選ぶ」という一言に
「アルバムは23曲選んだのに…」とツッコむことはヤメられなかったみたいです(笑)
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