ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

春~夏の連ドラまとめ2

2022-07-31 20:45:00 | 日記
奥さんが、ビルボツアー中にツイッターを覗くと、本来の目的である「甲斐さん」の他に
例によって、ソフトバンクの「甲斐さん」こと甲斐拓也選手に関するツイートと共に
ヒット件数を爆上げしていたのが「未来への10カウント」の「甲斐さん」

この「甲斐さん」は、主演の木村拓哉さんの「親友」役の名前で
演じていらしたのは、奥さんご贔屓の安田顕さん♪
「逃亡医F」での「フェロー」や、NHK「しもべえ」とは打って変わって
至って「フツーの人」の役(笑)…もとい、とても友達思いの「イイ奴」
…を好演なさって、毎回、ネットを賑わせておられました

物語は、高校時代のボクシング部からのつき合いである親友、桐沢祥吾(木村さん)が
高校4冠に輝き前途洋々だったはずが、網膜剥離によりボクシングを断念せざるを得なくなり
その後、ナンとか失意のドン底から這い上がり、愛する女性と結婚したものの
彼女は病に蝕まれていて、幸せな日々は長くは続かず…(汗)

ようやく前向きな気持ちになり、妻の好物だった焼鳥店で働き始め
やがて自分の店を持つまでになり、結構繁盛していたのに
コロナ禍で呆気なく閉店に追い込まれるという、まさに「歩く不幸のデパート」状態となり
死んだように生きているのを見かねて、かつての恩師(柄本明さん)と語らい
母校の廃部寸前のボクシング部のコーチになるよう説得するところから始まるんだけど

脚本は「HERO」シリーズでお馴染みの福田靖さんの書き下ろしで
その「HERO」でも主演を務められた「木村さんありき」のドラマになるだろうとの予想は
まあ、当たらずとも遠からずって感じだったものの
これだけ覇気のない…というより、すでに人生を投げてしまっている人間を
「あのキムタクが演じてる!?」という衝撃と

弱小ボクシング部を立て直して行くという想像通りのスポ根的な展開にしても
いわゆる「熱血教師」が、生徒たちをグイグイ引っ張るのではなく
様々な理由からボクシングを始めた生徒たちの熱意に圧倒され
押し流されるような形で進むのが新鮮でした(笑)

共演者の皆さんの顔ぶれも豪華で、ボクシング部の顧問に任命された教師役に満島ひかりさん
恩師の娘で、かつてボクシング部のマネージャーでもあった現校長には内田有紀さん
その腰ぎんちゃく的存在に生瀬勝久さん…って、満島さんと生瀬さんが議論するシーンでは
クドカンさん脚本のドラマ「ごめんね青春!」を思い出しクスクス(笑)
しかも、同ドラマで満島さんの姉役でいらした波瑠さんが
木村さんの亡くなった妻役で出演されてるし…(笑)

満島さんの妹(滝沢カレンさん)と息子(川原瑛都くん)との食事シーンや
職員室での八嶋智人さんらとのやり取りで、重苦しさが軽減されたり
逆に、実力のある転校生部員(村上虹郎さん)が
ボクシングを続けられない病を抱えていることが判明した際に
かつての自分の経験と共に寄り添う姿にグッと来たり

そして、やはりナンと言っても、ヤスケンさん演じる「甲斐誠一郎」の存在は格別で
「昔は女にだらしなかった(笑)」との証言とは少しニュアンスが違うものの
どうも惚れっぽい方らしく?(笑)満島さんに一目惚れしたかと思えば
親友の亡くなった妻にそっくりな女性(波瑠さんの二役)を待ち伏せたり(汗)
高校時代には、内田さんに片想いしていた節があったり…?(笑)

でも、親友の幸せを願い、黙って身を引いたり
親友のピンチを救うため、ムチャ振りに応えたり…と、その献身的な姿を見るにつけ
奥さんは「私だったら絶対、甲斐さんに惚れてまうけどなあ」と何度も口にしておりました(笑)
まあ、そう思われた方が大勢いらしたからこそ
放送日のネットで「甲斐さん」がバズったんでしょうね?(笑)

ただ…「さすがキムタク!」と唸らされたのは
役作りのためのボクシング指導を受ける時間が限られていらしたにも関わらず
試合やトレーニングの映像を研究なさったり
動きをイメージしながら、シャドーを繰り返され、生徒たちを鍛えるシーンに臨まれたそうで

昔々にボクシングをかじったことのある者の1人として言わせて頂くと
あのミット打ちは、経験者としか思えないくらいの完成度でしたし
「ここ一番!」という場面で、パンチを繰り出す瞬間のアノ目つきは
まさに「ボクサーの目」というべきもので、ビックリを通り越して脱帽でした!

また、満島さんとのロマンス案件が、かなり控えめに?描かれていたのも
片や死別、片やバツイチの男女が心を通わせて行く過程をリアルに表現していたと感じられ
…って、奥さんは「ボクシングに全く興味がなかった女性」が
必要に迫られボクシングに対する理解を深めて行く内に
「ボクシングに打ち込む男性」自身に焦点が移動するという展開に
「殴る女」を重ね合わせてキュンキュン(笑)

もっとも「殴る女」の和久井映見さんと吹越満さんは
お互いの気持ちに気づいているのか?いないのか?
最後まで「仲良くケンカ」する「トムとジェリー」みたいな関係だったけど(笑)
「みらてん」のお二人は、酔った勢いの満島さんのプロポーズから
サクッとしたラブシーンを経て、最後は焼鳥屋さんの奥さんに…というハッピーエンド♪

でも、視聴率的には「大成功」とは言えなかったようで
FRIDAYデジタルに、本来なら10話完結のところ、視聴率不振のため
1話繰り上げて終了というニュースがアップされ…って、これは誤報だったみたいですが
番組ファンの皆さんからは「『10カウント』ってくらいだから
やっぱり、10話までやって欲しい」との声が…(汗)

ただ、よくよく考えてみれば…
コーナーポストにもたれているボクサーにとっての「10カウント」は「勝利」を意味するものの
リングに沈んでいるボクサーは「10カウント」を聞く前に立ち上がらなければならない訳で
「最初から、9話で完結する予定だった」というテレ朝の主張には説得力がありますよね?(笑)

そうそう!その「みらてん」が終了した翌週は、同局の同曜日に放送されていた
内藤剛志さん主演の「警視庁・捜査一課長」が拡大版でオンエアーされるとの記事に対して
「一課長、大岩だ…なにっ?キムタク主演の『未来への10カウント』が
1話早めてご遺体に?わかった、すぐ行く!」
…と「一課長」の冒頭シーンを彷彿させるコメントがアップされていて
思わず、飲んでいたコーヒーを吹きました(笑)

その「警視庁・捜査一課長」は、シーズンを重ねるごとに
本田博太郎さん演じる刑事部長の登場シーンが、ハチャメチャになって来て(笑)
「どう受け止めればいいものか…?(苦笑)」と困っていたんだけど
「一課長」が最終回を迎えたあと、現在、テレ東でシリーズ化してオンエアー中の
同じ内藤さん主演の「警視庁強行犯係・樋口顕」を観る際に
刑事部長がいるか?いないか?で区別している部分もナキニシモアラズ(笑)
…って、内藤さん、刑事役が多過ぎですよねぇ?(笑)

「多過ぎ」といえば、テレ朝は「警察モノ」シリーズがホントに多くて(笑)
この「一課長」や「相棒」を始め「特捜9」
「遺留捜査」「刑事7人」「科捜研の女」…
(って、こちらにも内藤さんは刑事役で出演なさってます(笑))
まあ、これらのドラマをご覧になっているのは、シニア世代の方が多いみたいですし
「大いなるマンネリ」というか、シリーズごとの「マイナーチェンジ」が
ちょうど心地よく感じられるのかも知れませんね?

ただ、長寿番組のわりに映画化が遅かった「化捜研の女」も、ようやく映画化され
また、今クール新たなシリーズがスタートした「遺留捜査」の放送枠(木曜夜8時)は
次回の改編で「ドラマ枠」ではなくなるみたいだし
さんざん、話題を引っ張って来た「五代目の『相棒』」は
ナンと!初代の「亀山薫(寺脇康文さん)」刑事が返り咲きとの発表があり

主演の水谷豊さんの年齢などを鑑みるに、いよいよ「相棒」というドラマ自体が
フィナーレに向かっているのでは?というご意見もチラホラ…
もっとも、もしこの先、そういう予定があるのなら
確かに「2時間ドラマ」時代からご出演の寺脇さんほど相応しい「相棒」はいないと思います

…が、しかし、警察官を辞めて、サルウィン共和国に渡った薫ちゃんが
いったい、どういう経緯で「特命係」に復帰するのか?
出来れば、どなたかの「鶴の一声」といった力業ではなく
「ああ、なるほど!その手があったか!」というような説得力があって欲しいなあと…

ともあれ…「いたみん」こと伊丹刑事との久しぶりの罵り合い(笑)はもちろん
今や、すっかり「善人」になっている刑事部長を見て、薫ちゃんがどんな顔をするのか?(笑)
社課長や青木くん、小手鞠さん…といった、新たに登場したキャラクターと、どう絡んで行くのか?
亀山夫人もレギュラー復帰するのか?等々、楽しみしかアリマセン♪

それはともかく…奥さんが、歴代のレギュラーキャストに
「好きな役者さんしかいない」と言っている「特捜9」は
ベテランのスタッフの方々が、どんどん番組から外されていらっしゃるらしく

「9係」のファーストシーズンから出演されて来た津田寛治さんが
それに抗議する形で?レギュラーを降板なさって
「つまんな~い!」とボヤいていたんだけど(苦笑)
やはり、そんな視聴者の声が大きかったのか?
時折ゲスト…というか、準レギュラー的に登場されていて、ホッとした様子(笑)

「刑事7人」も、レギュラーメンバーでいらした倉科カナさんが
今クールの初回にいきなり「7人」から去られるという展開にビックリ!
「えっ!?青山刑事(塚本高史さん)とは『単なるルームシェア』から
本格的な同棲、そして結婚かな?」と想像してたのに…(笑)

まあ、新シーズンの第1話で、前シーズンのレギュラーメンバーの方が
新シーズンから新たにレギュラー入りされるメンバーの方を
ゆずり葉のごとく迎え入れて去って行かれる…というパターンは
「BOSS」のシーズン2の初回でシーズン1のレギュラーでいらした吉瀬美智子さんが
長谷川京子さんと交代なさる際にも使われてましたが…(笑)

そういう意味では、レギュラーメンバーを定期的に「殉職」させていた「太陽にほえろ!」は
画期的というか、長寿番組へのテコ入れには、絶大な効果があったんじゃないかと…?
もっとも、そのきっかけは、毎週の放送日だった
「金曜日」が、たまたま「13日」にあたったためってことだったような気が…?(笑)
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春~夏の連ドラまとめ1

2022-07-30 20:58:00 | 日記
甲斐バンド好きでいらっしゃる馬場俊英さんの番組の記事を書いた時に
「大河ドラマ」の話題から「鎌倉殿の13人」について少し触れさせて頂きまして

そういえば、甲斐さんのビルボツアーレポに追われ、春ドラマの記事を書いてなかったことと
もうすでに、各局の夏の連ドラが出揃っていることに気づき
この際、春夏まとめてザックリとご紹介しようかと…(苦笑)

…で、大河ドラマの次は朝ドラでしょうということで、まずは「ちむどんどん」から…
前作「カムカムエヴリバディ」にハマった勢いで視聴を開始したものの
そのストーリー展開と、特に「にーにー」に「ちむイライラ~!」状態(苦笑)

いきなり、ヒロインの父親が亡くなり、楽しみの1つだった大森南朋さんが観られなくなるし
大黒柱を喪った一家の家計を鑑み、東京の親戚の養女となることを決意したヒロインに
グッと惹き込まれたのに「やっぱヤメた!」と手のひらを返されるし…(苦笑)

運動会のために、お母ちゃんが無理して働いて
やっと用意してくれた体操着や運動靴を豚小屋に放置し台無しにしたり
沖縄の本土返還に乗じた「ドル→円」両替詐欺に引っかかったり

その素行の悪さで、家族にさんざん迷惑をかけたにも関わらず
謝るどころか、すぐにトンズラしては、ほとぼりが冷めた頃、シレ~っと戻って来たり…と
まさに、テレビの前で「ありえん!」を連発させる「にーにー」のおかげで
何度となく視聴を断念しそうになりました(汗)

ただ、一番「ちむイライラ」するのは、エセ沖縄弁というか
テレビドラマ用「全国の皆さんに通じる」方言は、関西弁や東北弁などにも用いられ
地元の方以外には「そんな感じ」と受け入れられるものだと思うんだけど

とにかく、その使用頻度が高く「アキサミヨー!」「まさかやー!」を始め
「しんけん(真剣)?」「ありえん!」など、驚いた時に大声で叫ばれるフレーズはもとより
会話の中に、やたらと「~なわけ」や「~な訳よ」が登場するのが耳についてしまって…(苦笑)

同じく沖縄を舞台にした朝ドラ「ちゅらさん」のプロデューサーでいらした菅康弘さんは…
「濃いホームドラマを作りたかった。ちゃぶ台を家族で囲む風景が
平成でも馴染みそうだったのが沖縄で、沖縄を舞台にするからには
地元の人も納得できる言葉遣いにしたいと考えた

だが、沖縄の言葉をそのまま使うと、他の地域の人には理解が難しい
朝の身支度をしながらでも『聞ける』ことが、朝ドラでは重要だった
『沖縄ことば指導』を担当した藤木勇人さんが
標準語から沖縄の言葉に『翻訳』した台本を、全国の人が楽しめる表現に整えて行く
そうして生まれたのが、ドラマ独自の『ちゅらさん言葉』だった」…と明かされ

「語彙や文法は、ほぼ標準語のまま、抑揚の付け方や『~さあ』といった語尾で
沖縄の雰囲気を出していた『ちゅらさん』の登場人物が
沖縄独特の言葉を使う時には、しばしば字幕での補足を入れた」のに対し
「ちむどんどん」では、特に説明もなく、独特な言葉が多用されているのは
「沖縄の言葉が浸透して来たということ」らしいんですが、ちょっと使い過ぎじゃね?(苦笑)

それはさておき…「朝ドラ」に呼応するように?かつての「銀河テレビ小説」よろしく
この4月から、月~木曜夜に新設された「夜ドラ」は
帯ドラマとして、連日決まった時間に視聴を習慣化する役割を担う訳ですけど

編成担当の方によれば…「夜9時や10時に比べ
11時前後は、視聴者がチャンネルを変えにくい傾向があり
11時を過ぎると、一気に就寝することが明らか」みたいで
11時台の若者向け番組へ繋ぐためにも、10時45分スタートは「狙いどころ」なんだとか…

また「『15分という尺が観やすい』という声が届いている」のは
「毎回15分の内、冒頭の30秒ほどで、前回までのあらすじが説明される」ため
「途中から観てもすぐに追いつける」ことや
見逃し配信で「複数話まとめて観ても、疲れずに楽しめる」ことが考えられるそうです

その「夜ドラ」第1弾は「卒業タイムリミット」
卒業式の3日前に、高校3年の主人公ら4人に謎の手紙が届き
その指示に従って、QRコードを読み取ると「72時間」とのカウントダウンが始まり
生徒たちに人気の女性英語教師が監禁拘束されている様子が映し出され

犯人が、その4人にしか解けないという「誘拐の謎を解け」と命じるトコから始まり
疑わしい教師たちや関係者、4人の高校生たちの秘密が次々と明かされつつ
タイムリミットが迫る中、女性教師の救出に向かって展開して行くといった内容で
少々、ご都合主義的なキライはあったものの、最終回まで楽しめました

第2弾の「カナカナ」は、眞栄田郷敦さん演じる元ヤンキーの青年が
人の心を読める5歳の少女を引き取り育てることになるという
いわゆる「ハートフルコメディー」なんだけど
この「佳奈花(かなか)」ちゃん役の加藤柚凪さんが超可愛くて、毎回その健気さに癒され(笑)
今は「家庭教師のトラコ」で、再会を果たしております(笑)

そして、第3弾は、BSプレミアムで放送された
「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」の再放送で
こちらは、星さんの「ショートショート作品」を、1話完結で実写化してあり

かつて「ショートショート」を拝読した身には、懐かしさと新しさが同時に味わえるわ
出演者の皆さんの顔ぶれが豪華だわ、と贅沢な15分でした
今後、是非ともシリーズ化して頂きたい作品です♪

ちなみに…現在放送中の「事件は、その周りで起きている
~事件を一切解決しない刑事コメディー~」は
これから、見逃し配信で一気見する予定です(笑)

続いては「連ドラ」ではないんですが…
「三夜連続ドラマ脚本芸人」というタイトルのオムニバスドラマで
そのタイトル通り、3人の芸人さんが、1話ずつ書き下ろされた脚本を3夜連続でドラマ化

脚本をお書きになる芸人さんといえば…と、バカリズムさんを思い浮かべた奥さん
甲斐さんのビルボライブから遠征先のホテルに戻って観た「IPPONグランプリ」で
バカリズムさんのお答えに大笑いして、ライブの余韻が吹き飛んだことを思い出したらしい(笑)

ちなみに…お題は「『それ、坂道でやることじゃないだろ!?』…なに?」というもので
バカリズムさんのお答えは「2泊」…(笑)
奥さんが「1泊やったらエエんかい!?(笑)」と
テレビに向かってツッコんだのは言うまでもアリマセン(笑)

それはさておき…第1夜は「THE W」王者の吉住さんが脚本を担当されたんだけど
「さすがコント師」と申しますか、ドラマの舞台が
「テレビ局のエントランス」に、ほぼ固定されていて

ドラマの撮影のためにやって来る女優(趣里さん)と
エントランスの警備員(藤木直人さん)のやり取りだけで進んで行くのが
「二人芝居」の舞台みたいな感じで面白かったです♪

第2夜の脚本は、前夜の「ほのぼのしたイイ話」から一転
衝撃の結末を迎えたことによる、テレビ局の内情を
空気階段の水川かたまりさんが引き継がれ、こちらも舞台はテレビ局の編集室にほぼ固定…

問題を起こした女優が出演したロケ番組の映像が、お蔵入りにならないように
件の女優の姿を全てカットの上「尺」も足りる映像に編集し直して
オンエアーに間に合わせろという番組プロデューサーの指示の下
若手ディレクター(知念侑李さん)が、ベテラン編集マン(遠藤憲一さん)と共に
このミッションに挑む…といった内容でしたが

かもめんたるの岩崎う大さんが、お書きになった第3夜は
視聴者からの意見やクレームに対応する部署「視聴者センター」が舞台で
新人オペレーター(佐久間由衣さん)が、前日放送されたロケ番組に対する苦情にアタフタ(汗)

そして、無言電話が2回続いたあとに、滑舌の悪い男性からの電話があり
次に「エッチな電話」が来たら「管理者からの暗号」だと
先輩オペレーター(酒井若菜さん)から告げられ、その4本目の電話がかかった途端
「アンタ何者!?」と首を絞められ、気がついた時には椅子に縛られていて
大勢いたはずのオペレーターたちは消え失せ
黒づくめの衣装をまとった先輩オペレーターが目の前に立ちはだかり…

と、にわかにサスペンスタッチに変わったかと思ったら
実は、この新人オペレーターは、先輩オペレーターに電話をかけ続けていた視聴者で
この先輩に会いたくて入社して来たことが判明
「ひゃ~!」と驚くヒマもなく、何故か突然、舞台は屋上に移り
先輩が新人に「あなたは、暗号に導かれて視聴者センターに来た
新しい女王になるのだ」と言うと、社長までが挨拶にやって来て
「ナンじゃあ、こりゃ!?」状態になったトコで

「視聴者センターは、フレッシュな人材を待ってます」と3人が笑顔で手を振ると
「湾岸テレビ視聴者センターでは新しい仲間を募集しています」というナレーションが流れ
ようやく、これまでの流れが「CM」だったことに気づいて苦笑い(苦笑)
そのCM映像を編集しているのが、知念さんとエンケンさんで
エントランスでは、藤木さんが警備中…って
そこに到着したタクシーから降りて来たのは?…という無限ループ的なエンディング(笑)

なかなか実験的なドラマでしたけど、普段「ネタ」を書いていらっしゃるだけあって
3人3様の味わいが滲み出ていて興味深かったです♪
もしも、第2弾が作られるなら、また別の芸人さんの脚本でお願いしたいなあ♪
サンド富澤さんやパンサー向井さん、ロバート秋山さん、東京03飯塚さん…って、贅沢過ぎですか?(笑)
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押しても弾いても(7/22)4

2022-07-28 15:37:00 | メディア
「かりそめのスウィング」と「破れたハートを売り物に」を流されたあと
「今日、特殊な曲が続いてるんで、えー『これぞ甲斐バンド!』って曲をね、次にね」と押尾さん

「まあ、この曲は、えー、1975年リリース3枚目のシングル
先ほど聴いて頂きました『かりそめのスウィング』のB面に入ってた…
(『えっ!?これ、B面なんですか?』と南さん)
『B面かい!?』と、今思ったんですけど…(笑)…(『あっ、B面なんだ!?』)

あのー、ね、えーと…2枚目のアルバムね
『英雄と悪漢』に収録されてるんですけど
これ、ライブではもう、B面のこの『ポップコーンをほおばって』って曲はもう
ライブの絶対、定番曲なんですよ!絶対、この拍子だったら、みんなもう盛り上がる
『♪ジャンジャンジャン!シャカシャカ…♪』…(と、実際にギターでお弾きになりながら)

これ!『うわぁー!キター!』ってなる曲なんですけど…(『待ってたー!みたいな…』)
だから、むしろ『かりそめのスウィング』の方が、わりと(ライブ)前半で演奏したりするんですけど
『ポップコーンをほおばって』は、後半でやるんですけどね
あまり…だから、甲斐さん、A面B面のアレがなかったのかも知れないですね」

…と、おっしゃってましたが、アナログレコード時代のリリースですから
シングルのAB面はもちろん、アルバムの曲順にも意味があるというか
甲斐さんは、A面の1曲目から順に聴いて貰うことを前提に配置なさっていたと思われますし

「裏切りの街角」のヒットを受けての第3弾は「かりそめのスウィング」と
オリジナルを大幅に編曲し直された「ポップコーンをほおばって」の「どちらをA面にするか?」
…ではなく「裏切りの街角」とは全く雰囲気の違う
「『かりそめのスウィング』で行く!」と、お決めになったあと
「じゃあ、カップリングは何にしようか?」という流れだったんじゃないか?と…知らんけど(笑)

それはともかく…
押尾さんは「すごい良い曲ですね『ポップコーンをほおばって』は…その…ナンて言うかね
あの…『♪タンタンタン、タタタッタン♪』って、すごいポップなタッチで
アイドルっぽいリズムなんですけど、そこにロックのテイストがあって
『♪タンタンタン、タタタッタン、タンタンタン、タタタッタン♪』って、ベースが下がって行くんですよ

(ギターは)ずっと『♪タンタンタン、タタタッタン♪』なんですけど
ベースは『♪タンタンタン、タタタッタン、タンタンタン、タタタッタン♪』っていう
その、すごいベースが変わって行くトコが、こう…おしゃれというかですねぇ
…と、ギターを弾いて説明なさってましたが
押尾さんが、バンドを組んでいらした頃は、エレキベースを担当されてたんですよね?

ともあれ…押尾さんが「まあ、やっぱり、その…イントロですね
このイントロは、誰しもが弾いたんじゃないですか?」と
甲斐さんが、この番組に初めて出演なさった時と同じく
「ポップコーンをほおばって」のイントロをお弾きになり

南さんが「えっ!?これ、押尾さん、初めてこう…甲斐さんとツアー回ったじゃないですか
(その)時に、色んな甲斐バンド、甲斐さんの曲弾いた訳でしょ?
これは、ドキドキしました?弾く時…」とお訊ねになると

「イヤ、僕…だからね、甲斐バンドのファンでしょ?
だから、やっぱり『こう弾くべきだ!』っていうのはあって…
ほいで、甲斐さんの方がもっと柔軟で、もっとライブ版として、アコースティックだから
あのー『アコースティックみたいな感じにしようよ』っていう声があって
(甲斐さんも、そう)おっしゃってくれたけど

『イヤ、僕、あの…バンドの感じでやりたいんですよね』って…アホでしょ?それ…(笑)
(『フツー、逆だよね(笑)』と南さん(笑))
イヤ、その…落ち着いた感じのヤツは、アコースティックな感じ…
でなくて、ロックの感じ(の曲は)そのままギターでやりたい

僕、バーン!って(ギターの)ボディ叩きながら一生懸命…
『ちょっと聴いて貰っていいですか?』とか言って、そういうの
ものすごい、僕、暑苦しかったですね(笑)…(『イヤ、嬉しかったと思うよ(笑)』)

『氷のくちびる』って曲もね、それは、しっとりしたバラードのバージョンもあるんですけど
それじゃなくて、あの…ロックなヤツで行きます!
『♪抱かれてもひとつに…♪』…この…この…完璧です!
『ドン、ツッチャ』も…これもいいけど…その辺をね、こう…思いを伝えたりしましたけどね」

…と熱く語っておられましたが(笑)その甲斐さんとの「MEETS」ツアーの際にも
「僕がもうちょっと若くて、甲斐さんのことを全く知らないミュージシャンだったら
全く違うアプローチで、全く別解釈の演奏になっていたと思うんです
でも、僕がやると、一つ一つの曲に対する思い入れも全部入って来るから…

それと、ファンならきっとこういう風に弾いて欲しいと思うだろう…っていうことも
意識してしまうんですよね、僕自身がファンだから…
甲斐バンドの曲を新しいアレンジで演奏されたりするとガッカリするんですよ(笑)
変えていいところと、絶対変えちゃいけないところっていうのがあるんです
ファンの気持ちが判るから、そういうところが演奏に出るんでしょうね」…と話されてました

南さんが「すごい熱いファンじゃないですか!(笑)」とおっしゃると
「ああー、そうですね、僕はまた甲斐さんの、そのツアーも3回くらいやらして貰いましたけどね
毎回(ツアーが)終わるたびに泣いてましたね…(『うわぁ、そうだろうねぇ』と南さん)
『これで終わりか…寂しいなあ…』って…(笑)…(『またやりたいんだ?』)

それを見たね、甲斐さんがまたね…それを見てね
『甲斐さんがウルッとしてくれてる!?もしかして?』と思いながら…
(『ええー、そうなんだ!?いい話…』)…思い出しましたけどね」とおっしゃってましたが
甲斐さんは、そのツアー最終日のMCで…「ステージが始まる前に、押尾くんが
『今日で終わりじゃない!』って言って泣くんだよ(笑)」と笑っておられたそうです(笑)

ただ、毎回、ツアーのたびに押尾さんが…
「もう半分終わってしまった、寂しい…」と呟かれたり
「あと◯本…」と哀しげにカウントダウンなさったりしていらしたので
甲斐さんも、そこまで慕って下さる押尾さんをご覧になって、思わず貰い泣きなさったかも…?

そもそも、甲斐さんから、ツアーのオファーを申し出られた時にしても
「甲斐さんの気が変わらない内にと思って、すぐOKしました!(笑)」とか
「あとから『やっぱりヤメた』と言われても
甲斐さんから声をかけて貰えただけで幸せです」とおっしゃってましたもんね?(笑)

そして…「じゃ、聴いて貰いましょうかね」と押尾さん
「聴いたら、このコーナー終わっちゃいますけど、先生、聴いちゃっていいですか?(笑)」
…という南さんの言葉に「イヤ、だから、もう1回やれば…(笑)…(『だから?』と南さん)
どんだけやりたいんだ!(笑)」と返され(笑)
「じゃあ、行きましょう、甲斐バンドで『ポップコーンをほおばって』」を流され

1コーラス目が終わったトコで「イイねぇ!」と洩らされ(笑)
南さんから「もう(ただの)ファンじゃん!(笑)」とツッコミを入れられつつ(笑)
「まあ、ロックだけに限らず…まっ、甲斐さん、独立されて
えー、甲斐よしひろ名義で(アルバムを)出されまして、KAIFIVEで出されまして…
えー、色んなスタイルでやってますけど…

ロックの方なんですけど、ロックにとらわれず
ナンか新しいものも採り入れて行くところが
やっぱり甲斐さんはスゴイなと思いますけどもね
やっぱセンスですよねぇ、その…音の採り入れ方が非常に早いですね
掴むのが…その時代のサウンドを掴むのが…

(『それは今でもそうだなと思うんです。結構…まあ言ったら
お年を重ねていらっしゃるんだけど、新しいもの好きなところだったりとか
だからもう全くもって、若者に遅れを取ってない感じとかがスゴイなと思います』と南さん)

そうですね、常にアンテナ、こう…張り巡らされてますけどね
まあ、甲斐バンド…(『またやりましょうよ!』)…そうですね
まあ、今回、3曲でしたけどね、いかがでしたでしょうか?
押尾コータローの『音楽の教科書』甲斐バンド編でした」…と第2弾を予感させながら終了♪

その後、7月25日にアップされた「スタジオ日記」には…
「今週は『音楽の教科書』甲斐バンドです!
僕も一緒にコンサートをさせて頂きました、憧れのアーティスト、カリスマです
一風変わった楽曲であり、大ヒット曲『かりそめのスウィング』
ジャズのテイストが入っているけどロック。バンドの懐の深さを感じます
音楽エッセンスをしっかり呑み込む力です

続いては『破れたハートを売り物に』
パーカッションのリズムがめっちゃ好きなんですよ
編成がシンプルで、歌詞の世界や歌声がストレートに響いて来ます
最後は『ポップコーンをほおばって』
シングル『かりそめのスウィング』のB面です
ベースラインが下がって行きながら、変化して行きます
このイントロをカバーした人も多かったんじゃないかなあ

僕は高校生の時から甲斐バンドの大ファンで
その憧れの甲斐さんと一緒にツアーをさせて貰った時にも
ファンの1人として『甲斐バンドはこう!』っていうのがあって
『バンドの感じでやりたいです!』と言ったんですよ(笑)

一生懸命アレンジして、同じステージに立てた時は感無量でした
まだまだかけたい曲があるなあ。またやりたいです!」
…と、オンエアーと変わらない熱さで「甲斐バンド愛」を綴られてました(笑)

ちなみに、南さんは…「『音楽の教科書』は甲斐バンド!
甲斐よしひろさんは何回も『押し弾き』にお越し頂いてるので色んなお話お聴きして来ましたが
ツアーもご一緒されてる押尾さんならではの解説と
昔からのファンならではの視点のお話が楽しかったですね!

初めて甲斐さんが番組に来て下さった時のこと
毎回、嬉しそうにお話して下さったことを思い出しましたよ!
そろそろまた、お越し頂けるといいですね!」と記されていて
奥さんも、秋のツアーのプロモーションで出てくれないかなあ?と申しておりました(笑)
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押しても弾いても(7/22)3

2022-07-27 15:16:00 | メディア
甲斐さんが、右用のギターをそのままひっくり返して左手でお弾きになっていることについて
南かおりさんが「甲斐さんは、それは、その…
カッコいいからっていう訳ではなくって、逆にしてるから…」とおっしゃると
押尾さんは「イヤ、ナンかね、甲斐さんに聴いたんですけど

甲斐さんが『ギター教えたるわ』って、ギター教えて貰った人が持ってたギターを
そのまんま(正面から)見た目で…かおりちゃん、見たまんま…だから、こう…
甲斐さんから見たら、こう…ギターは、このネックの方が右に見えますよね
かおりちゃんが持ってて、で、僕が正面に…こっちにいるとしたら
そのまんま、鏡を見るようにやってたんですね…(『ああー!なるほど!』)

そこ、あの…『教えてくれても…』って、ツッコむんが良かったんですけど
そうやなくて、たぶんツッコまなかったんですね…(『「イケてるやん!」言うて…』)
そうそう!そうそう!おうてる(合ってる)
全く、こう…見た目…『鏡のように見て、そのまんま学習した』言うてましたけど…

(『スゴイですね!何それ、都市伝説みたいな話(笑)』)
そう言うてたけどね、甲斐さんは…(『ホントに!?(笑)』)…冗談かな?
ホントに聴いたんですけどね…えー、そんなこと言われてましたけどもねぇ」と話されてましたが

もちろん、これは「子供に『ごはん粒ついてるよ』って頬っぺたを指しながら言うと
『あっ、こっち?』って反対側の頬っぺたを触るみたいな…アレとは違うからね(笑)」という
例の「ネタ」と同じ冗談で、ホントは「デラックスパンチ」のタブ譜を
反対側からご覧になって、コードを覚えられたんですよね?(笑)

ともあれ…「まあ、そんな甲斐さんの…でも、それがね
(甲斐バンドの)ドラマーの松藤さんに言われましたけど
『押尾くんは、その甲斐のチューニングをやったらどうじゃ』とか言うて…
(『甲斐のチューニング?』と南さん)
そう、要するに『裏側』のチューニングね…(『ああー!』)

6弦を下に張って、高い弦を上に張るっていうチューニング
フツーのチューニングだけど、その弦の配置が違うのを
『それ、オープンチューニングじゃろ』とか言うから『そうですね』
『これ、絶対、曲作ってみなよ』とか言って

『そうですよね、でも、僕、どうも難しそうですね、それ…』とか言って
今まで考えもしなかったお題を頂きました、ええ…(『新しいアプローチですね』)
出来てないんですけどね、そんなこと言われましたけど…」と明かされてましたが(笑)

押尾さんは以前のインタビューで…「僕はギタリストとして松藤さんを尊敬しています
松藤さんのギターは、とても繊細で、歌の邪魔をしない
自分が目立つのではなくて、歌い手が気持ち良く歌えるギターだと思う
歌いやすいギターってなかなか弾ける人がいないんですよね。絶対、邪魔しちゃうんです

甲斐バンドの時も松藤さんのドラムが、めっちゃ好きでした
バンドを支えてるって感じのカッコ良さですよね
それは、ギターに持ち替えた今でも変わってない
あの歌との間合いの取り方は、やっぱり甲斐よしひろの歌に対する愛です
それが基本にあるんだと思う

松藤さんに『押尾くん、ギターは腰で弾くんじゃあ』って、言われたことがあるんですけど(笑)
『おっしゃる通りでございます』って感じですよね
僕はまだ腰では弾けてないんですけど、もっと勉強させて貰います!」と話されていて
松藤さんとも、かなり親しくなられたご様子でした

それはともかく…南さんが「まあ、でも、ねぇ?(甲斐バンドが)大好きですから、押尾さん
甲斐バンドのね、甲斐よしひろさん、選ぶのスゴく大変ですよね?曲ね」とおっしゃると
「そう…なんですけど、まあ、やっぱり、そん中で、今からご紹介する曲は
『破れたハートを売り物に』…これも大ヒットした曲なんですけどね」と押尾さん

「これ、1981年リリースの19枚目のシングルですね
アレンジは、ムーンライダーズのギタリスト・椎名和夫さんって方なんですけどね
これ、パーカッションがね、ナンてか、ハチロク(8分の6拍子)の
『♪ンポンポポプンプンプンプンププ♪』って
このパーカッションのリズムが、めっちゃ好きで…

後にも先にも、このパターン聴いたの、甲斐バンドしか聴いたことないんですよ
(『ええーっ!?』と南さん)…このリズムパターンで、同じビートで
あのー『ナイトウェイヴ』にも使われてるんですけど

でも、やっぱ『甲斐バンド節』なんですよ!『♪トンツツトントントン♪』って
『これ、ナンか、他のバンド弾いてるの見たことないな』みたいな…
これ、ホンマに甲斐バンドの唯一のオンエアちゃうかなと思うんですけど…

そこで、アカペラで『♪破れたハートを♪』って
こう…歌って行くんですけど…すごいシンプルな編成なんですけど
そのパーカッションのリズムのパターンが、めちゃくちゃ心地よくて
ホントにもう幸せな気持ちになれる曲の1つなんですけど

甲斐バンドで…まっ、甲斐バンドで、カッコいい…
『甲斐ーっ!』って叫びたくなる曲も多いんですけど
この『破れたハートを売り物に』は、こう…ナンか幸せに包まれるような、このビート
ちょっと、これ、聴いて貰いますね…(『へえ!聴きたい!』)
甲斐バンドで『破れたハートを売り物に』」…を流されてましたが

意外と「打ち込み系」がお好きだとおっしゃる押尾さんが
「一番好きな曲」に挙げられただけあって
大サビの手前で、南さんが「これはもう独特な…独自の…」とカットインなさってからも

「そのハチロクの『♪プンプン スットントントントン♪』っていう
この3拍子なのか?4拍子なのか?その辺、こう…フワフワしてる
クセになるリズムと言いますかね?これはもう、ナンか甲斐バンド唯一無二な
甲斐バンドのサウンドじゃないかなと思いますけどね

ナンか、昔のロック系な曲だと、良い意味で、こう…
その…リスペクトしてるっていうのが感じられるんですけど
この曲…『破れたハートを売り物に』って、ホントにもう、甲斐バンドしか聴いたことがないんです

(『甲斐バンドオリジナルみたいな感じですかね?』と南さん)
ナンだろ?もう、このリズムで、またもう1曲作って欲しいっていう感じがしますね
(『そうですね、自分の…自身のオマージュみたいなね、リスペクトみたいなね』)」
…と「破れたハートを売り物に」について、熱く語っておられました

ここで、南さんが「この頃…でも、押尾さんは、リアルタイムで
レコードとか買ってた頃ではないですよね?まだ…」とお訊ねになり
押尾さんは「そうです、僕は…その次の次くらいのアルバムかな?
あの…『GOLD』ですね、アルバムを買って
それから、その『GOLD』ツアーですね、行きました!大阪城ホールに観に行きました

(『「甲斐ーっ!」って、言ってた時?(笑)』と南さん(笑))
ハイ!『甲斐ーっ!』言ってました(笑)
大阪城ホールだったんで、もう甲斐バンドが遠かったです
(『うんうん、うんうん、まあでも、そりゃ嬉しかったでしょう?
生でね、ライブ行けた訳ですから…』)」

…と、甲斐さんとの「MEETS」ツアーのMCなどでも披露なさっていた
「大阪城ホール」ライブのことに触れていらしたけど
我が家が一番好きなのは、当時の押尾さんが、お母様に
「チケット代と、あとグッズも買いたいから…」と、お小遣いをお願いなさったら
お母様が「チケットか、グッズか、どっちかにしなさい」とおっしゃったらしく
「イヤ、グッズだけなんか意味ないし!(笑)」と
ツッコミをお入れになったというエピソードです(笑)

我が家の住人も、中高生の頃は、1つのツアーの中で
京阪神の会場のライブに参加するのが精一杯だったらしく
アルバムを買って、チケットを買って、ライブに来て行く服を買って
ライブ当日、往復の交通費や飲食代を出したら
パンフレットがギリギリ買えるくらいしか残らなかったみたいで
いまだに「昔のツアーグッズ欲しかったなあ…」と申しております(笑)
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押しても弾いても(7/22)2

2022-07-26 20:35:00 | メディア
この番組に甲斐さんがゲスト出演なさったことがきっかけとなって
「えー、まあ(甲斐さんと)ツアー回りましたけど…」と押尾さん

南さんに「改めて…」と促されて…「ハイ!あの…甲斐バンドはですね
1974年に、えー、シングル『バス通り』でデビューしましたけどね
この『バス通り』って曲は、ホントにフォークでした

たぶん、甲斐さんは…その『バス通り』もヒットしてますけど
この路線じゃなくて、もう一皮むけたかったんですよね
だから『俺たちはロックで行きたい』っていうのが…思いがあったんで…

でも、でも、フォークがキライってことじゃないんですけど…
けど、でも『「バス通り」ではなくて、次のシングルで…』っていうことを言っておられましたけどね

まっ、甲斐バンドって、ホントに、あの…甲斐さんだけじゃなくて
ギタリストの、あの…大森さんが歌ったりとかですね、えー、松藤さんが歌ったりとかですね
『あっ、ホントにバンドなんだ!』って…

ナンかね、あの…フツー、バンドっていうのは
ボーカルは1人だけっていう感じでですね…(『そうですよね』と南さん)
そういうトコもあって、メンバー思いって言いますか
メンバーにも、ちゃんとこう…出番を与えるみたいな…そういうところもありまして…

まあ、その中で、まあ1曲聴いて頂きましょうかね…(『えー!なに?なに?なに?』と南さん)
えー、その中でも、ちょっと、僕が異色と思った甲斐バンドの曲…

これ…これも大ヒットしたんですよ、大ヒットしたんですけど
甲斐バンドなのに、すごくジャズな…えー、その…ナンて言うか
その…ヨーロッパのジャズって言うか、その…ジプシージャズのような…その雰囲気のある曲で…

それ、しかも、アコースティックギターっていうか、まあ、ガットギターですね
ガットギターで、イントロで使ってるのがジャズで、4ビートが効いて
その中で歌ってる、ちょっと大人の甲斐バンドの曲を聴いて頂きましょう

これも大ヒットした曲ですね、えー、1975年にリリース、3枚目のシングルでございます
えー、甲斐バンドで『かりそめのスウィング』」をピックアップされてたんだけど

甲斐さんご自身も、この曲をベストアルバムに収録なさる際に
ジャズテイストをより強く押し出すために、ドラムを入れてリマスタリングされ
ライブでは、中盤にスペシャルセットで披露なさってましたよね?

奥さんが、このオリジナル音源の甲斐さんの声に萌えていたら(笑)
1コーラス終わったトコで、南さんが「『かりそめのスウィング』…ええ曲ですね」とカットイン(笑)
まあ、押尾さんは「セクシーな甲斐さんの声が響いてますけども…」と返されてましたが…(笑)

南さんの「これもう、ホント、1枚目、2枚目、3枚目って、すごい雰囲気違う…よね?」
…との言葉に「そうですね、2枚目が、あのー『裏切りの街角』ですね
甲斐さんは、やっぱ、その…『裏切りの街角』のアノ感じで行きたいと…
『俺たちは、やっぱロックで行きたいぞ!』ということで
2枚目は『裏切りの街角』だったんですけども…

その(あとの)3枚目で、また違う路線で
『このバンドは、どのジャンルなんだよ!?』って思わせる…
でも、でも、やっぱ甲斐バンドのサウンドなんですよね、やっぱ…
ジャズなんだけど、上手く採り入れた、この感じが、たまらなく好きですね、僕ね、ハイ」

…とおっしゃってましたが、ホントにこの曲は、セールス云々はともかく(失礼!)
業界の方々に好評というか、玄人受けする曲みたいで

「『裏切りの街角』がヒットしてからさ、時代の掴み方っていうのか
ニオイの嗅ぎ分け方っていうのか、ナンかそういう直感がね
俺は間違ってないんだっていう自負が出てもいたんだよね

『ああでもない、こうでもない』っていうんで
二十数年間、研究して来た『甲斐よしひろ操縦法』の研究の成果がですな
『「裏切りの街角」のヒットで実証できた!』と、こう…単純に俺は思ったんだな
しかし…この山師っぽい思い込みが、今思うと残念だねぇ(笑)

この気負いが、次のシングル『かりそめのスウィング』になだれ込んでコケさせたという…(笑)
この頃の俺は、俗に言う『若気の至り』というもんに取りつかれていたんでしょうなあ(笑)」

…と振り返っていらした甲斐さんは、当時、事務所やレコード会社の皆さんの
いわゆる「2匹目のドジョウ」狙いの意向を退けられ
この曲を「裏切りの街角」に続くシングルになさったことが
ある意味「報われたような」気持ちになられたんですよね?

それはさておき…南さんが「甲斐さん…でも、ギターって
押尾さんにとって、どんな感じなんですか?」とお訊ねになり
押尾さんは「あのね、甲斐さんってね、何がスゴイって
レフティって言うんですかね?左利きなんですね

だから、僕とギターで並んでも、ぶつからないんですね
(『あっ!そうか!そういうことですよね』と南さん)
上手い具合に、あの…ギターのボディのお尻とお尻がぶつかるくらいなんで(笑)
えー、見た目的には、スゴくイイんです…(『シンメトリー』ですよね)

…とお答えになっていたけど、お二人でプロモーション番組に出演なさって
その番組で出された料理を召し上がる際に、押尾さんが甲斐さんの左側に座っていらしたので
お箸を持つ手の肘と肘が、時々ぶつかっておられました(笑)

ともあれ…「それがスゴイ!…そこやなくて(笑)…何がスゴイって言うと
甲斐さんは、僕が今持ってるギターをそのまんま、ひっくり返します
だから、ひっくり返すとどうなるかって言うと
フツー、太い弦が一番手前にあるんですね、この…(『上に来ますね』と南さん)

で、細い弦が下にあるんですけど、甲斐さんは、そのまま(笑)…(『ひっくり返すと…』)
上に高い弦がある訳ですよね、あの…細い弦が…で、下に低い弦がある訳ですよね
(『例えば、コードを覚えたとて、指が全然違う指になるってことでしょ?』)

あのー、もちろん(甲斐さんは)右手で…押さえ方が…
(『一生懸命、押尾さんが右手で(押さえようとしてる)』)
もう、全く素人なんですけど、爪も伸びてるし…(笑)
(『そうですよね、押尾さんの場合、爪あるから…』)

しかも、ストロークは、フツーはこう…ねぇ?
重力に従うと、上からジャランと弾けるじゃないですか?
そうすると、こう…高い音から出るでしょう?
だから、そう…スカスカになっちゃうの!
ジャン!チャリンチャリン、ズーンズズンっていうね、フツーに弾くと…

だから、甲斐さんの弾き方、見てみると、結構ね、アップストロークが多いんです
(『あっ!そうなんだ!』)…だから、フツーに、こう…『♪ジャンジャジャン!♪』って
こう…『♪ジャンジャジャン!♪』って、こうね…(…と実際にギターをお弾きになりながら)
ダウンしてるイメージ強いんですけど…(『上から下へね』)

甲斐さん見てると、アップが『♪ジャンジャジャン!♪』ってなるから
それがカッコいいんですよ!…(『へえー!』)
アップで行ってる感じが『これ何!?』って…『えっ!?何?ナンか、ナンか違う感じ』…
ナンか、スゴくこう…アクションが大きく見えるんですよ
(『そうですね、下から上の方がナンかね』)

いつも『♪ジャンジャジャン!♪』って、やってるのが…(『肩が動いてね』)
それが、ナンか『うわっ!カッコええ!』…あの弾き方、それが甲斐さんのアレ…
でも、なかなかマネは出来ないですね」…と、皆さまのご想像通り(笑)
我が家の「ギターを弾く甲斐さん好き」が「うん!うん!」頷き、ニマニマする話をなさってました(笑)
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