ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

近況&雑感9

2023-12-31 14:10:00 | 日記
年末のご挨拶も出来ないまま、新年を迎えたかと思ったら、いきなりの大地震で
落ち着かない気持ちでいっぱいなんですけど、今年もよろしくお願い致します!m(__)m
まずは、その昨年から書き始めていた「近況&雑感」の続きから…

甲斐さんのラジオ番組では、毎回のように亡くなられたアーティストを偲ぶ選曲がなされてますが
2023年は特に、奥さんが多感な頃によく耳にした楽曲を演奏なさっていた方々の訃報が多く
寂しさが募っていたところへ、元関脇の寺尾さんの訃報が届き
ガチでタメ…しかも、誕生日も近い方とあって寂しさもひとしおらしい…(汗)
もっとも、甲斐さんは、お兄さんの逆鉾関がお好きだったみたいだけど…

力士としては決して恵まれた体格とは言えなかったものの、幕内在位93場所は歴代6位
39歳まで土俵を務められ「鉄人」と呼ばれたほどの身体は、ご本人が夕刊のコラムに…
「相撲は最も勝負の短いスポーツだと思う
1勝負数秒。長くて10秒取ったとして、関取の15日間で150秒。年6場所90日間で900秒
1年で15分の勝負をするために、1日何時間稽古しているのか
幕下以下は年7分。どんな努力をして、どんな思いで、どんな生活をしているのか、知って欲しい」
…と記されていた通り、圧倒的な稽古の量と相撲中心の生活の賜物ではないかと…

お兄様方に続いて、入門なさることをお決めになったのは
「力士になって」という言葉を残して、お母様が亡くなられたからだとか
元逆鉾関の井筒親方が、お亡くなりになった翌日に、予定通りテレビで解説を務められたのは
「うちの一家は、相撲で飯を食ってきた
親父も『ファンを大事にしろ』と常々言っていた
兄もそれを望んでいたはず」とおっしゃったとか

元横綱貴乃花関の退職によって消滅した貴乃花一門に参加されたのは
「彼は『行司や呼び出し等、裏方の人間の待遇も改善したい』と言った
相撲は1人で取れるものではない。多くの人に支えられている
私も同じ考えだった」と説明なさったとか、数々のエピソードが
「相撲第一」の方でいらしたことを物語っていると思います

…と、心からご冥福をお祈りしたあとにナンなんですが「相撲」と言えば「座布団」(笑)
甲斐さんが、嘉穂劇場でライブを行われた際に、相撲と同様に升席に敷き詰められた座布団は
花園ラグビー場で、飛び交ったビニールシートみたいに
「簡単に投げることは出来ないだろ!(笑)」と笑っていらしたけど(笑)
ちょうど、その中間くらいの重さの座布団が乱れ飛んだ、かつての大相撲が懐かし~い!(笑)

座布団が舞うのは、格下力士が横綱を倒したり、優勝が決まったりした時に
称賛の意味で行われることが多いと思われますが
1年の最後を飾る九州場所…特に千秋楽ともなれば、ある意味「風物詩」みたいな感じでした(笑)
そのせいかどうか?九州場所が開催される福岡国際センターだけは
2008年に、当時の出羽海九州場所部長の「事故防止のため、投げられない座布団にする」宣言を受け

升席4人それぞれに敷かれていた4枚の座布団を
2人で1枚の長方形のものに変えて、更にそれを2枚、紐で繋ぎ
1人が投げようとしても、他の3人の重みで投げられないという風になっているらしい(笑)
…って、4人が結託すれば、普通の座布団4枚分の大きなものが乱舞するってこと!?(苦笑)
東京、大阪、名古屋の会場でも、設備更新の時期に対策を検討するみたいだけど
大阪辺りで、大きな座布団が飛び交いそうな気が…?(笑)

ちなみに…座布団を投げるという行為のルーツは
江戸時代にあった「投げはな」という習慣だそうです
観客が、贔屓の力士が勝った際に、土俵へ屋号や家紋が入った羽織や帽子を投げ
それを拾った付き人が持ち主に返しに行くと、ご祝儀が貰えるというシステムらしく
今は、企業がかける懸賞金として残ってますよね?

余談ですが…いつぞやの「ジャンクSPORTS」で
日本スポーツ界の上下関係の厳しさについての話題になった時
野球解説者の五十嵐亮太さんが、ドミニカ共和国の球界は若い選手が多いためか?
日本のような「先輩の言うことは絶対だ!」的なことを強いられたら
「撃ち殺す!」と言っていたと話され(苦笑)

男子バレーボールの西田有志選手は、相部屋の先輩を差し置いて、結構な長風呂に入られる(苦笑)
…というエピソードをお聞きになった貴景勝関が
「相撲界で、それやったら終わりです」と断言なさってました(笑)
ただ、どこまでが「規律」で、どこからが「パワハラ」なのか?悩ましいところですねぇ…

悩ましいと言えば、スポーツ観戦時の声援も色々と問題になっているようで
やはり、大相撲九州場所で、力士が一番集中している立ち合いの瞬間に
「よっ!鹿児島の星!」といった、どちらかと言えば「応援」というより
おちゃらけた感じの叫び声が聞こえ、張り詰めた空気だったにも関わらず
クスクスという笑い声も起こったみたいで、せっかくの一番が台無しになってしまったらしい(汗)

ゴルフ場では、プレイヤーがティーショットのアドレスに入ったら
「お静かに」という札が掲げられるし、ティーグランド以外でも
ギャラリーは息を詰めて、ショットを見守るのがフツーになっているのに
国技である相撲で「行司が正面を向き、腰を落として軍配を構えたら、声援を慎む」という
当たり前のマナーをご存知ない方がおられることにビックリです!(汗)

あれだけ「凄まじい」と言われている(苦笑)阪神タイガースファンの野次でさえ
ピッチャーが投球モーションに入れば、サッと静まるし
そもそも、相手チームの攻撃の際には、鳴り物を使った応援は控えますよね?
まあ、そのぶん、ここぞとばかりに放たれる野次は容赦がないのかも知れませんが…?(苦笑)

マナーと言えば、全国各地で見られる、ルールを無視した危険な運転…
いわゆる「ご当地走り」のニュースもスゴくて
例えば、停止中の車が、青信号に変わった瞬間に
直進して来る対向車よりも先に右折する「茨城ダッシュ」を始め
右折待ちの車をその後続車が追い越して右折する「松本走り」や

右左折の際にウィンカーを出すと、直進車がスピードを上げるため
あえてウィンカーを出さないという「岡山ルール」
更には、車間距離を詰め、信号を守らず、携帯電話まで使う「佐賀のよかろうもん運転」など
事故を起こせと言わんばかりの運転が多数挙げられていてビックリ!(汗)

中でも、年間の交通事故死者数が、16年連続ワースト1だった愛知県の「名古屋走り」は
これらの危険運転の数々に加え「黄色はまだまだ、赤勝負」という信号ルールや
右折レーンから追い越しをかけ、信号の前後で直線レーンに割り込む「右折フェイント」など
さすが?「名古屋で運転できたら、どこに行っても大丈夫!」と言われるだけありますね(苦笑)

ともあれ…たとえ数秒でも早く!という、せっかちなドライバー心理が働いているんでしょうけど
兵庫県姫路市周辺で見られるという「播磨道交法」では
青信号に変わる前に発車する「フライング発進」はもちろん
右左折時は、曲がると同時にウィンカーを出す、とか
交差点は先に入った車が優先されるので、右折時に直進車が来ても待つ必要なし、とか

交差点に自転車や歩行者がいなければ青とみなす
あるいは、横断歩道に人がいてもスペースがあれば、すり抜けるべし、とか
路線バスが発車しそうな時は、スピードを上げて追い越す
その際、バスは追い越し車がいなくなるまで辛抱強く待つこと…等々
地元の方はともかく、他府県から来られたドライバーの皆さんには
「ヒヤリハット」の連続ではないでしょうか?(汗)

かくいうボクも短気なタチなんですが(苦笑)
ご自身で「せっかちだ」とお認めになっている甲斐さんが、もしも車の免許を持っていらしたら
上記のような運転をなさったりするのかなあ?と要らぬ心配をしてしまいました(失礼!)

それはさておき…特別枠で紅白歌合戦に出場するクイーンが
「ドント・ストップ・ミー・ナウ」を披露してくれるとのことで
実にン十年ぶりに紅白を観てみたんだけど、思ったより「特別」感がなかったというか
司会陣を始め、関係者の皆さんが、デビュー50周年という、このレジェンドバンドのスゴさを
あまりよく判っておられないような印象が…?(汗)

まあ、確かに、今のクイーンはオリジナルメンバーではないし
番組進行上、時間の縛りは避けられなかったんだとは思いますが(苦笑)
伊藤蘭さんがキャンディーズメドレーを歌われた際に
スタジオいっぱいに集結なさった当時の親衛隊の皆さんが
一体となって盛り上がっていらしたご様子の方が「スペシャル感」に溢れていたような気が…?(笑)

ともあれ…昨年は、ビートルズが「ナウ・アンド・ゼン」を
ストーンズが「ハックニー・ダイアモンズ」をリリースし
これらの「新譜」に胸を躍らせた方も多いかと存じます
ビートルズの「27年ぶりにして最後の新曲」は
ジョン・レノンがカセットテープに残した弾き語りのデモ音源から
ピアノの音やノイズを取り除き、歌声だけを抽出するという
かつては不可能だった「音源分離技術」の進歩の賜物だそうで

リマスターやリミックスが、一般的になったのと同様に
この先、音源分離技術による旧作の改良が浸透して行くだろうと言われた一方で
音源分離は楽曲の構造を根底から変える力を持つという点で
リマスターやリミックスとは次元が異なるという意見もあるらしく
例えば、バンドの昔の録音で、失敗したギターだけを取り出して修正したり
故人のボーカルだけを取り出し、全く別のバージョンの曲を作ることも可能なため
「それが本当に本物なのか?」というモヤモヤが残るんじゃないかと…?

もっとも、盟友ポールには、ジョンのイメージしていた完成形が見えていたんでしょうし
70年代のジョンと現在のポールのハーモニーや
生前のジョージのギターと現在のリンゴのドラムが、時空を超えて、見事に融合した訳で
本来なら、決して聴くことが叶わなかったものが聴けたことが素晴らしいですよね?

ただ、たとえ2曲だけとはいえ、今は亡きチャーリー・ワッツが、実際に演奏した音源が入った
「ハックニー・ダイアモンズ」と比べると「本物感」に違いがある気がするし
ミュージシャンの方の中には、未発表のまま埋もれさせている曲は
色々と納得が行かないところがあるがゆえに、未発表の状態にしていることが多いので
仮に、発表する機会を得たとしても、そのままそっとしておいて欲しい
という風におっしゃっている方もおられるようです

そういえば、甲斐さんもアルバム制作の過程で
どこか気になる部分があったり、新たに出来た曲の勢いに押されたりして
当初は、アルバムに収録する予定だった曲が、ストックとしてお蔵入りしてしまった場合
それ以降のアルバムに、そのストック曲が収録されることは、ほとんどないと話されていたし
埋もれるには、埋もれるなりの理由があるのかも知れませんね?

そうそう!「うちの弁護士は手がかかる」の主題歌に、なぜストーンズの話題の新曲
「アングリー」が使われているのか?という疑問の答えが判りました!
ちょうど、このドラマの準備をなさっていたプロデューサーの方が
ストーンズのニューアルバム発売とのニュースをお知りになり
「無理とは思いつつ、訊ねるだけならタダだから…(笑)」と問い合わせられたところ
厳しいセキュリティの下、発売前に何曲か聴かせて頂けたらしく
「是非この曲を!」とお選びになったそうです
ダメ元でもナンでも言ってみるもんですねぇ(笑)
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近況&雑感8

2023-12-28 15:10:00 | 日記
いやはや、早いもので、もうクリスマスも過ぎちゃってるじゃないですか!(汗)
今年もまた、さまぁ~ずのお二人がMCを務められている番組…
「ミュージック・ジェネレーション~クリスマスSP~令和平成昭和の名曲大放出」…
甲斐バンドの「安奈」が「昭和世代」のクリスマスソングに挙げられてました(笑)
まあ、その映像はアノ真夏の「THE BIG GIG」のものだったけど、1コーラスフルで流れたし…(笑)

ただ、その直前に登場した稲垣潤一さんの「クリスマスキャロルの頃には」では何も触れられなかったのに
「安奈」が流れている間には「クリスマスって、いつからあったんだろ?」という
若いゲストの方の声が聞こえて「おいおい…(苦笑)」となってしまったんですが
取り上げて頂けるだけで有難いですよね?(笑)

小芝風花さんも、12月14日の「ぐるナイ・大忘年会ゴチ」で…
「私、ギターが好きで…まだ下手っぴなんですけど
母の影響で甲斐バンドさんが大好きで、甲斐さんからギターを戴いたんです」…と話され
急きょ編成された「ゴチバンド」で、スピッツさん(笑)の「チェリー」を披露なさってました♪
演奏前には「手汗がすごくて、ピック飛んで行きそう!」とおっしゃっていたにも関わらず
甲斐バンドさん(笑)以外の曲もガチで上手かったです

もっとも、この日の放送を観たのは、たまたまその前の放送回の予告で
甲斐さんPresentsのギターを手にされている小芝さんが映り
「もしかして甲斐バンドの曲やっちゃうの?」と思ったからで
当日の放送では「甲斐よしひろから貰ったギター」というクレジットまで出たのに
演奏されたのは「『チェリー』かい!?」と…(笑)
あっ!でも「Aスタジオ+」では、また「そばかすの天使」を演奏なさった時の映像が流れたし
船越英一郎さんに勝るとも劣らない「広報部長」ぶりに感謝ですね?(笑)

その船越さんが、ご自身初の舞台ご出演となった「赤ひげ」のプロモーションに励んでいらした頃
「もしや…?」と思い「徹子の部屋」をチェックした奥さん(笑)
残念ながら、この時は「愛犬にメロメロ~!」なお話がメインだったみたいですが
「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」では、坂本冬美さんがお歌いになる「赤ひげ」の主題歌に続き
船越さんのリクエストで「熱狂」がかかったそうです(笑)

ただ、船越さん&「熱狂」となると「甲斐バンド最後の」と銘打たれたツアーの最終日の打ち上げで
船越さんの乾杯のスピーチに、いたく心を動かされた甲斐さんが
「ラストツアー撤回」の謝罪会見?を開かれたことが思い出されたらしい(笑)

それはともかく…久々にドはまりした秋の連ドラが終了してしまい
「相棒」は、初代相棒の寺脇康文さんが復帰なさって以来
過去の準レギュラーの皆さんと次々に再会される回が増えて…って
「米沢さん」「ラムネさん」に続いて「マーロウ八木さん」も登場となったのは
高橋克実さんが、甲斐さん絶賛の舞台「帰ってきたマイ・ブラザー」で
「相棒」のお二人と共演なさったことと無関係ではないでしょうね?(笑)

…いよいよ「アレ」が近づいてるのかなあと、少々おセンチになっていたトコへ
前回放送の「男の花道」では、内村部長が「本来の部長(笑)」に戻り
そのあとに流れた新年スペシャルの予告では「ダークナイト」こと
三代目相棒の甲斐享(元刑事)の子供が無事に生まれていて
悦子さんも元気に?子育てなさってるらしいご様子が映り

「そうかあ!甲斐次長も『じいじ』になってたんだ!?」と
ものすごく気になっていた方々の消息が知れて喜んでいたら
かつて「カイトくん」が「僕と違って出来が良い」と話していた「兄」役を
「相棒」初出演という新納慎也が務められると知って「ピッタリだね!」とニンマリ(笑)
ただ、新納さんは、朝ドラ「ブギウギ」で
「右京さん」のお嬢さんのおでこにチュッてなさってたなあと…(笑)

その「ブギウギ」では、またまたショービジネスの世界の厳しさを感じさせるシーンが…(汗)
「ハハ キトク」との電報を受けたヒロインに対し
制作部長が「酷なようですが、舞台を生業にしている者は
親の死に目に会えないと思って頂きたいのですね
何より、お客様にとって、福来くんの代わりはいないと思うんですね」と告げると

羽鳥先生は「僕は帰ってもいいと思うけどね
お母さんの病気に、弟さんの出征も重なったんじゃ、正気でいられないのはもっともだ
ただ、お客さんは、そんなことは知る由もない。ステージに立つ以上は、それは関係ないんだ
むしろ、自分の苦しい気持ちを味方にして
いつもより良い歌だと言われるくらいじゃなきゃ、僕はダメだと思う

僕の言ってることは、おかしなことかも知れないけど、それが出来ないなら
福来くん、すぐに大阪に帰ってあげなさい
それで、君の価値が下がるなんてことはないさ
ただ、ここに残るなら、それくらいの覚悟で歌って欲しいということです」と
ある意味、制作部長よりも酷な選択を迫るも(汗)
もちろん、ヒロインは「お母ちゃん、わて、歌手として、もっと大きなりたいんや」と
心の中で詫びながら、ステージに立った訳ですが

奥さんは、かつて神戸国際会館での甲斐バンドライブで
「親父が危篤だと連絡があった」と明かされた甲斐さんが
「今夜も最後まで目いっぱいやるから!」と
本当に、いつも以上に熱いステージを見せて下さったことを思い出したんだとか…

思い出したと言えば…甲斐バンドの楽曲をモチーフにしたオムニバス映画
「破れたハートを売り物に」の中の1編「おやじファイト」で
マキタスポーツさん演じるおっさんボクサーの娘役を務められていたのが
今をときめく岸井ゆきのさんだったことが
「大奥シーズン2」の「岸井劇場」を拝見していた時に、ふいに甦りました(笑)

映画と言えば…甲斐さんが「日本での公開は難しいと言われている」とおっしゃっていた
「オッペンハイマー」が、来年公開されることになったみたいだけど
広島や長崎の様子を映していないことから「原爆の実態を直視していない」と指摘されていたのが
ここに来て、アカデミー賞のノミネート入りが有力となり
授賞式に合わせて公開することで、動員を見込んだ模様…(苦笑)
もっとも、同じ原爆(の父)を取り上げるとはいえ
アメリカとは立場が違う訳だし、賛否両論は免れないかなあと…?

そういえば…是枝監督の映画「誰も知らない」が、海外で上映された時に
「子供を置き去りにする母親」の役をYOUさんが務められていたので
エンドロールに「YOU」とクレジットされた途端、観客がザワついた…という話がありましたね(笑)

そうそう!以前に触れましたニューヨークの「キタノホテル」が
予定されていた「今春」を遥かにオーバーしつつも
「ザ・プリンス キタノ ニューヨーク」として、リニューアルオープンしたそうです

あの「飛天」を擁する西武・プリンスホテルズワールドワイドが、所有するホテルを減らし
ホテル運営の受託を経営の重心に置くために手掛けたという「ザ・キタノホテル ニューヨーク」は
ニューヨークで唯一の日系高級ホテルとして、1973年に開業
マンハッタンの夜景を一望できるルーフトップバーなどで知られ
日本の首相の訪米時の宿泊先にもなった…

というより、奥さんにとっては、甲斐さんが初めてパワーステーションで
ボブ・クリアマウンテンとお仕事をなさる際に
「音楽以外のことで余計な神経は一切使いたくない」ということで
当時、日本語の通じる数少ない一流ホテルの1つだったキタノホテルをお選びになった…とか
ボブと初めてお会いになったのが、このホテルのスイートルームだった…ということが大事らしく(笑)

ニューヨークで開催された「JAPAN DAY」に参加なさった
「甲斐よしひろバンド」を追っかけ渡米した時に
キタノホテルに足を踏み入れ、ロビーの様子などを穴が空くほどガン見したり(笑)
1階に併設されていたチョコレートショップで、甲斐友さん達へのお土産を選んだりしたことが
今や、よりかけがえのない記憶になったようだけど
リニューアルされたロビーの写真を見る限りでは
元の面影を残したまま「キレイになったね♪」って感じなんだとか…(笑)

イチローさんも、ご自身のブログで…「ニューヨークのホテル・キタノが50年目にして
ザ・プリンス・キタノ・ニューヨークにリニューアルだそうです
一度だけ一人で泊まりました。何のプロジェクトで行ったのか、覚えてませんが
確か、チームの他の皆さんは、近所のモーガンズ・ホテルに泊まっていて
部屋が足りなくて、そこに一泊か二泊しました

モーガンズといえば、デザイン・ホテルの先駆けで
モノトーンの部屋で、それはそれは素敵でしたが
キタノも日系ですから、居心地は良かったです
外国はもう長く行ってませんが、あの頃、年に何度も行っていたのが信じられないくらいです
人も街も好きですが、10時間レベルのフライトは辛いんですよね
僕的には、これが超難敵なんですよ」…と明かされていたけど

当時の甲斐バンドの写真には、モーガンズの近辺やエントランス
そして、アノ「市松模様」の壁などが映り込んでいたし
メンバーの皆さんも「在住」なさっているかの如く、街に馴染んでいらっしゃいましたよね?(笑)

確かに、長時間のフライトは大変ですが、来年はロスへお出かけになるご予定の方が多いらしく
ドジャースの本拠地近くのホテルや旅行社には、早くも問い合わせが殺到しているんだとか…(笑)
大谷翔平選手が、その莫大な契約金の97%を後払いにされたとか
月給にして3.5億円、日給なら1,170万円、時給で49万円、秒給が8千円だとか(笑)
背番号「17」を譲って下さったケリー選手の奥様に、3千万超えのポルシェをプレゼントなさったとか

MVPを受賞された際に、移籍チーム名に関連してるから
大谷選手とハイタッチしていた愛犬の名前が明かせないんだろう
…とまで言われていたのに、蓋を開けたら「デコピン」で(笑)
外国人記者の皆さんが「ナンで、彼ら(日本人記者)は笑ってるんだ!?」と騒いだりとか(笑)
その「コーイケルホンディエ」というオランダの猟犬に関する問い合わせが後をたたない(笑)とか

ビッグニュースから些末なエピソードまで、情報が溢れまくりで
ホントに、世界は「オオタニサン」を中心に回ってる感じですよね?(笑)
おかげで、一平さんは「妻より翔平」化が、ますます進みそうな気が…?(笑)

でも、次々と夢を叶えて来られた方が、新たな夢にチャレンジなさるために
何かと物議を醸しながらも「後払い」方式をお取りになったおかげで
山本由伸選手もドジャースが獲得できた訳だし
…って、前述のケリー選手が「17番」の代わりに希望していた「18番」も
日本からやって来た「侍」に持って行かれた訳ですが(笑)…
来シーズンは、投打の柱として、お二人に活躍して頂きたいです♪

ちなみに…テレ朝でオンエアーされた「憧れを超えた侍たち」は
ヌートバー選手の「何やってんの!?近ちゃ~ん(笑)」で、本編が終了したあと
取って付けた感は否めなかったものの、大谷選手の「俺のグローブは?」のシーンが無事に流れ
「やっぱ、アレは観たかった!」派の皆さんが大喜びなさってました(笑)

ともあれ…大谷選手は、もちろんスゴイんだけど
井上モンスター尚弥選手も「同じ時代に生きている喜び」を与えて下さる方です♪
バンタム級4団体を制覇なさって、スーパーバンタム級に移られたかと思ったら
もう、4つのチャンピオンベルトを獲得って、強過ぎるでしょ!?(笑)
来年もスーパーバンタム級に留まられるそうで
おそらく?指名挑戦権を持っている2選手と対戦なさることになるみたいですが

その候補の1人であるルイス・ネリ選手は、山中慎介選手とのタイトルマッチの際に
体重超過で王座を剥奪された上、日本での活動は無期限停止となっているのが
日本ボクシングコミッションは「ネリ側から処分解除を求める書面が届けば検討する」との意向を表明
もし、この対戦が実現すれば、マイク・タイソン以来、34年ぶりの東京ドームでの開催となるらしい

井上選手も大谷選手と同様に、どれだけ偉業を成し遂げられても
それは「あくまで通過点」であり、更なる高みを目指される、飽くなき向上心というか
「♪満足なんか出来はしないさ♪」という
その枯れることがないモチベーションの高さこそが非凡なんじゃないかと…?

余談ですが…東京新聞運動部の記者でいらっしゃる森合正範さんの著書
「怪物に出会った日~井上尚弥と闘うということ」の書評…
「本書は、著者が井上に敗れた11人の対戦者を訪ね歩くことを通して
その尋常ならざる『強さ』を浮かび上がらせようとした一冊だ…中略…

『井上のパンチが僕のことを、遥か彼方に追いやったんだ』
『僕は闘ってみて、ハートがモンスターだと思いました』…そんな彼らの言葉の数々が
井上の強さを確かに浮き彫りにしていく
だが、互いに拳を交えたボクサーたちの言葉によって徐々に浮かび上がるのは
井上尚弥という怪物の輪郭だけではない…中略…

『あまりに強過ぎる一人のボクサーの姿をどのように描くか』という問いに答えるため、敗れた者の話を聞く
全てを『その日』のために捧げてきたボクサーにとって、それがどれほど酷なことであるか
『敗者の物語』に分け入ったとき目にしたのは、勝者に何事かを託し
今もその経験を糧にして生きるボクサーたちの『物語』だった…中略…

『怪物』と出会ったとき、人は自らを見つめ直さざるを得ない
『怪物』と対峙することで見てしまった景色が『敗者』を否応なくそうさせるからだ
井上の『強さ』とは『そのようなもの』であることを伝えた、熱量に満ちたノンフィクションだ」…を読んで

沢木耕太郎さんの「敗れざる者たち」を連想したのは、我が家だけじゃなかったみたいで
他のレビューにも、たびたび、そのタイトルが登場してました
先日のタパレス戦を独占配信したLeminoでも
沢木さん原作の映画「春に散る」の予告編が、何度も流れていたこともあり
「読書の秋」は過ぎちゃったけど、是非とも読んでみたいと思っております

ただ「怪物」と聞くと…その井上選手を育てられた大橋ジム会長が
かつて「150年に1人の天才」と呼ばれたボクサーでいらしたことに
千原ジュニアさんが「『150年』どころか、あっという間に
もっとスゴイ天才が出て来てしまったんですよね?(笑)」とツッコんでおられたことが
自動的に思い浮かんでしまうんだけど…(笑)
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近況&雑感7

2023-12-21 15:09:00 | 日記
甲斐さんのラジオ番組や船越英一郎さんとの飲み会(笑)の模様も書きたいんですが
今クールの連ドラ2本に、どハマりハマし、どうしてもアタマがそちらへ向かってしまいます(苦笑)
ただ「大奥」シーズン2に関しては、かなり長くなりそうなので(笑)
今回は「コタツがない家」の第9話…最終回直前の「神回」だけに留めたいと存じます(笑)

廃業寸前の漫画家(吉岡秀隆さん)が、妻の父親(小林薫さん)から「娘と別れてやってくれ」と言われ
ついに「離婚して家を出るまでの一部始終」を漫画にすることを決意し
妻(小池栄子さん)に別れを切り出した前回の続き…
その義父と息子(作間龍斗さん)も居るリビングで
「ナンで離婚しなきゃいけないのか?私には理解できない」という妻の言葉からスタート

「私のどこが不満なの?」「不満なんてないよ」
「じゃあ、別れるなんておかしくない?」
「じゃあ、逆に訊くけど、ナンでそんなに離婚したくないの?」「『ナンで』って…」
「教会で神父に別れないって誓ったから?」「違うわよ!」
「ブライダルの会社をやってるから、評判にキズがつくのがイヤなんでしょ?」「そんなんじゃないってば!」

「じゃあ、ナンで、そんなにも俺との結婚にこだわるの?
収入もないし、家事もやんない夫と一緒にいる意味ってナンなの?」と
ほぼ全ての視聴者が知りたいと思っている疑問を口にしたトコで
「キミは、どこまで身勝手に振る舞えば気が済むんだ!?」と義父が参戦(苦笑)

すかさず「だって、そもそも、お義父さんが離婚しろって言ったんじゃありませんか!」と応戦すると
「あんな言葉を真に受けるヤツがあるか!」「いやいや、いい~や!あれは完全に本気でしたね!」
「部活の監督が、たるんでる選手に『お前なんかヤメちまえ!』って
ハッパかけるのと一緒じゃないか!」とバトルが始まりかけるも

孫が「じいちゃん、今の時代、そのやり方通じないよ」と口を挟み
ここぞとばかりに夫が「順基がサッカー部ヤメたのも監督に『ヤメちまえ!』って怒鳴られたからだもんな」と食いつき
当の息子は「二つ返事でヤメてやりましたよ」と涼しい顔(笑)

夫は、その話をメモしながら、妻に「周りの人に訊いてみればいいじゃ~ん
俺との離婚に賛成する人は大勢いても、反対する人は誰もいないと思うよ」と告げると
息子が「それは確かに!(笑)」と太鼓判(笑)
しかして、本当に母親(高橋惠子さん)も会社のスタッフも全員が離婚に賛成し、ショックを受ける妻…(苦笑)

ただ1人、夫の担当編集者(北村一輝さん)だけが
元々、自分が漫画のネタとして勧めた「離婚までの一部始終」が、ネーム段階とはいえ
作品としては、本当に面白く「長年待ち続けた甲斐があったなあ」と思うほどの出来であり
立場上、描くなとは言えないものの「2人には離婚して欲しくないんですよ」ということで
妻に「離婚を回避できる方法」を伝授

そして…「今、久々の漫画の手応えに興奮して
この漫画を完成させるために、どうしても離婚が不可欠だと思っている状態」の夫に
この離婚騒動をつまらないと思わせることだ…と説明し、父と息子に協力を求めると
息子が「つまらなくするって具体的にどうすんの?」と質問

「離婚の言い争いで白熱しないこと」という返事に
野球部の監督の話をメモしていたことを思い出し、じいちゃんと共に納得した途端
「その作戦に協力する俺のメリットは何?」とダウンコートをねだるも
「バイトしてんだから自分で買いなさいよ」と、あえなく却下…(苦笑)

それでも翌朝…夫が「離婚届書いたから、万里江も書いてくれる?」と声をかけ、妻がガン無視すると
「聞こえてる?おーい!」と大声を出すのへ
父が「万里江、今ナンか聞こえたか?」と問うと「ううん、何も聞こえなかったけど…」と妻
続いて、孫に「お前、ナンか喋ったか?」と声をかけると「喋ってないよ」と孫も協力するも
この3人のやり取りに「いいですよ、お義父さん
中学生が教室でやってる初歩的な無視のやり口ですよねぇ(笑)漫画へのご協力アザっす!」と
またメモを取りながら、ほくそ笑む夫(苦笑)

「無視」は全く効果がなかったので、その次の朝は新たな作戦を遂行
放りっぱなしになっている離婚届を見た夫が
「アレ?まだ書いてくれてないのー?いい加減諦めてハンコ押して下さいよー!」と言うと
父が「よ?よ…ヨーグルト!」妻は「と?とうふ!」孫が「ふりかけ」としりとりを始め
妻が夫に「『け』だよ!『け』!」と振るや「ケンカ別れ」と参加(笑)

再び父の番になり「レ?レ…レ…レタス!」妻が「スイカ!」孫が「カマキリ」と続けたトコで
夫が高らかに「リコン!」と強制終了(笑)
更に…「終わりね(笑)色んな意味でおしまい!
どんどん、いいネタ提供して貰ってありがとうございますねぇ!(笑)」…と
またもやメモを取りながら、2階へ去って行くなり

じいちゃんが孫に「ナンで『カマキリ』なんて言うんだよ!」と責めると
「『カミソリ』と『カナシバリ』にも迷ったけど…」と孫(笑)
「全部ダメじゃないかよ!」とツッコみながら、ふと視線を上げると
2階に上がって行ったはずの娘婿が、まだメモを手にニンマリ(笑)
全く「ツマンナイ」とは思ってない様子…って「しりとり」じゃねぇ…(笑)

その夜、居酒屋で、会社の女性スタッフ(ホラン千秋さん)から
「万里江さんにとって、ダンナさんは今どういう存在なんですか?」と訊ねられ
「それが判んないっていうか、適切な言葉が思い浮かばないのよねぇ」と
若い頃みたいな恋愛感情はないものの「好きか嫌いか」で言えば「好き」だから
20年の間に変化、あるいは進化して来てる感じ…と説明

出世魚に例えるなら、結婚当初の「好きだ」って気持ちは、一番最初の「もじゃこ」で
まだ「ぶり」にまではなっていない今は「ぶり」の1つ手前の「ワラサ」だとか
ピザを「円グラフ」に見立てて「好き」が15%「大切」に思う気持ちが20%
「同志」と感じるのが20%、更に「心配」も20%
で、残りの25%に関しては「大きな何かを忘れてるような気がする…」とかで
視聴者の大いなる疑問の答えは、まだ見つからず…

モヤモヤしながら帰宅すると、夫の弟で、今、息子がアルバイトをしている和菓子屋の主人が
夫と「離婚には絶対反対だ!」「お前には関係ないだろ!」と口論の真っ最中で
「兄貴みたいなクズは、再婚しようと思ってもムリだかんな!」
「独身のお前には言われたくないわ!」などと言い争う内に

夫が「判ったぞ!結局、お前は自分のことしか考えてないんだよー!
離婚されたら、和菓子屋の跡継ぎ問題がめんどくさいことになりそうだから困ってるだけなんだよ!」
…と、兄の息子が和菓子職人に興味があると、アルバイトしている今の状態をキープし
ゆくゆくは…と目論んでいることが判明(苦笑)

…で、妻が「離婚するって、私たち夫婦だけの問題じゃないのよ、判る?
(息子だけではなく)両親や親戚、周りの知り合いだって無関係じゃいられなくなるのよ?」と
新たな切り口で説得を試みようとしたものの、当の息子が
「俺の跡継ぎ問題に関しては、そんなに心配しなくていいんじゃないかな?」と言い出し

「そんなことないでしょ?離婚したら『深堀』の人間じゃなくなるのよ?」という母の言葉に
「えっ!?どうして?俺が親父について行けばいいだけの話だよね?」とブッ込み
一同が「はあ!?」となったトコで、チーン!と鳴り
「アナタ、いい加減にしなさいよ!」と母
じいちゃんも「どう考えたって万里江を選らばなきゃオカシイだろ!」と声を荒げたものの

息子は「まあ、フツーに考えたら、そうなんだろうけど、どっちの親を選ぶかは子供の特権だから」
…と、至ってまともなド正論で返し、母とじいちゃんが絶句している最中
夫の弟だけが「兄貴の方を選ぶとは、完全に盲点だったなあ(笑)」とニンマリ(笑)

母が「ダウンコートの恨みをこんな形で晴らさないでくれるかな」と言うと
「別にそんなつもりはないけど『離婚したら深堀の人間じゃなくなる』って
まるで俺が無条件にアナタについて行くって、信じ込んでるみたいだったから…
あと、名字が『山神』に変わるのも減点材料ではあるよね
『ヤマガミジュンキ』って『甘噛み順基』みたいで、ビミョーっちゃビミョーだし…」と返し(笑)

じいちゃんが「俺の先祖を侮辱する気か!」と怒鳴ると
「お義父さ~ん、高圧的な態度は減点材料になりますから、控えた方がいいと思いますよ」と夫(苦笑)
更に、息子が「親父の方が、経済的には厳しいけど、精神的には楽そうだし…」と付け加えると
夫の弟までが「まっ、金は、ウチの店で働けばいい訳だし…」と言い出し

「兄貴が兄貴なら、弟も弟だなあ!」とじいちゃんが怒りまくるのを尻目に
夫は、ついさっきまで口論していたことも忘れたかのように
「謙作~、今日はありがとな~!お前がからんで来てくれたおかげで
漫画のいいネタになりそうだから…」と言いながら、せっせとメモを取り始める始末…(苦笑)

でも、その騒動が終わったあと…「もし私たちが離婚したら、アナタは困らない?」と訊ねる母に
息子は「ナンも困らないし、俺のことは一切気にしなくていいよ
アナタがしたいようにすればいいし、俺はそれについて行くだけだからね」…と本心を明かし
学校では、彼女に「母親を安心させるためにも、そろそろ和菓子屋1本に絞ろうかと思って…」と
初回からずっと、うやむやにして来た進路を決めたことを告白

そして、その夜…父と2人だけでリビングにいる時
「ウチの母親、離婚する決心したっぽいよ」と話しかけると
「ふーん…それは有難いね…まあ、1つだけ申し訳ないのは『チョーさん(深堀家の猫)』だよなあ」と父
「えっ!?ナンで?」と驚き、振り返る息子に
「そりゃ、連れて行くことになるから…」と答えると「ふざけんなよ!」と返され
「『ふざけんなよ』って、ナンだよ?
俺が譲渡会で見つけて、俺が名前つけたんだから、親権はどう考えたって俺だろ!」と主張するも
「連れて行くのはムリだから諦めてね!マジでそこだけは、俺、絶対に譲れないわ!」とキッパリ(笑)

「俺は寂しいよ!チョーさんが出て行く時は、そんなに抵抗すんのに
俺が離婚して出て行くことには、ナンの抵抗もない訳だろ?」と洩らすと
「だって、可愛さが段違いなんだから、比べちゃダメでしょ?」とバッサリ(苦笑)
更には…「可愛いくなくたって、一応は父親だぞ!」と言う父に
「今まで父親らしいこと何ひとつして来なかったんだから、チョーさんは置いてって!
それで全部チャラっていうことでさ」とトドメの一撃(苦笑)

でも、妻は「円グラフ」の残り25%が何か?に、ようやく気づき、夫と話し合うために帰宅
「カンカンカン!」というゴングが鳴り、息子がリビングで観ているボクシングの試合のアナウンス…
「本日のメインイベント!両選手入場です!」…に合わせるかの如く
妻が玄関のドアを開ければ、夫も2階から降りて来るというカットが流れ(笑)

妻が離婚届を破り捨てたことを明かすと、夫は「こんなこともあろうかと
予備を用意しておいて良かったよー!」と、また別のサイン済みの離婚届を取り出し
「今、世の中は資源を大切にしようって動いてるのに…!」という妻の言葉に
「だから、この1枚で決着つけようよ」と返し
この日の妻の「名言」だった「私には紙が薄すぎて、筆圧で破けちゃうのよ」にも
「当たりの柔らかいペンなら、いくらだって貸してあげるから」とホントにペンを差し出す周到さ(笑)
それでも妻は「書いてる途中に、コーヒーがこぼれる予感がするのよねぇ」とニヤリ(笑)

「ふざけんの、いい加減にしてくんない!」「ふざけてんのはどっちよ!」
「俺は真剣に考えて、真剣にお願いしてんだよ?」「私だって真剣にお断りしてんのよ!」
「俺との離婚を断るなんて、バカなんじゃないの!?」「ああ、バカで結構よ!」
…などと口論している最中に、釣りから帰って来た父が、夫婦ゲンカなんて目に入らぬかのように
アイスボックスをリビングの床に置き「ナンか釣れたの?」と訊ねる孫と「ああ、見るか?」
「おお!結構デケえ!ナンていう魚?」などと話し始めたんですが

「ワラサだよ」という父の返事に「ワラサ!?これがワラサなの!?」と妻が食いつき(笑)
「そうよ!ワラサなのよ!私が来年も再来年も、あなたとここで暮らしたいと思う気持ち
あなたが大切なのよ!ここまで20年も一緒に連れ添って来た同志じゃない?
あなたを1人にするのが心配なの!あなたの存在全てが私の生きるエネルギーなの!
だから、常にそばにいてくれないと困るのよ!

やっと気づいたの!今の私があるのは全部、悠作のおかげだって!
会社を作ったのもそう!家事と育児を頑張って来られたのもそう!全部あなたのおかげなの!」と
ついに「残り25%」が何だったのかが明かされ
「大切」や「同志」「心配」という妻の言葉の1つ1つに反論していた夫が「エネルギー」に対しても
「俺が相手じゃなかったら、もっと上手く、もっと楽に出来たと思うよ」と返すと

「そうじゃないのよ!あなたがダメでクズでだらしなくいてくれたことが私を輝かせてくれたの!」
…と言われて「それ、褒めてるの?」とフクザツな表情を浮かべたトコへ
義父が「そうかあ!悠作くんは陰ながら娘を支えてくれてたのか」と口を挟み
「だから、ナンにもしてませんよ!」と戸惑っているのへ
今度は息子が「ナンもしないって、逆に難しいよ」と一言(笑)

すると、妻は「そうなのよ!そんな風に振る舞えるのは、この世に悠作しかいないのよ!
それが、あなたと離婚したくない理由なの!」
…って、ありのままの自分を丸ごと必要としてくれる妻なんて、控え目に言って最高じゃね?(笑)
もっとも、この夫は「じゃあ、俺にこの漫画を描くなってことね?
離婚しないってことは、漫画は諦めるってこととイコールだから!
11年半もかかって、やっと見つけたんだよ?それを諦めろってことね?」と抵抗(苦笑)

「だったら…」と、妻が「30年後に離婚する漫画」を描けばいいと提案(笑)
「30年、漫画描いたら単行本100巻は出せるわよ」と言われて
「誰がそんな間延びした漫画読みたいと思うんだよ?」と夫
妻が「私は読みたい!」と手を上げると、父も「俺も読みたい!」と続いたものの
「お義父さん、30年後この世にいないじゃないですか!」を皮切りに
また、舅と婿のバトルが始まったトコで、息子が「もういい加減、観念したら?」とポツリ

「お前は(離婚に関して)どっちでもいいんだろ?」という父親の言葉に
「チョーさんの親権争うの面倒だから、離婚しないでいいよ」と返し
またまた、ひとしきり口論が続いたあと、チョーさんが夫の足元に来て「ミャー、ミャー」と鳴き
ついに夫は「わかったよー!チョーさんのためだ!」と離婚を撤回(笑)

そして、昨夜オンエアーされた最終回に突入した訳ですが
第9話のラストに、小池栄子さんの母親役でナレーターも務めておられる高橋惠子さんが
「ナンとか離婚は回避しましたが、この家族に平穏という言葉は似合いません
ダメ男3人衆、最後の大暴れに乞うご期待」と締められ
続く予告でも「この家にジングルベルは似合いません。聖なる夜に響くのはゴングの鐘です」
…と紹介なさっていた通り、最後までドタバタ(笑)
そして、ちょっぴりホロリのイイ最終回でした♪
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近況&雑感6

2023-12-13 14:50:00 | 日記
著名なミュージシャンの相次ぐ訃報にショックを受けていたら
今度は、甲斐さんのお知り合いの作家の方々…
かつて甲斐さんに宛てられた手紙に…「甲斐さんの曲を(ご自身の)ドラマに使いたいと思っても
甲斐さんの作品は、しっかりした自分の世界を持っているから、ドラマの方が負けてしまいそうだ」
…と綴られていたという脚本家の山田太一さんと

「旅で、酒場で、仕事場で出逢った忘れ得ぬ人々を描く」エッセイ
「眺めのいい人」で甲斐さん評を記されていた伊集院静さん
が、立て続けに亡くなられ、今更ながら、何だか「昭和」が遠くなったなあと…(汗)

山田さんは…「東日本大震災から5年後の被災者を描いたドラマ『五年目のひとり』が放送されて
ある程度、これで僕の仕事は終わりかなという気持ちもあったんですね
しばらくは仕事抜きで遊びたいなと…」と思っておられた矢先に脳出血で倒れられ
「いつ死ぬか判らないと実感した」ものの、ある週刊誌が「事実上の断筆宣言」と報じたことに
「宣言はしていないと、ハッキリ言いたい」と宣言なさって

もうちょっと待って貰えれば、あと1本くらい書く余裕はあるかも知れないですね
そういうのがないと、これからの人生どうしていいか判んないってところもあるから…
明日死ぬとしても、余裕があったらアレ書けてたなと、僕らの仕事は、そう考えるものです
余白を残しておくためにも、待って貰いたいですね」と話されていたし

その訃報の直前には、80年代の人気シリーズだった「ふぞろいの林檎たち」と
76年にスタートした「男たちの旅路」の未発表シナリオが見つかり
出版もされたというニュースを目にしたばかりで
前者の「幻のパート5」では、主人公たちが40代になっているとの設定を知り
オリジナルのキャストの皆さんで、是非ともドラマ化して頂きたいなどと話していたところでした

後者は、第4部の第2話にあたる「オートバイ」という作品らしいんだけど
当時、水谷豊さん目当てで視聴していた奥さんは、第3部までしか覚えておらず
「熱中時代」の撮影と重なり、出演出来なくなられた水谷さん抜きでオンエアーされた
「影の領域」という作品も観てみたいと、オンデマンドを利用するか悩んでおります(笑)

まあ、こちらのシリーズは、水谷さんが、当時の鶴田浩二さんの役柄に近い世代になられたし
新たなキャストで…というのも興ざめしそうな気がナキニシモアラズですが…(苦笑)

ともあれ、70年代と言えば…「勧善懲悪」的なドラマが主流というか
老若男女、一家揃ってテレビを観るのが当たり前の時代だったせいか?
「子供の教育上よろしくない」ものは、ゴールデンタイムでは流されなかったところへ
山田さんがお書きになったのが「岸辺のアルバム」
このドラマに関する取材で、山田さんは「癒されるものばかりがエンターテイメントではない
時に視聴者が見たくないと感じる場面も入れなければならない」とおっしゃったそうで

実際、あのドラマでは、企業戦士の夫(杉浦直樹さん)、専業主婦の妻(八千草薫さん)
そして、2人の子供(中田喜子さん・国広富之さん)という、当時の平均的な核家族を題材にしながら
アノ、幾つになられても清純で可憐でいらした八千草さんに「不倫に走る妻」の役を振られ
ドラマの内容に関する驚き以上の衝撃をお茶の間に与えていらっしゃいました(笑)

そう言えば…八千草さんは、今や「フツー」になった「両足を揃えて乗れるスクーター」の
初代CMキャラクターを務めておられたけど
そのオファーの理由が「またがって乗るスクーターには絶対乗らなさそう」だったような気が…?(笑)
この当時の八千草さんは、かなり攻めておられたのかなあと…?(笑)

ちなみに…「岸辺のアルバム」には、松藤さんがドラムをお貸しになったことがおありだという
「ずうとるび」の新井康弘さんが、国広さんの友人役でレギュラー出演なさっていたそうです
…って、今はもうすっかり「役者」さんというイメージだし
甲斐さんも「良い役者だもんね」とおっしゃってましたよね?

あと、周囲の人々から結婚を急かされる20代前半の女性たちが主人公という
当時の風潮を反映したドラマ「想い出づくり」では
「森昌子さんは演技がね、演技が、あの人イイんですよ、実は…
田中裕子、古手川祐子とか出てたんですけど、それよりも、彼女が一番素晴らしかった!
あの…非常に自然な演技で、この人ウマイなー!って
すごい思った記憶がありますね、ハイ

ナンか、あのー、普段の自分みたいなことを、変に構えず
わりと自分の心の有り様そのまま、表現に変えられるという人は
何やっても出来るっていう感じが、僕、しますね、ナンかね」…と大絶賛なさってましたが
奥さんの記憶が正しければ、甲斐さんは、山田さんの脚本にあまり興味がおありじゃなかったのが
「岸辺のアルバム」で心を掴まれてしまわれたみたいで(笑)
「想い出づくり」も「山田太一脚本」ということで、ご覧になっていたらしい

それは、山田さんが「ふぞろいの林檎たち」でも顕著な特徴である
「視聴者が共感できる登場人物や憧れる状況」を描かれ
更に、その時代の空気を写し取られたにも関わらず歳月を経ても色褪せない普遍的な作品だということが
同じ作り手としての琴線に触れられたんじゃないかと…?

ただ、晩年の山田さんは「私たちは少し、この世界にも他人にも自分にも期待し過ぎてはいないだろうか?
1人で出来ることも、衆知を集めて出来ることも、たかが知れている
人の生の通奏低音は『無力』である
可能性を極点まで探るのもいいが、そうすると、自他への不満を抱え
追い立てられるように生を終わることになる
可能性があっても、どこかで断念することも大事
『力点』を間違えてはいけない」…とおっしゃっていて
この先の甲斐さんが、どこに一番「力点」を置かれるのか?気になるところではアリマス

もっとも、甲斐さんは「音楽という表現を通して 
『甲斐よしひろっていうのは何者なんだ』っていうのを、たぶん死ぬまでずーっと探ってるんだよね
それが、ある日、急に判っちゃうのか、10年後に判るのか、あるいは死ぬまで判らないのか
でも、判っちゃったら、音楽辞めそうな気がするんですよね
さっさと詩人を辞めて、アフリカに行って、奴隷商人になっちゃったランボーみたいにね」
…と話されていたし、これからもお変わりにならないような気も…?(笑)

そして…「最後の無頼派」と呼ばれていらした伊集院静さん
広告会社のCMディレクターから、ユーミンや松田聖子さんのステージ演出を経られ
作家デビューを飾られたあと、伊達歩名義の作詞家として、レコード大賞も受賞なさったという
その経歴は華々しく、私生活も華やか、かつ波瀾万丈な方でしたが

甲斐さんとは、歌謡曲の話題で盛り上がり、ご一緒にカラオケへ行かれ
「戦後のほとんどの日本の歌謡曲を歌詞まで記憶していることに驚いた」…って
甲斐さんは、物心がつかれた頃に「紅白歌合戦の曲を全て歌えた」方ですもんね?(笑)
その甲斐さんが繁華街の真ん中で生まれ育たれたのをお知りになって
「ああ、子供の頃に甲斐さんは歌謡曲を身体の中に入れてしまったのだとわかった」と伊集院さん

「甲斐さんと一緒にいると、妙な安堵を感じる
存在感の大きさはおそろしくあるのだが、それをやんわりと隠している気がする
おそらく、この人は若い時に切ないものを見たのではないか
それが何かはわからないが、人間の、大人の男にとって肝心なものに触れているような気がする
甲斐さんのもっと若い時の姿も、年老いた甲斐さんも見てみたい…と書かれていたんだけど

当の甲斐さんは、前述の「レコ大歌手」の方のラジオ番組で
「僕、伊集院さんともすごく仲が良いんですけど
2年くらいずっと連れ立って飲み歩いてたんですよ、2人で…
あの人、ホントひどい人なんで、性格が…(笑)
『小林旭を今日どうしても聴きたいから』って言って

六本木で一番古いオカマバーに、僕を無理やり連れて行って
『甲斐、頼むから6曲だけ歌ってくれ!』って…すごい乱暴な人ですからね(笑)
僕、6曲歌ったこと、ちゃんとありますよ」…とNHKの某ディレクターの方と同じく
甲斐さんを「ジュークボックス代わり」になさったことを明かされてました(笑)

ちなみに、伊集院さんご自身は…「歌が上手い訳ではない、むしろ音痴に近いし
野球部時代に声がつぶれて嗄れている」とおっしゃってますが
元々、歌謡曲がお好きらしく、ご自宅で鼻唄を歌っておられると
「大人の男の人が、鼻唄なんて品がない…」と奥様に注意されていらしたそうです(笑)

伊集院さんは、紫綬褒章を受賞なさった際に…
「大酒を飲み、ギャンブルをやり、女性の噂があったから
『無頼派』と呼ばれているけど(笑)無頼派だと小説は書けません
執筆は丁寧にやるべき仕事。頭で考えても限度があるため、小説は基本的に体で書くもの
農夫が朝早く起きて、土を返すことを繰り返すような営みなんです」

…とコメントなさっていたんですが、そんな伊集院さんに
「『この人は歌手でなければ、無頼の徒になっていたろう』と、つくづく想像してしまう」
…と評されていらした井上陽水さんって、どんだけ~!?(笑)
でも、そうお感じになったということは、やはり伊集院さんも「無頼の徒」ってことじゃ…?(笑)

余談ですが…作家の桜木紫乃さんが「ホテルローヤル」で直木賞を受賞された時に
伊集院さんは、桜木さんがお泊まりになっていたホテルへ、お祝いのお花を贈られたらしいんだけど
送り主の名前は、桜木さんがお好きな伊集院さんの著作「羊の目」の登場人物の名前だったんだとか…
こういう粋なことをサラリとお出来になるトコが
男女を問わず、おモテになった秘訣なのかなあと…?(笑)
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近況&雑感5

2023-12-07 14:40:00 | 日記
甲斐さんは、何かお調べになりたい時に、マネージャー氏や川越スカラ座の舟橋支配人など
周りの皆さんにネット検索をお願いしていらっしゃるようですが
中には、検索に時間がかかる方もおられるみたいで
「検索ワードのチョイスにセンスがない」といったことをおっしゃっていて(苦笑)

…って、ご自身では、SNSをお使いになれないのに…(失礼!)、と思っていたら
「だって、車の免許ないのに、運転してる人より
『俺の方が詳しい』とか言っちゃう人だよ?(笑)」と奥さん(苦笑)
ともあれ…そんな検索の苦手な方のために、先日の「あさイチ」で
SEO専門家でいらっしゃる辻正浩さんをゲストに迎えた「ネット検索術」の特集がありました

まず、ネット検索に関する悩みとしては…
「ピンポイントで探せない(自分の欲しい情報に辿り着かない)」「似たような情報ばかり出て来る」
「情報が多過ぎて、どれを選んだらいいか判らない(諦めてしまう)」
「良い検索ワードを思いつかない」「検索結果の上位は信じていいの?」

…といったことが挙げられていて「ああ、判る判る!」って感じだったんだけど(笑)
40~50代の女性9人に、幾つか「お題」が出され
皆さんが、実際にスマホで検索なさっている様子を撮影した映像を拝見すると
更に「ある!ある!」感満載でクスクス(笑)

例えば…「渋谷駅周辺で久しぶりに知人と会う時の雰囲気のいいカフェを探す」というお題では
「渋谷 カフェ ステキ」や「渋谷 カフェ おしゃれ」
「渋谷 カフェ 雰囲気のいい」など抽象的な表現だと同じ結果になりやすいらしく
「2023年ベスト9」とか「若者向け」のお店ばかりがヒットした方が多数

一方、検索上手な方は、探すお店を「20年来の友人と寛ぐ店」と仮定なさって
「渋谷 カフェ 隠れ家」や「渋谷 カフェ アラフィフ」といったワードをお使いになり
店内の写真などが豊富にアップされているインスタで検索されていたり

グルメサイトだと雰囲気が優先され、場所は二の次になるため
「駅から近い」ことを条件に、まず地図アプリで数軒に絞ってから
グルメサイトで、口コミの多いお店をお選びになっていたり

辻さんによれば…「どういう情報が欲しいのか、ちゃんとイメージしてから
具体的なキーワードで検索するのがいい」とのことでしたが
ボクは、普通の検索エンジン以外のアプリなんかを利用することに目ウロコでした(笑)

ちなみに…検索ワードとワードの間にスペースを入れるか否かという件については
数年前までは、例えば、東京で「サッポロラーメン」と検索すると
「東京で食べられるサッポロラーメンの店」がヒットし
「サッポロ ラーメン」と検索すると「札幌のラーメン店」が上がっていたのが
今は、検索エンジンが進化したため、スペースの有無に関わらず、同じ結果が出るそうです

続いては…「大分へ旅行するのに満足できる宿を探したい」とのお題が出され
「大分 宿 ○○」の「○○」に何と入れるのがいいか?ということで
「よかった」「おすすめ」「高評価」「ランキング」などのお答えが挙がったところ

辻さんのお勧めは、旅慣れている方の感想が記された「旅行記」だったんだけど
さすが?甲斐さんのツアーで、全国を回っている奥さん(笑)
辻さんのもう1つのお勧めワード「リピート」を即答しておりました(笑)

まあ、辻さんもおっしゃっていた通り、同じ宿に2回以上お泊まりになるってことは
前回、満足できるサービスを受けられた宿ってことですもんね?
ちなみに…前述のお答えの中では「おすすめ」が、一番ページが膨大になるため
欲しい情報に辿り着きにくいワードらしく、入力しなくても同じ結果になるみたいです(汗)

VTRに登場された、テレビ番組のリサーチャーの喜多あおいさんは
「ファミリーヒストリー」や「ためしてガッテン」
「行列のできる法律相談所」「サワコの朝」「日曜日の初耳学」などバラエティー番組のほか
「ハケンの品格」や「任侠ヘルパー」などのドラマでも活躍なさっている
「世に知られていない情報を探し出す」方だそうで

ご自身が「面白かった」とおっしゃる探しものは「ムダ毛の歴史」…って
「一体、いつからムダという概念になったのか?」という点にツボられたらしい(笑)

ただ、この収録日のお仕事は「マンホールの面白話」だったようで
喜多さんは、まず、辞書を手に取られると「マンホール」の別の呼び名を見つけられ
その「人孔(じんこう)」で検索なさると「マンホール」では出て来なかった結果がゴロゴロでした(笑)
「面白いものの角度が変わって来るので、語彙を増やすことが大事」と喜多さん

でも、我々一般人には難しいかも知れないやり方なので
「意外性のある情報に辿り着くような調べ物をしたい時」のとっておきの一言…
逆接の接続詞「…なのに」を伝授して下さり
「絶品『なのに』安い」とか「パン屋『なのに』夜だけ営業」など意外性のあるお店に巡り会える
…って、この「夜だけ営業」のパン屋さんは、人気カフェにパンを卸しているお店なんだとか…
逆に、定番の情報が見つかりやすいワードは「とりあえず」だそうです(笑)

次にVTRに登場なさった、雑誌編集者の平野亜矢さんは「SNSならではの検索術」を披露
「具体的に決まっているものを探す時」に、Googleで検索すると
「一般の人たちの関心事」や「今、すごく盛り上がっているもの」が判りにくいため
インスタや「X」で検索した方が「よりリアルな口コミ」や「体験談」がヒットしやすいらしい

「普通の検索で出て来るものは、記事になっているものや、既にまとめられているもの」が多いので
そうなる前の段階のものは「X」やYahooのリアルタイム検索を活用して探しておられるそうですが
SNS検索のコツとしては「話し言葉」で、更に、それを「過去形」にして検索するとのこと

例えば、人気のスイーツを探す時には「スイーツ ○○」の「○○」に
「やっと買えた」と入力すると「いつも売り切れだったけど、やっと買えた」といった
その時の感情を誰かに報告したいという「X」がヒットするみたいで
また、行列のできるような人気店の特集はあっても、空いてるお店の特集はないため
「ランチ 新宿 すぐ入れた」という風に検索することで「穴場」的なお店が見つかったりするらしい

そうそう!SNS検索では、その地元の方が、方言で発信なさっている場合も多いので
方言を使って検索するのも有効だそうです(笑)

それはともかく…9人の女性に課された次のお題は
「『あさイチ』のホームページ内に、昨年度掲載されたハンバーグのレシピを探す」で
ほとんどの方が、そのレシピのページを上から順にチェックなさっていたんだけど
全265種類のレシピ中、ハンバーグは5種類しかないということで
時間切れ、もしくは、力業でナンとか辿り着いたという結果に…(汗)

ただ、お一人だけ、約1分で5種類を見つけられた方は
レシピのページを開いたあと「ページ内検索」をお使いになったらしい
この「ページ内検索」や「検索ツール」ボタンを押して、必要な情報を入力、または選択すれば
「探したい情報が見つからない」時や「最新の情報を知りたいのに古い情報ばかりが出て来る」時に
かなり便利みたいです…って、どうして今まで教えてくれなかったの~!って感じ(笑)

あと「マイナス検索」や「*(アスタリスク)」も、もっと早く知りたかった技で
例えば…「ととのう」と入力すると「サウナ」関係ばかりが出て来る(笑)…といった時に
「ととのう」のあとに、半角の「マイナス」と「サウナ」を入力すれば
「サウナ」以外の「ととのう」がヒットする…って「ととのう」で検索することある?(笑)

「*」は、別名「ワイルドカード」と呼ばれているそうで
例えば…陣内孝則さんと陣内智則さんみたいに、入力するワードが、一部判らない時などに
「陣内*則」と入力すると、どちらの情報もヒットするみたいです

そして、最後の「お題」は…「渋谷区にある自宅の水道の蛇口から水が溢れている
なるべく信頼できる業者に早く来て貰いたい」というもので
「水のトラブル 渋谷区」などを先頭に「おすすめ 早く」「緊急 水道工事」
「応急処置 水道」「近くの水道工事店 急ぎ」といったワードを入力なさって

「10分で駆けつけます」などの謳い文句を掲げている業者や
検索結果の上位に挙がっている業者を選ばれる方が多数いらしたんだけど
そのスマホ画面の上部に「スポンサー」と表示されている業者は
「検索連動型広告」…キーワードに関連したページが開かれると
広告料を出した業者のサイトが表示される…を打っている業者なので、注意が必要とのことでした

中には「なるべく信頼できる業者を」ということで
まず、渋谷区の水道局のサイトを開き
「水もれ」に関するページで「水道局指定店」をお選びになった方がおられたんですが
辻さんは、表示される順番と信頼度は関係がなく
また、そもそも、自分が詳しくないことを検索しているため
検索で得た情報が正しいのか?信頼できるのか?が判りにくいので
水道局などの「公的機関のサイト」を見て判断するのは良い方法だと大絶賛

例えば…病気に関する検索では、病名や症状などのワードの最後に
「go.jp」…政府が取得できるドメインを付けると、厚生労働省のサイトが出て来るそうです
ただし、検索サイトはまだまだ不完全なので、健康や命、財産といった大事なことは検索せずに
人に訊いたり、書物で調べたりする方が良いとのこと…って、結局、最後はそれ?(笑)
でも、今後、何かをググる際には、かなり時間が短縮できるんじゃないかと…?(笑)
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