ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

甲斐バンド クリスマス ディナーショー4

2021-12-31 19:18:00 | ライブ
甲斐バンドのクリスマスナンバー「安奈2012」で登場された山田拓斗さんは
引き続き、もう1つのクリスマスナンバー「かりそめのスウィング」でも
素晴らしい演奏を披露して下さったらしく
「安奈2012」の時は、頭クラクラで絶不調だった奥さんも思わず立ち上がってスウィング(笑)

このライブの直前に届いた、甲斐さんからの
「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」カードには
来年のビルボードツアーの日程が記されていたそうで
次なる「ニンジン(笑)」に高まっていたみたいですが

一方で、ビルボードライブのBOX SETがリリースされた際に
「次回(のツアー)からは全く違うものになる」的なご発言があったため
「メンバーが変わったりするのかなあ?」との思いが頭をよぎっていたらしく
今回の山田さんのご出演に胸を撫で下ろしたんだとか…(笑)

そうそう!時折、フジテレビで不定期に放送されている
「これが定番!世代別ベストソング」という番組で
MCのさまぁ~ずのお二人が担当なさっている「46歳以上」の枠のクリスマスソングに

山下達郎さんの「クリスマスイブ」やワム!の「ラストクリスマス」
「戦場のメリークリスマス」と共に「安奈」が選ばれていて
「夜のヒットスタジオSUPER」に出演された際の甲斐さんの映像が流れたんだけど

その映像が流れ始めた途端に、三村さんが「あっ!甲斐バンド!」と反応なさったのへ
「26~45歳」枠のゲストでいらしたSHELLYさんが
「甲斐バンド?」と「?」マーク付きで聞き返され
奥さんは「甲斐さん、SHELLYのこと好きって言ってたのに…」と苦笑い(苦笑)

さまぁ~ずのお二人は「これも良い歌!」とおっしゃって、映像に見入っておられたものの
その時間帯のツイッターでは「『安奈』ってクリスマスソングだったんだ!?」と
驚かれた皆さんのツイートが溢れていたそうで、またまた苦笑い(苦笑)

もっとも、奥さんが一番気にしていたのは、AGライブの頃の衣装と髪型の甲斐さんが
この「夜ヒットS」に出演なさった当時にも言っていた
「あの右頬にかかってる髪の毛、ナンとかしてあげて~!」でした(笑)
確かに、クニャッとした毛先が頬に当たっておられるのを拝見していると
ギターをお弾きになっている甲斐さんの代わりに、手で払い除けて差し上げたくなりました(笑)

それはさておき…
ここで、甲斐さんは、7月に開催された赤レンガ倉庫ライブについて
前日までずっと天気が悪かったのに、当日だけ晴天に恵まれた…といったMCをなさって
「その赤レンガ倉庫でやったナンバーを…」と「ブルーレター」へ…

奥さんは、再び着席して聴いていたものの「安奈2012」の時のような眩暈はなかったようです
ただ、その代わりに時ならぬ睡魔に襲われたらしく(汗)
「マジでビルボードの寝落ち男性と同じになっちゃう~!」と焦りまくり(汗)

曲が終わると…「メンバーの紹介をしましょう!」と甲斐さん
奥さんは、一瞬「えっ!?早くね?」と思ったみたいですが
すぐに、ディナーショー開催のお知らせが来た際に「7時半開演だから
ライブは1時間半くらいかな?」と考えたことを思い出したらしい

そして…甲斐さんから「赤レンガ倉庫で『ビューティフル・エネルギー』を歌って
ヤラかした(笑)松藤が歌ってくれる!」と紹介され(笑)
場内からの「がんばれー!」の声に高々と腕を上げて、お応えになる松藤さん(笑)

そういえば、前回の飛天ライブでも、松藤さんのアコギだけがハウリまくり
気を取り直して、再び弾き始められるも、またハウリング…(苦笑)
甲斐さんと鎌田ジョージさんは、上体をのけ反らせて大笑いなさって
「松藤の人生そのもの!(笑)」とツッコんでおられましたよね?(苦笑)

続いて、10曲目は(たぶん?)「メガロポリス・ノクターン」
「ビューティフル・エネルギー」より歌いやすくていらっしゃるのか?
後に「魔法の粉(笑)」をかける必要がない安定感のある歌声で
2コーラス目を甲斐さんにバトンタッチされたんだとか…(笑)

さて、ここからライブ後半戦♪そのトップを飾ったのは
赤レンガ倉庫ライブで、奥さんが期待していた「観覧車'82」
セットリスト返り咲きを果たした、この曲のイントロを聴いて、思わず立ち上がり
通常の7割程度ながら、手拍子足拍子したところ

先ほどまでより、身体が軽く感じられたみたいで「かなり回復したかも?」と思ったトコで
エンディングの「WOW WOWWOW…」の部分に差し掛かり
甲斐さんは、ナンのためらいもないご様子で?客席にマイクを向けられたらしく
「マスクの下で、めっちゃ歌った!(笑)」そうです(笑)

そのままの勢いで「氷のくちびる」に突入し、大好物の「ギターを弾く甲斐さん」を堪能(笑)
もちろん、場内は総立ちで大盛上がり…って、この頃には、甲斐友さん達も含め
普段、履き慣れないヒール靴を脱ぎ捨てて、裸足で踊られた
女性ファンの方が多数いらしたらしい(笑)

ちなみに…奥さんは、前回のオールスタンディングライブの際に
飛天のふかふかな絨毯のおかげで「ヒールを履いてても底マメに響かない♪」と喜んでいたら
各ブロックを仕切るロープを支えていたポールが、時間が経つに連れて
自らの重みで、そのふかふかな絨毯に沈み込んでいたことに気づかず

ポールの底板の角に、爪先を思いっきりぶっつけて(汗)
「痛っ!」と思う間もなく、前方にツンのめり
危うく顔面から絨毯にダイブしそうになったところを
近くにいらした観客の方々が、奥さんの腕や肩を引っ張って助けて下さったんだとか…(笑)

ともあれ…「氷のくちびる」に続き「ポップコーンをほおばって」が始まると
また動悸が激しくなって来たみたいで、照和ライブ以来の着席参戦となり(苦笑)
いつぞやのビルボードツアーの時に、ホテルで入浴中に転倒した翌日
尾てい骨にヒビが入った状態でも「スタンディングで大暴れしたのになあ」とガックリ(苦笑)

立ったり座ったり、ずいぶん落ち着きがない参戦ぶりだったようだけど(苦笑)
ディナータイムに、一瞬とはいえ意識を失ったことにショックを受けたらしく
それに、デザートプレートが出されたのが、7時少し前で
奥さんが救護室を出たのが、7時25分過ぎだから、正味30分ほどしか休んでない訳で
「ライブ中にまたそんなことになったら…」という恐怖心が大事を取らせたんじゃないかと…?

もっとも、次の「漂泊者」では再び立ち上がり
「ポップコーンをほおばって」の間に回復した?体力で拳を突き上げ(笑)
本編ラスト曲の「翼あるもの」も、マイノリティーながら(笑)
「トントン拍子」で参戦したみたいです(笑)
まあ、メンバーの皆さんがステージから下がられた途端、椅子に座り込んだそうですが…(苦笑)

そのしばしの休息のあと、アンコールが始まって
1曲目は、甲斐さんがラジオで触れていらした通り
「クリスマスにピッタリな曲を…」と「聖夜」を歌われたらしく
押尾コータローさんのクリスマスライブにゲスト出演なさった…というより

甲斐さんご自身が「『二人のビッグショー』みたいだった(笑)」とおっしゃったくらい(笑)
ほぼほぼ「ライブジャック」化していた中で(笑)披露された時ほどの驚きはなかったようだけど
それでも、めったに聴けない「第3のクリスマスソング」に萌え~♪
まあ「♪俺を深く埋めて♪」という歌詞は、この聖なる夜に失態を演じてしまった(苦笑)
奥さんの心の声と、違う意味でリンクしたらしい(笑)

アンコール2曲目は「ラブ・マイナス・ゼロ」
この曲も、赤レンガ倉庫ライブでは、セットリストから外されていたので
ナンとか、スタンディングで聴きたかったみたいですが
アンコール待ちで、いったん座ってホッとしたせいか?
そのままマッタリしてしまったんだとか…(苦笑)

でも、いつもエンディングで「今や歌詞の一部」となった?(笑)
「サンキュー!じゃあね!」のトコで、甲斐さんが
「サンキュー!みんな、メリークリスマス!」とおっしゃったらしく
「あの一言で『ザ・クリスマス!』って感じ♪」とキャイキャイ(笑)

そして…「こんなに詰めかけてくれて、感謝してる。サンキュー!ありがとう!
受けとめてくれる人がいるから、バンドも続けて行けるんで…
45年以上経っても、自分たちがやれる場所を探せるっていうのは、ホントに運が良いと思う
…といった言葉に、この2年の間、感染防止対策による規制の合間を縫うようにして
ビルボードツアーや赤レンガ倉庫ライブを開催して下さったことはもちろん

ライブ配信や動画映像のアップなど、新たな手段で活動ぶりを披露して頂いたおかげで
鬱屈した日々を乗り越えて来られたことを改めて実感したそうだけど
って、それ以前に、思春期を迎える前から(笑)ずーっと
甲斐さんの歌声や言葉に背中を押して頂いて来たんじゃないかと…?(笑)

さて、甲斐バンド初のクリスマスディナーショーのラストを飾ったのは
甲斐さんが「明日への活力に繋がる曲」とおっしゃった「HERO」
もちろん、奥さんも埋もれてはおれず(笑)能う限り暴れたみたいです

メンバーの皆さん全員での「ご挨拶」は、やはり握手や肩組みではなく
肘タッチというか、お互いの前腕をクロスさせる形だったようですが
甲斐さんは、下手側から上手側の袖に向かおうとなさった岡沢さんに駆け寄られ
ダイブ気味に前腕をぶつけていらしたらしく「超~!可愛かったんだけど~♪」と奥さん(笑)

まあ、自業自得とはいえ、ギリギリ滑り込みセーフで始まり
とりあえず最後までライブを観ることが出来た…ってか
「ナンとか持ちこたえたぞ!」という安堵感が
一番大きかったんじゃないかとは思われますが(苦笑)
これまで経験したことのないステキなクリスマスだったのは間違いなさそうです♪

ちなみに…終演後は「足が痛い」という甲斐友さん達が、奥さんの足取りがしっかりするまで
一緒にグランドプリンスのラウンジでの休憩に付き合ってくれたらしく
そのあと、タクシーでホテルまで送って貰って
部屋に帰った頃には、かなり常態に近いくらいに回復したようで
「今から、もう1回ライブやってくれないかなあ(笑)」などと申しておりました(笑)

…って、ディナーが始まる前にお手洗いに行ってから
部屋に帰って「横浜赤レンガ倉庫ライブ」のDVDを2回しするまで
1度もお手洗いに行ってなかったことに気づいた途端
「やっぱ、ヤバイよねぇ…」とビビったみたいだけど…(苦笑)

翌日、甲斐友さん達に、お礼のLINEを送り
グランドプリンスの公式サイトにある「ご意見、ご感想」のページから
醜態をお見せしたお詫びと、介抱して下さったスタッフの方々へお礼のメールを送って
「私のことは嫌いになっても、甲斐バンドのことは嫌いにならないで~!」と願ったんだとか…(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐バンド クリスマス ディナーショー3

2021-12-29 15:23:00 | ライブ
さて、いよいよ本編に取りかかるんですけど
前述のようなコンディションだったので、奥さんの記憶は、かなり曖昧で(苦笑)
…というより、細部に至っては、ほとんど何も覚えていなかったこと
お含みおきの上、お読み下さいませ…m(__)m

開演ギリギリに会場入りしたもので、この日のために甲斐さんが用意なさった
客入れSEの数々は不明ながら(汗)メンバーの皆さんがステージに出て来られた時のSEは
「たぶん『ルート66』だったと思う」と奥さん(苦笑)
まあ、ステージ前に2台、客席中央辺りにもカメラが設置されていたらしく
いずれ映像で確認できるんじゃないかと期待しておりました(笑)

席に着いて「とりあえず間に合った!」とホッとしたのも束の間
メンバーの皆さんが、それぞれの立ち位置につかれ
スタンバイなさっている時には、もうしっかり立ち上がっていたらしい(笑)
長年の習慣というか、条件反射というか、身体に刷り込まれたものってスゴイなあと…(笑)

程なくして、オープニングナンバー「感触」のイントロが流れ始め
「そういえば、今回は1曲目は何か?って予想してなかった」と
甲斐さんの選曲よりも、そのことに驚いていたら(苦笑)
ステージセンターの奥から、甲斐さんご登場♪

ラメラメキラキラなジャケット姿に「クリスマス仕様ね」と思い
改めて、メンバーの皆さんの衣装に目をやると
ジャケットをお召しなのはイチローさんだけで
他の方々は襟付きのシャツに、岡沢さんはネクタイ
マックさんと前野さんはループタイ?やチョーカーをあしらわれていた中

松藤さんは、赤レンガ倉庫ライブの時にお召しになっていたとおぼしき
黒地に白のストライプのシャツを真っ赤なTシャツの上に羽織っておられたそうで
黒澤フィルムスタジオでのラストライブの際にも
甲斐さんを始め、皆さんがドレスアップなさっている中で
松藤さんだけが、ジャケットの下にランニングシャツを着ていらしたことを思い出し
「やっぱり、ドラマーだから動きやすさ重視なのかなあ?」とぼんやり考えていたんだとか…

…って、それはたぶん?ほんの1~2秒のことで
「タッチ!」と拳を振り上げることから歌が始まると
思ったよりも足元が覚束ないことに気づき(汗)
以前に、この曲が取り上げられたツアーで、甲斐さんがおっしゃった
「『タッチ!』だけじゃなくて『WOO!』もちゃんと歌え!」という言葉通りに
「WOO!」を歌いながらも、拳を上げるのは「ちょっと勘弁して貰った」らしい(苦笑)

続いて2曲目の「暁の終列車」は「愛ろく3ツアー以来かな?」と奥さん
「これが、イチローさんの「『初めて弾く曲』…?
イヤ、英二さんのピンチヒッターで、キネマ倶楽部でやったっけ?」などと記憶を手繰りつつ
「セトリはクリスマス仕様じゃないのね(笑)」とクスクス(笑)

そして、ここで、甲斐さんが「今年最後のライブだからね!
最後まで楽しんでって欲しい」と短く挨拶なさって、3曲目「地下室のメロディー」へ…
「まあ、ここも一応『地下』だもんね(笑)」と心の中で呟き「タンタタン」と手拍子しながら
この曲が、赤レンガ倉庫ライブでは、本編後半の斬り込み隊長となった曲であり
ようやく暮れて来た野外会場で、その照明の鮮やかさが映えていたことを思い出し

ふと飛天の天井を見上げると、かつてのオールスタンディングライブの際に
会場に足を踏み入れた途端、おそらく?来場客のほぼ全員が目を奪われたであろう
あの豪華絢爛なシャンデリアが目に飛び込んで来たものの
縦長に区切られたスペースでは、全てのシャンデリアが並んだ壮観さを味わうことは叶わず…(苦笑)

そうそう!奥さんと同じ下手側ブロックの最前列に発見した
暴れん坊の(笑)甲斐友さん2人を除くと、近くの席に甲斐友さん達の姿は見当たらず…
ディナー会場に一緒に入った甲斐友さんは
「ファンクラブ先行でゲットしたのに…」と嘆いていたほど後方の席だったし

開演前に声をかけてくれた甲斐友さんも、後方からやって来たみたいだったし
そもそも、座席番号で振り分けられたディナー会場のテーブルでも
近くに甲斐友さん達を見かけなかったなあ…と気づいたらしい(苦笑)

終演後に、一緒にディナー会場入りした甲斐友さんから
前の列に船越英一郎さんと亀和田武さんがいらして
目が合っただけで船越さんが会釈して下さったというLINEが入ったのをきっかけに
他の甲斐友さん達もかなり後方の席だったことが判明…

薬師寺ライブの時にも「意外とステージが近かった」という
センターブロックの十数列目辺りに船越さんがいらしたらしいので
その辺りに「関係者席」が設けられているんでしょうけど
ファンクラブ会員より前方というのは如何なものかと…?(苦笑)

そういえば、グッズ売場の手前に飾られていたお祝い花は
甲斐さんのレギュラーラジオ番組の放送局2局と甲斐さんの会計士の方
それに吉岡秀隆さんからのお花だったそうですが
吉岡さんを見かけた方はいらっしゃらなかったんでしょうか?

それはともかく…4曲目も赤レンガ倉庫ライブで披露された「フェアリー」
甲斐さんには何か思い入れがおありの曲なのかな?
ボクがこの曲から連想するのは、我が永遠のアイドル(笑)が
この曲とタイアップしたCMに出演していたことと
この曲のPV撮影で甲斐さんが負傷され、初めてライブが中止になったことですけど…(汗)

奥さんのあやふやな記憶によれば、この辺りのMCで
甲斐さんが、かつての飛天ライブに触れられ「あの時、来てくれた人いる?」と質問
場内からは「ハーイ!」という声が上がり、手を上げる方多数(笑)
…って、もちろん奥さんも手を上げて答えると(笑)
甲斐さんから「お帰り!また会えて嬉しいよ!(笑)」とのお言葉を賜りニンマリ(笑)

更に、その25周年ライブの際、飛天の入口からライブ会場へ降りるスロープの壁一面に
甲斐バンドの懐かしい写真パネルの数々が展示されていたことにも触れられ
「俺は『またやろうよ』って言ったんだけど
『甲斐さん、アレから20年経ってます』って…(笑)」とスタッフの方に言われ
四十余年間の写真を並べるとしたら、4~5階分のスペースが必要になるとのことで
断念なさったと明かされたんだとか…(笑)

ともあれ…5曲目は「今夜にピッタリなバラードをやりましょう」と「LADY」
奥さん待望の1曲が、久しぶりにセットリスト入り♪
もっとも本人は、いつも通りとは行かないまでも、それなりに暴れたせいで
また少し動悸が激しくなって来たようで「ちょっと座らせて貰った」らしい(苦笑)
まあ、通常のライブ会場に比べ、座席同士が離れていたため
着席していても、甲斐さんが全く見えなくなることはなかったみたいですが…(笑)

続いての曲は「東京の冷たい壁にもたれて」
この曲を座ったまま聴いていると「照和ライブを思い出した」と奥さん
自分が参加したライブでリアタイしたことはもちろん
その後、映画「照和」の中に、ステージ前のカメラを覗き込むように歌われたカットがあり
そのカメラの位置や角度が、自分の席から観た光景そのものだったため
妙にドギマギしたことも併せて思い出して萌え~♪(笑)

でも、そのあと「安奈2012」が始まり、ビルボードツアーのメンバーでいらっしゃる
山田拓斗さんの登場に驚く暇もなく、急に頭がクラクラし始め(汗)
目を閉じてうつむいたまま、耳だけダンボ状態に…(苦笑)
山田さんのライブと、ニューヨークでの「JAPAN DAY」
そして今回で、山田さんのお弾きになる「安奈」は3度目ながら
「2012」バージョンは初めてで、新鮮だったそうです♪

…が、しかし、これまで甲斐さんの「着席勧告」に渋々従っていた人間が
「座れ」と言われない内に着席しているのを
「甲斐さんが不思議そうに見てた(…と主張(笑))」と思ったら
ビルボードライブ東京で、開演前にワインを1本空けて
ライブ中「寝落ち」なさっていたという(笑)例の男性客の話が登場し

奥さんは「えっ!?もしかして、バンケットマネージャーから連絡入った?(汗)
椅子から転げ落ちて搬送されたヤツってバレた!?」と
血の気が引くやら、恥ずかしさで赤らむやらで「忙しい顔色」になったんだとか…(笑)
まあ、おそらく?件の男性と同様に「浮かれて飲み過ぎたんだろう」と
思われたことは間違いないんじゃないかと…?(笑)

余談ですが…
終演後に会った甲斐友さん達お2人は、山田さんのファンでもいらっしゃるそうで
このクリスマスディナーショーの前日にも、山田さんのライブに行かれたらしく
この日のご出演には、奥さん以上に驚かれていたみたいです(笑)

山田さんは、甲斐バンドによるビルボードツアーには参加されてなかったし
赤レンガ倉庫ライブも観客としてご覧になったようですし
初めて、このバンドのライブにメンバー入りなさって
「さぞかし大変でいらっしゃったんじゃ…?(失礼!)」と思いきや

「デビュー45年を超えてもディスカッションの絶えない現場で学ぶことが沢山ありました
甲斐さん、バンドのメンバーの皆様、そして聴きに来て下さった方々、ありがとうございました!」とか
「初のステージ上の甲斐バンドのサウンドは圧巻でした!」と
ずいぶん刺激を受けられたご様子で、ツイートなさってました♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐バンド クリスマス ディナーショー2

2021-12-27 21:15:00 | ライブ
さて、座席番号によって振り分けられた4人掛けの丸テーブルに着き
右隣の席にいらした女性に会釈をして、お品書きを眺めていると
シャンパンのボトルを手にされた男性スタッフの方から「いかがですか?」と勧められ
「これが『1ドリンク付』ね」と思い「お願いします」と頷きつつ

お品書きにあった「甲斐バンド スペシャルドリンク『ANNA』も飲んでみたいんだけどなあ」
…と思っていたら「他に何かご注文は…?」と問われ
すぐさま、その「ハーブリキュールベース」のカクテルを注文(笑)
まあ、ビルボードでは、特製カクテルをお作りになるアーティストの方が少なくない中
甲斐さん仕様のドリンクが登場することがなかったので
テンションが上がったのも無理はないでしょう(笑)

やがて、反対側のお隣に男性が、お向かいの席に女性が
それぞれ着席なさったものの、顔見知りの方ではなく
周囲のテーブルも皆さん「お一人様」らしく、コロナ禍ということもあり
特に会話が弾んでいる様子はなかったらしいんだけど
同じバンドのファンで、しかもショータイムには近くの席に着かれる訳だし
「黙食」推奨のご時世とはいえ「袖すり合うも多生の縁」と考えて

このディナー会場に入った時から気になっていたこと…
メンバーの皆さんに各テーブルを回れとは言わない(笑)
でも、せっかくの初ディナーショーなんだから
甲斐バンドの映像を流すなり、音楽をかけるなり、何らかの演出はないのか?…
右隣の女性に囁くと、その女性も頷かれ、そこから、ポツリポツリと会話が始まり
その女性が、奥さんの向かい側の席の女性との会話を伝えて下さったりして
お通夜のような雰囲気は払拭されたんだとか…(笑)

お通夜を連想したのは、やはり「フォーマルな服装でお越し下さい」という
ドレスコードに沿って、黒系の装いの方が多かったからみたいですが
本格的なイブニングドレスの方や、お着物姿の方
中には「えっ!?普段着?」みたいなラフな格好の方やスニーカーを履かれた方も…(苦笑)
奥さんが会った甲斐友さん達は、通常のライブでのカジュアルな装いから一変
皆さんフォーマルにドレスアップしていたそうだけど

終演後に「ン十年ぶりのヒール靴」で傷めた足を嘆く方多数…(苦笑)
でも、奥さんも通常は、ハイヒールがマストなのに
昨年のビルボードツアーから、かかとの高いスニーカーを愛用しており
パンプスを履くのは久しぶりとのことで「大変だったんじゃないか?」と訊ねたら
問題はそこじゃなしに「ホテルでパンプスに履き替えなくても
アンクルブーツのままで行けば良かった」と足元がゾクゾクすることに参ったらしい(苦笑)

それはともかく…「ズワイガニとアスパラのミモザ仕立て
カロリーヌとキャビア『クリスマスプレゼント』」という前菜に始まり
「フォアグラのフランと金箔を浮かべたチキンコンソメスープ」
「国産牛フィレ肉のパヴェ ピスタチオ風味のグラタン仕立て
彩り野菜添え 芳醇なトリュフソース」…といった
名前だけでは、どんなものかピンと来ない(笑)料理が供されたみたいですが

そこはそれ、コース料理だし、観客が入場するタイミングはまちまちだし…で
1品1品が出て来るまでの間が長く、メイン料理の前にパンを食べ切ってしまうのも躊躇われ
勢い、飲み物に手を伸ばす機会が増えて来て
最初はゆっくりと、シャンパンを一口一口味わっていたのが、かなり飲みやすかったらしく
継ぎ足しのお代わりを戴き、白ワインを戴き、赤ワインに口を付け
「ANNA」の香りと甘さがアクセントとなり…って

元々、アルコールはそんなに強くない人なので
普段なら、最初の一口二口で顔が真っ赤になり
そのあと、動悸が速まり、汗が出て来たりして、ペースダウンするはずなのに
疲れが溜まっていたのか?換気のため室温が低い場内だったからか?
顔が赤くなっただけで、動悸も汗もなく、本人も「今思えばおかしい」と気づいたようだけど

そもそも晩酌をする習慣がなく、お酒を戴くのは、甲斐さんのビルボードツアーの時くらいで
開演前にソーダ割を1杯…それが2ステージで計2杯
そのあと、甲斐友さん達と打ち上げに行ったとしても、アルコールは1杯だけ…という
1日に3杯飲む機会が2ヶ月間で10日ほどだった人間が
約2年間、全くアルコールを摂取していなかったんだから
当然、以前よりもアルコール処理能力が衰えているはずですよねぇ…(苦笑)

…という訳で「KAIBAND Christmas Dinner Show in Hiten
SHOW MUST GO ON」と書かれたホワイトチョコのプレートが飾られたデザート…
「ラズベリーとフロマージュのムース ホワイトクリーム
マンダリンオレンジのスープ仕立て『メリークリスマス』」…のお皿が運ばれて来た時
いきなり、動悸が激しくなり「えっ!?」と内心驚いていると

お隣の女性が、お皿を見つめるだけで手を付けない奥さんをご覧になって
「甘い物、苦手ですか?」と声をかけて下さったそうですが
「いえ…」と言ったあと、何と答えたのか記憶がなく
ふいに眩暈がした…と思ったら、床に倒れていたらしく、そのことにまたビックリ!(汗)

ホテルの方が数名そばにいらして「大丈夫ですか?」「すぐそこに救護室がございますので…」
と、あれよあれよという間に、バッグを預かって下さり、車椅子に乗るよう促され
お隣の女性の「大丈夫ですか?」という心配気な声に見送られ退場となった次第…(汗)

ただ、本人によれば、この状況に少し正気を取り戻したみたいで
「恥ずっ!」と一気に汗が吹き出したらしいんだけど(苦笑)
でも、完全に正気ではなかった証拠に、車椅子で搬送される直前にゲットしたとしか思えない
ホワイトチョコのプレートを持ち帰って来てました(笑)…って、ナンでそれ?(笑)

ともあれ…同じフロアの一角にあった救護室へ運ばれ、ソファーに座らされ
冷たいお水やおしぼり、ペットボトルのお水などを差し出されて恐縮しまくり(汗)
「救急車をお呼びしましょうか?」と訊ねられた時は、さすがにお断りしたそうですが(苦笑)
ベッドは遠慮なく使わせて頂き、しばらく横たわっている間に考えていたのは
「夜会巻きにしなくて正解だったな」って…?

女性の方はお判りかと存じますが、髪をアップにするのに
ヘアゴムやヘアピン、クリップなどを使わずに、一つにまとめた毛束をグリグリとネジ上げ
毛先を毛束の中に隠し、ネジった毛束が解けないようコームで止めたエレガントな髪型らしく
ベッドに横になったりすると、残念なことになってしまうようです(苦笑)

奥さんは今回、フォーマルな服装に合わせ、その髪型にしようとしたものの
以前に夜会巻きでライブに参戦した時、いつも通り暴れている内に
コームがズレて来て、毛束が解けそうになり、何度も修正しなければならなかったみたいで
「やっぱりヤメておこう」と考え直したらしい

それはともかく…横になったおかげで、ずいぶん気分が良くなり
起き上がって水を飲んでいたトコへ、女性スタッフの方がやって来られたので
「もう大丈夫です、ありがとうございました」と告げると
そのスタッフの方が時計をご覧になり「開演5分前です、間に合って良かったですね」
…と、おっしゃって、まさかのタイミングに3度目のビックリ!(笑)

ただ、ショーの会場までは、再び車椅子で搬送されることになり(苦笑)
途中、エレベーターに乗った時、降下する振動も、到着した際の衝撃も全くなくて
「えっ!?動いてたの?」ってくらいスムーズだったことにまたビックリ!(笑)
ショーの会場に入ると、他の観客の皆さんの視線を感じ「恥ずっ!」AGAIN(苦笑)

でも、介抱して下さったスタッフの方々にお礼を言って、自分の席に着き
改めて場内を見回すと「アレ?間違ってない?」と思ったくらい
見切れとは程遠い良席で、またまたまたビックリ!?(笑)
イヤ、確かに下手側のブロックではあったらしく
センターブロックで言うところの3列目辺りが最前列になっていたものの
ステージが狭いにも関わらず、各席同士が1メートル間隔で設置されていたため
奥さんの前には「ちゃんとステージがあった!」んだとか…(笑)
…って、左端から右端まで、いったい何席だったんだ?

ディナー会場で、お隣の席にいらした女性が、3席横に座っておられ
奥さんと目が合うと「大丈夫ですか?」と声をかけて下さったり
車椅子で入場したのを見かけて、甲斐友さんがやって来てくれたり
「お騒がせして、本当にごめんなさい!」と消え入りたい気分になっていたのも束の間
上手側の袖からメンバーの皆さんが登場され「わっ!もう始まるの!?」…(笑)
イヤイヤ、おそらく奥さんが席に着いたのが開演時間ちょうどくらいだったはずだし
いつものように「甲斐時間」はあったんじゃないかと…?(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甲斐バンド クリスマス ディナーショー1

2021-12-26 14:30:00 | ライブ
開催発表から昨日まで、指折り数えながら激務に耐え、ようやくその日を迎えた奥さん
疲れが溜まっていたのか?テンションが上がり過ぎたのか?
ディナータイムに出されたシャンパンやワイン、特製カクテル「ANNA」などを飲み過ぎたらしく(汗)
人生初の車椅子で救護室に運ばれるという大失態を演じ(汗)

その後、ショータイムまでには、少し落ち着いたものの
…って、ナンとしてでもライブを観たいという執念で落ち着かせるトコがコワイ!(笑)…
万全とは言えない体調で、1曲立っては1曲座りを繰り返し
座った時には、一瞬睡魔に襲われたりするような状態だったため
全18曲、何を演奏されたかは覚えているんだけど、曲順は全くのあやふやなんだとか…(苦笑)

…という訳で、時系列通りにとは行きませんが(汗)
奥さんが覚えていることをご紹介して行きますね
まずは、前哨戦の様子から…今回のディナーショーのチケット予約が出来たあと
職場のシフト作成者の方に「一生のお願い(笑)」をして休みを頂き

「何を着て行こうか?」「どんな曲をやるんだろ?」と楽しみが膨らむ内に
予約したチケットの発券可能日が来て、いそいそとコンビニに出かけ
…って、まあ発券順に席が決まる訳じゃなし、そんなに慌てることはないんだけど(笑)
手にしたチケットの座席番号を見て「ビミョー…」と一言

イヤ「VIP席」が設けられていないライブで、1ケタ列ゲットは、奥さんにとって快挙(笑)
ただ、その「1ケタ」よりも、更に小さな数字の席番がネックだったそうで(苦笑)
「いなピーさんの立ち位置より、もっと下手側かなあ…」と
かつての「ステラボール」ライブや薬師寺ライブの「見切れ席」をイメージしたらしい(苦笑)

まあ、足元がフラットな会場ですし、これまでも前方に体格の良い方がいらして
「甲斐なしバンド」状態になってしまったことも、1度や2度ではないようだし(汗)
いっそ1番端の席なら「壁の花になって暴れてやるのに…(笑)」と思っていたみたいですが
それでも、メンバーの皆さんのブログやツイッターを拝見して…

例えば、イチローさんが「K.B.もリハーサル快調!
年末のライブ、どれも初めての曲や初めて弾くフレーズ有りマス
大変な部分もありますが楽しいです!」と記されていると
「イチローさんが『初めて』だからって、レア曲とは限らない」などと
予防線を張りつつも、ついつい期待してしまうんだろうし(笑)

佐藤強一さんから「昨日は甲斐バンドの松藤さんと
12月にやるツインドラムの振り分けなどをしまして
そのあとは、久しぶりに居酒屋で楽しいお酒を飲み交わしました

僕が甲斐バンドをサポートするのは、2020年1月のNHKホール以来、ほぼ2年ぶりとなりますが
またオファーを頂いたことを本当に嬉しく思います
この2年の間も自分なりにコツコツ練習をして来たので
前よりも少しは進化したドラムで、しっかりサポート出来ればと思っています」とか

「僕は甲斐バンドのリハーサル期間に突入しております
久しぶりのツインドラムですけど、甲斐バンドの松藤さんとは、事前に綿密な打ち合わせをし
2人でスタジオに入っての練習もやり、そのあとは酒も酌み交わし
しっかりコミュニケーション出来ているので、間違いなく本番もバッチリのはずです
いつも通り、落ち着いて良い演奏を心がけます」とか

「甲斐バンドのリハーサルは順調に仕上がっております」と
着々と準備が整って行くご様子を報告して頂いたり
岡沢茂さんが、リハーサルスタジオや参加メンバーの皆さんとの集合写真をアップして下さったり
イチローさんを始め「甲斐バンドのボトム」の皆さんと
「自主練」なさったことを明かされたりするたびに
ギアが1段、また1段とアップして行ったみたいです(笑)

余談になりますけど、ツイッターを開設して3日目の明石市長・泉房穂氏が
明石駅前に2台目のストリートピアノを設置したことを告げる際に
「ピアノは上手に弾けないし、歌もギターも下手だけど、音楽は好きだ
小学生の頃、鼓笛隊の指揮者となったが、リズム感がなく、一日で交代となった」とツイート(笑)

そのあとに「高校の文化祭だが、甲斐バンドのコピーバンドのリーダーから
トークが出来、声も甲斐よしひろそっくりと口説かれ、ボーカルとして予選に出たが
音程を外した私のせいで予選落ちとなった
翌年、ボーカルだけ差し替わり、そのバンドは文化祭に出演した
以後、カラオケでも人前では絶対に歌わない」…と呟かれ
ライブアルバム「CIRCUS&CIRCUS」の写真をアップなさってましたが

甲斐さんの「バイキング」ご出演時に、この泉市長が、職員の方にパワハラ発言をなさった
…と思われる音声データが公開されたり、ローカルニュースで話されているのを見聞きした限り
「どこが『甲斐よしひろそっくり』な声だよ?(笑)」と奥さんツッコミまくり(笑)
それでも、自分と同世代の泉市長が高校生の頃に、甲斐バンドがやって来た明石市民会館へ
ライブを観に行かれていたかも?…と思うと「親近感が湧く」んだとか…(笑)

ちなみに、そのツイートのあとには…「だが、今でも家では時々こっそりとギターを弾いている
昔、妻と出会って間もない頃、フミヤの『TRUE LOVE』の弾き語りをしたこともあった
歌もギターも下手だけど、やはり音楽は好きだ」…との言葉が続いていたからか?
「ナンか、ギターを始めた動機に不純なモノを感じる(笑)」と申しておりました(失礼!)

それはさておき…連日、忙しさが更新して行くような日々を過ごし
19日にチケットの一般発売が終了し…って、まあディナーの準備の都合でしょうね?
21日には、岡沢さんが、一足早く?(笑)稲垣潤一さんのサポートで
「飛天」でのクリスマスディナーショーを終えられたと飛天の写真をアップなさったり

やっと24日のクリスマスイブ…甲斐バンド初のディナーショーの前日…となり
イチローさんが「(クリスマスイブ)といっても
クリスチャンではありませんし、パーティーをやる訳でもありません
今日は自宅で、明日の準備を粛々と…です」と記されているのを拝見し

2週間以上前に用意していた、お泊まりセット一式や
当日着て行く予定の服をチェックし「問題なし!」と判断
万端整えて、いつもよりずいぶん早めに就寝していたはずが
未明どころか、てっぺんに1度目が覚めてしまい
そこから、うつらうつらと1時間ごと、次第に30分ごとに目が覚めて
結局「ぐっすり感」がないまま、予定よりも早く動き始めたものの

前夜、録画予約した「明石家サンタ」も「岸辺露伴は動かない」の一挙再放送も録れておらず
「当日朝にバッグに詰めるもの」が、アレもコレも見当たらず、バタバタ、バタバタ…(汗)
ナンとな~く、不穏な感じの幕開けではあったんですが
心配していた雨に降られることもなく「さすが国内連勝中♪」の(笑)
甲斐さんの晴れ男ぶりに感謝しつつ、ホテルに到着すると
ちょうどチェックイン受付が始まり、その流れるようなタイミングの良さに気分は上々(笑)

そろそろ会場に向かおうと、品川駅を出たトコで「アレ?どっちだっけ?」…(苦笑)
そりゃ、何度か行ったことがあるとはいえ、自他共に認める「地図の読めない女」…
空間認識能力が低い人間が、ン十年ぶりに訪れて、すんなり辿り着けるはずはなく(苦笑)
慌ててスマホの地図アプリを開くも「北へ向かって歩き左折する」の「北」が判らず…(笑)
とりあえず、駅前の人混みを避け、スマホの画面をひっくり返したりしていた時
仔犬を散歩させていらっしゃるご夫妻を見かけ
グランドプリンス新高輪への道順をお訊ねすると

ご主人が説明して下さろうとするのへ、奥様がカブセ気味に
「えっ?どのプリンスホテル?あ、新高輪ね、ハイハイ
ちょっと判りにくいから…私たちもそっちに行くので、一緒に行きましょ!」と
仔犬を抱えてキャリーバッグの中に入れてしまわれ
「お散歩中なのによろしいんですか?」と恐縮する奥さんに
「いいの、いいの!それより、この人波をかき分けて、あっちに行かないと…」と案内して下さり

更に…「この坂道沿いの右手にあるから、信号か横断歩道があったら
向こう側に渡っておいた方がいいですよ」とか
「到着しても、造りが複雑だから、目的の場所に辿り着けないかも知れないので
正面入口を入ったら、左側に進んで、早めに誰かホテルの人を見つけた方がいいですよ」と
至れり尽くせりで親切にして頂き、おかげで迷うことなく飛天に到着

久しぶりにその外観を眺めると「Christmas Dinner Show 2021
SHOW MUST GO ON 甲斐バンド」という文字が輝いていて
それを写真に納めようとなさっている方多数
エントランスは、ブルーと淡い紫色の照明が灯されていたものの
外部から足を踏み入れると、若干薄暗く感じたらしい

ホテルの方が立っておられる方へ近づいて行くと、手指消毒と検温を求められ
それをクリアして、らせん状のスロープを下って行く途中
前回の飛天ライブの時のような、甲斐バンドの歴史を物語る
懐かしい写真たちのパネルは飾られていなくて、ちょっとガッカリ(苦笑)
代わりにプロジェクターで、甲斐バンドお三方の姿が壁面に映し出されていたそうです

スロープを降りきった所で、チケットをモギって貰い、グッズ売り場の行列に並ぶと
M字形が続いているみたいな隊列になっていて、スレ違う隣の列に甲斐友さんを発見しては
三真さんの柿の種「虜」をプレゼント…って、クリスマスにそれ?(笑)

接客スタッフの方はお二人だけ、大人買いなさる方も多くて、なかなか行列が進まず
ディナータイムに間に合わないんじゃ…?と心配し始めた頃
開演前のグッズ販売は、現在お並びの方で終了
終演後の販売をご利用下さい…となり
ナンとか無事に「横浜赤レンガ倉庫ライブDVD」とクリスマスグッズをゲット
奥さんは、グレーのTシャツにプリントされた
「HERO」の頃のものと思われる甲斐さんの姿に萌え~♪(笑)

それらとコートをクロークに預け、上階の食事会場に向かうと
チケットの座席番号によって、3つの会場に分かれていたそうだけど
ファンクラブ先行受付で入手された方は皆さん同じ会場だったらしく
クローク前で会った甲斐友さんと連れ立って「北辰」という宴会場に入るも
テーブルは、チケットの座席番号で決まっていて、一緒に食事することは出来ず…

奥さんは、このあと、史上最悪の大失態が待っているなど夢にも思わず
プロジェクターで壁面に映し出されていたのと同じ
甲斐バンドのお三方の写真が表紙になった「お品書き」に高まりながら、席に着いたのでした(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Happy Go Lucky!(12/16)その2

2021-12-25 14:48:00 | メディア
長岡さんによる「甲斐バンドツアー」の裏話は続き…
「一度ね、盛岡に行った時には、すごい面白かった
食堂車でメンバーと時間潰してたら、ウェイトレスの可愛い女の子がいて
で、その女の子と話すことになって、僕たち喋ってたんですよね
で、まあ無事に(到着して)そいで、その日は盛岡でコンサートが終わって…

甲斐くんと2人でね…甲斐くん、覚えてるかなあ?…盛岡の繁華街を歩きながらね
『ナンかちょっと飲み足りないねぇ』とか言って『どっかスナックに入ってみようか』って…
スナック『はりまや』って『はりまや橋』の『はりまや』って、ひらがなで書いてある…
『変な名前だね』って入ったんですよ

入ったらですね、ナンとね、そこのカウンターにね、さっき…昼間話してた
食堂車でウェイトレスやってた女の子が、カウンターにいて『あら、こんばんは!』って…(笑)
もうね、すごい盛り上がって、偶然っていうか
『夜はここでバイトしてます』とかって…偶然でね、もう、すごいお話が弾んで
酔っぱらって、もうヘロヘロになってホテルに帰った記憶があります(笑)可笑しいでしょ?」

…と、ホントに思い出し笑いをなさいながら話されてましたが(笑)
奥さんは、甲斐さんが、いつぞやのライブMCでおっしゃっていた「焼き芋屋さんの陰謀(笑)」
…「ウチの焼き芋を持って、あるスナックに行ったら
そこの女の子が、店が終わったあとも付き合ってくれる」と言われて
焼き芋を買い、そのお店に行くと、全くのガセネタだと判明したのに
長岡さんだけが、最後まで諦め切れずにいらした(笑)…という話を思い出しクスクス(笑)

そうそう!長岡さんは「盛岡が一番遠かった!」とおっしゃっていたけど
奥さんは、その盛岡でのライブの翌日が山形でのライブという日程のツアーで
盛岡に宿を取り、翌朝そのまま山形に移動するつもりだったのが
盛岡-山形間を結ぶ列車はなく、いったん仙台まで戻ってから、山形を目指すしかなくて
「地図で見たら近いと思ったのになあ」と苦笑いしておりました(苦笑)

それはともかく…友廣さんが、この一連のツアーエピソードをお聴きになって
「でも、ナンか、そんな…それこそ当時の、まっ色々、ご移動はあったと思うんですけども
もう、ほぼ移動時間みたいな感じだったんじゃないですか?」とお訊ねになると
長岡さんは「そう!あのねぇ、それをまあ…
『九州ツアー』とか『東北ツアー』とか組み込まれてないんですよ

昨日福岡だったら、今日は宮崎とかね(だったらいいけど)
あっち行ったり、こっち行ったりするんですよ
九州なら九州をグルっと廻してくれればいいんだけど
行ったり来たりしてたから、動きがすごい大変でした
特に東北!東北は電車がすごい揺れるし…(笑)」と返されてましたが(笑)

例えば「東京→名古屋→岐阜→福井→大阪」といった日程があったとしたら
メンバーの皆さんやスタッフの方々は、徐々に東京から離れる感じで
ツアー先の宿から次のツアー先へと移動されていたみたいだけど
甲斐さんは「サンスト」の収録や雑誌の対談などのために
合間を縫って帰京されることが、ままおありだったらしく
その移動の大変さは、ひとしおでいらしたんじゃないかと…?(汗)

「さあ!3曲目に行きます!ね?今夜3曲目は
アラン・パーソンズ・プロジェクトっていうグループがいて
私の好きなグループなんですけども、そのアラン・パーソンズ・プロジェクトのナンバーから
『Days・Are・Numbers』って曲です!お送りします」と
曲を流されたあと「懐かし~!」と長岡さん

「これねぇ、レコード会社のディレクター時代にね、あのー、毎日これ…大好きで、カセットに…
(『あっ!そんなに好き?』と友廣さん)…僕の時代、カセットだった
カセットからCDプレイヤーになって、それがMDになって、iPod、ね?
今はケータイになってますけど、友廣さんは違うでしょ?」と質問され

友廣さんが「私は…でも、小学校の時はカセットでした
そっからもう、CDは早かったですね(笑)」とお答えになると
「CDね、こう…ヘッドホンして?」…「ハイ、聴いてました!
そっから、MDになって…『えっ!?ナンでこんな小っちゃいのに入るんだ!?』みたいな…」
「ねぇ?『はじめから小っちゃくしろよ!』ってね(笑)
チューイングガムみたいにね(笑)」と話が逸れたトコで(笑)

「まあ、レコード会社にいる頃、毎日聴いてたんですけども、大好きな曲で
これ…面白いこと、気がついたんですけどね
UKのバンドに会いに…イギリスのバンドですね
で、私がレコーディングで、ロスアンジェルスに行くことになったんですよ
それも58日間、2ヶ月…『長い!』と思ってね
いつも聴いてるこの曲、もちろん入れて持参…持参する、この荷物の中にカセットテープでね
入れて持って…アルバムも全部、当然のように持参してね、毎日聴こうと思ってね」と軌道修正

「で、LAに着いて、すぐレンタカーを借りて、早速こう…道幅の…6車線以上あるようなね
高速道路、バーッと走りながらね、かけたんですけどね、ナンか違和感があるんですよ
大音響でこの曲かけたらね、全然景色と合わない!これ、合わない!
初めてだったんですけど『ナンで合わないんだろう?』と思って…

それでね、カセット取り出して、地元のFMを聴くとですね
ヘビメタとかハードロックがかかってんですよ!イヤ、もう、すっごい暑苦しいくらいの…
これがね、すごく合うんですよ(笑)アレね、初めての体験でした
これ、まるでね、京都の街でハワイアンを聴いてるようなね、違和感…ね?
芸者さんの前で『アロハ~!』って言ってる感じのね
だから、そういう体験したことないですよね

やっぱりね、LAって…ロサンゼルスの澄み切った、乾いた空にはね
こういうイギリスのね、ちょっと曇った音像は合わないんだなあと…
で、そこにいる2ヶ月間、僕はね、人生初の、
ハードロックとヘビメタ三昧の痛快な毎日でした(笑)
(『それはそれで良かったんですか?』)…うん!

それで、現地でたくさん…すごいヘビメタとハードロックに目覚めた私は(笑)
いっぱいアルバムをたくさん買って帰って来たんですよ
で、日本で聴いたら、最低なんです、これがまた…(笑)全然合わないんですよ
ヤブ蚊の大群みたいにギターがウワーンと鳴っててね
(『向こうでは良かったのに…?』)…そう!

だから、住む場所とか、国や地域によって
心地よい音楽の種類が変わるんだと…新しい発見でした
あのね、だから、北海道と沖縄でも…もっと極端に言うと
寒い所って『あいうえお』の『う』とかが多いんですよ…『う行』…母音…
ザルツブルク、イルクーツク、ね?ウラジオストックとか、ナンか暗いでしょ?

これが、ハワイ行くとね…『アロハ~!』とかね
ナンだっけな?『アラモアナ~!』とかね
『あいうえお』の『あ』とか、口開けるのが多いんですよ、やっぱり…
寒いとね…『そっだらぼっち言って、おめぇ』みたいなね、ボソボソってなるんです
『んだ、んだ』みたいにね」と、ナンちゃって東北弁で話されてましたが(笑)
確かに、関西に住んで久しいボクも、あまり大きく口を開くことはアリマセン(苦笑)

奥さんが、LAに行ってハイウェイを走っていた時には
判りやすく「ホテル・カリフォルニア」が、頭の中で流れ始めたようだけど(笑)
例えば「真夏の海辺で、サザンやTUBEは恥ずかしい」とか
「スキー場で聴くレゲエはイイよ~!」とか、あえてのミスマッチを好むのは
世代なのか?それとも、ひねりの効いた性格のせいなのか?(笑)

ともあれ…「これが暑いトコ…イタリアとか沖縄とか行くと
具志堅(用高)さんみたいに、あっけらかーんとなるんですよ
(『ちょっちゅね~(笑)』)…そうそうそうそうそう!(笑)『ちょっちゅね~』
そういうね、音楽にも影響があって…だから、その土地土地で結構変わるんですね
(『民謡とかも全然違いますもんね』)…ああ、違うなあ」と話されたあと

「さあ、今日、早いんですけど(笑)今夜のお別れの曲になってしまいました
(『あら!早い!』)早い!ね?…今日、男(の方の曲)ばっかりでしたからね
小田和正さんの曲です、ね?私が好きな曲…『たしかなこと』ね?
これ、あのー、九州人にはね、あんまりいない男のナイーブなデリカシーがね
そういうのを歌詞にすると、小田さんね、一番上手いですね

恋をしたり、人を愛したり、理屈に…そういうのに理屈は要らないんですけど
『好きになったんだから、しょうがないじゃない』って感じなんですけど
そこをね、小田さんの歌詞にね、理屈…理屈抜きの感情と
繊細な感情のね、論理がね、交錯している
で、人はね、感情で行動するわりに理屈を求めたがる、矛盾した生き物だなと…
そう思うことがあります、いつもね、そう思います(笑)」

…と、意味深な含み笑い(笑)と共に「お聴き下さい、小田和正で『たしかなこと』」を流され
友廣さんが「さあ、長岡さん、もっと話していたいんですが…」と
お別れの時間を告げるコメントを口になさった途端「もう30分!?」と驚かれ
「ハイ、30分です、また来週ですねぇ…」とのお返事に
いつも通りのご挨拶をなさって番組終了…
イヤ、ホントに内容の濃ゆ~い30分でした(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする