パピルス 和名 カミカヤツリ
夏の涼しさを呼ぶ湿地性の水辺の植物。
茎の先端に葉のような傘状(葉ではない)をつける姿から
umbrella plantともいわれている。
北アフリカ及び中部アフリカ原産の大型カヤツリグサ科の抽水植物
古代エジプトで紙の原料に用いられたことで有名。
ハーブを学ぶようになり、パピルスに関心をもちました。
エジプトに行ったらパピルスを見てみたいとも。
ラッキーなことに
エジプトツァーに「パピルス工場見学」がありました。
これがパピルス。
パピルスの茎の皮を剥ぎ、中の白い部分を薄くスライスし、2週間ほど水に浸す。
棒で叩いてまた2週間ほど水に浸す。
十分、水に浸したパピルスを縦、横に編み込む。
圧力器に掛けて水分を抜く。
乾かして完成、絵や文字を描く。
エジプトは砂漠=乾燥=水がない所と思っていたけれど、
昔は湿地帯=パピルス=紙=緑豊かで水が豊富なところだったりして‥。