高野山
ついに高野山まで行ってしまった。今日は、最初から高野山に行くつもりではなかった。数週間前に葛城山に上ったあと、これで南大阪のヒルクライムは完了だと書いたのは、南大阪ヒルクライムのサイトには高野山も載っているのだが、あれは南大阪じゃなくて和歌山だし、ちょっと別格で無理だと思っていたからだ。そのうち高野山にはそれなりの決意をしてから、行くだろうけど、いまは無理だ、だって片道だけでも5・6時間はかかりそうだからねと考えていた。
実際のところ今朝もとりあえず高野山のヒルクライムコースの出発点になっている南海電車の高野下駅まで行って引き返しこようと思って出かけたのだ。今日のメインイベントは、帰りに金剛トンネルに五條側から登ることだった。五條側は大阪側とちがってすごく急なので、力を温存しておかないと、大変なことになるぞ、と言い聞かせて、かなり力を抜いてパワーセーブで紀見峠を越え、橋本から九度山を通り、高野下まで行った。
このあたりは子どもが小さかった頃によく来ていたところだ。九度山駅で降りて、丹生川にそって高野下まで川沿いに道がある。それをずっといくとキャンプ場があって、そこでよくキャンプをして、川遊びをしたりしたのだ。うちの上さんがまだ結婚前くらいに、学校からここにキャンプをしにきていたので、家族でも来るようになっていたのだ。今日はそのキャンプ場の反対側の国道370号線を走ったので、川向こうから見えた。いまだにやっているみたい。
パワーセーブと自分に言い聞かせていたのが功を奏したのか、なんだか軽ーく高野下まで来てしまい、時間も家を9時に出たのに、11時には着いた。高野山まで19kmという交通標識を見たとたんに、こりゃ行かなくちゃと決めた。19kmなら1時間で行けるやんという浅はかな読みも手伝ったのだが、これはまったく無鉄砲としか言いようがない。
高野下まではほとんど平坦な道だったが、ここから高野山までは、急坂はないものの、ずっと上り調子で、やっぱ平均スピードは10km/h前後でしょうね。国道370号線が終わって、和歌山のほうから上ってくる国道480号線と合流するところまでとりあえず行ってみよう。そこまで行って、しんどかったら、引き返そうと思っていたのに、その合流地点にプロと思しきローディが休憩していて、ここで引き返したら、かっこ悪いの丸分かり。そこで飲み物を補給し、トイレ休憩をして、高野山方面へ向かう。あと9km。時間はすでに高野下から1時間を過ぎて、12時になっている。
ここから高野山までも同じように激坂はないが、ずっと上り調子で、道はいいけど、車が増えてきた。ずっと頭には帰りの金剛トンネルのことがあって、あれさえなければ、もっと力を出し切るんだけどなと思いつつ走る。12時50分に高野山到着。まさかここまで来てしまうとはおもわなんだ。感激の面持ちで高野山の町をコンビニを探しつつ走る。どうもコンビニがないので、なんでも売ってそうな店で、おにぎりやコーヒー(やっぱ私は疲れを取るにはコーヒーが一番やね)などを食べ飲んで休憩。
休憩をしながら、あちこち眺めていると、ご老人の参拝の団体さんたちがぞろぞろと私の脇を通っていく。そのなかの一人が、私のバイクを珍しそうに眺めて、持ち上げてもいいかというので、どうぞと答えると、へぇって顔。10kgありますよというと、私のはもうちょっと重いな。話に聞くと以前九州から高野山まで8日間(途中で四国も走ってきたとのこと)かけてやって来たらしい。すごい!
記念写真は真っ赤な根本大塔にした。いかにも密教の本山という感じの真っ赤な建物だ。記念写真がすんだら、1時20分すぎに高野山を出発。今度は下り一方だし、急な下りはないので、ブレーキも要所要所でかけるだけだから、手も疲れない。
さて問題は山越え。やはり疲れはたまっており、それに橋本で紀ノ川沿いに走るつもりが、間違えて国道24号線に出てしまい、国道24号線で五條まで行くのはしんどいので、もう来た道を帰ることに。なぜこちらを敬遠していたかというと、371号線は車の量がすごいから。そういうところを上り坂で上るのはごめんだ。五條から金剛トンネルの道は急坂だけどほとんど車が来ない道なので排気ガスを気にすることもない。でも今日はだめだ。とてもそんな気力はない。そこで紀見峠経由で帰ることに。
上りはたいへんだったけど、なぜか峠を越えて、大阪側に入るとぜんぜん車が追い越してこなくて、快適に河内長野までもどり、ついでにこちらも車の多い310号線で帰ってきた。ちょうど4時に無事帰宅。
行きはほとんど曇りでよかったけど、帰りはもう紫外線浴びまくり。これからはあまり遠出をしないで、近場を短時間走ることにしよう。
走行時間5時間55分。走行距離114km。
ついに高野山まで行ってしまった。今日は、最初から高野山に行くつもりではなかった。数週間前に葛城山に上ったあと、これで南大阪のヒルクライムは完了だと書いたのは、南大阪ヒルクライムのサイトには高野山も載っているのだが、あれは南大阪じゃなくて和歌山だし、ちょっと別格で無理だと思っていたからだ。そのうち高野山にはそれなりの決意をしてから、行くだろうけど、いまは無理だ、だって片道だけでも5・6時間はかかりそうだからねと考えていた。
実際のところ今朝もとりあえず高野山のヒルクライムコースの出発点になっている南海電車の高野下駅まで行って引き返しこようと思って出かけたのだ。今日のメインイベントは、帰りに金剛トンネルに五條側から登ることだった。五條側は大阪側とちがってすごく急なので、力を温存しておかないと、大変なことになるぞ、と言い聞かせて、かなり力を抜いてパワーセーブで紀見峠を越え、橋本から九度山を通り、高野下まで行った。
このあたりは子どもが小さかった頃によく来ていたところだ。九度山駅で降りて、丹生川にそって高野下まで川沿いに道がある。それをずっといくとキャンプ場があって、そこでよくキャンプをして、川遊びをしたりしたのだ。うちの上さんがまだ結婚前くらいに、学校からここにキャンプをしにきていたので、家族でも来るようになっていたのだ。今日はそのキャンプ場の反対側の国道370号線を走ったので、川向こうから見えた。いまだにやっているみたい。
パワーセーブと自分に言い聞かせていたのが功を奏したのか、なんだか軽ーく高野下まで来てしまい、時間も家を9時に出たのに、11時には着いた。高野山まで19kmという交通標識を見たとたんに、こりゃ行かなくちゃと決めた。19kmなら1時間で行けるやんという浅はかな読みも手伝ったのだが、これはまったく無鉄砲としか言いようがない。
高野下まではほとんど平坦な道だったが、ここから高野山までは、急坂はないものの、ずっと上り調子で、やっぱ平均スピードは10km/h前後でしょうね。国道370号線が終わって、和歌山のほうから上ってくる国道480号線と合流するところまでとりあえず行ってみよう。そこまで行って、しんどかったら、引き返そうと思っていたのに、その合流地点にプロと思しきローディが休憩していて、ここで引き返したら、かっこ悪いの丸分かり。そこで飲み物を補給し、トイレ休憩をして、高野山方面へ向かう。あと9km。時間はすでに高野下から1時間を過ぎて、12時になっている。
ここから高野山までも同じように激坂はないが、ずっと上り調子で、道はいいけど、車が増えてきた。ずっと頭には帰りの金剛トンネルのことがあって、あれさえなければ、もっと力を出し切るんだけどなと思いつつ走る。12時50分に高野山到着。まさかここまで来てしまうとはおもわなんだ。感激の面持ちで高野山の町をコンビニを探しつつ走る。どうもコンビニがないので、なんでも売ってそうな店で、おにぎりやコーヒー(やっぱ私は疲れを取るにはコーヒーが一番やね)などを食べ飲んで休憩。
休憩をしながら、あちこち眺めていると、ご老人の参拝の団体さんたちがぞろぞろと私の脇を通っていく。そのなかの一人が、私のバイクを珍しそうに眺めて、持ち上げてもいいかというので、どうぞと答えると、へぇって顔。10kgありますよというと、私のはもうちょっと重いな。話に聞くと以前九州から高野山まで8日間(途中で四国も走ってきたとのこと)かけてやって来たらしい。すごい!
記念写真は真っ赤な根本大塔にした。いかにも密教の本山という感じの真っ赤な建物だ。記念写真がすんだら、1時20分すぎに高野山を出発。今度は下り一方だし、急な下りはないので、ブレーキも要所要所でかけるだけだから、手も疲れない。
さて問題は山越え。やはり疲れはたまっており、それに橋本で紀ノ川沿いに走るつもりが、間違えて国道24号線に出てしまい、国道24号線で五條まで行くのはしんどいので、もう来た道を帰ることに。なぜこちらを敬遠していたかというと、371号線は車の量がすごいから。そういうところを上り坂で上るのはごめんだ。五條から金剛トンネルの道は急坂だけどほとんど車が来ない道なので排気ガスを気にすることもない。でも今日はだめだ。とてもそんな気力はない。そこで紀見峠経由で帰ることに。
上りはたいへんだったけど、なぜか峠を越えて、大阪側に入るとぜんぜん車が追い越してこなくて、快適に河内長野までもどり、ついでにこちらも車の多い310号線で帰ってきた。ちょうど4時に無事帰宅。
行きはほとんど曇りでよかったけど、帰りはもう紫外線浴びまくり。これからはあまり遠出をしないで、近場を短時間走ることにしよう。
走行時間5時間55分。走行距離114km。