「土佐天空の郷ヒノヒカリはどんなお米」という質問への回答です。
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産地ブランド米作りを頼まれたとき、自分が考え出したSPR(Suzunobu Project Rice)というブランド化計画に基づいて、3年を一区切りとして計画・実行していきます。
SPR(Suzunobu Project Rice)とは
生産者・地域農協・全農(経済連)・普及センター・農試センター・市町村・県・米穀店とが一体となって、今までの概念にとらわれず、自由な発想の元で、積極的に新しい栽培方法や銘柄米などにも取り組み、時代にあった新しいブランド化を目指していくことで、途切れてしまった農業の後継者を、もう一度育て上げていき、その結果、産地の活力を戻していこうと考えていて、将来的には、全ての産地の格差を無くし、産地イメージで消費者がお米を選ぶのではなく、自分の好みでお米を選ぶ、新しいお米の時代を作っていきたいと考えているプロジェクトです。
「土佐天空の郷ヒノヒカリはどんなお米」は、四国山系の中央に位置する「本山町」で、弥生時代に始まった稲作から、時間をかけて切り開かれた、地域の9割が急な棚田という水田を、そのまま利用して栽培されています。
このブランド米には、地域の利点を最大限に活かした10項目があります。
1.四国山系のもたらす激しい寒暖差
2.山々から湧き出す綺麗な水、創り上げられた土壌
3.生産者は全て、環境に配慮し、優れた農業を展開するエコファーマー
4.土壌栽培管理の徹底
5.生産者別水田別個別乾燥保存
6.玄米の被害粒、着色粒の徹底除去
7.食味分析機により高得点のもののみ出荷
8.良質の大粒を厳選出荷
9.室戸海洋深層水の使用で独特の甘みを実現
10.世界一の米を作るという生産者の情熱と努力
この10項目により、他地域との差別化、他県との差別化を図るだけでなく、炊き上げた時のご飯の見栄え、米粒感の違い、甘さの違い、食べ応えの違いを出しています。
このお米を食べた消費者のコメントで多いのが、「野性味がある」「生産者の熱意を感じる」「お米の概念が変わった」「冷めても食感が変わらない」「冷めても甘みが強く残っている」など。
昨年誕生したばかりのブランド米ですが、このお米の魅力を知った、全国60件弱の米穀店で購入することができます。