こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

質問「今年は不作なの」-シルシルミシル

2010年04月23日 05時49分31秒 | Weblog
「今年は不作なの」という質問への回答です。
(米穀関係者・生産者等で、この内容を使用する場合は、必ずご連絡お願いいたします。
掲載されている全ての情報の、無断転載は禁止いたします。)

まだ不作とは言い切れませんが、5月連休に田植をする産地については、やや黄色信号となってきているかもしれません。

どの産地が良いのか悪いのか。どの品種が良いのかなどについては、個々に頂いたメールに対してお答えしましたが、ブログでは様々な問題があるために控えます。
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質問「土佐天空の郷ヒノヒカリはどんなお米」-シルシルミシル

2010年04月23日 05時18分57秒 | Weblog
「土佐天空の郷ヒノヒカリはどんなお米」という質問への回答です。
(米穀関係者・生産者等で、この内容を使用する場合は、必ずご連絡お願いいたします。
掲載されている全ての情報の、無断転載は禁止いたします。)

産地ブランド米作りを頼まれたとき、自分が考え出したSPR(Suzunobu Project Rice)というブランド化計画に基づいて、3年を一区切りとして計画・実行していきます。

SPR(Suzunobu Project Rice)とは
生産者・地域農協・全農(経済連)・普及センター・農試センター・市町村・県・米穀店とが一体となって、今までの概念にとらわれず、自由な発想の元で、積極的に新しい栽培方法や銘柄米などにも取り組み、時代にあった新しいブランド化を目指していくことで、途切れてしまった農業の後継者を、もう一度育て上げていき、その結果、産地の活力を戻していこうと考えていて、将来的には、全ての産地の格差を無くし、産地イメージで消費者がお米を選ぶのではなく、自分の好みでお米を選ぶ、新しいお米の時代を作っていきたいと考えているプロジェクトです。

「土佐天空の郷ヒノヒカリはどんなお米」は、四国山系の中央に位置する「本山町」で、弥生時代に始まった稲作から、時間をかけて切り開かれた、地域の9割が急な棚田という水田を、そのまま利用して栽培されています。

このブランド米には、地域の利点を最大限に活かした10項目があります。
 1.四国山系のもたらす激しい寒暖差
 2.山々から湧き出す綺麗な水、創り上げられた土壌
 3.生産者は全て、環境に配慮し、優れた農業を展開するエコファーマー
 4.土壌栽培管理の徹底
 5.生産者別水田別個別乾燥保存
 6.玄米の被害粒、着色粒の徹底除去
 7.食味分析機により高得点のもののみ出荷
 8.良質の大粒を厳選出荷
 9.室戸海洋深層水の使用で独特の甘みを実現
 10.世界一の米を作るという生産者の情熱と努力

この10項目により、他地域との差別化、他県との差別化を図るだけでなく、炊き上げた時のご飯の見栄え、米粒感の違い、甘さの違い、食べ応えの違いを出しています。

このお米を食べた消費者のコメントで多いのが、「野性味がある」「生産者の熱意を感じる」「お米の概念が変わった」「冷めても食感が変わらない」「冷めても甘みが強く残っている」など。

昨年誕生したばかりのブランド米ですが、このお米の魅力を知った、全国60件弱の米穀店で購入することができます。
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質問「新米で注目している産地は」-シルシルミシル

2010年04月23日 04時37分16秒 | Weblog
「新米で注目している産地は」という質問への回答です。
(米穀関係者・生産者等で、この内容を使用する場合は、必ずご連絡お願いいたします。
掲載されている全ての情報の、無断転載は禁止いたします。)

各産地で田植の準備が始まっていますが、現在の天候不順によって、不作になってしまったり、生育不足となってしまう産地も出る可能性があることから、今はまだ、どの産地が出来が良さそうとは言えないのですが、注目している産地と品種としては
 北海道芦別市「ななつぼし」・砂川市「ゆめぴりか」・北斗市「ふっくりんこ」
 宮城県栗原市「ひとめぼれ・つや姫」
 茨城県常陸太田市「コシヒカリ」
 長野県飯山市「コシヒカリ」・南安曇野郡「コシヒカリ」
 新潟県北魚沼「コシヒカリ」・妙高市「コシヒカリ」
 兵庫県加西市「かぐや姫」
 高知県長岡郡「ひのひかり・にこまる」
 佐賀県唐津市「ひのひかり・夢しずく・さがびより」
など、全18か所。

注目している理由は、お米の品質や味だけでなく、地域プランドを育てる気持ちがあるのか、地域全体の将来性・活性化・後継者づくりを考えているかなどを考慮しています。

よって、生産者1人だけのお米であったり、コンクールで入賞したお米だからという注目の仕方は、一切していません。
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膨大な注文メール数

2010年04月23日 03時48分10秒 | Weblog
「シルシルミシル」を見ていた人から、今年お勧めの3銘柄米の注文が入った。
その数は、昨日だけで200件を超えてしまった。

何時もなら、「今日は注文が多いいね」という感じなのだが、来週から始まる店舗の建て替えのために、事前に飲食店へ納品するためのお米の精米と、島屋へのお米の発送準備に追われてしまっている中での、膨大なメールだったため、店中がパニックに!

注文票の打ち出し、顧客の登録、発送伝票の準備に1人、島屋への発送準備に1人、飲食店へ納品するためのお米の準備に1人、近所へのお米の配達に1人と、1人1人が一つの作業で手一杯の状態となってしまった。

よって自分は、注文が入った3銘柄米の精米と袋詰めをしながら、島屋へ発送するための玄米の選別、発送するための荷作り、建て替え作業の打ち合わせの、4つの作業を同時進行ですることとなってしまった。

昼休みも無く、1日中精米機が止まることも無く、いつもよりもスピードを上げて作業していたのだが、結果として昨日発送することができた件数は40件弱。

注文してもらった銘柄米が、全て精米だけであれば、もっと発送することができたのだが、玄米、分搗米、極うまみ精米、真空パックなど、様々であったため、これが限界だった。

今日も8時から精米をして、1件でも多く発送してあげたいのだが、あいにく自分は取材が入っていて、数時間作業から外れなければならない。
おまけに、島屋への納品キロ数は1トン弱。

はたしてどこまで出来るのだろうか。
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