こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

1ヶ月たったのだが、クレームを言った生産者は、どうして来ないのだろうか

2010年04月15日 10時52分11秒 | Weblog
「となりのマエストロ」で自分がブレンド米の話をしたことが気に入らないと、自分ら罵声を浴びせて、店に文句を言いに来ると言っていた、山形県の真室川の生産者と、福島県か秋田県の生産者がいたのだが、昨日で、放送から1ヶ月経ってしまったのだが、全く来る気配がないのは、どうしてなのだろうか。

あれだけ文句を言ったのだから、実際に来て、消費地の現状や問題点などを見てもらって、その上で話をした方が、なぜテレビでブレンド米の事を言ったのかが、良く分かってもらえると思うのだが・・・・

電話の時には、「絶対に来る」と息巻いていたので、自分としては必ず来ると思っていたため、特に連絡先などを聞かなかったから、自分からは連絡のしようがない。

電話で文句を言っただけで、生産者は納得してしまったのだろうか。

自分の方は、生産者との話し合いをした後で、番組を見ていた消費者から寄せられた、ブレンド米についての問い合わせに答えようと、消費者には回答を待ってもらっていたのだが、1ヶ月も経ってしまっては、それも限界。

今日からブレンド米についての回答をしていこうと思っている。
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「こうのとり伝説米」は復活できるか

2010年04月15日 10時36分48秒 | Weblog
火曜日に、埼玉県農林振興センター・市役所・農協・生産者と、「こうのとり伝説米」の今後について、5時間にわたって話し合った。

以前も言ったが、一度頓挫してしまったブランドというものは、もう一度動き出すことは容易ではない。
最初にブランド化を始めた時の、3倍以上の行動力を出さないと、まず不可能だろうし、動いたとしても、スムーズに動いていくことは難しいだろう。

ブランド化を始めて、そのブランド米がある程度認知されるようになると、産地の考え方にも変化が出始めて、「品質の良いお米を作ろう」とか「美味しいお米を作ろう」という考え方が広がっていく。
その時にブランド化が頓挫してしまうと、生産者の意識と意欲が、スタート時よりも、低くなってしまう場合が、多々あるのだ。

そうなってしまった生産者の意識と意欲を、もう一度元に戻して、地域としてブランド化をしなければならないのだから、手間は数倍かかってしまう。

とりあえず、ブランド名は残すとしても、ブランド化の方法や販売方法などについては、今までの事を全て忘れて、全く新しいブランド米を作るような考えで、一から作った方がよいだろうし、実際に行動するにしても早いと思う。

運が悪いことに、埼玉県からは、双子の新品種がデビューしてしまうこともあって、埼玉県で生まれた銘柄米同士での、消費者を取り合う戦いもしなければならない。
「こうのとり伝説米」のブランド化が、当初の計画通りに動いていれば、埼玉県で生まれた銘柄米同士での争いは、完全に避けられたはずなのだが、厳しい現実だ。

今回の再ブランド化については、自分が直接指揮をするのではなく、産地側で色々と考えてもらって、それについての助言を自分はしていこうと考えているのだが、産地の1日は、自分にとっては3日に該当する。

果たして産地は、それだけ早い計画で実行できるのだろうか。
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