こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

様々な現実を見つめらがらも、日々を前向きに考えて進んでゆくためのブログです

明日から食事制限

2010年03月16日 23時20分28秒 | Weblog
今まで、1日に3合以上のご飯を、毎日1人で食べていたのだが、明日からこの食生活はしばらく止めることになる。
お米を食べ比べするために、これからも少量だけは毎日炊くのだが、夕食のために1合炊くことはしなくなる。

理由はダイエット。

もっとも、お米を食べていることで太っているわけではなく、ストレスで過食気味になって、食べなくてはいられなくなってしまったり、脂っこいおかずばかりを食べ続けたり、深夜に食べる弁当などが原因なのだが。

既に胃が大きくなってしまっているので、普通の大きさに戻るまで、食事制限をしていくのであるが、一気に体重を落としていくことは危険なので、徐々に落としていくとなると、やはり半年程度はかかってしまうのではないだろうか。

ストレスがたまると、絶対に食べずにはいられなくなってしまうので、この食事制限は、普通にしていくダイエットよりも厳しそうだ。
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「こうのとり伝説米」に結論が出た

2010年03月16日 23時02分30秒 | Weblog
今日、埼玉県鴻巣市でブランド化をしていた「こうのとり伝説米」について、今後どうしていくのかという問題についての結論が出た。

結果としては、「農林振興センターとしては、担当を増やしたりすることができないということから、コウノトリ伝説米は、県ブランド米ではなく、地域のブランド米として、体制を作りなおして、これからも活動していく」となったそうだ。
そして自分としては、これがベストな選択だったのではないかと理解している。

一時期は、全国ブランドにまで成長することが出来るかもしれないと思ったブランド化だったため、なんとかならないのだろうかと、自分も色々とシュミレーションしてみたのだけれど、やはり、一度止まってしまったというのが、かなり痛いネックとなってしまっていて、東京という大消費地での復活は、かなり厳しい。

しかし地元であれば、まだまだブランド米として育てられる可能性は残っている。
価格の変更もしなければならないだろうし、栽培方法の変更や特徴についても、地元にあったものに変更しなければならないかもしれない。
ということは、実際にはブランド名だけを残して、全てを作り変えることになってしまうかもしれない。
でも、それでも良いのではないのだろうか。

一度はブランド米の仲間入りをした名前なので、この名前を守りながら、産地の思いが一つになって動いていけるのであれば、それが産地の将来には一番良いと思う。

4月になると、農林振興センターでは人事異動があるだろうから、新しい担当が決まりしだい、農協・生産者と一度話し合うことになった。

しかし、自分がそこで話すことは、もうほとんどない。
なぜなら、「このうとり伝説米」は、地元のブランド米となって活動していくのだから、主導権は地元。どうやっていくのかを考えるのも、どういうブランド米に育て上げるのかも、全て地元で、みんなで一緒になって、一生懸命考えることなのだ。
そこに、東京にいる自分が参加する理由は無いのである。

こんな言い方をすると、自分が「このうとり伝説米」というブランド米を捨ててしまったように聞こえるかもしれないが、そうではない。
自分としては「自分の元から巣立っていく」という、清々しい気持ちなのだ。

喜んで見送ってあげたいと思う。
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ブレンドを伝えたことでお礼があった

2010年03月16日 14時56分07秒 | Weblog
今日、「となのりマエストロ」でブレンド米のことを見て、実際に試したという人からお礼の連絡があった。

その人は、「福島県会津産コシヒカリ」を取り寄せているそうなのだが、どんなに工夫しても、ご飯が小さくて柔らかく炊きあがってしまって、味もほとんど無いのだが、農家さんに悪いということで、言うこともできずに困っていたそうである。

その時に、番組でブレンド米の事を言っていたので、次の日にスーパーから「あきたこまち」を2kgだけ買ってきて、番組とは逆の3割だけを混ぜて炊いたそうである。

すると、ご飯が柔らかくなりすぎず、今まで見ることが出来なかったカニ穴もできて、ご飯の甘さも少し強くなったと喜んでもらえた。

確かに単品で、美味しく食べることができれば、それが一番であることは間違いないのだが、その単品が上手に炊くことができずに、この人のように悩んでいる人も、沢山いるのだ。

その人たちにも、美味しくご飯を食べてもらう方法としても、ブレンド米については提案している。

これでも、ブレンドすることは悪なのだろうか。

悪だというのなら、この人は、「福島県会津産コシヒカリ」を生産者から買うことをやめて、産地を変えなければならないのだろうか。
それとも、パンや麺を食べなければならないのだろうか。

自分としては、やっぱりお米を食べてほしい。
そして、どうせ食べるのなら、やっぱり「美味しい」と言ってもらいたい。
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シラタ米はペットのご飯用に販売

2010年03月16日 14時11分20秒 | Weblog
メイン精米機の接待を変更して、まだ数種類しか精米していないのだが、はやくもシラタ米がたまり始めてしまっている。

自分の店では、このお米については、嫁ぎ先がない。
このままだと、産業廃棄物となってしまうのだ。
そこで急遽、このお米だけを袋詰めして、犬猫のペット用のお米として販売することにした。

どこかのディスカウントストアーでは、このお米を、一般消費者用に販売しているという噂も聞いているが、自分の考えでは消費者用としての販売は不可能。
しかし、自分の店で販売してるお米から弾き出されたシラタ米なので、お米の安全性・栽培方法については、どこにも引けを取らない。
だから、ペット用としては申し分ないと言える。

今までも、精米時に出た小米については、小さな小鳥用で、雑穀などが混入しているお米については、鳩用として販売していたが、このお米については犬猫のペット用のお米として、明日から販売をスタートしようと思っている。
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メイン精米機の設定を大きく変更した

2010年03月16日 14時00分38秒 | Weblog
店で使用している、機械の中に米粒が残らない、無残粒型のメイン精米機にエラーがでるようになってしまったことから、本日メーカーに修理に来てもらった。

正規流通しているお米の中には、明らかに栽培技術が低いか、間違った栽培方法をしているか、乱暴な栽培をしている生産者のお米も混ざっている。

その生産者のお米というのは、まだ稲刈りが早くて、お米が緑色であったり、米粒が不揃いであったり、害虫の被害にあっていたり、酷いものになると、シラタ米(モチ米のような米)だらけというものもある。

自分の店では、その生産者のお米というのは、単一銘柄米としては売り物にならないため、今回の修理にあたって、メイン精米機の設定を、そのシラタ米を取り除く設定に、全面的に変更してもらった。

この変更によって、害虫が食べたお米などを取り除く能力は落ちてしまうのだが、幸い自分の店で取り扱っている銘柄米には、そんな酷いものはほとんど無いので、シラタ米を取り除くことに比重を置いたのだ。

設定を調整するために使用した、シラタ米の混入が酷い、某産地から入荷した「ひとめぼれ」は、まだ機械の設定が途中だというのに、30kgで800gも弾き出され、取り除かれるという始末。
なんという混入率だろう。

ほとほと呆れかえってしまう。
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少し早く納品に行けばよかった

2010年03月16日 04時25分03秒 | Weblog
天気予報で、「3時から6時くらいが一番雨が強く降ります」と言っていたので、「強くなってしまう前に玉川島屋へ納品へ行ってしまおう」と思っていて、仮眠もしないで、時間になるまでダラダラとテレビを見ていたら、突然バタバタバタという、強い雨になってしまった。

「しまった」と慌てて、土砂降りの中を納品へ行ったのだが、あいにく、いつもの指定席である停車場には先客がいて、おまけに、今から納品を始めるということろ。

少し離れた場所なら空いていたのだが、そこから納品をしようとすると、お米がずぶ濡れとなってしまうため、先客が場所を空けるまで、そばで待機していることにしたのだが、待っているうちに、さらに雨は強くなってきてしまった。

こうなると、何が何でも、いつもの指定席を確保しないと、納品ができない事態となってしまったので、そのまま待つこと20分。

ようやく指定席が空いたので、雨でお米が濡れないように、お米を体で抱きながら、急いで納品を始めたのだが、道路は川のようになってきているし、眼鏡も雨でほとんど見えない状態。
まさに最悪の中での納品となってしまった。
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嬉しい、喜びのメールが届いた

2010年03月16日 00時56分35秒 | Weblog
今、「となりのマエストロ」を見た人から、「番組でやっていた研ぎ方で炊いてみたら、見違えて美味しくなりました」という、喜びとお礼のメールが届いた。

産地のクレームでメゲテいたので、このメールはとっても嬉しい。

ねっ。ねっ。変わるでしょ。
見た目も良いし、とにかく美味しいでしょ。

良かった。体感できた人がいて。

思いっきり救われた。
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久しぶりに罵声を浴びたな

2010年03月16日 00時42分13秒 | Weblog
3時に玉川島屋へ納品へ行かなければならないので、本当なら仮眠をしなければならない時間帯なのだが、クレームを言ってきた2人の生産者の罵声が、耳に残っていて眠れないでいる。

「何様だと思っているんだ」「馬鹿にするのもいい加減にしろ」「判ったような口をききやがって」「米屋ごときが偉そうに」「覚悟しとけよ」とか、ぼろ糞に言われてしまったものな。
だから、思いっきりメゲテいるし、逆に、少し腹も立っているし・・・

そう言えば、自分が初めて佐賀米を東京で、年間通しての販売を始めた時も、米業界から、「やっぱりあいつは米の事を知らない」「何考えているんだ」「売れるわけがない」「ルールを無視する奴だ」などと、散々陰口叩かれたし、3年前の北海道プロジェクトを始めた時も、「業務用産地をブランド化するな」「迷惑な奴だ」「北海道が上位に来るはずがない」「あいつの自信過剰にも困ったものだ」などと、散々だったな。

それ以外でも、「お米を冷蔵庫に入れて保管するとよい」とか、「少量ずつ買うとよい」とかの、新しいお米の提案をするときでも、必ず何だかんだと言われたし。

どれもこれも、お米を美味しく食べてもらいたいから、産地に元気になってほしいからやっているのだが、なんだか今日は、今までの努力が虚しく感じている。

なんだかもう、面倒くさくなってきてしまった。
秋田県だか福島県だか判らないが、最初にクレームを言ってきた生産者の産地も、山形県についても、なんだかどうでもよくなってきてしまった。

両方とも店に来ると言っていたから、言ったからには必ず来ると思うので、話をしてから謝ってしまおう。
でも自分としては、一つも間違ったことを言ったとは思っていないので、自分の考えを貫くためにも、両方の産地から手を引いてしまおうと思っている。

あれだけ文句を言ってきたのだから、米屋ごときがしなくても、自分で自分の産地の将来を、なんとかするだろう。
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