こだわり米専門店スズノブ 西島 豊造(五ツ星お米マイスター)の豊かに造ろう

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ブレンドを伝えたことでお礼があった

2010年03月16日 14時56分07秒 | Weblog
今日、「となのりマエストロ」でブレンド米のことを見て、実際に試したという人からお礼の連絡があった。

その人は、「福島県会津産コシヒカリ」を取り寄せているそうなのだが、どんなに工夫しても、ご飯が小さくて柔らかく炊きあがってしまって、味もほとんど無いのだが、農家さんに悪いということで、言うこともできずに困っていたそうである。

その時に、番組でブレンド米の事を言っていたので、次の日にスーパーから「あきたこまち」を2kgだけ買ってきて、番組とは逆の3割だけを混ぜて炊いたそうである。

すると、ご飯が柔らかくなりすぎず、今まで見ることが出来なかったカニ穴もできて、ご飯の甘さも少し強くなったと喜んでもらえた。

確かに単品で、美味しく食べることができれば、それが一番であることは間違いないのだが、その単品が上手に炊くことができずに、この人のように悩んでいる人も、沢山いるのだ。

その人たちにも、美味しくご飯を食べてもらう方法としても、ブレンド米については提案している。

これでも、ブレンドすることは悪なのだろうか。

悪だというのなら、この人は、「福島県会津産コシヒカリ」を生産者から買うことをやめて、産地を変えなければならないのだろうか。
それとも、パンや麺を食べなければならないのだろうか。

自分としては、やっぱりお米を食べてほしい。
そして、どうせ食べるのなら、やっぱり「美味しい」と言ってもらいたい。
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