仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

私たちのちかい

2019年10月17日 | 都市開教
昨16日(2019.10)は、年に三回開催していている成 照星師の勉強会。朝9時30分から17時30分まで。『阿弥陀経』と『仏説観無量寿経』を終えて、現在は『無量寿経』を学習しています。講義の中で、本願寺のご門主が御親教で示された「私たちのちかい」が話題となりました。結論は「仏さまのように」が宗義に合わないということです。ご門主がご教示されると、だれも物が言えないという宗門の体質も問題があります。

布教団で「私たちのちかい」をテーマにした法話会を開催して、どのような法話が可能か。実践してみることも興味深い、などなどの話でした。

実際に私はまだ依頼を受けたことがありませんが、浄土真宗は「仏さまの様になれない人の救い」の話と「私たちのちかい」とをどう整合性を取って法話が出来るか、可能性としても興味深いものがあります。

私たちのちかい

一、自分の殻(から)に閉じこもることなく
  穏(おだ)やかな顔と優しい言葉を大切にします
  微笑(ほほえ)み語りかける仏さまのように

一、むさぼり、いかり、おろかさに流されず
  しなやかな心と振る舞いを心がけます
  心安らかな仏さまのように

一、自分だけを大事にすることなく
  人と喜びや悲しみを分かち合います
  慈悲(じひ)に満ちみちた仏さまのように

一、生かされていることに気づき
  日々に精一杯(せいいっぱい)つとめます
  人びとの救いに尽くす仏さまのように
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