仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

私の漢字一文字

2011年07月23日 | 浄土真宗とは?
朝刊は読売と産経を購読しています。両誌とも昨日(23.7.21)の政治面に、一昨日の参院予算委員会で、答弁に立つべく挙手をした海江田万里・経済産業相の左手手のひらに書かれた「忍」の一字をカメラでとらえた写真が掲載されていました。

読売の編集手帳に、その一文字を紹介する導入として(以下転載)、「プロ野球セ・リーグ最多の10勝目を挙げた巨人・内海哲也投手の帽子をテレビ中継で見た。ひさしの裏に「柱」と書かれている。エースの自覚を一文字に託したものか。身のまわりに漢字を刻み、心の支えとする心境はよく分かる(以上)」と紹介していました。

新聞を一読して“さて私だったら今は、何という漢字の一文字を手のひらに書くか”と考えました。内海投手のように危機感をもたず平凡さの中に埋没している生活、海江田万里・経済産業相のごとく重責を感じない主体性のない現実、そのような怠慢に埋没している私への漢字一文字は「励」(あめめ)だろう。そう思いました。

時を貪ることなく、“励(はげめ)”。昨夜、その一文字を手のひらに書いて消灯しました。早朝のウオーキング、「励」の文字が称名念仏の縁となり、いつもにも増して歩きながら念仏を称えました。
念仏を称えながら「励」の文字は、私のとっては念仏を大切にすることなんだと、身体にしみ込んでいる仏さまのお徳から気づかされました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 阿弥陀さま、お見事 | トップ | 子ども科学相談 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

浄土真宗とは?」カテゴリの最新記事