仏教を楽しむ

仏教ライフを考える西原祐治のブログです

若者ほど墓を大切に

2018年09月17日 | セレモニー
送られてきた『中外日報』(2018.9.12日号)に「全優石の葬送意識調査―若者ほど墓を大切に」という記事が掲載されていました。以下転載です。

全国優良石材店の会(全優石)は6日、葬送に関する意識調査の結果を発表した。若年層が「一般の墓」を志向する傾向にあり、また一般の墓を希望する人は家族のつながりを意識しているとの結果が出た。調査は4月にインターネットで行い、20歳以上の男女4128人が回答した。
 墓を建てる際に検討候補となるものの質問では、「一般のお墓」が最多で53%、「納骨堂」23%、以下「散骨」「樹木葬」と続いた。「一般のお墓」と答えたのは、男女とも20代が60%を超え、他の年代より比率が高かった。
 墓に対する思いを尋ねたところ、子どもの「操教育に有用」「家族のつながりが深まる」などの回答が一般の墓を好む人に多く、樹木葬や傲骨を望む人は「墓にお金を多くかける必要はない」を選ぶ人が多かった。
 吉田剛・全優石会長は「お墓は死者と語り合う所で、遺骨の預け場所ではない。墓石の前でぬかずくようなたたずまいが、納骨堂や樹林墓にあるだろうか。先祖を敬う日本人の精神を失わないためにも、お墓を大切にする文化を取り戻したい」と話した。
      有吉英言
(以上)

“男女とも20代が60%を超え、他の年代より比率が高かった。”ことが記事になること自体に世相がうかがえます。その世相とは、若い人は墓や先祖に関心が無いと思っているに違いないという世相です。
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