君と僕。 第12話「中学生日記」 感想

中学生なのに高校生より進んでるな。




春の弟は春にそっくり、と思いきや全然似ても似つかない生意気なマセガキだった！
と、思いきや単純に年相応の背伸びしたい敏感な少年だったみたいで。
下ネタは言うけれど
自分の恋愛ネタを振られると、一気に顔が赤くなる。う～んこれは逆に初々しいですね（笑）。
二の腕の感触とか、胴着の匂いを気にする女子とか、
最後は二人で彼氏彼女認定だとか・・・。
あれ？
気が付けばメインの5人よりもよっぽど青春生活送れてるような・・・
これが噂のロストジェネレーションってヤツですか？（笑）。
いやそれにしても中学生であの充実っぷりは半端ないね。
悔しいけど、
実直に羨ましい。
でも更に言えば、案外純情っていうか誠実ではある性格とも言えますよね。
彼女の前では極力控えて、自分よりも彼女を気遣ってる訳ですから。
そんな弟に対する
春ちゃんの態度もまた格好良くて素敵でした。兄としての助言。
ああいうの見ると春もやっぱり男性的な部分は強く残ってるんだなあ・・・と
色々な意味で安心しますね。
というよりも兄貴的な頼もしさ？
これはこれで普段の女々しさを払拭してくれるようで良い演出、ストーリーだったと思います。
やっぱり淡白に見えて実は優しかったり、やる気があったりっていうのが
個人的にこの作品の大きな魅力の一つだと思ってるので
そういう部分が出てくると観応えありますね。
それぞれが何気に優しさに満ちてるキャラなのが見てて心地良いです。

しかし春ちゃんは何気に姉が二人もいたり弟がいたりと
一人っ子かと思いきや結構周りに姉弟いるんですね。
弟はきっと別の家族に似たんだろうな、と思うけど他の面子も気になるなあ。
もっと言うと本当にお色気方面持ってないのかが非常に気になりますね（笑）。
全くないっていうのはアレだから
きっと巧妙に隠してるか、ごまかしてるかどっちかだと思うんだ。
その様子を是非観てみたいんですけど・・・
残り話数的に出す余裕無さそうだな。
普段そっち方面には鈍感を装ってるだけに、そういうネタを振られた時の反応が新鮮で良かった。
しかし弟くん、粋がってるとはいえスカート覗き見は本気で嫌われそうなので程々にしときましょうね（笑）。




やっぱりこの作品はファンタジーではなく
現実を思い出して楽しめる要素も結構あるよなあ・・・って
個人的には観てて思いますね。
中学生時代の粋がりとか正にそうですしね。タイトル通りの内容で気分が火照りましたわ。