原作ファンとして映像化は素直に嬉しいですね。
とはいえ絵に関しては原作のが美麗かも(笑)。
うんまあその辺に関して言えば、武田日向の超作画には一歩追いついてない感じもしたけど
これはその内慣れるんじゃないかな、って思います。
展開に関しても原作のが若干丁寧な気がしますが
まあこれはこれで、って感じでね。
内容は原作の1話をそのまんまアニメにした感じなんですけど
この作品は結構異文化の違いを真正面から描いてるんですよね。
それは互いの流儀だったり
思想だったり・・・。
今回の湯音の形見の着物を捧げたのだって、日本で言うハラキリの精神というか
だからこそその自己犠牲の精神をクロードは理解出来ない訳ですけど。
そこはおじぎも含めてね。
でもだからこそ・・・二人が歩み寄るのがこの話の肝というか
個人的にはそう解釈しています。
父親の作った看板を壊されたり
溶け込めない様式美があったりとクロードも戸惑っているんですが
そんな彼の戸惑いを直に聴いても
湯音は黙って彼に奉公の精神を続ける。それはきっと彼女も同じように不安だから。
体は小さくても
それでも誰よりも他人の気持ちを理解できる少女。
それが湯音。
アニメはアニメで、そんな彼女の健気なキャラクター性は伝わったんじゃないかと。
後は面白いオリジナルに期待したい、って所ですか。
是非原作ファンとして期待させて欲しい!
そして原作も本当に素敵な作品なので
是非読んで欲しいって期待を込めて。
http://blog.goo.ne.jp/nijigen-complex/e/05be5561c00b03f6d52aa533d03b6b08
ちなみに湯音の声は少し想像と違ったけど、これもまた「馴れ」でしょうね。ここからのエピも楽しみです。
湯音の可愛さ、美しさ、健気さに思わず引き込まれてしまいました。
>展開に関しても原作のが若干丁寧な気がしますが
僕も何となく1話にしては話が早いような気がしました。
個人的にはこの1話のエピソードだけで3,4話くらい使ってもいいんじゃないかと。
割とあっさり湯音とクロードの関係がいい方向に向いてしまったので、
ちょっと拍子抜けです。
あっ、でも湯音が看板を壊してしまってからのシーンは、
湯音を見てるこっちが泣きそうでした。
「何でもかんでも謝れば上手くいくわけじゃない」
確かに現実はクロードの言う通りです。
特にお金が絡む仕事はそれが顕著に出ます。
一度失敗すると、謝ったところでどうにもならず、
それで終わりということもあるのが現実です。
しかしそれでもまずは心から謝る。
そして自分にできうる最大限の行動で謝罪の意を表す。
湯音を見ていて、僕もひとりの人間として、
そうありたいなと思いました。
僕にとっても今期一押しのアニメになりそうです。
しかし絵も内容も原作はあれ以上なんですか!?
うわーどーしよー(笑)
今期もよろしければお付き合い下さい!
湯音は一見可愛いですが
責任の取り方とかは一人前ですからね。
その辺は大人顔負けであります。そんな湯音のキャラ性は私も大好きです。
>割とあっさり湯音とクロードの関係がいい方向に向いてしまったので、
>ちょっと拍子抜けです。
原作と全く同じに作れ、と言う気は全然ないのですが
個人的には分割にしてもう少し尺を使っても良かったかなー、と。
まあ基本的に原作は漫画として完成されてる感じなんです。
これ以上いじりようがない、ってくらいに。
だから「蟲師」みたいに完コピ目指すのもありといえばありなんですが。
何にせよ原作ファンとしてじっくり見守って行きたいですね。
>そして自分にできうる最大限の行動で謝罪の意を表す。
湯音の場合、自分の大切なものを引き払うって言う結構に大胆な行動に出ていて
保身に走らざるを得ない私としては中々真似できない大きな部分であるのは間違いないですね。
子供はもちろん大人だって中々簡単に出来る事ではないと思います。
そこまでしてくれて
初めてその謝る気持ちの深さにクロードは気付けたんじゃないかなあ。
何にせよ確かに見習いたいエピソードではありましたね。素敵でした。
感想も毎回頑張って書いていくのでよろしければご閲覧下さい。ではでは。